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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(9)倉敷貨物ターミナル <前編>

<変態鉄>の予定を知りたい人は週間予報を確認すれば良い...そんなことを言いたくなるような今日この頃。
自分の公休日は天気予報に青い傘のマークがでている日で、仕事の日は橙色の太陽のマークがでている日なのである。快晴の青空の下、会社に向かうときの絶望感、何年、会社員<鉄>をやっていても慣れないものである。

さて、引き続き、10月20日の水島臨海鉄道撮影記。

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【2021年10月20日10時44分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

朝の貨物を撮った後、午後まで時間が空いてしまって。
とはいえ、工業地帯のまっただ中に時間を潰せる場所もなく。そうなれば...

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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(8)早朝の貨物列車は...

水島臨海鉄道の貨物列車は、基本的に毎日運転されるのが西岡山-東水島間の直通列車3往復。水島臨海鉄道のDD200形かJR貨物のDE10形がコキ車18~20両程度を牽いてやってくる。
自分が撮りたいのは、むしろ線内貨物なのだが、こちらは不定期運行。三菱自工前駅の向かい側にある某大手自動車メーカーをはじめ、各工場の製品出荷などの状況で運行が決まるので...
そう、趣味者からすれば、その日、そのとき、行ってみるまで分からないのである。

長い編成で走るJRから来る方の貨物列車は、基本的に1日3往復。前日はそのうちの2便目(第3093列車)を中庄駅近くで撮ったが、この日は朝一番の第3091列車を。
朝6時台に水島駅にやってくるので、夏場でないと沿線での走行シーン撮影は困難だが...

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【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

起きてすぐ、朝食もとらずにホテルを出て。

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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(7)夕方のキハ

ただただ撮った写真を時系列に垂れ流しているだけの拙ブログ、だから同じような写真の羅列になって...同じようなことを書くしかなくなって...
でも、こんな軽薄なブログでも多くの方にご覧頂いている記事もあって。どうやら、水島臨海鉄道の撮影記というのは閲覧(PV)数が伸びやすいみたい。

“数は気にしていない”と言いつつも、管理画面を開いたときにトップに出てくる数字を見ると、やはり嬉しいものでもあって。
ということで、今日は10月19日の夕方運用のキハを...

日中はMRT単行のワンマン運転が原則の水島本線も16時頃からは夕ラッシュにあわせる形で2両編成(車掌乗務)の運転に切り替わる。それに合わせて、久留里線から来たキハたちも15時半過ぎに倉タを出庫して3往復の運用に入る。

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【2021年10月19日19時22分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅

ホテルで一休みしたら、倉敷駅前で夕食をとるのを兼ねて、キハの姿を撮りに。
でも、お昼までは晴れ渡っていた空もだんだん雲行きが怪しくなってきて。

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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(6)水島駅

昨日の朝、歯科の定期健診があって。いつも通りのメニューで終了だったはずが、先日、治療した虫歯の下側にさらなる虫歯が発見されて。詰め物を外した上で再治療となって。
今朝は2日連続で歯医者に行っていたのである。いま、奥歯には仮の詰め物が入っているのだが、何だかうまく合っていないようで違和感が...この状態で10日間、耐えることになる。

さて、10月の水島臨海鉄道撮影記。

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【2021年10月19日14時15分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

貨物列車には西岡山から山陽本線を通ってJRから乗り入れてくる列車もあるが、不定期ながら、倉敷貨物ターミナル-東水島間の線内貨物列車もあって。
でも、これがなかなか秘密のベールに包まれており、これを撮るのはそう簡単では無いのである。そもそも不定期運転なので、当日、カメラを構えていても“空振り”ということは今までに何度も。
普段はJRからの直通貨物列車の牽引機が間合い運用のような感じで牽引するが、時折、DD50形がこの運用に入ることがあって。これが撮れれば最高なのだが...

来るのとしたら、14時過ぎに倉タを出て数分で水島駅。一番西側の旅客ホームのない線路に入って、ここでスイッチバック。“機回し”を済ませて東水島へと向かうことになる。14時、水島駅に到着して...

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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(5)ハロウィン列車

キハ20形を置き換えるべく、90年台に6両が導入されたのが、MRT300系。新潟鉄工所製のディーゼル動車は全国に“兄弟車”がいるが、21メートル級と車体長が長いのが特徴だろうか。単行のときはワンマン、2両編成になると車掌さんが乗務し、倉敷市駅以外から乗車すると車内で補充券を買うことができる。
6両のうち、301・302の2両は白地に水色のラインの“水島色”、残り4両は“ひまわり色”で登場したが、303号車は昨年、“50周年記念色”に変更されており。

人気があるのは“ひまわり色”らしいが、自分は一貫して白地に青帯の301・302号車が好き。

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【2021年10月19日13時12分】 水島臨海鉄道水島本線・福井-浦田

そのうちの1両、MRT301号車が今シーズンの“ハロウィン列車”。単に運用上の巡り合わせではあるが、この日は、この車両に乗ることが多かった。
車内は手作り感溢れる飾り付けがされており。

ハロウィン列車で向かったのは福井駅だった。そこで降りたら...

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♪ じゅ~ろく だから~ <速報版>

  ♪ 伊代はまだ16だから~~

四国DCキャンペーンの関連だっただろうか、いすみ鉄道の急行列車に四国島内で、実際にキハ58系に掲出されていたヘッドマークを付けて。
でも、肝心のキハ28 2346号車が故障してしまって、キハ52形に取り付けることに変更して。つまり、“遜色急行”の再現イベント??

今日は、 予讃本線の急行「いよ」号だった。

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【2021年12月5日14時23分】 いすみ鉄道・小谷松-大多喜

予想に反して(← 調べてないだけ)、ヘッドマークは上総中野側に掲出されており。ということで、ヘッドマーク付きの姿を撮れたのは最後の後追いカットだけ。
まぁ、それでも...

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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(4)どう撮るか???

ここしばらく、小湊鐵道は訪れる機会が多かったが、いすみ鉄道はずっと行きたいと思いつつ...

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【2019年7月11日10時45分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川

「飛越ゴハチ」の最後の生き残りであるキハ28 2346号車の調子が良くないようで、そのことが気になりつつも、キハ52形が単行で走っているとのことで。
朝起きられれば...という“条件付き”で、久々に大多喜を訪れようかと検討中。自分の、お腹の調子もまさに“一進一退”という感じだが、何だかそれとの付き合い方が徐々に分かってきたような感じもあって。
世の中はオミクロンで、あれこれ騒いでいるようだが、自分としてはマイペースで趣味活動を続けていきたいと思っている。

ということで、明日はもしかしたら<速報版>になるかも。

さぁ、それでは10月19日の水島臨海鉄道の話題。新鋭DD200-601号機が牽引する貨物列車の姿を撮り終えて、正午前の倉敷市駅へ。

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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(2)ニワナカにて

線路端で列車を撮る人を総称して<撮り鉄>と呼ぶのなら、自分もそのひとりである。以前書いたように初めて線路端でカメラを構えた...特に、動いている列車を写し止めようとしたのは、1991年7月の岐阜の街。
それ以前もコンパクトカメラを持って、駅のホームでパシャパシャ撮っていたので、もうちょっと“<撮り鉄>歴”は長いのだが。

一口に「鉄道写真」といってもその撮り方は様々で。でも、一番、標準的なのは列車の斜め前方から編成全景を撮るような写真であるような...
でも、“<撮り鉄>歴”30年を超えてもなお、それが苦手な<変態鉄>なのである。お目当ての列車が来るまでの1時間、どう撮って良いのか、困り果てていたのだった。

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【2021年10月19日10時19分】 山陽本線・庭瀬-中庄

いまの山陽本線、日中の普通電車は2~4両編成。でも、お目当ての東水島ゆきの貨物列車は機関車がコキ車(コンテナ貨車)を20両ほど牽引する長編成。
山陽本線の国鉄型電車も気になるが、ここは最初から貨物狙い、長編成用の構図で。

時刻表すら見ないでやってきたのだが、どうやら、この撮影地のすぐ先で上下列車がすれ違うようにダイヤが組まれているようで。狙っていないときに...
117系どうしの離合を撮ることができた。といっても、思いっきり、トリミングしているが。

非電化ローカル線のディーゼル動車と路面電車しか撮らない<変態鉄>にとって、こういう本線格の路線、どう撮れば良いのか全然分からないのである。

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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(3)第3093列車 DD200-601号機

お腹の調子はいまも“一進一退”の状況を繰り返しており。何だか調子が良いと思っていたらダメな状況に戻ってしまったり。何とか“出撃”したいと思いつつ、いろいろなことを試しつつ。思えばほぼ1ヶ月、意外と長引いているのである。
さて、引き続き、10月19日の水島臨海鉄道の貨物列車撮影記。とはいえ、水島臨海鉄道線内にはまだ達しておらず。

水島臨海鉄道へ入る貨物列車をJR山陽本線で撮影した、でも、その牽引機は水島臨海鉄道所有の機関車、でもでも、その機関車はJR貨物の同一形式機...という何が何だかよく分からない話。

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【2021年10月19日13時23分】 水島臨海鉄道水島本線・浦田-福井

もちろん、折返しは臨鉄線内で撮影している。
国鉄のディーゼル機関車の“決定版”といえそうなのは、本線用がDD51形、支線区・入換用がDE10形、いずれも60年台から70年台にかけて製造された機関車で、全国で当たり前のように見られていたが、最近では数を減らしており。

水島地区のコンビナートへの貨物輸送を担うための路線が水島臨海鉄道なので国鉄と直通しての貨物輸送は当初からのメイン。ということで、1971年に国鉄DE11形そっくりのDE701号機を新製し、これがJRのDE10形とともに貨物列車を牽いていたが、ここしばらくは狙って撮りに行ってもDE701号機は故障で運用を外れているケースも多く。
次世代ディーゼル機関車としてJR貨物が増備中のDD200形を、水島臨海鉄道も1機(601号機)導入して、今夏から貨物列車牽引にあたっており。

現時点では、JR貨物は引き続きDE10形、水島臨海鉄道は新鋭DD200形という不思議な運用。普段は早朝の下りと夜間の上り、撮影しにくい時間帯の列車が水島臨海鉄道機が牽引なのだが、JR機と運用を交換して日中の列車の方をDD200-601号機が牽いている日もあるという情報があって。
それがこの“出撃”のキッカケでもあった。

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2021/10 倉敷へ、鳥取へ(1)プロローグ

水島臨海鉄道は、JR倉敷駅に隣接した倉敷市駅から水島地区の臨海工業地帯を結ぶ路線。かつては水島地区で西埠頭線など諸々の分岐線があったが、それらは大部分が整理され、現在は水島本線(旅客・貨物)と港東線(貨物)、合わせて15 kmほどの路線である。
戦時中の三菱専用線に端を発し、倉敷市交通局を経て、現在の水島臨海鉄道になった。コロナ禍の昨年、50周年を迎えている。経営上は沿線自治体と水島地区に立地する石油会社などの企業が出資する第3セクターだが、「第3セクター鉄道」ではないという存在。
他の“臨海鉄道”は基本的に貨物専業だが、ここは水島地区も住宅街が広がっており沿線のちょうど中央付近に学校もあって、1日を通じて上り下りとも旅客需要もあって。

そんな路線に興味をもったのは学生時代、2000年頃。すでに現行のMRT300系の運用が中心になってはいたものの、キハ20形の運用があって。でも、そのキハ20形の運用も久留里線のキハに置き換えられて。

でも、通ううちに...
“風光明媚”とは正反対の...住宅街と工業地帯、そして大半は高架区間で。撮る場所が非常に限られてしまう路線であっても、それもまた楽しくて。
その中で、キハだけでなく水島地区の工業地帯に乗り入れる貨物列車にも関心が。だんだん狙って撮るようになって。

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【2021年10月19日11時06分】 山陽本線・庭瀬-中庄

長らくJR貨物のDE10形と自社のDE70、DD50形が牽引していた貨物列車。老朽化していた貨物機関車の置き換え用として、今夏、DD200形がデビューした。
JRへの直通運転用にJR貨物と同型の機関車を新製するのは、DE701号機のときと同じ。老朽化もあって故障も増えていたDE701号機に変わって、今夏から西岡山-東水島の直通貨物列車牽引の任にあたっており。
でも、なかなか撮りに行けるチャンスがなく。

今回、10月中旬に約1週間の休みがとれたので、水島臨海鉄道の貨物列車と、あと「鉄印帳」の旅の続きを...
10月19日に東京を発って、2泊3日の旅。前半2日間は水島臨海鉄道、最終日は智頭急行、若桜鉄道と。

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