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消印の中の鉄道情景(69)江見駅郵便局(千葉県)

江見駅は鴨川市内にある内房線の小さな駅。2面2線の対向式ホームの駅である。
国鉄時代に無人化されて鴨川市に業務委託されていたが、駅舎の建て替えに合わせて、近くの江見郵便局を駅舎内に移転し「江見駅郵便局」として駅舎と郵便局が同居する...というよりは、郵便局が駅の業務を担当する初めての駅として再スタートしたのは昨年8月末。

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駅舎内に郵便局がある...というのは全国的にそれほど珍しいことではなく、愛知県の金山駅などが知られている。
でも、「駅ビル・駅舎の中に郵便局がある」というだけでなく、郵便局に駅業務を委託する形で駅舎に郵便局が“同居”するのは、全国でも初めてのこと。
駅に市役所が移転してきたというフラワー長井線の長井駅を訪れたが...
ヒトとモノの流れが、かつては“街はずれ”だったバイパス道路沿いに移り、駅のある古くからの市街地が時代に取り残されたようになっている例は全国にみられる。例えば大多喜だって。

公共施設と駅舎を一体化するというスタイル、今後の展開も注視していきたい。

さて、ということで「江見駅郵便局」。やはり...というか、<鉄>な風景印があって。

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