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5月、阪堺モ161形車を撮りに(37)最後は松虫

写真を撮るのに夢中になっていると、昼食のタイミングを逃してしまうのは、いつものパターン。
ホテルで朝食をとった後は、夕食まで何も口にしないというケースが多いのが自分の場合で。そもそも、日中の大事な時間をムダにしたくないのと、キタナイ話で恐縮だが、食べれば必ず...
それで撮影チャンスを逃すことは避けたい...という思いが優先してしまうのである。特に、路面電車撮影など、頻繁にやってくる電車をバンバン撮っていくような場合だと、空腹すら、あまり感じないのである。

その分、その撮影への情熱と集中力が切れてきたときには、空腹感が一気に...

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【2022年5月4日16時16分】 阪堺電軌上町線・松虫電停

モ166号車が入庫したことを確認すると、急に、お腹が減ってきたのである。モ161号車を、あと1往復分だけ撮ったら、天王寺駅周辺で昼食(?)をとって、伊丹空港に向かおう...と。

ただ、上町線沿線も16時になると、建物の影が気になる場所が増えてきて。ということもあって、最後の撮影地に選んだのは...

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5月、阪堺モ161形車を撮りに(36)あびこ道

そういえば、今年は鉄道150周年。先日、記念式典などもあったそうだが...。
<鉄>として、そう実感のわくモノでは無く。JRになって30年を過ぎ「日本の鉄道」という感じもなくなり、当然だが、JRだって地域ごとに違いが出てきて経営状況にも大きな差が出て。
さらに、新幹線の開業で、かつての長大本線が次々に分断されてしまい、さらに、既に人口減少に転じている、わが国においてローカル線は廃線の話題がチラホラ。
日本社会における「鉄道」の地位は下がってきているのは間違いなくのが残念なところ。これから先、どうなっていくのだろうか。

<変態鉄>は、その日本の鉄道の歴史150年のうち、40年ほどを見てきたわけだが...

阪堺電軌のモ161形車は、1928年(昭和3年)の製造。つまり、150年の歴史のうち6割にあたる期間を現役で過ごしているのだから、スゴい存在である。

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【2022年5月4日15時15分】 阪堺電軌阪堺線・安立町-あびこ道

15時、この日、夢中で追いかけてきたモ166号車は入庫してしまい。
でも、まだ上町線運用(天王寺駅前-あびこ道)には、モ161号車が。それを、あびこ道電停近くの陽当たりの良い場所で待ち構えることにした。

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5月、阪堺モ161形車を撮りに(35)幕切れ → 転戦

5月の大型連休の阪堺電車モ161形車の運行は、5月1日から5日までの5日間。その“メインイベント”的な位置づけだったのは、最終日、5日の4両運行。でも、5日は仕事の予定が入っていて、4日のヒコーキで東京に戻るしか無かった<変態鉄>。
その分、“同業者さん”が少ない中で、自由に撮れた...のは間違いなく。5日の4両運行には“参戦”できなかったが、それは全く悔やんでおらず。

確かに、モ164号車は一度も撮ることができなかったが、でも、同じ茶色塗装は以前、撮っており。しかも、この塗色、<変態鉄>として特別、好きなモノでは無く。
他の、「筑豊色」のモ162号車、そして、「ビークルスター」モ164号車を撮れたことで、もうじゅうぶん、満足できたのだった。

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【2022年5月4日14時41分】 阪堺電軌上町線・住吉電停付近

でも、悩ましかったのは、この日。20時のヒコーキで羽田に戻る予定。ということは、18時頃に阿部野橋を出発するバスに乗らないとならず、ホテルに荷物を取りに行ったり...と考えると16時過ぎから“撤収”を考えないと。
せっかく、陽の長い時期、しかも、モ166号車が走ってくれて。「離れたくない!!」という思い、その中で、「いつまで撮れるか」悩みながらの撮影だったのだが...

「通天閣バック」を撮ったら、再びの住吉。だが...

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5月、阪堺モ161形車を撮りに(34)午後の東粉浜

10月に入って涼しくなったと思ったら、暑くなったり寒くなったり...、すっかり「秋」という季節がなくなってしまったような。
せっかく気候が良い時期になってきて、「撮りに行きたい」と思いながらも、なかなか腰が重くて。11月になると忙しくなるので、何としても10月中なのだが...。

さて、引き続き、5月の大型連休、阪堺モ161形車撮影記。聖天坂から今船に“転戦”して。
あとは、どこで撮るか...

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【2022年5月4日14時30分】 阪堺電軌阪堺線・塚西-東粉浜

後続の電車で戻ったのは東玉出だった。

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5月、阪堺モ161形車を撮りに(33)今船

今日の話題に入る前に。

こちらのブログ「Part 2」を開設して以来の記事が、1,000に到達しました。前のブログで約3,000記事、合わせて、4,000ほどの記事を書いてきたわけで。連日連夜、このような駄文と下手な写真を...
毎日、お読みいただく皆さんには申し訳ない限りではありますが、引き続き、こんな感じで続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、5月の阪堺電車撮影記の続き。

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【2022年5月4日13時09分】 阪堺電気軌道阪堺線・今船電停

モ166号車を追って、西成区内の区間を撮り歩いているうちに、いつの間にか太陽は徐々に西に傾いてきて。

こんどは今船電停から。

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5月、阪堺モ161形車を撮りに(32)ディープな街

今年度は、原則として水曜日が公休日になる勤務の<変態鉄>、それに合わせたかのように、肌寒い、雨の1日。まぁ、それも自分らしくて良いのかも。小湊キハも撮りに行きたいが、なかなか行けないでいる。
気温が下がってくると空気が澄み切ってきて...、先日、朝、羽田から飛び立つときもヒコーキの窓の外には富士山が、ちょっとだけ姿を見せていて。朝、起きるのが辛いが、西広の富士山バックの1枚、今シーズンこそチャレンジしてみたい。

さて、そんな季節になっても、まだ、拙ブログは5月の大型連休の阪堺電車撮影記。

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【2022年5月4日11時32分】 阪堺電気軌道阪堺線・天神の森-聖天坂

モ161号車とはまた違った色調の濃緑色の車体に、試験的に施されたV字型の黄色い警戒色。“ビークルスター”モ166号車の姿を聖天坂電停周辺で撮ったのだった。

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5月、阪堺モ161形車を撮りに(31)まさかの「W」

何だか、今度の3連休にモ161形車の「特別運行」があるそうで。そういう面では、カレンダー通りの勤務になる人たちが羨ましく。しかも、今回は重要部検査入場中のモ161号車以外の3両。
まさに、この5月の大型連休に<変態鉄>が撮りたかった車両たちである。しかも、今回は“登板”予定の電車の車番とダイヤが公開され。何と言っても、えびす町-浜寺駅前の“復活”が大きいのだろうか。

堺市内区間を「えびす町」を表示して走る古豪を撮ろうと多くの<鉄>が集まるのでは無かろうか。以前は、モ161形車は、モ161号車を除いて通常運用に使うだけで、ほとんど運行予定を公にしてくれなかった阪堺電車だが、何だか最近、そういうファンサービスが充実してきていると感じられるのである。
思い通りに撮ることが困難な正月輸送の時よりも、こういうイベント時の方が、むしろ、撮りやすかったりするのかも。
(夏場は無理でも)かつての、ことでんレトロのように、毎月恒例のイベントのようにしていけば、沿線でも落ち着いて撮れるようになり、<鉄>が集まりすぎてトラブルになるようなケースもなくなるように思うのだが...

今度の3連休は無理だが、次回、こういう機会があったら、ぜひ、撮りに訪れたいと思っている<変態鉄>なのである。

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【2022年5月4日9時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・東粉浜電停付近

さて、引き続き、5月の大型連休の話題。自分にとっての“最終日”は、1日早い5月4日。
一番、撮りたかったモ166号車が姿を見せてくれて。ただ、悩ましいのは撮影経験の少ない阪堺線(えびす町-あびこ道)に入ってしまったこと。

さぁ、次はどこで撮る??

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5月、阪堺モ161形車を撮りに(30)東粉浜

路面電車の撮影記となると、どうしても写真の枚数が増え、その分、拙ブログは記事が長くなってしまうのである。3泊4日の撮影記だが、既に第30話。まぁ、拙ブログをお読みの皆さんは、そのあたり、既に織り込み済みだと思うので気にしないが...
もうちょっと紹介する写真を絞って...と、お思いの方もいらっしゃると思うが、コロナ禍もそうだった。どうしても、会社員<鉄>、しかも、休暇もままならない中小零細企業に勤める者としては、いつ“ネタ切れ”に陥るか分からない訳で。

どうしても、貧乏性というか、小出しにして1つの撮影記を引っ張りたくなるものなのである。
昨日は、水島臨海鉄道のイベントの<速報版>で1日、お休みをいただいた、この話題。5月の大型連休の阪堺電車モ161形車撮影記。

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【2022年5月4日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・安立町電停付近

今回も、モ161号車が中心で、2日の朝にモ162号車が少しだけ姿を見せてくれた...、それだけでも大きな“収穫”だったと思っていたら、東京に戻る、大阪での最後の朝。
一番、撮りたかった“ビークルスター”モ166号車が出てきて。

でも、2日の朝のように、何往復かしただけで車両交換されて入庫してしまうかも知れない。その前に、何としても納得できる1枚を...
気持ちばかり焦ってしまうと...

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水島臨海鉄道「2022 鉄道の日」イベントに参加しました。<速報版>

事前にもうちょっと調べてから行けば良かったのだが...、自分の準備不足もあって前半はちょっと非効率な撮り方がめだった自分だったが、最後の30分間の撮影会。
「国鉄型ドリーム編成」として、キハ205 と、現役のキハ30・37・38形で5両編成を組んで展示された。

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【2022年10月2日14時42分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

晴れると光線状態が悪い倉敷貨物ターミナルだが、広い構内でも、一番キレイに撮れる場所にキハ編成が停車して。順光側先頭は、先日、検査出場して塗装もキレイになったキハ30 100号車。
この1枚が撮れただけで、ヒコーキで倉敷まで行った意味があったというもの。

5両編成の中間の3両が16時前から運用に入り。久々にキハ37形に<乗り鉄>も楽しんで帰宅したところ。さぁ、明日からは、また、仕事である。

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5月、阪堺モ161形車を撮りに(29)まさかの「V」!?

コロナ禍前、阪堺電車というのは<変態鉄>にとって定番の被写体だった。もちろん、お目当ては冬場のモ161形車の活躍。
「昔と違って、塗料が良くなった」と言うものの、数年に一度、塗装を直す必要があって。全般検査、重要部検査に合わせて塗り替えられるケースも多く。
一応、明るい緑色に白帯2本というのが現在の“標準色”らしいが、ここ数年、この色に塗られた電車は無く。冷房が付いた車輌は、「堺トラム」以外、すべて広告塗装、モ161形車は長い歴史の中で纏ってきた各塗装を再現しており。

特に戦後の南海軌道線時代は、車体塗色が比較的頻繁に変遷してきたらしく、さまざまなカラーが登場しており。広告塗装に端を発する「雲」塗装もその1つ。

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【2022年5月4日8時04分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停

10年以上前に阪堺を撮りに来た時には、まだ朝ラッシュを中心にモ161形車は通常運用を受け持っており、広告塗装の車両も居た。
そのとき、深緑色に黄色帯の車両を撮ったことがあって。1986年頃に施された試験塗装を再現した...とされており。南海らしい深緑色に、黄色い警戒色のラインを入れた塗装。
2020年に、モ166号車がこの塗色に変更され。「筑鉄色」になったモ162号車と並んで“撮りたい車両”になったまま、コロナ禍もあって2年ほどが経過しており。

正月輸送に期待したが、モ161号車ばかりで。5月2日の朝、ちょっとだけ運用に入ったモ162号車「筑鉄色」は撮れたが、モ166号車は車庫に居るのを確認しただけ。
大阪滞在最終日となる5月4日、やはり、モ166号車の登場に期待していたら...

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