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【出撃決定!!】 ことでん「23号車」ラストラン [出撃予告記事]

~~ お知らせ ~~

このブログは、2020年1月中を目途に更新を終了します。
新ブログ「金失いの道ゆけば Part 2」も、よろしくお願いします。
こちら→ https://gohachinihachi1978.blog.ss-blog.jp/

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“鬼が笑う”とはいうものの、すでに「ことでん」、高松琴平電鉄のサイトには
来年5月の大型連休のイベント予定がアップされていて。

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【2019年8月11日12時31分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平駅

例年だったら2月か3月に、新年度の「レトロ電車特別運行」の日程が出て。
その中で大型連休のイベントが、だいたい何日になるのか程度の発表が...。

それが今年に限って異例の早さで発表されたのである。もちろん、これは...

……  ……

今年5月の特別運行で発表され、<鉄>に衝撃を与えたのが「レトロ廃車計画」。
現在、ことでんに残る4両の「レトロ電車」たち。その中で最初に廃車になるのが
23号車、これが2020年5月の大型連休のイベント運転が「お別れ運転」になり...

ということは、レトロ電車4両が連なって盛大な吊り掛けサウンドを奏でながら...
それも、コレがホントに最後の機会になる...ということを意味しており。
2015年以来、連続で“参戦”してきた<変態鉄>。

もちろん、馳せ参じることに決めたのである。

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【2016年3月4日15時22分】 香川県高松市・さぬきこどもの国

<変態鉄>の「ことでん」撮影で、毎度の如くネックになるのが航空券の予約。
羽田-高松線は新幹線との直接の競合がない区間だけに、席が埋まるのも早く
だからこそ、われらが「青組」航空会社(← ANAのこと!!)も超強気の
料金設定で来るのである。夕方の上り便は、5ヶ月以上前の段階で「Super Value」
ですら、2万円という...う~ん。

ということで、余計に1泊。5日の朝の便なら安値(1万円台前半)なのである。
さすがにこの時期だとホテルの確保は容易で...

お気に入りの某ホテルは、やはり連休だけあって、普段とは全然違った料金。
でも、片原町近くの古い小さなビジホなら(過去に泊まったことがある)
ぬぁんと、大型連休中に3泊しても1万5千円の、超良心的な料金で。

夕食のうどん屋さんも近くにあるので...。

あとは、まさに文字通り“万難を排して”ということになるのだが。

ちなみに往路の航空券は予約していない。

ここ数年の“傾向”としては、瀬戸内海の向こう側。

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【2018年6月25日8時47分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-倉敷市

沿線催事と<鉄>へのサービスと言うことで、水島臨海鉄道のキハが日中運用に
入るのが半ば“恒例”となってきた感がある。

ちょうど気候の良い時期だけに、臨鉄キハの姿を撮りに行くのも悪くないと
思っている。

さらに...

関西私鉄も“視野に入れて”。そう、往路の航空券は伊丹にするか岡山にするか...
はたまた、高知入りして“とさでん”でも撮ってくるか...
現在、鋭意検討中なのである。

さて...

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【2016年4月30日13時02分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場(500号車内)

2020年にお別れ運転を行う「23号車」、現在の「ことでんレトロ」の中では
“異色の経歴”なのである。前身の琴平電鉄開業当初と、高度経済成長期に
いわゆる「観光列車」にあたるような車輌を新製した以外、基本的に自社発注車
ではなく、他の...関東・関西の私鉄からの譲受車で賄い続けてきた「ことでん」。

その中にあって、現在の「レトロ電車」は、120,300,500と3両が、その琴平電鉄
開業(延伸)に合わせて製造された、ことでん生え抜きの自社発注車。
でも、それより少し生まれが早い23号車だけは、大阪鉄道(現在の近鉄の一部)
からの譲受車なのである。

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【2019年8月11日8時50分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅(23号車)

他社から譲り受けた吊り掛け電車の中には、もっと個性的な車輌もいっぱい居た
のに、この23号車が残された理由の1つに挙げられるのが、この車内。

半鋼製...つまり、外側は強度のある鋼製で、内装は木製...という電車も多くが
ペイント塗り潰しになる中、この23号車は最後まで木目でニス塗りの車内を
保っており。それが理由で生え抜きではないのに残されたと言われている。
何でも、もともとは窓も四角ではなく、上部にアーチ型の飾りがついていたり、
あるいは、正面も丸っこくって非貫通だったのだとか...

もちろん、それは<変態鉄>が生まれる前の時代のことであり...

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【2019年8月11日10時16分】 高松琴平電鉄琴平線・太田-仏生山

「琴電」は21世紀に入ってすぐ、瓦町駅ビルのデパート誘致に絡んで経営破綻、
(ちょうど、そのときに「ことちゃん」が誕生するのだが...)
新生「ことでん」になってからは、路線別のラインカラーが導入され。

それに合わせて、吊り掛け電車たちは下半が茶色、上半白のツートンカラーに統一。

その中で...

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【2019年8月10日15時58分】 高松琴平電鉄琴平線・挿頭丘-岡本(後追い)

ちょうど2015年、<変態鉄>がことでんレトロに“初参戦”...というか約15年ぶりに
“復帰”するのに合わせたかのように、<変態鉄>にとって一番馴染みのあった
オパールホワイトにファンタゴンレッドという、昭和40年台から長らく続いた
ツートンカラーに塗り戻されたのである。

それ以来、<変態鉄>にとって、4両のレトロ電車の中でも特に気になる存在の
1両になっていたのだった。

……  ……

昨年の大型連休は...

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【2019年5月5日10時07分】 高松琴平電鉄琴平線・円座-一宮

「還暦の赤い電車」とコラボした、スゴい編成で走ってくれて。

今年も、ことでん名物でもあるカルダン車と吊り掛け車の併結編成。
思い切った編成の“登板”にも期待してみたい。

たぶん沿線の撮影地は“大変な騒ぎ”となりそうな予感。
普段は和気藹々としたムードの「ことでん」沿線の撮影地にも、いわゆる
<葬式鉄>が押しかけてきて...、あの鉄橋などは近づかない方がベターだろうか??

そのためにも、自分だけの撮影地を“発掘”したいと思いつつ...

1月12日の「ことでんレトロ」に行けるよう、鋭意、日程調整中である。

2019年は富山地鉄、今度、2020年は高松琴平電鉄、ことでん!!

まさに自分こそ、<葬式鉄>と言われそうだが、そんな批判など気にしない!!
いままで何度も撮りに通った電車の最後の姿だけに、納得できる1枚を残したい。
そう思いながら、2020年も「ことでんレトロ」、できるだけたくさん撮りたいと
思っているのである。

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【2019年11月4日12時30分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所

もちろん、「ことでん」の魅力はレトロ電車だけでは無い。
“還暦”も“情熱”にも注目していきたいと思っている次第。

はたして、2020年の<変態鉄>、あのお店の「(冷)ぶっかけ(大)」を
何度、注文できるのか...に注目していていただきたい次第。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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サットン

お久しぶりです! あるまーきさんですよね? 5年も冬眠していると世の中色々と変化しますよねえ・・・。
これだけ人気のクラッシクカー、今の時代、保存目的のクラウドファンディングが立ち上がってもおかしくないんですけどね。
by サットン (2019-12-31 12:25) 

ferrum_queserasera

サットンさん

コメントありがとうございます。
お元気になられたようで、何よりです。
また、どうぞよろしくお願いいたします。

しばらく前に、改名(?)いたしました。
「ことでんレトロ」は、今後、どうなるのか...
保存する企業・個人を募集しているという話はありますが...。

by ferrum_queserasera (2019-12-31 18:16) 

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