SSブログ

猛暑の房総横断鉄道へ(10=最終回)えぴろーぐ

すでに9月も中旬になりつつあって。今月に入ってからは会社と自宅と...
ほとんど外出することもできないくらいになっていて。実は忙しいのである。

ということは...

この記事をもって、8月27日の房総<乗り鉄>の話題が終われば、ネタ切れとなるのである。
“出撃”しようとは計画している(た)ものの、当日の朝になると眠くて眠くて...という場面がこの間、何度もあった。
明日からは、ちょっと古い話題をご紹介しながら進めていきたい。

さて、8月27日の話題、その最終回。

s5_msi00001866.JPG
【2021年8月27日14時40分】 内房線・江見駅

14時過ぎに江見駅を訪れて。これで今回、訪れようと思った場所はすべて。
あとは安房鴨川駅に戻って高速バスで東京に戻るだけ。

江見駅での滞在時間はちょうど1時間だった。郵便局だけでは時間が余るので海岸まで1往復。いや、暑かったが...。

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

消印の中の鉄道情景(69)江見駅郵便局(千葉県)

江見駅は鴨川市内にある内房線の小さな駅。2面2線の対向式ホームの駅である。
国鉄時代に無人化されて鴨川市に業務委託されていたが、駅舎の建て替えに合わせて、近くの江見郵便局を駅舎内に移転し「江見駅郵便局」として駅舎と郵便局が同居する...というよりは、郵便局が駅の業務を担当する初めての駅として再スタートしたのは昨年8月末。

01_IMG_20210907_0005.jpg

駅舎内に郵便局がある...というのは全国的にそれほど珍しいことではなく、愛知県の金山駅などが知られている。
でも、「駅ビル・駅舎の中に郵便局がある」というだけでなく、郵便局に駅業務を委託する形で駅舎に郵便局が“同居”するのは、全国でも初めてのこと。
駅に市役所が移転してきたというフラワー長井線の長井駅を訪れたが...
ヒトとモノの流れが、かつては“街はずれ”だったバイパス道路沿いに移り、駅のある古くからの市街地が時代に取り残されたようになっている例は全国にみられる。例えば大多喜だって。

公共施設と駅舎を一体化するというスタイル、今後の展開も注視していきたい。

さて、ということで「江見駅郵便局」。やはり...というか、<鉄>な風景印があって。

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

猛暑の房総横断鉄道へ(9)安房鴨川

千葉市と市原市の市境の近く...つまり、千葉市の南端近くにあるのが蘇我駅。この駅を口として、ちょうど袋の口を閉じたような感じで1周しているのが外房線と内房線。それぞれ房総東線、西線という名称だったが、それ以前には北条線とか木更津線などの名称もあって、調べてみると意外と変遷が激しいのである。ちなみに、「外房」「内房」も当初は「がいぼう」「ないぼう」と音読みするようになっていたようで。
電化前までは“循環急行”が数多く運転されていたという。

091_msi00001932.JPG
【2021年8月27日13時46分】 内房線・安房鴨川駅

ここ10年ほど“房総ローカルの顔”として活躍してきた209系に変わって、新しい“顔”になりつつあるのがE131系。ワンマン運転は時代の流れだから...と思ったが意外だったのは、運転系統の変更。朝夕のラッシュ時を除いて上総一ノ宮ー安房鴨川ー木更津と、房総半島の南半分を半周する直通運用に変更され。いままでは長らく安房鴨川駅を境にして路線名通り、内房線と外房線に運転系統も分かれていた。
つまり、千葉・東京方面からの直通列車が長編成で乗り入れてくる区間と、2両ワンマンを原則とする区間で運転系統を切り離した...ということか。そろそろ、209系も置き換えが本格化していくと思われ、そうするとE131系の長めの編成と2両ワンマンというのが定着していきそうな気がする。

車内は、イマドキのJR東日本の電車そのもので。あの硬いロングシートに座って...

続きを読む 

nice!(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

猛暑の房総横断鉄道へ(8)外房線

大多喜に通うようになって早いもので10年、存在は知っていたが捺す機会が無かったこのスタンプを。
かつて売店だった場所が現在は写真パネルやパンフ類が置かれているスペースになっている。

081_ootaki_stamp.jpg

予定より1時間早く、閑散とした大多喜の街を後にいよいよ最後の目的地、江見駅へと向かうのである。

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

猛暑の房総横断鉄道へ(7)まさか...

余裕をもって進めてきたつもりだったのだが...
昨日も冒頭に少し書いたが、アレコレあって仕事が予想外にバタバタしており、ブログ更新もギリギリの状態で。本当はもっと趣味活動に勤しんでいきたいと思っているのだが。

071_300000_PV.png

そんな中でも、このような拙いブログを読んでいただいている皆さんには感謝しかないわけで。
気づけば、いつの間にか総閲覧数(PV)が 300,000 を突破しており。

まぁ、開設から1年10ヶ月での 300,000 PV がスゴいとみるか、ショボいと見るか...
そこは意見が分かれそうだが、PV数が伸びそうな記事でもないヘンな話題が多い拙ブログ、それでも、日々、お読みいただき、本当にありがとうございます。
これからも、こんな感じではありますが頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

ということで、引き続き、8月27日の房総半島<乗り鉄>旅の記録。大多喜駅に到着して...

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

猛暑の房総横断鉄道へ(6)上総中野駅

昭和20年代後半、後のキハ17系(当時は旧形式称号規則なので5桁形式)から本格的に全国レベルでスタートする国鉄のディーゼル動車の歴史。
当初は固定編成運用も考慮していたようだが、実際はシステム上、1両単位で完結し、その都度、1両単位で組成して走るのが基本となった。

小湊キハも“国鉄キハ20形通勤対応ロングシート車”的な存在で。(もちろん、すべて自社発注車)
だから、他のキハとほぼ自由に連結して運転することができるし、旅客数に応じて毎日でも編成両数を変えられる、その自由度の高さが趣味的面白さにも繋がっており。
<変態鉄>が訪れる時期は、たいてい、養老渓谷・上総中野まで乗り入れる運用は2両、上総牛久折返しは単行というケースが多いように思う。

061_msi00001914.JPG
【2021年8月27日10時34分】 小湊鐵道・上総中野駅

何度も通っていても、この上総中野駅の“2社並び”、光の回る養老渓谷側から撮ることは滅多になかった。

この日はキハ208号機単行だったのでホーム上、スペースに余裕があって。

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

猛暑の房総横断鉄道へ(5)上総牛久駅

昨日は、早めに帰宅できるか...と1日の仕事を終えて帰ろうとしていたら、舞い込んできたのがトラブル対応。
もちろん、<変態鉄>が当事者でないのだが、関係するところにアレコレ確認...など。まぁ、立場上、その結果を自分が先方へと折返し連絡したら...2日連続で何だかドッと疲れる展開。本当は済ませておきたかった仕事は遅々として進んでおらず。

ちょっと、趣味活動どころでなくなってきている<変態鉄>。明日も臨時出社となりそうな。幸い(?)、明日も東京はドンヨリした曇り空の肌寒い1日になるという予報。

というわけで、ブログを書くのも億劫になる夜。

さて、引き続き、8月27日の房総半島<乗り鉄>旅の話題。

051_msi00001903.JPG
【2021年8月27日9時21分】 小湊鐵道・上総牛久駅

高滝駅などもネコが住み着いている駅として知られており。小湊鐵道では珍しくない光景だが、この上総牛久駅のネコ、何とも堂々とした姿。列車待ちの乗客が駅舎の外まで溢れても、まったく意に介することなく、駅舎の柱のところでくつろいでいたのだった。
もちろん、カメラを向けても逃げも隠れもせず。本当にマイペース、いや、この駅の“ヌシ”であるかのような堂々とした振る舞いには...
ちょっと驚きだったのである。たくさんの“駅ネコ”の中でも、なかなかの“大物感”が漂っていて。

続きを読む 

nice!(6) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

猛暑の房総横断鉄道へ(4)代行バス

600記事を達成したところで、引き続き、8月27日の房総<乗り鉄>旅の話題。小湊鐵道キハ200形の“泣き所”といえるのは冷房装置のパワー不足。
ニュースでも埼玉県熊谷市などと並んで猛暑日の関東地方の高温の代表例として「市原市・牛久」というのが。暑いのである。

SNS等を見ると小湊鐵道の“電車”には冷房がない...と書かれていることがあるが、現在、稼働中のキハの中で冷房がないのは210号機だけ(209号機は長期休車中=事実上の部品取り用??=)。
でも、その冷房が“サブエンジン方式”、基本的にバスの冷房装置を鉄道車両に流用したもの。この“弱点”は暑い日にはオーバーヒートして冷房が止まってしまうこと。
JRなどでもキハの冷房化に際して、この方式のものは少なからず存在していた。決して小湊だけではない。

でも...

キハ200形の冷房が止まってしまうのは夏場の日中においては“いつものこと”。猛暑日の昼間に訪れればキハ40形に出会える可能性が高まるのである。
今週の関東地方は、むしろ肌寒い位になってきて。ということは、キハ40 2号機は遅めの夏休み...だろうか、キハ200形には、ようやく良い季節に。
来週あたり、チャンスがあれば小湊キハを撮りに行きたいのだが...

041_msi00001902.JPG
【2021年8月27日9時21分】 小湊鐵道・上総牛久駅

光風台-上総牛久間は復旧の見込みは10月頃。この区間の代行バスも初めて乗るのである。

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

おかげさまで、600記事到達。

この記事を書いている時点で、管理画面トップには「記事数 599」と表示されている。こちらのブログを開設して間もなく2年、毎日、1記事なので当然と言えば当然なのだが、この記事をもって600記事に到達することになった。

01_DPP_3052.JPG
【2015年12月20日9時21分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場前付近

ということで、今日のトップ画面は、ことでん、高松琴平電鉄の600形電車、そのトップナンバー車を仏生山車両所で撮っていた。
名古屋市交通局から転じてきて、いまでは琴平線・長尾線の予備車として待機中。

さて、今日の話題に入る前に。

074_msi00001444.JPG
【2021年6月8日12時40分】 北条鉄道北条線・北条町駅

これは、予想外に...驚異的な伸びだった。9月1日スタートだったのに...
始まった直後にちょっとだけ支援した<変態鉄>、いわゆる“All or Nothing方式”で実施されるこのクラウドファンディング、クリックした段階では「予約」のような感じで。支援額が目標額(この場合は300万円)に到達した段階で支払いが確定する。
だから、目標額に達した時点で(自動送信の)メールが来るようになっている。

それが...

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

猛暑の房総横断鉄道へ(3)五井のキハたち

一般論として、営利企業がその事業資金を確保するためにクラウドファンディングを行う...ということに対しては、ちょっと懐疑的に見ている<変態鉄>。

でも、プロジェクトの内容から自分が楽しみにしているテーマの場合は、躊躇なく支援することにしている<変態鉄>なのである。
特に国鉄型キハが走り出す...というプロジェクトには。

  https://readyfor.jp/projects/hojorailway

昨秋、訪れた北条鉄道で、いよいよキハ40 535号車が動き出す。

s4_msi00001399.JPG
【2021年6月8日12時36分】 北条鉄道・北条町駅

実は、この北条鉄道は大阪-津山の中国道ハイウェイバスと(頑張れば)徒歩でアクセス可能という便利な立地でもある。
新大阪から1時間半、1,500円というのは、東京から大多喜に向かうような感覚でもあり。
(※ 姫路駅からも路線バスで「アスティアかさい」まで1時間ほど)

休日のたびに、羽田-伊丹-新大阪-加西 という行程が増えそうな...

続きを読む 

nice!(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー