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さようなら黄色と紺色のツートンカラー(1)ぷろろーぐ

このカラーの当時、まだ幼かった自分、乗車した記憶はほとんどないものの...
<変態鉄>の生まれ...出生地は実は兵庫県明石市なのである。だから、地元の電車というのが山陽電車でもあって。

とはいっても、母方の実家との関わりはそう強くなく。父方の富山にはいろいろな記憶もあるが、明石に行ったのは...幼稚園か小学校に上がる頃が最後だったように思う。
オトナになってからは“旅先”として兵庫県を訪れることも少なくなく。

そんな山陽電車、90年代には...ちょうど<変態ガキ鉄>がカメラをもって彷徨くようになった頃には、クリーム色に赤帯の塗色に変更されており。ツートンカラーを見てみたかった...と思いながら。

5000形、6000形と新車に押され、線内ローカルを中心に活躍してきた3000形電車も、とうとう置換が進み。未更新編成の最後の勇姿として、3030編成が往年のツートンカラーに。山陽電車の公式サイトに運用予定が公表されるようになるとチェックするようになったのだが...

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【2020年1月11日11時54分】 山陽電鉄本線・播磨町-西二見

なかなかタイミングが合わなくて。訪問できたのは、2020年1月。ちょうど“コロナ”のニュースは伝わっていたが、まだまだ“対岸の火事”という感じだった頃。
幸い、2日間とも天気にも恵まれ、かつ、運用予定表通りに走ってくれて。事前に調べて来た撮影地で“復刻ツートン編成”を撮ることができた。

「また来ようっ!!」と神戸空港から羽田ゆきのANA便に乗り込んだのは2020年1月12日のこと。
でも、その直後に“コロナ禍”。昨秋、再訪を検討したのだが仕事の休みの日は、ほとんど出庫しない運用ばかりで...
この巡り合わせの悪さ。結局、四季折々のヘッドマークを付けた姿は一度も実見することなく、お別れの日を迎えるのである。

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