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<鉄>として、夜の街に繰り出して。<後編>

昨日に続いての、この話題。
デジカメになってからは、撮った画像をその場で見るのが当たり前。
だから、こういう難しい場面の撮影でも、試し撮りをしておいて、その画像を
見ながら、構図を露光を見直しながら撮影を進めることができて。

初めて“一眼レフ”なるものに触ったのは中学に入った頃だった。
“順光”も“逆光”も分からず...、いや、撮った写真を見るのは現像・プリントが
終わって戻ってきたとき。つまり、撮影から1週間くらいが経過してからのこと。
だから“学習”することもなく、真っ黒な写真を撮り続けていた。

カメラサークルとか学校の写真部とか、何度か入るチャンスはあったのだが、
そういう群れるのが嫌いな<変態鉄>。誰に教わることもなく、あくまで自己流で。

昨日の記事でも触れたように、路面電車で、<撮り鉄>でいうところの“バルブ”、
夜間の長時間露光に挑戦したのは、2005年春の名鉄岐阜600V線の全廃が迫っていた
時期のこと。

苦し紛れというか何というか、どう撮って良いのかも全然分からないのだが、
でも、目の前に撮りたい電車が居るわけで、そして、それはあと数ヶ月で全廃が
決まっており。撮らずには居られなかったのである。

11_DPP_00006966.JPG
【2020年1月2日17時31分】 阪堺電軌軌道阪堺線・我孫子道電停

<撮り鉄>各位におかれては、笑っちゃうような話かも知れないが、
<変態鉄>は、何年も何年も悩んで迷い続けて、そして漸く、何とか撮れるように
なった“バルブ”、そのお話しである。

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