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北陸のディープ<鉄>を巡る旅(17)敦賀鉄道資料館 <前編>

仕事柄、17時台から18時台というのは非常に忙しい時間帯で。
とは言いつつも、ふとした瞬間に、あの横綱の取り組みが気になって仕方ない
<変態鉄>なのである。何とか、辛勝ながらも3連勝、尤も、中日を過ぎてからの
上位戦が不安...だが、何とか1つでも多くの白星を重ねながら千秋楽まで...
そう願うばかりなのである。

さて、そんな<変態鉄>、10月の“出撃”に向けて準備を開始しているのである。

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【2015年1月18日12時45分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル

そう、今年も10月14日の「鉄道の日」は水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナルへと
出撃するのである。去年は、キハ205のお伴はDD50型ディーゼル機関車、
今年はキハ30形、国鉄型キハの2両編成で展示運転が行われるとのことで。

いまから、楽しみなのである。

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【2018年8月12日14時45分】 福井県敦賀市金ケ崎町付近

さて、今夏、見に行ったのは敦賀市に静態保存されているキハ28 3019号車。
これさえ撮れば、今夏の旅の目的は全てなのだが、そこから少し歩くと...
……  ……

2018年8月12日(日)晴れのち曇り

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【2018年8月12日14時47分】 福井県敦賀市金ケ崎町付近

「赤レンガ倉庫」の周囲では多くの観光客がめいめいのポーズで記念撮影していて。
キハを撮り終えた<変態鉄>は、そんな光景を横目に、大通りを歩いて行くと、
ほんの1~2分の距離のところに...

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【2018年8月12日14時48分】 福井県敦賀市港町・敦賀鉄道資料館

キハの居た「赤レンガ倉庫」の1つ先の交差点のところ、その海沿いに建っている
のが、旧敦賀港駅舎...敦賀鉄道資料館である。

でも、その前に。

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【2018年8月12日14時50分】 福井県敦賀市港町付近

海。そして、青空、入道雲。まさに夏のワンシーンなのだが...

敦賀と言えば「港」なのである。鉄道資料館の裏側にあたる位置には...

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【2018年8月12日14時51分】 福井県敦賀市港町付近

海上保安庁の「ほたか」が停泊中。調べてみると“高速特殊警備船”と呼ばれる
グループで、1999年の能登半島沖不審船事件を受けて2001年に敦賀(第八管区)に
配備されたのだとか。

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【2018年8月12日14時51分】 福井県敦賀市港町付近

ふと見れば、ひとり...いや、1羽たたずんでいたのである。

さて、そんな港町である敦賀、実は昔からの鉄道の要衝でもある。

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【2018年8月12日14時49分】 福井県敦賀市港町・敦賀鉄道資料館

数年前までは、この近くに「敦賀港」という貨物駅が現役だった。そして、
その昔、「敦賀港駅」といえば“欧亜連絡”の拠点だったのである。

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【2018年8月12日14時50分】 福井県敦賀市港町・敦賀鉄道資料館

そんな時代の「金ヶ崎駅」(後の「敦賀港駅」)の駅舎を再現した建物は
1999年に建てられたとのこと。ただ、残念ながら、その欧亜連絡列車当時の駅舎の
様子というのは記録が残っておらず、雰囲気を再現したものだそうだ。

さて、さっそくドアを開けて...。ちなみに見学料は無料なのがありがたい。
(しかも冷房が効いている...というのが、実は最高に嬉しかった。)

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【2018年8月12日14時53分】 福井県敦賀市港町・敦賀鉄道資料館

実車の展示など、大がかりなものは無いかわりに資料と写真パネルの展示が。

内容的には、北陸本線の変遷を伝えるものが半分と、かつての欧亜連絡列車と
その拠点として賑わった敦賀の町の発展の記録が半々ずつ...といった感じか。

まずは朱色のプレート、他の形式も含めて交流電化初期の北陸本線で活躍した
電気機関車たちの銘板やナンバープレートである。<変態鉄>も幼稚園くらいの頃
富山駅で見ているかも知れないのだが、全く記憶に無い。
電気機関車の形式を意識して観察するようになった頃には、EF81の牙城だった。

他には...

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【2018年8月12日14時54分】 福井県敦賀市港町・敦賀鉄道資料館

全国の「鉄道資料館」に共通...と思えるくらい、一般的なタブレット閉塞機。
武生の北府駅では陽射しの関係で写真が撮れなかったのだが、こちらは
バッチリである。

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【2008年9月4日12時13分】 北陸本線・富山駅

「敦賀」といえば、<鉄>にとっては「機関区の町」として有名。
日本海縦貫線を駆け抜けた「トワイライトエクスプレス」号を大阪から青森まで
牽引していた、このダークグリーンのEF81形も敦賀の所属。

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【2018年8月12日14時54分】 福井県敦賀市港町・敦賀鉄道資料館

そんな敦賀機関区の変遷も模型で再現されていた。

2階建ての資料館、結構、夢中になって見学した<変態鉄>だった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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