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紅葉の...?? 只見線キハ(2)それでも、紅葉を... [会津・越後のキハ[只見・磐越西線]]

~~ お知らせ ~~

このブログは、今月中旬を目途に更新を終了します。
新ブログ「金失いの道ゆけば Part 2」も、よろしくお願いします。
こちら→ https://gohachinihachi1978.blog.ss-blog.jp/

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2019年も残すところ、あと1ヶ月。“心残り”というか、撮りに行きたいと思いつつ
撮りに行けなかった列車は数多くあって。

いま、気になっているのは...

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【2016年7月2日14時04分】 山陽電鉄本線・滝の茶屋駅

キハでは無くて、コチラなのである。
7月に走り出した「3000形復刻塗装車」、山陽電車の公式ウェブサイトで、ひっそりと
運用が公表されていて、半月に一度、更新されるのだが、それを眺めつつ、でも、
兵庫県を訪れる機会に恵まれない。

それと...

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【2019年8月27日13時31分】 只見線・魚沼田中-越後須原(後追い)

こちらのキハも気になって...。只見線は2011年の水害で分断されており。
現在も、只見-会津川口間で長期運休が続いている。2021年度中の復旧(22年春)が
予定され、既に流失した只見川鉄橋の架け替え工事なども進んでいるのだが、
結局、「東北色」のキハ40形は、この地に戻ってくること無く、その使命を
終えようとしているのである。現在は暫定的に新潟支社のキハ40形が入っており。

こちらも「風雲急を告げる」状況であることも間違いなく。

それとは別に...
……  ……

2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催される。
これは、<変態鉄>も含めた、長年にわたって、1,300万の東京都民にとっての
念願、悲願だった(?)。それが実現するのだが...

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【2011年11月6日13時26分】 京王電鉄井の頭線・三鷹台-久我山

これまでの40年の人生、思い返せば、その6割を井の頭線沿線で過ごしてきた
<変態鉄>にとって、撮っておかないといけない電車がもうひとつ。

いやいや...、あのケ※で知られる京王電鉄が井の頭線に再度、新車を入れる訳は
無くて。1000系初期車のリニューアル工事もまもなく完了、たぶん、<変態鉄>が
高齢者になるくらいまで使い倒すつもりに違いないのだが...

大手鉄道事業者にとっても、オリンピックに間に合うように車輌や施設の更新を
行うところがチラホラ。となれば、その代わりに大量の廃車が発生するわけで。
これは地方のローカル私鉄にとっては、またとないチャンス。“玉突き”状に
ローカル私鉄に残っていた電車が、新たな譲受車で置き換えられる...という構図が
各地で見られることになりそうな予感。大局的に見れば、富山地鉄の「20形」だって
そういう流れと無縁だとは言えないわけで。(直接的では無いけれど...)

というわけで、どこに何を撮りに行くのか...まだ決まらないのである。

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【2019年1月4日11時40分】 阪堺電軌阪堺線・高須神社-綾ノ町

そうそう、春には「堺トラム」の増備車が登場することも決まっていて。

ということは...

もしかしたら...

そんなことも考えながら、年始の撮影予定も考えるのである。

……  ……

さて、11月の只見線撮影記。大いに期待した只見川第1橋梁ビューポイント。
残念ながら木々の色づきは全然ダメで...

しかも雨まで降ってきて。やはり、だいぶ寒くなって...

「もう、帰りたい!!」、そんな気分である。9時台に上下列車が通過したら、
次はそれが戻ってくる13時まで列車の来ない時間帯が訪れる。


2019年11月6日(水)雨のち曇り

羽織っていたダウンジャケットは雨を吸って冷たくなって。
ぬかるんだ遊歩道の階段を1歩1歩、カニ歩きのような感じで下りてきて。

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【2019年11月7日11時05分】 福島県大沼郡三島町大字川井・道の駅みしま宿

9時半の「道の駅」は、多くの人が。駐車場から勢いよく発進していくクルマは
<鉄>のもの。観光路線バス“只見川線”のキハ色のバスも発車して...。

あとは地元の買い物客と外国人観光客で賑わっている道の駅なのである。
ベンチでノンビリしたり、店内を覗いたり...

30分ほど過ごせば10時。道の駅の食堂が営業開始である。
会津名物のソースカツ丼を食べて、ポットに入ったセルフのお茶を湯飲みに注げば
ホッと一息...なのである。でも、次の列車は13時。長い待ち時間。

屋外のベンチで横になって寝ていた...、そんな<変態鉄>だったのである。

と、お昼頃には、ようやく雨も上がって。13時の上りも「ビューポイント」で
リベンジする...というプランも考えたのだが、でも、晴れても紅葉はダメなまま。

これまで何度か訪れている、この「道の駅」なのだが、いつも国道を宮下の集落へと
向かっていたのである。でも、実は道の駅の近くにはもう1つ橋が架かっていて。
地図では、それを渡れば、会津西方方面に抜けられるように描かれていて。

途中、側道に入るのは分かったが、その先の集落を行ったり来たり...
ちょっと道に迷ったものの、それでも余裕で間に合って。

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【2019年11月7日10時04分】 福島県大沼郡三島町大字川井付近

「歳時記橋」という名前の...、地元のクルマが時折通る程度。クルマも歩行者も
ほとんど無く、正直、ちょっと寂しい橋なのである。

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【2019年11月7日10時06分】 福島県大沼郡三島町大字川井付近

ちなみに、見上げれば、すぐ上には先ほどまでいた「道の駅 みしま宿」である。
曲がりくねって流れる只見川、でも、橋の中央部に来ると遙か向こうに
只見川第2橋梁を望むことができるのである。

あいにく線路周りは紅葉が進んでいないのだが、橋の周りはキレイに色づいていて。
いろいろと考えながら構図決め。

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【2019年11月6日13時01分】 只見線・会津宮下-会津西方

まるで湖のように水面が静かなのが只見川の特徴でもあって。
手前に近くの木々をもってきたので、写真右半分がちょっと五月蠅くなった
気がするが、でも、どうしても「秋のキハ」と言える1枚を撮りたかったのである。

画面の隅の方に列車をチラッと、小さく配する...というのは、<変態鉄>の
普段の“芸風”からは、かなり違っているが上半分が白色の明るい配色のキハ、
それに水面が鏡面のように...、まさに“水鏡”。

自分としては、満足できる1枚に仕上がったのである。

いまの列車が会津坂下駅で下り列車と行き違う。あと1時間半、14時半に次の列車。

それまでに、翌日の“下準備”として。歳時記橋を渡りきって鬱蒼とした森の中、
ちょっと入るのを躊躇ってしまいそうな薄暗い道へ。でも、すぐに西方の集落へ。
会津西方駅を過ぎれば、通い慣れた道を...

14時前には会津宮下駅前へ。

「さぁ、どこで撮る!?」

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【2019年11月6日14時31分】 只見線・会津西方-会津宮下

選んだのは駅から徒歩5分くらい。「アーチ3兄弟」である。
国道と只見線、そして生活道路と。只見川の支流(大谷川)にかかる3つの橋が
すべてアーチ橋で、それが3段重ねで見える...という、ちょっと珍しい風景。

ちなみに、真ん中の只見線のアーチ橋、これは戦前のもので、鉄道用コンクリート
アーチ橋の中でも特に古いものである(確か東日本で2番目の古さ)。
ただ、周囲の木々の生長で2連であってもキハが入りきらないのが“玉に瑕”。

朝9時台の2本をビューポイントで、お昼の上りを歳時記橋で、そして次の下りを
「3兄弟」で撮ったら、もう夕刻なのである。

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【2019年11月6日15時54分】 只見線・会津宮下駅

16時前、観光客ばかりで混雑した会津若松ゆきが到着する時には、西の空が
オレンジ色にちょっとだけ輝いており。

長いようであっという間の1日目が終わったのだった。

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17時過ぎに会津若松駅に到着したときには、周囲はすっかり真っ暗で。

駅近くのファミレスで晩ご飯を済ませたら、人通りの疎らなメインストリートを
歩いてホテルへと向かったのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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