「鉄道の日2018」水島臨海鉄道にて(8)イベントが終わって... [水島臨海鉄道キハ20]
たぶん、この記事が公開されて、間もなく<変態鉄>は自宅のベッドの中から
モゾモゾと這い出してきて...
寒いのを我慢して着替えて、カメラバッグを提げて自宅を後にするはず。
20年ぶりに、あの路線のキハに...。ということで、明日からは再び<速報版>で
中断を挟んでしまいそう。
でも...
そもそも「10月14日」というのは、日本最初の鉄道路線として、明治5年に
新橋(汐留)-横浜間が開業した日付である。ちなみに、この頃は暦が変わるのと
前後しており、9月12日だったのだが、それを今の暦で言うと「10月14日」。
だから、国鉄時代はずっと「鉄道記念日」として、国鉄内部の記念日という
印象が強かったのだが、平成に入ってから、役所主導で「鉄道の日」に改称、
全国の鉄軌道事業者の多くが何らかのイベントを行うようになった。
<鉄>としては、各社のイベントが同じ時期に組まれるのは悩ましい問題であり、
各社で創立記念日とか開業記念日とかに合わせて、イベントを行ってくれれば
いろいろ巡れて<鉄>としてもメリットが大きいのだが...。
「なぁ~に、ウチが10月にやっても、みんな他所行くから誰も来ないし...」と
笑い飛ばして11月に開催する某社のようなところもあるが少数派かも知れない。
今年はズバリ、その10月14日が日曜日、ということで<鉄>が分散したのかも。
<変態鉄>は14時まで思いっきり、キハ205号車を楽しんだのだった。
【2018年10月14日14時14分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
イベントが終われば、倉敷貨物ターミナル構内では臨鉄職員の皆さんによって、
早くも、翌日からの運行に備えて準備が行われていた。
…… ……
2018年10月14日(日)晴れのち曇り
水島臨海鉄道というのは、鉄道会社としては決して大きな規模では無いわけで。
大手とは違って、イベント自体も手作り感が強いのも、リピートしてみたくなる
一因だし、何と言っても何度も訪れていると職員の皆さんに顔を覚えられていて。
そんなこんなで、他社のイベントのことを訊かれたり、また、こちらとしても
気になっている貨物列車の動向などをちょっと聞いてみたり。そこで伺った11月の
JFEまつり(← 製鉄所のイベント)に伴う臨時輸送は「撮りに来たい!!」と
思ったのだが、そこは<会社員鉄>の辛さ。ぬぁんと、4日が朝一番でちょっと
面倒な仕事が入っていて。夜のヒコーキで帰京して翌朝一番で会社...というのは
ちょっと辛そうで。泣く泣く断念して、代わりに、あの路線へ...と画策中。
さてさて、13時過ぎに展示運転が終了したら、再び「キハの撮影会」状態へ。
【2018年10月14日13時42分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
少し人が減ったところで、ちょっと角度を変えてサイドがちに。
イベントでは車両全景を撮ろうとすると、どうしても人の姿が入って...
でも、そういうときの狙い目は終了直前であることが多いのである。
これは粘り勝ちだった。
そして14時、テーブルの上のグッズ類の片付けが始まって。<鉄>も徐々に倉タを
後にして帰路に。そんなタイミングで...
【2018年10月14日14時02分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
キハ205+キハ30 100 の2両編成の入換運転が始まって。
イベントは既に終了しているのだが撮影中の<鉄>もチラホラ。
無理に追い出さずに、撮らせてくれるところが水臨の優しさだろうか。
<変態鉄>としては疲れていたこともあって、一言、お礼を述べたら倉タを後に。
ここから、三菱自工前駅までは徒歩15分ほどの距離である。
でも、倉タの構内外れの(使われていない)踏切を過ぎて留置中のキハが
見えてくると、やはり<鉄>としては気になってしまうのである。
【2018年10月14日14時03分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
フェンスにもたれかかるようにして...
まずは、何と言ってもこのシーン。定期的にあるとはいえ、なかなか撮れない。
キハ37(国鉄色)とペアで運用されるキハ38(国鉄色)、普段は留置されている時も
2両編成の姿。1両になっているということは“相方”が検査入場しているケース。
【2018年10月14日14時05分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
キハ37形は既に検修庫の横に留置されていたのである。
…… ……
さて、1枚上の写真。フェンス際には多くの<鉄>が集まってカメラを構えている
のがチラッとだけだが見えている。その視線の先にあるのは...
【2018年10月14日14時03分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
そう、キハ205+キハ30 100号車の2両が三菱自工前駅側のポイント付近で停車中。
ここからスイッチバックして、キハ205号車は洗浄線側の一番奥に入るはず。
【2018年10月14日14時04分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
ほどなくキハが動き出した。1両で留置中のキハ38形を撮っていたら...という
感じだったので、キハ2連の走行シーンを待ち構えていた“同業者さん”よりは
かなり遠めな...、西側のポジションになってしまった<変態鉄>だったが...
キハ205が前進、キハ30 100と解結されて...
【2018年10月14日14時06分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
やはり、洗浄線付近までキハ205号車が進んできて。
ちなみに、右側にキハ30形が見えるが、こちらはこの日のイベントの100号車
ではなくキハ30 98号車。こちらは車籍も無く、あくまで部品取り用ということで。
その頃、キハ30 100号車は...
【2018年10月14日14時09分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
キハ205号車と切り離されて、貫通扉を開けたまま手前の線へと転線作業が
行われていた。
そして...
【2018年10月14日14時11分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
そろりそろり...とキハ38形のもとへと近づいてきて。
すぐに連結作業が行われたのだった。
予備車であり、しかも非冷房車のキハ30 100号車、夏の間はずっとお休み中。
この日のイベント運転が今シーズンの運転再開だった。水島臨海鉄道のキハ、
2両編成2本が用意され、そのうちの片方が半月ほど続けて運用に入るが通例。
【2018年10月14日14時11分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
どうやら、10月15日からの運用には、こちらのキハ30+キハ38編成が入りそうで。
翌日からの運用に備えて留置中のキハの姿を撮ったら、撮影終了。
【2018年10月14日14時16分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
2本のキハ編成に別れを告げて、三菱自工前駅へと急ぐのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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寒いのを我慢して着替えて、カメラバッグを提げて自宅を後にするはず。
20年ぶりに、あの路線のキハに...。ということで、明日からは再び<速報版>で
中断を挟んでしまいそう。
でも...
そもそも「10月14日」というのは、日本最初の鉄道路線として、明治5年に
新橋(汐留)-横浜間が開業した日付である。ちなみに、この頃は暦が変わるのと
前後しており、9月12日だったのだが、それを今の暦で言うと「10月14日」。
だから、国鉄時代はずっと「鉄道記念日」として、国鉄内部の記念日という
印象が強かったのだが、平成に入ってから、役所主導で「鉄道の日」に改称、
全国の鉄軌道事業者の多くが何らかのイベントを行うようになった。
<鉄>としては、各社のイベントが同じ時期に組まれるのは悩ましい問題であり、
各社で創立記念日とか開業記念日とかに合わせて、イベントを行ってくれれば
いろいろ巡れて<鉄>としてもメリットが大きいのだが...。
「なぁ~に、ウチが10月にやっても、みんな他所行くから誰も来ないし...」と
笑い飛ばして11月に開催する某社のようなところもあるが少数派かも知れない。
今年はズバリ、その10月14日が日曜日、ということで<鉄>が分散したのかも。
<変態鉄>は14時まで思いっきり、キハ205号車を楽しんだのだった。
【2018年10月14日14時14分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
イベントが終われば、倉敷貨物ターミナル構内では臨鉄職員の皆さんによって、
早くも、翌日からの運行に備えて準備が行われていた。
…… ……
2018年10月14日(日)晴れのち曇り
水島臨海鉄道というのは、鉄道会社としては決して大きな規模では無いわけで。
大手とは違って、イベント自体も手作り感が強いのも、リピートしてみたくなる
一因だし、何と言っても何度も訪れていると職員の皆さんに顔を覚えられていて。
そんなこんなで、他社のイベントのことを訊かれたり、また、こちらとしても
気になっている貨物列車の動向などをちょっと聞いてみたり。そこで伺った11月の
JFEまつり(← 製鉄所のイベント)に伴う臨時輸送は「撮りに来たい!!」と
思ったのだが、そこは<会社員鉄>の辛さ。ぬぁんと、4日が朝一番でちょっと
面倒な仕事が入っていて。夜のヒコーキで帰京して翌朝一番で会社...というのは
ちょっと辛そうで。泣く泣く断念して、代わりに、あの路線へ...と画策中。
さてさて、13時過ぎに展示運転が終了したら、再び「キハの撮影会」状態へ。
【2018年10月14日13時42分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
少し人が減ったところで、ちょっと角度を変えてサイドがちに。
イベントでは車両全景を撮ろうとすると、どうしても人の姿が入って...
でも、そういうときの狙い目は終了直前であることが多いのである。
これは粘り勝ちだった。
そして14時、テーブルの上のグッズ類の片付けが始まって。<鉄>も徐々に倉タを
後にして帰路に。そんなタイミングで...
【2018年10月14日14時02分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
キハ205+キハ30 100 の2両編成の入換運転が始まって。
イベントは既に終了しているのだが撮影中の<鉄>もチラホラ。
無理に追い出さずに、撮らせてくれるところが水臨の優しさだろうか。
<変態鉄>としては疲れていたこともあって、一言、お礼を述べたら倉タを後に。
ここから、三菱自工前駅までは徒歩15分ほどの距離である。
でも、倉タの構内外れの(使われていない)踏切を過ぎて留置中のキハが
見えてくると、やはり<鉄>としては気になってしまうのである。
【2018年10月14日14時03分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
フェンスにもたれかかるようにして...
まずは、何と言ってもこのシーン。定期的にあるとはいえ、なかなか撮れない。
キハ37(国鉄色)とペアで運用されるキハ38(国鉄色)、普段は留置されている時も
2両編成の姿。1両になっているということは“相方”が検査入場しているケース。
【2018年10月14日14時05分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
キハ37形は既に検修庫の横に留置されていたのである。
…… ……
さて、1枚上の写真。フェンス際には多くの<鉄>が集まってカメラを構えている
のがチラッとだけだが見えている。その視線の先にあるのは...
【2018年10月14日14時03分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
そう、キハ205+キハ30 100号車の2両が三菱自工前駅側のポイント付近で停車中。
ここからスイッチバックして、キハ205号車は洗浄線側の一番奥に入るはず。
【2018年10月14日14時04分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
ほどなくキハが動き出した。1両で留置中のキハ38形を撮っていたら...という
感じだったので、キハ2連の走行シーンを待ち構えていた“同業者さん”よりは
かなり遠めな...、西側のポジションになってしまった<変態鉄>だったが...
キハ205が前進、キハ30 100と解結されて...
【2018年10月14日14時06分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
やはり、洗浄線付近までキハ205号車が進んできて。
ちなみに、右側にキハ30形が見えるが、こちらはこの日のイベントの100号車
ではなくキハ30 98号車。こちらは車籍も無く、あくまで部品取り用ということで。
その頃、キハ30 100号車は...
【2018年10月14日14時09分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
キハ205号車と切り離されて、貫通扉を開けたまま手前の線へと転線作業が
行われていた。
そして...
【2018年10月14日14時11分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
そろりそろり...とキハ38形のもとへと近づいてきて。
すぐに連結作業が行われたのだった。
予備車であり、しかも非冷房車のキハ30 100号車、夏の間はずっとお休み中。
この日のイベント運転が今シーズンの運転再開だった。水島臨海鉄道のキハ、
2両編成2本が用意され、そのうちの片方が半月ほど続けて運用に入るが通例。
【2018年10月14日14時11分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
どうやら、10月15日からの運用には、こちらのキハ30+キハ38編成が入りそうで。
翌日からの運用に備えて留置中のキハの姿を撮ったら、撮影終了。
【2018年10月14日14時16分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
2本のキハ編成に別れを告げて、三菱自工前駅へと急ぐのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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大変に失礼な(?)物言いいたしますがぁ・・・
「テッピー」いいじゃん!って初めて思いました。
by hanamura (2018-10-28 09:18)
hanamuraさん
コメントありがとうございます。
「テッピー」...、どうでしょうか??
Pで終わる有名な人が思い出されるような気がして。
by ferrum_queserasera (2018-10-28 20:54)