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秋の北東北「鉄印帳」の旅(10)「鷹ノ巣駅」と「鷹巣駅」

今日の話題に入る前に。

夕方、何気なく...。拙ブログも2011年10月の開設以来、12年が経過し。前身のSo-netブログのときから現在のSSブログに...アップロードしたファイルの数も膨大になっており。あまり深く考えずに、ある部分のファイルを一括で削除してしまったのである。

管理画面に「削除したら復元できません」という警告が出るのだが、「まぁ、いいや〜」くらいで。
そして、削除してから気づいた。いま、公開されている記事の中に、そこの部分に音声ファイル...つまり、車内放送のデータを入れていたものがあったような...。慌てて、その可能性がある記事を探してみたのだが、いまのところ、リンク切れになっているデータは見つかっておらず。

ということで、音声・画像のファイルが貼ってあるはずのところに、必要なデータがない記事を見つけられましたら、恐れ入りますが、コメント欄にお願いします。

いまや、時代遅れな存在になりつつある「ブログ」という存在。世の中は、確実に「短くラクなもの」へと流れている。そんな中でも、こんな駄文にお付き合い頂ける皆さんには感謝しながら...。

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【2023年10月24日10時03分】 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線・鷹巣駅

さて、10月の東北「鉄印帳」の旅。2日目は。まず、特急「つがる1号」で鷹ノ巣へ。この日のメインは秋田内陸縦貫鉄道。

それにしても...

地名の表記というのは難しいのである。「龍ケ崎」問題(笑)というのはあるが、鷹巣もまた、<変態鉄>を悩ませた駅だった。
冒頭の1枚、間違いなく「鷹巣駅」である。でも...

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秋の北東北「鉄印帳」の旅(9)朝の秋田駅

この時期になると毎年、同じことを書いているような気がするが、いつの間にか11月も折り返しを過ぎており。
今年も残すところ1ヶ月半である。それにしても、今年はあっという間だったような気がする。身の回りのさまざまなことに追われ、趣味活動をする余裕もないまま...

このあと、年内、近場に日帰りで撮影に行く予定はあるものの、泊りがけでの“出撃”は、この10月の東北の旅が最後になりそうな予感。
その2日目は、秋田内陸縦貫鉄道を中心としたプランで「鉄印帳」の旅。スタートは朝8時の秋田駅から。

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【2023年10月24日8時14分】 奥羽本線・秋田駅

まず、鷹ノ巣まで「つがる1号」で向かうのだが、それに先行する「リゾートしらかみ」号が停車していた。

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秋の北東北「鉄印帳」の旅(8)午後の秋田駅

鉄道の駅というのは、もともとの町外れにあることが多い...と書くと、条件反射的に「あぁ、鉄道忌避論といって蒸気機関車の煙が良くないとかそういうことで...」みたいな話になるのだが、実際に聞いていると、まぁ、用地取得の関係が大きかったと思われる場所も多く。

つまり、鉄道を敷く...となっても、農家としては陽当りの良い水の得やすい土地は手放したくないわけで、そうすると、何だかんだで線路用地は水はけの悪い川沿いの土地だったり、陽当りの悪い山沿いだったり...と。たぶん、後付け的に“鉄道忌避”とか言われるようになったところもあるのではないかと。特に、蒸気機関車時代は今よりも短い間隔で機関庫のある駅が置かれていたので、その広大な敷地を確保できる場所ということで、未利用地として空いていた土地...条件が悪くて地元の人達が使いたがらなかった土地にできたという流れもありそう。

でも、鉄道が通り、駅ができれば、そこが人・モノの集積地になって...の筈が、近年ではバイパス道路沿いがその中心地になって、駅前はガラーンとしていることが多くなったようで。

ご多分に漏れず羽後本荘駅もそうだった。1時間、座って列車を待てる場所も...。

ちょっと1時間が長く感じてしまったが、そこから再び701系電車に乗って北上し、まだ明るいうちに秋田駅に到着するのだった。

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【2023年10月23日14時29分】 羽越本線・秋田駅

この駅で降りるのは人生で2度目か3度目。
隣の土崎には国鉄時代からの車両工場が置かれており、いまもJR東日本の車両は多くがここで定期検査を受ける。
そう、秋田も、いまも昔も“鉄道の要衝”なのである。コンコースには、ライブスチーム用だろうか!? D51蒸気機関車の大型模型と茶色い“客車”。

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秋の北東北「鉄印帳」の旅(7)まつ子さん

まずは、ようやく...といった感じではあるものの、房総の2つのローカル線...小湊鉄道線と、いすみ鉄道について、それぞれ復旧予定が報道されて。
両者とも、まだ会社からの正式発表は無いが...。小湊鐵道は土休日だけ列車を走らせて、平日はバス代行を続けながら復旧工事を行うのだとか。

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【2021年8月27日10時34分】 小湊鐵道・上総中野駅

両路線ともとりまく環境は厳しいものの、再び上総中野駅で両線のディーゼル動車が顔を合わせることになるわけで。
久々に撮りに行きたくなるもので。今年の“撮り納め”は、房総のキハにしようかと。

年始の出撃計画については現在検討を重ねているところ。冬休みのうちに、南阿蘇鉄道、くま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道の「鉄印」を集めて、いったんコンプリートしておきたいと思っているのだが...

趣味活動以外の面でいろいろと大変なこともあって、思い通りにならないことも...
そんな中でも、やはり、趣味活動は続けていきたいと思っている。

ということで、10月の北東北の3セク「鉄印帳」の旅。
最初に訪れた由利高原鉄道、終着の矢島駅に車両基地と本社機能があるようで「鉄印」もここで受けることになっている。
窓口で「書き置き印」を買っても良いのだが...

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25年前 381系特急「やくも1号」にて(車内放送のコレクションから)

東北地方の話題が続いていたところで、今日は一休み。まぁ、ちょっと箸休め的な記事として、車内放送のコレクションから1つご紹介したい。
最近のブームへの便乗だろうか??

<車内放送マニア>でもある<変態鉄>。90年代以降、徐々に鉄道趣味が市民権を得ていくようになっても、その中でも<車内放送マニア>など、異端中の異端、車掌区ごとの車内放送の傾向の違い...など、<鉄>の中でも誰も関心を持ってもらえなかった。
そういう意味では、車内放送の前後に流されるチャイムの変更が話題になる時代が来るとは思わなかった。

「国鉄型特急電車」の最後の列車となるのが、岡山から倉敷・新見・米子を経て出雲市を結ぶ、伯備線特急「やくも」号。これも、置き換えの新型車が登場し、引退が秒読み段階になって。

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【2023年1月15日11時21分】 山陽本線・中庄-倉敷

白地にピンクのラインが入った「ゆったりやくも」仕様だった381系も、引退を前に国鉄時代からの歴代カラーが復刻され。
その車内放送チャイムが「鉄道唱歌」に変更されたのが話題になって。
さすがにオルゴールを再設置するのは難しかったようで、往年のオルゴールの音色を乗務員用のタブレット端末を使って放送マイクから流しているようだが...

でも、90年代まで“ホンモノの”「鉄道唱歌」のオルゴールが使われており。しかも、米子の車掌さんが担当する列車では、始終点だけでなく途中駅でも放送の度にオルゴールが演奏されるのが通例となっており...、そう、<車内放送マニア>にとっては録音の機会が多く、ありがたい列車でもあった。

当時は「やくも」号が3両編成、「スーパーやくも」号が4・6両編成が標準。乗車した「1号」も、モノクラス3連だった。



25年前、1998年3月19日の特急「やくも1号」、先頭のクハ381−140号車で録音した出雲市駅到着を告げる車内放送を。

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秋の北東北「鉄印帳」の旅(6)由利高原鉄道 鳥海山ろく線

火曜日は久々の公休日だった。朝6時すぎに目が覚めたが、ついつい二度寝してしまい、次に気がついたのは自分の部屋の近くで行われている工事の音。すでに11時を回っており。

遅めの朝食というか昼食をとれば、すぐに大相撲中継だったのである。何だか、そういう日というのは、何をする気にもなれなくて...
途中、宝塚の件でニュースによる中断を挟んで...
18時の大相撲中継終了までボーッとしながら過ごしていた。最近では珍しく上位陣に波乱のなく取組も進んで...

持ち帰った仕事を済ませて、パソコンを開いたときには会社から帰宅するのと、そう大して変わらない時間になっており。
何だか1日を無駄にしてしまったような...。自分の業種では当たり前で、特にいつも人の足りない中小企業なので尚更だが、公休日に自宅に持ち帰って仕事をする...というのが当然になっていて。でも、最近、これがイヤになってきており。
だからといって、何の専門性も身につかない仕事をしてきて、40台中盤を過ぎてから異業種というのも...、ぼーっと転職サイトを見ていても、う〜ん、業界の中では、うちの会社も給与水準などはそう低い方でもなく。そんなことをしながら悶々と過ごすだけの<変態鉄>、このブログの冒頭部分を埋めるのが、大変なのである。

まぁ、それなら冒頭から話に入れば良いだけなのだが...

ということで、10月の東北地方の旅。3セク鉄道を回って「鉄印」を収集するのが主な目的。

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その一番手は、由利高原鉄道鳥海山ろく線。
青空が広がったこともあって、女性アテンダントさんの話を聞きながらの道中は非常に楽しかった。

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秋の北東北「鉄印帳」の旅(5)酒田駅 <後編>

<鉄>としての一種の“習性”かもしれないが、「あと10年早く生まれていたら...」と思うものなのである。
そうすれば、酒田駅には、赤い交流電気機関車と50系客車...という時代には間に合わなかったかもしれないがキハ40系が溢れていた時代に間に合ったかもしれない。

あと10年早く生まれていたら、国鉄の分割民営化を迎えるのが成人する頃になっていた筈で、そうすると、アレも撮れたしコレも撮れていた...と。

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【2023年10月23日9時18分】 羽越本線・酒田駅

いまの酒田駅に発着する普通列車はGV-E400系と...、先輩格が701系。
50系ばかり...とはいえ、客車列車天国だった東北の各路線から、客レを一気に“滅亡”に導いたのが701系だった。高校生の時、鉄道誌でその記事を恨めしい気持ちで眺めていた記憶が。

久々に、その701系電車に乗って秋田へと向かうのである。

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秋の北東北「鉄印帳」の旅(4)酒田駅 <前編>

日曜日は朝から仕事だった<変態鉄>、夜遅くなってから実家に寄って。まぁ、実家に行くと言っても今のアパートから電車で3分、2つ先の駅なのだが...。井の頭線の駅、日曜の夜、待合室には暖房が入っていた。

ついこの前まで猛暑とか何とか言っていたはずなのだが...

そんな短い短い秋の間に、北東北と倉敷を立て続けに訪れたのだった。

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【2023年10月29日17時16分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市駅付近

函館から東京に戻ったら、すぐに倉敷に向かい。
そう、水島臨海鉄道の「鉄道の日」イベント。この日はイベントの開始・終了に合わせて、国鉄型キハの中でクラウドファンディングで登場時の塗色に塗り戻された3両が...

最後は倉敷市駅のところの歩道橋で撮ったのだが、この写真、後ろに見えるJR倉敷駅にコンテナ列車が停車しているのが見える。そう、この時間帯に伯備線からの貨物列車が設定されており。いま、EF64形電気機関車が牽引する貨物列車と381系特急「やくも」号を撮りに行きたいと思っている。
でも、伯備線沿いの撮影地というのを全く知らなくて...。新年の撮影を伯備線からスタートするか...いま、悩んでいる。でも、もしかしたら仕事の関係で「どこにも行けない」という可能性もあって。

さぁ、そんなわけで、10月23日、東北を旅した話題。新潟から日本海沿いに秋田まで北上するのが羽越本線、その中間付近にあるのが酒田駅である。
国鉄時代は機関区が置かれ、まさに「鉄道の要衝」として栄えたのだった。現在も新潟からの列車、秋田からの列車は酒田で折り返す場合が多く。

そんな酒田駅に到着したのは9時頃。9:44発の秋田ゆきまで40分ほど。待合室で大人しくしていても良かったが、やはり、<鉄>として...

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秋の北東北「鉄印帳」の旅(3)おいしい庄内空港

来月、法事で富山に行くことになって。でも、ヒコーキで日帰りの予定。
それを口実に仕事を休んで、ゆっくり撮ってこよう...と企んでいたのだが、肝心の法事の日程が...。

年始は“出撃”するべきか否か、現在、迷っているところ。
住吉大社の初詣客はコロナ以前の水準に戻るのか、あるいは、分散傾向が強まり、阪堺電車の増車運用も以前より少なくなっていくのか。
モ161形車の出番がどれほどになるのか...そこのところは分からないのである。

その“リスク”を覚悟で大阪に行くべきか、あるいは自宅でゆっくり過ごすべきか。
もちろん、その他、仕事のこともあって悩みは尽きないのである。

南九州にあと3社残った「鉄印」収集も、この冬のうちに決着を付けたい。そのあたりのことを考えつつ...

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【2023年10月23日9時12分】 羽越本線・酒田駅

さて、10月の下旬、北東北と北海道に残った「鉄印」を集めるのにでかけたのは、10月23日の朝だった。
羽田を朝7時の便で庄内空港へ。秋晴れの羽田空港を飛びたったヒコーキは、スカイツリーを見下ろしながら関東平野を北上。
栃木県上空を通過、まっすぐに山形県上空へと向かって。窓から見える山々はちょうど木々が色づいていて、東北地方上空へ入ると頂上に白いものが多くなって。

ほぼ定刻で「おいしい庄内空港」に到着。すぐにバスに乗り換えて酒田駅へ。
ちょうど、新潟ゆき特急「いなほ」号が停車していた。

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秋の北東北「鉄印帳」の旅(2)サテライト

朝起きて、特に用もなく“阪堺アプリ”を開いてみれば、ぬぁんと、そこに赤いアイコンが2個も。しかも、片方は「浜」、つまり、浜寺運用に入っているようで。あまりの喜びにツイート...いや、ポストしてしまった。

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【2023年5月7日8時37分】 阪堺電気軌道上町線・松虫-帝塚山3丁目

あれこれ情報を集めてみれば、モ501形車に車両故障が出ての措置とみられるとのことで。それにしても、意外な形で、しかも平日に定期運行に入るというのは、ここしばらくでは珍しいパターン。本当は、昨シーズンのような“予告登板”の形になってくれれば東京に住んでいる<変態鉄>としては非常にありがたいところ。

実は、その運用初日だった木曜、<変態鉄>は仕事が休みだった。ちょっと勤務が変則パターンになっており。う〜ん、前日までに分かっていたらヒコーキで伊丹に駆けつけたのに...。

さて、10月下旬に北東北にでかけた話題。まず、23日の朝のNH391便で「おいしい庄内」空港へ。

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