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「みまスロ」がニハチゴハチだった頃(7)

仕事が忙しいだの、天気が良くないだの、何だの言って撮りに行かない日が
多いわけだが、それでも「ヤル気さえあれば」、いつでも自由に<撮り鉄>
できていた日々。“当たり前”というのは、失ってみて初めてそう気づくのかも。

ということで、11年前の撮影記を。

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【2009年5月10日11時10分】 JR西日本・津山鉄道部

2007年から2010年まで毎年、春と秋の週末に運転された列車が「みまスロ」、
「みまさかスローライフ列車」である。
(今春は中止されたが、現在も車輌を変更して運転継続中。)

智頭急行の開業に伴い、鳥取-岡山の“陰陽連絡急行”の設定がなくなって
1日数往復のローカル列車が行き来するだけになってしまった因美線。
岡山県北の中心都市・津山から県境の山村を抜けて智頭、鳥取へと至るローカル線。
その活性化の策として、途中駅で長いところで1時間程度の停車時間を確保した上で
地元の方たちが中心となって飲食や伝統芸能など、駅前にテントを張って
物販やら何やら...

そういうイベント列車が設定されたのは2007年シーズン。
因美線が最も賑わった時代、鳥取と岡山を結ぶ急行「砂丘」号などに使われ、
この路線を走ったキハ58系を使って...と、JR側もかなり力を入れた列車で。

キハ好きの<変態鉄>が放っておく訳も無く。
幸い、東京・大阪方面からのアクセスを考えたダイヤで、下りの津山発が正午。
当日朝の「のぞみ」かヒコーキで岡山入りすれば、じゅうぶん間に合う設定に
なっていたのもありがたかった。

2007年秋から、キハ58系での運行が終了する2010年秋まで“皆勤”だった
<変態鉄>、いまよりも遙かに酷い写真の数々ながら、毎年、夢中で追いかけた
そんな撮影記の続きである。

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