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今日の井の頭線など...

水島臨海鉄道の撮影記は1日お休み。

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【2010年5月1日14時19分】 久留里線・平山-上総松丘(?)

HDDを漁っていたら、ここ数年は「ことでんレトロ」に専念していた5月の大型連休だが、11年前の2010年は木更津でホテルをとって久留里線のキハを追っていた。
確か、イベントで特別にキハ30形だけの3両編成を組成しての運転が行われ。

朝から晩まで、キハ30形を追いかけていた。

あれから11年、まさかその中の1両が、いまも現役で活躍しているとは思わなかった。
でも、今日は水島臨海鉄道撮影記は1日お休み。

先日、修理から戻ってきた愛機 EOS RP と「28-300」の組合せ。
修理完了後の“性能確認試運転”として自宅から歩いて10分ほどのところの踏切へ。

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晴れの国へ、置換え迫る個性派機関車を追う(1)アタマも写真も真っ白に...

長らく<鉄>をやって、各地に“出撃”していると、アタマの中が真っ白になる瞬間...というのは時折、訪れる。
撮影に夢中で三脚を置き忘れて、そのまま戻ってこなかったことも、途中で折り返して撮りに戻ったこともあった。
郵便局に立ち寄ったらカメラを置き忘れて、とか、財布を置き忘れて...も何度も経験した。
幸運にも、なぜか殆どのケースで戻ってくるのは嬉しいところ。

でも、途中でカメラやレンズが故障して写真が撮れなくなる...、あのときのショックと言ったら。
ヒコーキに乗って写真を撮りに行ったら、カメラが故障していて写真が撮れずに帰ってくる...、撮り逃したり撮り損なったり“撃沈”のショックとも比べものにならない、あのときの気持ち。

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たった5日前、小田原で撮ったときは何の問題も無かったのに...である。

シャッターボタンを押しているのにシャッターが切れずに...
液晶画面を確認すれば「Err 01:接点部を確認してください」と、繰り返されるばかり。
最初はレンズをカメラから、いったん外して着け直せば...と。で、ガチャガチャガチャガチャとそれを繰り返して、その都度、同じエラーが出て。
焦る気持ちは、だんだん諦めと絶望に変わっていくのである。列車に乗っている間は車窓を楽しみたい...というのが<変態鉄>、でも、夢中で「岡山 家電量販店」とか、そういう検索を繰り返して。

ウン万円、学生時代なら絶対に諦めていたが...、なぜか岡山の地で家電量販店巡りをしないとならなくなった<変態鉄>だったのである。

絶望感の中での旅、そのスタートは井原鉄道だった。
ちなみに、バッグの中には“パンケーキ”、Canon の伝統(??)で、40 mm、50 mmの単焦点レンズの中に1~2万円台の廉価版モデルがあって。特に理由も無く「40 mm F2.8」という“パンケーキ”を買ってみた<変態鉄>。
これが意外なところで大活躍してくれたのだった。

1泊2日、普段のレンズが使えず、苦戦続きだった岡山での撮影記。

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春の小田原に路面電車を見に行く(5=最終回)特急「はこね20号」

今日の話題に入る前に。

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ようやく帰ってきた。今朝、品川の修理窓口に引き取りに行ってきた次第。やはり、自分の手に一番、なじんでいるレンズが帰ってくるのは嬉しいもので。古いレンズであっても、ずっとコレを使ってきたので...
今回は絞りの故障だったが、オーバーホールの中で他の箇所にも不具合が見つかって部品交換が多発。結局、カメラのメンテナンスを含めて、約10万円になった。

カメラというのは、購入してからも意外とおカネのかかるものなのである。

さぁ、いよいよ...

となるところだが、なかなか“出撃”しにくいのが最近の情勢。
この連休中もちょっと気になる<鉄>なイベントがあって。その募集要項をよく見ると...

わざわざ赤文字で。緊急事態宣言発令中の地域の人からの申し込みは受け付けないと書かれており。
何だか東京に住んでいること自体が悪いことであるかのような...、アタマでは分かってもちょっと寂しい話。

いっそ、住民票だけ富山の父の実家(現在は空き家)に...と。いや、それは、さすがに冗談だとしても何だか寂しい限り。だんだん休業要請も曖昧で現実味のないものになって、かつ、人々も慣れてしまって...

さて、今月アタマに小田原に行ったときの話題、その最終回。

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春の小田原に路面電車を見に行く(4)サクラ咲く小田原城を...

今日、ケータイにメッセージが届いていた。そう、Canon の修理窓口から。お願いしていた修理が完成したとのこと。「連休に...」と伝えていて、その通り、間に合わせてくれたが...
そう、肝心の“出撃”がキャンセルに。連休前半は天気の悪い日があるみたいだが、5月に入ってからは天気も良さそうで。となると、やはり...う~ん、悩むのである。

でも、修理から戻ってきたカメラの“試運転”は必要なのである。近場に撮りに行く予定。

ということで、引き続き、4月2日に小田原を訪れた話題。
静態保存された路面電車を撮りに行った訳だが、その見学自体はものの10分もあれば...

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【2021年4月2日14時01分】 小田急小田原線・小田原駅

帰りは、何となく特急ロマンスカーで新宿へ...と思っていた。
ということで、指定券を買った列車の時刻まで小田原駅のホーム端で。

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春の小田原に路面電車を見に行く(3)202号車の車内を

緊急事態宣言も3回目になると慣れ...というより、焦点がボヤけてきているような。
分科会メンバーも大型施設への休業要請は“とばっちり”と認めるような状況。東京でずっと過ごしていて勤務先は半々で渋谷と新宿、新宿駅から続く地下通路を通って、あるいは、渋谷のスクランブル交差点を渡って職場に向かう<変態鉄>。渋谷勤務の夜には「マスクをはずそう!!」と喧伝して“クラスター何とか”と称したライブを開いている集団の中を通り抜けて駅に向かうのも日常だった(最近、見かけないけど...)。それでも自分自身、何も無かった。

“友人の友人はアルカイダ”と発言した政治家がいたが、そんな感じ。仕事の、お客様の関係先で感染者が出たからキャンセル...みたいな話は数回あったが、日常的に顔を合わせたり話したりする身近な人には感染者も濃厚接触者も聞かない。そんな1年間を過ごしてきた。
ある人にその話をしたら「あぁ(感染者は)居るところには、まとまって居るみたい」と話していて。あえて、お上品な言葉で表現しておけば、社交性が高く交友範囲が広い活動的な皆さんの集団には感染者が珍しくないのだとか。その人の周囲には、感染者が居たそうだ。その方の知人女性の旦那さんが飲み歩いた結果、その女性も含めて家族全員...で、退院後は喧嘩だったという話。

そうなると、人付き合いが嫌いな<変態鉄>は感染リスクは低いのかも知れない...などと。趣味活動でも、誰もいないローカル線の線路端で、ひとりでカメラを構えているだけで。

だから、マスクをして、こまめな手洗いを心がけながら、カメラを持って線路際に立ち続けたいと思っている次第。まぁ、泊まりがけになるような“遠征”はしばらく取りやめかも。

とはいえ、拙ブログはもうしばらく溜まっている撮影記で、ネタ切れはなさそう。
あとは予定通り、宣言が解除されることに期待するだけ。

と、愚痴っぽい話をグタグタ書いた後は、4月2日に見学に訪れた小田原の路面電車の話題。

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【2021年4月2日12時45分】 神奈川県小田原市南町・報徳広場

姿を変えても車両は残っていた。これは極めて幸運なことで。廃線から60年、資料などは散逸しているものも多かったのでは無かろうか。
地元の人たちの憩いの場となるのと同時に、その歴史を伝える役割を担い続けていって欲しいと願う次第。

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春の小田原に路面電車を見に行く(2)この電車の歴史を...

まずは...

迷ったが、連休のヒコーキとホテルをキャンセルした。

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【2019年5月3日9時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場前

ことでん、高松琴平電鉄のサイトには、この連休で引退予定だったレトロ電車2両の引退時期は夏頃に延期するという旨が書かれている。去年は8月末に「特別運行」が行われ...

でも、今年の8月は仕事が忙しくなりそうで...と。昨年は5月の大型連休で引退と予告されていた23号車の特別運行は夏休みに変更になって。
今年も同じパターンだろうかと思っている。このあたり、発表を待ちたいが仕事が...、と心配なのである。

ちなみに<変態鉄>の職業、飲食ではないのだが前回、1年前は休業要請対象の業種だった。今回はどうなるのか、期待して見ていたのだが、いつまで待っても報道では「など」の中で...
こういう“自分に関わるかも知れない話題”になったときにイライラするのがTV報道。いつも同じようなお店の店長の談話ばかり取りに行って...
営業自粛を言われていて「ラッキー!!」と答える店主がいるはずがない。新規陽性者数が増えたとなれば「宣言を出せ!! 厳しい規制を!!」と大騒ぎ。
いざ、それが決まれば「飲食業が潰れる!! 旅行業界が大変だぁ」と大騒ぎ。いったい、何がしたいのか??

残念ながら(??)、<変態鉄>の勤務先はこの期間、特別な対応はなく通常業務と決まったみたいで。ホント、自分だけで良いので休業要請...いや、自宅謹慎でも良いので申し渡して欲しい。感染が怖いのでは無く会社に行くのが面倒でならない。

ということで、4月2日、小田原に路面電車を見に行った話題の続き。黄色に水色の明るい塗色は、かつての箱根登山電車の標準色らしいが、もちろん、<変態鉄>の世代にはなじみが無く。

そして、この電車も...

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春の小田原に路面電車を見に行く(1)小田原急行!?

3度目の緊急事態宣言が、いよいよ始まる。いやぁ、楽しみだ。もちろんウソ。
心配していた通り、大型連休のことでんのイベントは中止が決定して。でも、レトロ電車の引退を延期してくれたことは非常に嬉しく。そういうところが、ことでんの魅力ではないかと思う次第。
これで連休の予定がポッカリ空いてしまって。実はまだヒコーキとホテルのキャンセルの手続きはしていない。レトロ電車がなくても、ことでんを訪れるか、高徳線のキハ47形でも撮るか、はたまた、瀬戸内海を渡って水島臨海鉄道のキハを撮りに行くか...
もちろん、大本命はキャンセルしてしまうことに違いないのだが。

2年連続のこの状況、ウィルスなので常に変異している訳だが...。
国内の対応は、何も前に進んでいないような気がして。去年の今頃のような緊張感もなくなってきて。
飲食業や観光・レジャー、あるいは、鉄道会社を含めた交通関係、短期的には、このあたりの会社が辛くなりそうだが、その影響は長時間かけて他の業種にも少しずつ波及していくのではないかと思っている。<変態鉄>の“本業”だって、10年後あたりにはどうなっているのかは分からないような気がするのである。

さてさて、そういう話題は他のブログに譲るとして。

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今年はサクラが咲くのが異例の早さで。すでに満開を迎えていた時期に小田原に出かけたのだった。

新幹線で出かけるときも単なる通過点。小田原で下車したことは記憶の限り、一度もなかった。(乗り換えで駅構内をうろついたことはあるのだが...)
新宿から小田急の特急ロマンスカーに乗れば1時間少々の距離だが、<変態鉄>にとって意外と遠い街だったのである。

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ことでんレトロ最後の春(7=最終回)夕暮れの香東川鉄橋

いまも高校の数学の教科書には“背理法”という論証法が扱われている筈。自分の世代が“境界線”みたいだが、自分が学生だった頃、数学の授業で「背理法」が出てくると誰ともなく、「丸大ハンバーグ」のCMソングを口ずさんでいた。むかしのTV CMって...自分が子供だったからだろうか、面白かった。番組よりもCMが...
なかなかインパクトの強いものが多かったように思う。

ちょっと懐かしい動画を。

https://youtu.be/-Fj5CcYWPMI

「私はコレで...」というのは、今なら“炎上”しそうなCMだが、昭和の頃、まだ<変態鉄>が幼稚園から小学校低学年くらいの時、一世を風靡したCMだった。

そういえば「亭主元気で留守が良い」というタンス用防虫剤のCMもあった。いまだったら、ネット上を中心に“炎上騒動”に発展して企業が謝罪する...という流れになりそう。“ポリティカル・コレクトネス”だの“コンプライアンス”だの...よく分からんカタカナ語を大声で叫ぶ人たちが増えて、そういうコトバ、口にすることも憚られるような。
「反知性主義」というのは、そもそも某国の政治の用語だったような。さしずめ自分は「反倫理主義」の人間ということだろうか。

でも、「私はコレで...」、あのCMがいまの自分、なんとも懐かしく思い出されるのである。なぜか...それは分からない。

早いものでいつの間にか1ヶ月が経とうとしている3月26日の「ことでんレトロ」撮影記。

自分の場合、最初の撮影機会に納得いく1枚が残せたときは、1日中、気持ちよく撮って納得できる画を残し続けるというケースが多い。

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【2021年3月26日11時20分】 高松琴平電鉄琴平線・羽間-榎井

この日は朝の土器川鉄橋から始まって、良い感じで1日過ごすことができて。

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ことでんレトロ最後の春(6)この風景が撮りたかった

緊急事態宣言の発出は既に、事実上の確定事項になっており。

<変態鉄>のお仕事は飲食とか娯楽とかそういう分野ではないものの“休業要請”に全く無関係とはいえない部分であり、仕事面でもアレコレ面倒なことが増えそうな予感。
そして、趣味活動の面では...。

そう、ことでんレトロの最後の晴れ舞台。95年間にわたって讃岐の地を走り続けた最後の2両が、この連休の「特別運行」をもって、有終の美を飾ることになっていた。

でも、今日の午後のことだった。連休中のイベントの中止が発表され。
半ば“織り込み済み”のような感じ。あまりショックはなかったが...

というか、こういうところが、ことでんの良さ。レトロ電車の引退を夏頃まで延期するとの発表でもあり。去年の23号車の引退運転も半年遅れて夏に行われた。
去年は<変態鉄>としてもスケジュールがピッタリ合ってくれて。熱中症のような苦しい状態になりつつも、何とか23号車、500号車の最後の姿をとることができたのだった。

今年は、果たして...何としても撮りに行きたいと思っている。

実は今日は...

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【2021年4月18日15時28分】 小湊鐵道線・月崎-上総大久保

あの房総のキハを撮りに...、先日、“不完全燃焼”で終わってしまった「東側半分」を撮ろうかと思っていた。最高の天気だったが会社でいろいろあって...
前日まで“行く気満々”だったが、直前になって中止を決定したのである。
つまり、晴れた日中、自宅でイライラしながらブログを“まとめ書き”している...という最大の“不本意な自粛生活”の1日なのである。

ということで、かなりイライラしながら、3月26日の、ことでんレトロ撮影記。

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ことでんレトロ最後の春(5)伏石駅

<変態鉄>がカメラのデジタル化を行ったのは意外と遅くて、2007年夏のこと。「初代 EOS 5D」だった。それまでは10年以上、お手軽な趣味活動を実践してきた。エラソーに言っていても量販店で買い溜めた10本入りのネガカラーを持って。
自宅近くのスーパーからDPEを依頼し、3日ほど経ってLサイズ判に焼き付けられた写真を見て一喜一憂。いや、“喜”などまず無くて。“憂”ばかりだったが...

デジカメになると「フィルムを持ち帰ってDPEを依頼する」という概念自体がなくなって。パソコンの画面上で確認する。そうすると...

いままで掌に載るようなサイズの写真で見ていたものが、どれだけでも拡大して見ることができるようになって。「まぁまぁ、ちゃんと撮れているかなぁ~」程度だった写真が“全滅”となるのである。これはショックだった。
人には誰にも「知らない方が幸せなこと」がある...、それを悟ったのもデジカメ導入だったのかも知れない。
以前までなら、疑うことなく「バッチリ撮れた」と思う1枚も拡大してみれば、全然ピントがあっていなかったり。ショックだった...というより、最初はそれを信じることができなかった。「コレはカメラの初期不良に違いない」と勇んで、当時、まだ新宿にあった Canon の修理窓口に乗り込んだのであった。
でも、窓口で<変態鉄>に応じてくれた Canon のスタッフ、<変態鉄>のCFカードにあった写真を確認して。

「デジカメになって画像をどれだけでも拡大できるようになったので...」と、当時、同じような相談(??)を持ち込んだ人が他にも居るというお話。ちょっと恥ずかしい<変態鉄>の思い出である。

でも、撮った後は“勝負カット”であればあるほど、その“知らなくても良いこと”を知りたくなってしまうもので。

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【2021年3月26日13時12分】 高松琴平電鉄琴平線・伏石駅

昨年、開業した伏石駅。真新しい高架駅でレトロ電車を撮ることができる貴重な機会である。この日は絶対にこの駅で撮りたいと思っていた。そのトップ画像がレトロ電車でない時点で...

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