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サクラ咲く関西へ、キハを撮りに(28)淡路で阪急

「阪急電車」というのは私鉄の中でも特別な響きの単語なのかも。ことでん琴平線の前身、琴平電鉄は(当時としては)大型の半鋼製電車を用いた高速運転、昭和初期の開業当時「讃岐の阪急」と。
ビジネスモデルとしても梅田への集客を意識しつつ、沿線に少女歌劇団をつくって...など、電鉄会社の経営モデルを確立した存在で。マルーン色の伝統を守り続ける電車もまた、関西私鉄の中でも“特別な存在”かも。

「東の阪急」といえるような私鉄が関東にあるか...と探してみても、見つからない気がする。経営者としても阪急の小林一三に対して、西武の堤康次郎、東急の五島慶太など有名な方はいるし、路線規模でも阪急を越えている会社はある。
でも、ブランド...というか、阪急に相当する私鉄が関東にあるようには思えない。

そういう意味で憧れの阪急電車だが、乗ったことも手の指で数えられる位。撮ったこともなく。

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【2022年4月9日8時53分】 阪急京都線・淡路駅

マルーン色の電車を撮るのは思うよりも苦戦するのだった。

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