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朽ちゆくナメクジと「キハ」(流山市総合運動公園の保存車)<前編> [保存車・廃線跡]

木曜日は、久々の公休日。「休日返上で仕事の遅れを取り戻すべき」という無言の
圧力を感じつつだったかどうかは別として、来週、火曜日からの出撃に備えて
スノーブーツを買いに新宿に向かうはずが...

なぜか、<変態鉄>は北千住駅からTX線に乗って。

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【2018年11月29日13時03分】 千葉県流山市・流山市総合運動公園

本当はここに来るつもりは無かったのだが...

“魔が差した”というのだろうか、駅の周辺案内図を見て。衝動的にそちらに
フラフラと向かってしまったのである。

でも、ココ。“ナメクジ”を撮りたい<鉄>な方にとっては、曇りの日の訪問を
お薦めしたいと思う次第。快晴の午後に訪れた<変態鉄>、ガッカリな結果に
終わったのだが...

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あの頃の...、ちょっと寂しい終着駅のこと。(名鉄美濃町線・関駅) [スカーレットのトラムたち[名鉄岐阜線]]

仕事の方は、忙しさのピークを過ぎて。どうにか、こうにか、まとまりつつある
段階になってきて。でも、ホッと一息...とはいかない。年始の業務で必要になる
ものだって、早めに準備をしないといけない。

そんないま、木曜日は休みにすることができて。水曜日は会社で仕事をしながらも
「いまから、朝一番の伊丹ゆきを予約すれば...」

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【2018年4月5日8時54分】 阪堺電軌上町線・阿倍野-松虫

そう、阪堺電車を撮りに行こうかと、仕事をしながら、アレコレ考えていた。

でも、いろいろ考えた挙げ句、断念した...というか、せざるを得なかったのである。
木曜日は<非鉄>なことを中心に、ちょっと出かけた後は、自宅で過ごす予定である。

ということで、拙ブログ。いま、ひとりのブロガーとして危機的な状況に立たされて
いるのである。それは...

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【出撃予告】いざ、冬の会津路へ。 [出撃予告記事]

プロのスポーツ選手の引退会見で時折、聞く言葉に、負けたり試合に起用され
無かったときに、「悔しいと感じなくなった」というのがある。
何となく、その気持ちはわかるような気がするのだが...

一転、こちらは自分の<鉄>活動。端的にいえば撮影技術もセンスも無いから...
一度訪れただけでは、なかなか思ったような写真が撮れないのは毎度のこと。

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【2018年10月29日18時11分】  只見線・会津坂下駅

そう、10月末の只見線での撮影は“連戦連敗”。でも、それを糧に...
すでに10月の時点で、会津の地で、次の訪問で絶対に“リベンジ”と、その闘い...
<変態鉄>のココロの中には既に熱い炎が燃え盛っていたのである。

「11月の下旬には雪で...、除雪されないから」とは、現地の方から聞いたお話。
でも、何だか「じゃぁ、来春また。」ということで待っている...という気には
ならなかったのである。

積雪で歩けないというのなら...

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房総にディーゼルを求めて(5=最終回)ドン曇りの夷隅の地で。 [いすみ鉄道 国鉄型キハ]

横綱 稀勢の里に、とうとう...
横審から「激励」が出てしまったのである。1月場所は、もはや待ったなしの
進退問題に...。何とか、何とか、この窮地を...と思っている次第。

さて、11月はじめの、いすみ鉄道の撮影記も今日で最終回。
「秋晴れ」を期待しての訪問だったのだが、残念ながらドン曇り。
薄曇りなら、光線状態を気にせずに撮れる分、嬉しいこともあるのだが、
ここまでドン曇りになってしまうと、陽射しが無い分、シャッター速度が稼げず、
<撮り鉄>には辛い状況になってしまうのである。

正午、いよいよキハの「急行3号」がやってくる。

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房総にディーゼルを求めて(4)かずさなかがわ?? [いすみ鉄道 国鉄型キハ]

ちょっと仕事の方がバタバタしてきて...
日曜日は、本当は出かけたいところもあったのだが、自宅に籠もってパソコンに
向かい。会社から持ち帰った仕事をやっつけているうちに、時間だけが過ぎて。

ぬぁんと...、“平成最後の九州場所”は小結 貴景勝の優勝、今場所は高安を
応援していた<変態鉄>にとっては、ちょっと残念な結果にはなった。
次は一月場所。3横綱はどうなるのか!?...というのは、さておき。

九州場所が終われば、一気に、今年も暮れていくわけで。
何だか今年は...特に夏以降はロクなことがなかったと思う<変態鉄>、
せめて12月だけは、ちょっと良い月にしたいと思っている。

そう、今週、何とか頑張って...

12月に入ってすぐに、ちょっと休みを取って“出撃”しようと画策中。
その準備には取りかかっているので、まもなくブログ上でも予告しようかと。

そんなわけで、引き続き、11月3日の、いすみ鉄道の話題。

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【2018年11月3日9時13分】 いすみ鉄道・上総東駅

スタートは上総東駅。でも、快速100D列車が来る直前から曇り始め。
ちょっと残念なスタートになったのだった。

上総東駅至近で「急行1号」を撮ったら...

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房総にディーゼルを求めて(3)かずさあずま [いすみ鉄道 国鉄型キハ]

う~ん...、不覚だった。まさに不覚。この記事をアップして...
そのまま朝4時まで起きて「大相撲 幕内全取組」は某公共放送で早朝4:05から。

それを視てから寝るつもりだった。それなのに...

記事をアップして、そのままちょっと油断したのが、運の尽き。
気づいたときには既に朝8時を回っていた。朝一番の出勤を飛ばしたときよりも...
久しぶりに「~全取組」を見逃したのだった。横綱 稀勢の里が勝ったときは
録画予約して視るので大丈夫なのだが...今場所は休場して油断していた。

いよいよ千秋楽、自分としては高安の初賜杯に期待しているのだが、果たして!?

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【2018年11月3日9時14分】 いすみ鉄道・上総東駅

さて、今月の初め。前夜は茂原で泊まって、気合いを入れて、いすみ鉄道にキハを
撮りに向かったのだが...

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房総にディーゼルを求めて(2)京葉臨海鉄道 <後編> [鉄分の濃い旅行記録]

体調の方は一進一退というか、「もう大丈夫かな...」と思ったら痛みが来たり。
仕事の方は相変わらず。そんな中、自分の...(趣味活動に全く関係ない部分で)
ちょっと日々の生活の中に我慢ならないものがあって。

自らにとっての「大きな変革」に向けて歩み出そうか...と、そんなことを思う
今日この頃。でも、その前に。<変態鉄>としては空が真っ青でキレイなこの時期、
やはり<鉄>活動をしたいと思いながら。でも、3連休は仕事で。

思えば、今月の初め、真っ青な空の下で京葉臨海鉄道の青色の機関車を撮ったのが
11月唯一の“晴れ写真”になったのだった。磐越西線のキハを撮ったのは10月末。

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【2018年10月28日13時52分】 磐越西線・笈川-堂島

もう一度くらい、“秋晴れのキハ”を撮りたいと思いつつ...う~ん。
というわけで、今月唯一の「晴れ写真」をご紹介。

13時を過ぎると、京葉臨海鉄道は列車が頻繁にやってくる時間帯。
いよいよ、光が機関車前面に回り始めて。

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房総にディーゼルを求めて(1)京葉臨海鉄道 <前編> [鉄分の濃い旅行記録]

“臨鉄”、臨海鉄道と名の付く鉄道事業者は全国にいくつかある。
そう、岡山県倉敷市を走る水島臨海鉄道もその1つ。いまから半世紀近く前にできた
「国鉄線(当時)と接続して、臨海部の重化学工業地帯を結ぶ貨物輸送主体の鉄道」
のこと。国有鉄道法の規定との関係もあって、沿線自治体、臨海部の工業地帯の
進出企業と国鉄の出資でできた、いわゆるひとつの第3セクター的な路線である。

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【2018年11月2日12時21分】 京葉臨海鉄道・浜五井-京葉市原(後追い)

「臨海部の工業地帯向けの貨物輸送」を主目的にした路線...とあっては、
多くは<鉄>であっても、なかなか馴染みのない路線なのだが...

千葉市内に位置する蘇我駅から、袖ケ浦市に位置する京葉久保田駅まで、内房線の
少し海沿いを、見えるか見えないかくらいの距離を開けて並走しているのが
京葉臨海鉄道。

もちろん非電化単線、ディーゼル機関車が貨車を牽いて走っているのである。
運転本数が極端に少なかったり、工場への引き込み線が撤去されて“休業状態”の
ところも見られる中、アクセスが便利で、運行本数も多くて比較的撮りやすいのも
この路線の特徴かも知れない。

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秋深まる会津路へ(14)えぴろーぐ [路線バスの旅]

半世紀近く前に廃止になった路面電車の、その保存車が見たい...ということで
福島県まで行ってきたのは、ちょうど1ヶ月前。その“ついで”のつもりだった
会津路の緑色のキハにすっかり魅せられつつも、思い通りの写真は全然撮れなくて。

悔しい思いもありつつ、それでも「来シーズンへの課題が見つかった」と肯定的に
捉えている。一方で、福島交通の路面電車の保存車とは対面を果たして。
“保存車探し”に夢中になるのも高校生の時以来。その頃とは、情報量も変わったし
第一に自分自身が、その保存車を見る、その視線もいろいろと変化して。

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【2018年10月18日12時51分】 墨田区東向島・東武博物館

「いまも残っていたら...」とそんな妄想をしたくなるような路線もいろいろあって。
例えば、日光にも、福島と同じ時代まで路面電車が走っていた。
製銅所の貨物輸送と、日光への観光客輸送...、他の街の電車と同様、自動車の増加
に対応できず、廃止になったのだが...。

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秋深まる会津路へ(13)阿武隈急行線 [鉄分の濃い旅行記録]

鉄道路線の敷設というのは、その時代に応じて、いろいろな事情があって。
江戸時代以前の旧街道筋に沿って線路が敷かれた区間もあれば、土木上の制約や
その他の事情...“鉄道忌避伝説”などといわれる話が各地にあって。
旧市街地から大きく離れた、もともと“町外れ”だった場所に中心駅が設置されたり。

「蒸気機関車の煙で地元の農作物の育ちが悪くなる」とか
「旧街道沿いの宿場町の宿屋が困る」とか。それから「軍事上の理由」というのも。
特に海岸線に近い経路というのは長らく避けられる傾向にあった。

明治期以来、鉄道の敷設にあたっては誘致、忌避...いろいろなことがあって
その経路が決まっていって。

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【2018年10月30日14時18分】 阿武隈急行線・保原駅

かつて、半世紀近く前まで福島を走っていた路面電車の経路に少し似た形で
福島市の郊外を走っているのが阿武隈急行線。

でも、この路線ももともとは...

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