SSブログ

阪堺電車モ161形車を追って(3)神ノ木

早いもので5月も終わり。まもなく梅雨入りという時期になってきた。
地元の京王井の頭線にも、ココ数年、見ていなかった「あじさい」のヘッドマーク付きの編成が登場しており。

ただ、まさか、こんな展開になるとは思っておらず。今月初めの大型連休に撮りに行ったのが、遠い昔のことのように感じられ。
あじさいの時期もすぐに過ぎて、たぶん、気づけば猛暑になっているかと。

恵美須町に向かったモ162号車、9時を回って少し陽射しは出てきたものの、まだまだ空は雲が多くて。だから、午後になって光線状態が良くなる、この通天閣バックを狙ってみたのだが...

081_msi00006321.JPG
【2023年4月8日9時19分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西-東粉浜

やはり、曇り空は良いことづくめとはならなくて。

通天閣までは直線距離にして4 kmほどだろうか。霞んでしまって、写真を見れば、そのシルエットが辛うじて確認できる程度。
なかなか、思ったようには撮れないもの。でも、だからこそ、何度も撮りに行きたくなるもので。

続きを読む 
nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

阪堺電車モ161形車を追って(2)モ162号車

土休日、稼働する十数両の定期運行の車両の中に、モ161形車を運用する...と。その情報をたよりに大阪へ出向いたのが4月上旬。
この時期、どうしても仕事が忙しくて、土日に休みをとることは絶対に不可能...な、筈だった。うまく勤務日程を工夫し、無理を通して、何とか出撃日程を確保した次第。

南海電車のアプリで阪堺電車の車種別の走行位置を表示できるようになっており。“Chromebook”を携えて...

朝の我孫子道で見てみたら「えびす町」の表示で出庫線の前の方には出てきていた。だからこそ、塚西電停の近くで待っていたのだが、モ162号車は...
「本当に来るのか?」と不安になった頃、ようやくアプリの画面で、モ161形車を表す赤いアイコンが動き出して。

071_msi00006312.JPG
【2023年4月8日8時45分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西電停

4月になると、陽は高くなり正月よりは撮りやすくなったものの、やはり朝の時間帯は建物の影が気になるもので。
そういう意味では、雲が多い空というのは、ありがたい部分もあって。

盛大な音を奏でながら、近づいてくるモ162号車、その通過するところを切り取って...カメラをしまう訳ではなく。
そう、振り返って...

続きを読む 
nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

阪堺電車モ161形車を追って(1)朝の塚西

プライベート...というか、個人的なことを書くのが本来のブログの姿であるわけで。
だから、個人的なことを書くのに断りを入れるのも不思議な話。

昨日の冒頭に書いた父の葬儀、日曜日に執り行うことができて。あっという間だった感じ。普段、あまり緊張することのない自分だが、緊張していたのか、昨晩は珍しく朝方まで寝付けずに。4時半に寝て7時のアラームで起きて。
睡眠不足のはずだが、目は冴えていて。

何だか疲れが出ているいま、持ち帰っていた仕事、月曜の朝が期限なのだが、それを放っておいてブログを更新している次第。
中小企業に勤めるサラリーマンとしては、「遠慮なく休んでいいんだよ」というコトバほど、額面通りに受け取れないものは無いわけで。
月曜からは通常業務に復帰するのである。まぁ、アレコレ、面倒な対応が溜まっていることが予想できるわけで。そちらの方が大変。

ということで、現実逃避の意味も込めて、4月の阪堺電車撮影記。当初、モ161形車の土休日運行は4月中旬までの予定だった。「滑り込みセーフ」、大急ぎで旅程をつくって、何とか間に合った...という感じだったが、直後に5月の連休までの延長が発表され、連休中にもう一度、撮りに行くことになったのは、すでに<速報版>などで書いたとおり。

そんな訳で、「最初で最後のチャンス」と望んだ4月の土日の阪堺電車撮影記。

061_msi00006304.JPG
【2023年4月8日7時21分】 阪堺電気軌道阪堺線・宿院電停

あべの橋(天王寺)のホテルを探したが、定宿にしていたホテルは、コロナが落ち着いてくるのとともに、観光客も増えたのだろうか、土日の予約は難しく。それでも、堺市内になるとちょっと余裕があって。今回は南海電車の堺駅前のホテルから...

続きを読む 
nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

雨の中、福井鉄道「北府駅鉄道ミュージアム」へ(5)しらさぎ60号

しばらく、更新できずにいました。
自分は実家から徒歩で20分ほどのところに住んでおり。木曜の晩、いきなり、実家の母から“父が亡くなった”と。
学生時代から折り合いが悪く、ほとんど会話をすることもなかったが、元気すぎるほど元気なのは聞いており。まぁ、母の慌て方からして尋常ではないと。久々に実家に駆けつけてみたら...。

自宅の布団の中で...とのことで。ちょうど警察の検証などが進められているところで。それが20時頃。話を聞かれて遺体の収容が済んで、それが日付が変わる直前。ぬぁんと、翌朝までに葬儀会社を決めて、警察署での検死が済むのに合わせて引き取りに来られる段取りを決めておいて...と指示され。
日付が変わってから必死に葬儀業者を検索して。2〜3社に問い合わせたら、言うことがマチマチ。そもそも、葬儀会社って365日24時間無休で電話受付をしている...と知ったのも、このとき。

同じ会場で同じ規模で行うにしても、倍以上の開きがある金額に、「東京では※※を※※のような方式で行うのが...」みたいに、説明で出てくる話も、互いに正反対の内容だったり、と。

だったら...と、ネットの口コミを検索したら、不自然すぎるほど「星5つ」とベタ褒めコメントが並んでいたり...う〜ん。

まさに「エイヤ!!」と。学生時代、テストで四択問題に鉛筆を転がして答えていた、あの感覚で3社目のところに折返しで電話。そんなこんなで金曜の朝だったのである。

「そうだ!! 京都行こう」ではなく、「そうだ!! ブログ忘れてた」という感じで、とりあえず、数行の短い文章を書いて。

葬儀は日曜日に1日ですべて済ませるということで話が進み。何とか準備は整ったところ。明日は早起きして、アレコレ...

さて、4月初旬に雨の降る福井を訪れた話題。

051_msi00006296.JPG
【2023年4月7日13時54分】 北陸本線・武生駅

まもなく、北陸新幹線が延伸されて“北陸地方”から北陸本線が消える日が来る。アクセス特急的な位置づけで敦賀以南の区間には特急は残ると聞くが、「特急街道」と言われた北陸本線も、その“終焉”の日は確実に近づいてきており。

特急「しらさぎ」号で、久々の681・683系特急を体験しておこうと...

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

引き続き、更新をお休みいたします。

ストレージに残っていた、ことでん、デカ1号車の姿。

msi00006148.JPG

ちょっとアレコレありまして...、趣味活動どころではなくなっており。

そして、今日、ようやく葬儀の日程が決まったところで...

まさかの、フォーマルスーツがないという根本的な問題に突き当たって。
そもそも、自分のスーツは、しばらく置いておくとどれもズボンのホックが閉まらなくなるという問題が。

……  ……

何の前兆もなく、いきなり「亡くなった」と連絡が。

...で、実家に行ってみたら。

あとは、もうバタバタで...
寝る時間もなく。

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

次の更新まで、暫くお待ち下さい。

本人はいたって元気なのですが...

msi00006299.JPG

準備ができ次第、次の記事をアップしたいと思います。

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

雨の中、福井鉄道「北府駅鉄道ミュージアム」へ(4)たけふ新

今日の話題に入る前に。
ブログをやっていて、お読みいただいた皆さんから寄せられる記事の感想などのコメントというのは、非常に嬉しいものなのです。

コロナ禍で、あまり外出できなかった時期に書いた記事。

  28年前の、謎の横須賀線電車を。(1994年5月の品川駅)(→ こちら

ですが、こちらに、23日に非常に丁寧なコメントをお寄せいただいています。
自分が「承認」のボタンを押せば、公開して、皆さんにもご覧いただけるようになるのですが、せっかくのコメントですが...
投稿者名が実名がわかる可能性があるものになっていて、かつ、コメント本文の中に、その方の個人的なご事情が特定される可能性がある文面が含まれており、公開するかどうか迷っております。

いただいたコメントですが、「公開」「非公開」は、こちらで設定できますが、いただいた投稿者名、コメント本文を、管理者権限で書き換えるのはできない仕様です。

ご投稿いただいた方は、恐れ入りますが、再度、コメント欄よりご連絡いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

さて...

041_IMG_7467.JPG
【2009年10月26日16時19分】 福井鉄道福武線・福井駅前電停(当時)

生憎の天気もあって、ホンの短い訪問になってしまった福井鉄道福武線・北府駅。
美しい姿を取り戻したモハ203号車と再会して。

この垢抜けない感じの駅前商店街の真ん中でプツリとレールが途切れているような感じだった福井駅前電停、ここで発車を待っていた急行電車が、10年後に復元されて大事に保存されるとは、当時、まったく思っていなかった。

続きを読む 

nice!(5) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

雨の中、福井鉄道「北府駅鉄道ミュージアム」へ(3)モハ203号車 <後編>

この冒頭の部分、ここが一番、悩むのである。まぁ、つまり端的に言うと仕事がバタバタしており。気持ちに余裕がない上、趣味活動に使える時間も無く。
記事の内容が久々に訪れた福井鉄道福武線なので、拙ブログ(初代)の開設直後、今回、保存されたのを見に行ったモハ200形を撮りたくて訪れた際の写真から。いまでも写真の腕は上がっていないが、それでも、当時の写真、見直してみれば、もうメチャクチャである。

良くもまぁ、こんな酷い写真を撮っていたなぁ…と思いつつも、既に引退した車両。3編成が導入されたモハ200形、最後は全て“色違い”になっており。

031_0Y6C4963.JPG
【2013年10月29日8時18分】 福井鉄道福武線・田原町駅付近

その当時の写真を。モハ202号車は新標準色。名鉄岐阜線から来た連接車たちには、よく似合うが、大柄な旧型電車には...
このアンバランスさが、また撮っていて面白くて。

続きを読む 
nice!(6) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

雨の中、福井鉄道「北府駅鉄道ミュージアム」へ(2)モハ203号車 <前編>

福井鉄道福武線も長らく、モータリゼーションの進行と少子高齢化で乗客の減少が進み。その中で高床の「鉄道線」の電車を、名鉄岐阜線の廃止に伴って余剰となった低床連接車に置き換えたり、あるいはワンマン運転や駅の無人化を進めたり...

自分が撮りに通った10年ほど前の時期は、そんな時期だった。ちょうど「フクラム」が登場する前後。
ただ、収容力の小さな路面電車タイプの連接車では、朝ラッシュは賄いきれず、高床の大型電車が朝の輸送力列車に“登板”していた。
名古屋の地下鉄電車も、最後まで残っていたが、やはり、撮りたいのは“生え抜き”モハ200形だった。“湘南顔”の流れを組む鼻筋の入った前面、でも、側面は旧型国電を思わせるプレスドアが使われていて。車内は4人がけのボックスシート。そんな電車が市内に入ると、ドア下の可動式ステップを出して...

大型の電車がフェニックス通りを走る姿を撮りたくて何度も訪れたのだたった。

020_IMG_7387.JPG
【2009年10月26日8時23分】 福井鉄道福武線・市役所前電停(当時)付近

2車体連接構造のモハ200形、3編成が導入され。
そのラストナンバーは、全盛期の紺色とクリーム、白帯の入ったカラーに復元され。

でも、「フクラム」、新型の超低床連接車が入るとお役御免。長らく、北府駅の構内で錆びの目立つ寂しい姿を晒していた。
それが見違えるようにきれいになって...

続きを読む 
nice!(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

雨の中、福井鉄道「北府駅鉄道ミュージアム」へ(1)福井へ

このブログを書くのに使っている Chromebook は、レノボ製。買った時、“Lenovo”のロゴが入ったタッチペンが付属していた。
でも、どんなにタッチしても、手書きモードで画面をなぞっても、うんともすんとも言わない。「う〜ん、やっぱり...」と。100円ショップで買ったタッチペンを愛用していた。

その「役立たず」のタッチペン、昨日、よく見てみるとキャップを開けられるようになっていて。(まったく気づいていなかった)
そこをネジって開けてみれば、中には単4の乾電池。保管中の絶縁用に紙が挟んであり。そう、それを取り除いたら...
一転、超便利なタッチペンに変貌した。う〜ん...

ムチムチのお姉ちゃんは最高だが、無知なオッサンはダメなのである。そんなことを改めて実感した日曜日だった。

さて、3月から4月にかけて<変態鉄>も仕事が忙しかったが、その中で7日、8日と連休がとれることは確定していた。珍しい、ホントに珍しい、土曜休みのシフトに入っていたのである。だから、その前後に余っている有休を集中投入!!

1週間近い休みを確保して...、3月から4月にかけて、阪堺電車がモ161形車を土休日の通常運用に投入する...と発表しており。
それを撮りに行くことにしていた。それなら、その前後は???

羽田〜伊丹の単純往復ではつまらない。アレコレ、悩んだ末、何年ぶりかの福井鉄道を訪れようと。

011_msi00006284.JPG
【2023年4月7日12時24分】 福井鉄道福武線・北府駅鉄道ミュージアム

気になっていたのは、最近、クラウドファンディングで“復活”した、福鉄電車のシンボル「モハ203号車」である。
いまも、“北府(きたご)”という駅名はシックリ来ない。やはり、“西武生”である。全盛期の輝きを取り戻し、車庫のヨコの線路で静態保存されたこの車両を見に訪れたのだった。

でも、この日は天気が...

続きを読む 

nice!(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー