阪堺モ161形を追った1日(8)きしのさとたまで [ちん電[阪堺電気軌道]]
いつも書いていることだが、実は毎日ブログを更新していて一番困るのはココの部分。
冒頭に「今日の話題に入る前に」から初めて、アレコレ書くことにしているが、
ココの部分が一番困るのである。
実は今日の冒頭部分、久々に「不謹慎政治ネタ」で行こうと思って、いったん
書き終えていた。思えば、拙ブログ初期の頃は、「どうせ誰も見ていない」と
何を書くのも平気、それがストレス発散でもあったが、最近は結構、意外な場で...
「あぁ、“かねうしない”(← 拙ブログのタイトルです)の方ですよね」とか
「もしかして、“変態”の人ですか??」(← 失礼なっ!!)とか...
<鉄>活動の中で、年に何回かはそんな場面が。
「あの人も、このブログ、見ているんだぁ...」と思うと、ちょっと書くのを躊躇って
しまうような話も出てきて。撮影地でいきなり『見てますよ』といわれるのは、確かに
嬉しいが、でも、それよりも、文字通り顔から火が出るくらい恥ずかしいのである。
そんな訳で、ここに書いてあった「不謹慎政治ネタ」は封印。
実は「文春砲炸裂に伴う新潟県知事の辞職表明について」ということで、<変態鉄>の
思いっきり不謹慎な視点からの考察を書いていたのだが、それを消してしまって。
そうなると、書くことに困るのである。
【2018年1月23日10時08分】 京王井の頭線・三鷹台-久我山
行きたいところはあるのだが、なかなか思い通りにならず、木曜も行ったのは会社。
し~んと静まりかえった部屋でパソコンに向かっていた1日。今週は日曜日も出社になる
ことが確定しており。一度、撮りに、いや録りに行きたい「京王ライナー」も
隣のホームに停まっているのを見るだけ。来週こそ、<鉄>活動に“本格復帰”したい
と、そう思いつつ、満員の井の頭線で会社から帰宅したのだった。
というわけで、今日の冒頭のカットは今年初めの井の頭線だが本文は...
しかし、つい、この前の写真だと思っていたら、天気予報では、
今週末の東京の予報で“真夏日”なんてコトバが出てきたり...う~ん。
でも...
【2018年4月5日14時03分】 阪堺電軌阪堺線・天神ノ森-東玉出(後追い)
引き続き、4月5日の阪堺電車の撮影記。
…… ……
わが地元、毎日乗っている京王井の頭線には渋谷から2つ目に「駒場東大前」という駅
がある。ここと同じ匂いがする駅名が南海電車の「岸里玉出(きしのさとたまで)」。
【2016年6月11日12時56分】 南海電鉄南海本線・岸里玉出駅
路線図では、難波と和歌山市を結ぶ南海本線と汐見橋と極楽橋を結ぶ高野線が
クロスする“要衝”だが、実際の運転上は高野線も難波発。汐見橋支線は
忘れ去られたように、駅の端にある専用ホームに2両編成で発着している。
さて...
「駒場東大前」と「岸里玉出」の共通点。どちらの駅名も“ニコイチ”なのである。
京王井の頭線の「駒場東大前」は「駒場」と「東大前」の2つが“駅間距離至近のため”
統合されて1つの駅になったもの。いまも東側に不自然に長い通路とヘンな位置に
広告板があるのは廃止された旧東大前駅の名残。
【2016年6月11日13時12分】 南海電鉄南海本線・岸里玉出駅
「岸里玉出」もそう。こちらは意外と新しく、1993年に統合されている。
両線の分岐駅「岸ノ里」、南海本線で隣の駅が「玉出」だった。南海本線の高架化に
ともなって、やはり“駅間距離至近のため”、2駅を統合して「岸里玉出」に。
高野線と、汐見橋線・南海本線ではホームの場所がかなり違っており、長~い連絡通路、
さらに西側に地下鉄四つ橋線にも「岸里」「玉出」の2駅があるからわかりにくくて...
2016年6月に、その岸里玉出駅を訪れているのだが、このときは南海本線側。
この駅の手前で急カーブで高野線は分岐しており...
2018年4月5日(木)曇り一時晴れ
阪堺線と南海本線が寄り添って走っているのはアタマの中では分かっているが、
その分岐したばかりの高野線は、東玉出電停のすぐ近くで阪堺線をオーバークロス。
その近くに有名な「玉出変電所」があって。そこの近くでモ166号車を撮ろうと...
【2018年4月5日13時46分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出電停
我孫子道電停近くの直線区間でモ161形を後追いで撮ったら、すぐに我孫子道電停へ。
不等隔の恵美須町ゆき、ここは12分間隔で。その運用に入っていたのは「パンダ」。
住吉を直進して、そのまま北上。普段は運転本数の多い上町線で撮ることが多いので、
阪堺線というのは、かなり久しぶりのことで。
この東玉出電停付近は、軌道が道路の西側に片寄っており、恵美須町ゆき電車は
路面に白線で仕切られただけの、いわゆる“ノーガード電停”になっている。
下りた電車をスナップしたら、背後には教会だろうか、なかなか良い感じの建物。
ここで撮っても良いのだが、でも、電車に建物の影が落ちるのが避けられず。
【2018年4月5日13時48分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出-天神ノ森
阪堺線を跨ぐ南海高野線の橋脚は歴史を感じさせるレンガ積み。
その奥、阪堺線の線路、3つ目の踏切のところが隣の天神ノ森電停。東玉出電停をでた
恵美須町ゆき電車は、直後に右へ進路をとって道路を横切り、専用軌道に入る。
直後、南海高野線の線路を潜り...、その地点に不自然に広い空間があって。
モ166号車が戻ってくるまでには時間があるので、そのあたりをちょっと。
上町線と阪堺線、東西1~2 kmの間隔で並走しているはずだが、沿線の雰囲気も違えば
何と言っても高低差。上町線沿線には“帝塚山”という地名がある通り、阪堺線から
上町線側に向かおうとすると、必ず急な上り坂が待ち構えているのである。
件の変電所横には細い路地が。人ひとりがギリギリ通れる幅、しかも急勾配。
でも、すぐ目の前に高野線の踏切が。地元を歩いているときは、自分の前で踏切機が
鳴り出すと鬱陶しいのだが...<鉄>活動中は、「鳴らないかなぁ~」と期待して。
【2018年4月5日13時50分】 南海高野線・岸里玉出-帝塚山
それが、ぬぁんとドンピシャリ。
やって来たのは泉北高速鉄道車の和泉中央ゆきである。
背後に見えているのが、高野線の岸里玉出駅、8両編成の中央部付近が阪堺線の線路の
上に差し掛かっているような位置関係である。それだけ急な斜面のようになっていて。
ちなみに、この踏切が、ちょうど「西成区玉出東」と「阿倍野区帝塚山」の境界線。
阪堺線と上町線、玉出と帝塚山、距離にしてわずかでも街の雰囲気はちょっと違う。
さて、踏切を渡って急な坂を下れば再び「西成区玉出東」。
【2018年4月5日13時54分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出-天神ノ森
先ほどの高野線と阪堺線の立体交差を、今度は北側、天神ノ森側から見れば...
ハッキリ分かるのがホーム跡。調べてみたら、ここには「宮ノ下」という電停が、
1944年(昭和19年)まで存在していたのである。戦時中には混雑と何より電力不足、
多くの路線で駅が削減されている。この日、何回も通った住吉鳥居前電停も同時期に
休止となっている。(もちろん、戦後、復活したから今も残っているわけで...)
この「宮ノ下」電停は、戦時中からの休止状態のまま、戦後、正式に廃止に。
阪堺は南海の100%子会社。親会社の主要駅のすぐ下にあるのだから、車道上に白線の
「玉出東」電停を廃止して「岸里玉出駅前」などとして、こちらを復活させたら良い
のではないか...などと思うのは素人考えだろうか??
【2018年4月5日13時56分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出-天神ノ森
次の踏切の先には阿部野神社がある。このあたりで、専用軌道の雰囲気を活かしながら
モ166号車を撮れれば...と、カメラを構えてみたものの、うまく撮れそうに無く。
結局、高野線のガードを潜って、最初の、東玉出電停のすぐ横に。
定番カットではあっても、玉出変電所を入れたカットを撮ろうと。
【2018年4月5日14時03分】 阪堺電軌阪堺線・天神ノ森-東玉出(後追い)
ちなみに、このときの立ち位置は保育園の正門のすぐ前。保育園前でカメラを構える
不審なオッサンだったのである。
ここ、意外とクルマの量が多くて被られないかと心配だったが、ちょうどいい
タイミングで来てくれて。
この玉出変電所、1911年(明治44年)の竣工、これは旧阪堺電気軌道によるもので、
ぬぁんと、“いまなお現役”。南海電車と阪堺電車へは、ここから送電されている。
【2018年4月5日14時03分】 阪堺電軌阪堺線・天神ノ森-東玉出(後追い)
お目当てのカットが撮れたところで安心して...
とはならず、走ってモ166号車を“追っかけ”である。
【2018年4月5日14時03分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出電停
東玉出電停に停車中に追いついて、もう1枚。
道路信号のタイミングにもよるが、頑張れば塚西電停あたりまでは“追跡”できそうな。
この日の<変態鉄>は、もう疲れが溜まっていて、そうそうに断念したが...
塚西電停の近くで電車通りは「南港通」という大通りと交わる。とりあえず左折して
東に向かえば、いつかは上町線の線路にぶつかるはずで...
【2018年4月5日14時19分】 阪堺電軌上町線・姫松電停
地形の関係か、意外と曲がりくねっており。距離としては、結構、損してしまったかも
知れないが10分少々歩いて、上町線の姫松電停付近へ到着。
ちょうどやって来たのは、堺トラムの浜寺駅前ゆき。
先ほど、玉出変電所前で撮った“金太郎塗り”のモ166号車、そろそろ我孫子道で
折り返して、今度は上町線を天王寺駅前に向かうはず。
前記事でも紹介した、この日、“2連続撃沈”だった松虫での“ハルカス・バック”、
そのリベンジを...と決めていたのだった。
【2018年4月5日14時41分】 阪堺電軌上町線・東天下茶屋-松虫(後追い)
まずは、松虫電停の南側の踏切で、天王寺駅前に向かっていく姿を...
と思いきや、踏切機が邪魔で非常に撮りづらく。窮屈な、つまり電車までの距離が
とれない位置での撮影となってしまったので、無意味にカメラを振ってみたら、
左側の家並みがちょっとだけ流れてくれて。ちょっと不思議な1枚になったのだった。
さぁ、ハルカスを入れて...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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冒頭に「今日の話題に入る前に」から初めて、アレコレ書くことにしているが、
ココの部分が一番困るのである。
実は今日の冒頭部分、久々に「不謹慎政治ネタ」で行こうと思って、いったん
書き終えていた。思えば、拙ブログ初期の頃は、「どうせ誰も見ていない」と
何を書くのも平気、それがストレス発散でもあったが、最近は結構、意外な場で...
「あぁ、“かねうしない”(← 拙ブログのタイトルです)の方ですよね」とか
「もしかして、“変態”の人ですか??」(← 失礼なっ!!)とか...
<鉄>活動の中で、年に何回かはそんな場面が。
「あの人も、このブログ、見ているんだぁ...」と思うと、ちょっと書くのを躊躇って
しまうような話も出てきて。撮影地でいきなり『見てますよ』といわれるのは、確かに
嬉しいが、でも、それよりも、文字通り顔から火が出るくらい恥ずかしいのである。
そんな訳で、ここに書いてあった「不謹慎政治ネタ」は封印。
実は「文春砲炸裂に伴う新潟県知事の辞職表明について」ということで、<変態鉄>の
思いっきり不謹慎な視点からの考察を書いていたのだが、それを消してしまって。
そうなると、書くことに困るのである。
【2018年1月23日10時08分】 京王井の頭線・三鷹台-久我山
行きたいところはあるのだが、なかなか思い通りにならず、木曜も行ったのは会社。
し~んと静まりかえった部屋でパソコンに向かっていた1日。今週は日曜日も出社になる
ことが確定しており。一度、撮りに、いや録りに行きたい「京王ライナー」も
隣のホームに停まっているのを見るだけ。来週こそ、<鉄>活動に“本格復帰”したい
と、そう思いつつ、満員の井の頭線で会社から帰宅したのだった。
というわけで、今日の冒頭のカットは今年初めの井の頭線だが本文は...
しかし、つい、この前の写真だと思っていたら、天気予報では、
今週末の東京の予報で“真夏日”なんてコトバが出てきたり...う~ん。
でも...
【2018年4月5日14時03分】 阪堺電軌阪堺線・天神ノ森-東玉出(後追い)
引き続き、4月5日の阪堺電車の撮影記。
…… ……
わが地元、毎日乗っている京王井の頭線には渋谷から2つ目に「駒場東大前」という駅
がある。ここと同じ匂いがする駅名が南海電車の「岸里玉出(きしのさとたまで)」。
【2016年6月11日12時56分】 南海電鉄南海本線・岸里玉出駅
路線図では、難波と和歌山市を結ぶ南海本線と汐見橋と極楽橋を結ぶ高野線が
クロスする“要衝”だが、実際の運転上は高野線も難波発。汐見橋支線は
忘れ去られたように、駅の端にある専用ホームに2両編成で発着している。
さて...
「駒場東大前」と「岸里玉出」の共通点。どちらの駅名も“ニコイチ”なのである。
京王井の頭線の「駒場東大前」は「駒場」と「東大前」の2つが“駅間距離至近のため”
統合されて1つの駅になったもの。いまも東側に不自然に長い通路とヘンな位置に
広告板があるのは廃止された旧東大前駅の名残。
【2016年6月11日13時12分】 南海電鉄南海本線・岸里玉出駅
「岸里玉出」もそう。こちらは意外と新しく、1993年に統合されている。
両線の分岐駅「岸ノ里」、南海本線で隣の駅が「玉出」だった。南海本線の高架化に
ともなって、やはり“駅間距離至近のため”、2駅を統合して「岸里玉出」に。
高野線と、汐見橋線・南海本線ではホームの場所がかなり違っており、長~い連絡通路、
さらに西側に地下鉄四つ橋線にも「岸里」「玉出」の2駅があるからわかりにくくて...
2016年6月に、その岸里玉出駅を訪れているのだが、このときは南海本線側。
この駅の手前で急カーブで高野線は分岐しており...
2018年4月5日(木)曇り一時晴れ
阪堺線と南海本線が寄り添って走っているのはアタマの中では分かっているが、
その分岐したばかりの高野線は、東玉出電停のすぐ近くで阪堺線をオーバークロス。
その近くに有名な「玉出変電所」があって。そこの近くでモ166号車を撮ろうと...
【2018年4月5日13時46分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出電停
我孫子道電停近くの直線区間でモ161形を後追いで撮ったら、すぐに我孫子道電停へ。
不等隔の恵美須町ゆき、ここは12分間隔で。その運用に入っていたのは「パンダ」。
住吉を直進して、そのまま北上。普段は運転本数の多い上町線で撮ることが多いので、
阪堺線というのは、かなり久しぶりのことで。
この東玉出電停付近は、軌道が道路の西側に片寄っており、恵美須町ゆき電車は
路面に白線で仕切られただけの、いわゆる“ノーガード電停”になっている。
下りた電車をスナップしたら、背後には教会だろうか、なかなか良い感じの建物。
ここで撮っても良いのだが、でも、電車に建物の影が落ちるのが避けられず。
【2018年4月5日13時48分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出-天神ノ森
阪堺線を跨ぐ南海高野線の橋脚は歴史を感じさせるレンガ積み。
その奥、阪堺線の線路、3つ目の踏切のところが隣の天神ノ森電停。東玉出電停をでた
恵美須町ゆき電車は、直後に右へ進路をとって道路を横切り、専用軌道に入る。
直後、南海高野線の線路を潜り...、その地点に不自然に広い空間があって。
モ166号車が戻ってくるまでには時間があるので、そのあたりをちょっと。
上町線と阪堺線、東西1~2 kmの間隔で並走しているはずだが、沿線の雰囲気も違えば
何と言っても高低差。上町線沿線には“帝塚山”という地名がある通り、阪堺線から
上町線側に向かおうとすると、必ず急な上り坂が待ち構えているのである。
件の変電所横には細い路地が。人ひとりがギリギリ通れる幅、しかも急勾配。
でも、すぐ目の前に高野線の踏切が。地元を歩いているときは、自分の前で踏切機が
鳴り出すと鬱陶しいのだが...<鉄>活動中は、「鳴らないかなぁ~」と期待して。
【2018年4月5日13時50分】 南海高野線・岸里玉出-帝塚山
それが、ぬぁんとドンピシャリ。
やって来たのは泉北高速鉄道車の和泉中央ゆきである。
背後に見えているのが、高野線の岸里玉出駅、8両編成の中央部付近が阪堺線の線路の
上に差し掛かっているような位置関係である。それだけ急な斜面のようになっていて。
ちなみに、この踏切が、ちょうど「西成区玉出東」と「阿倍野区帝塚山」の境界線。
阪堺線と上町線、玉出と帝塚山、距離にしてわずかでも街の雰囲気はちょっと違う。
さて、踏切を渡って急な坂を下れば再び「西成区玉出東」。
【2018年4月5日13時54分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出-天神ノ森
先ほどの高野線と阪堺線の立体交差を、今度は北側、天神ノ森側から見れば...
ハッキリ分かるのがホーム跡。調べてみたら、ここには「宮ノ下」という電停が、
1944年(昭和19年)まで存在していたのである。戦時中には混雑と何より電力不足、
多くの路線で駅が削減されている。この日、何回も通った住吉鳥居前電停も同時期に
休止となっている。(もちろん、戦後、復活したから今も残っているわけで...)
この「宮ノ下」電停は、戦時中からの休止状態のまま、戦後、正式に廃止に。
阪堺は南海の100%子会社。親会社の主要駅のすぐ下にあるのだから、車道上に白線の
「玉出東」電停を廃止して「岸里玉出駅前」などとして、こちらを復活させたら良い
のではないか...などと思うのは素人考えだろうか??
【2018年4月5日13時56分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出-天神ノ森
次の踏切の先には阿部野神社がある。このあたりで、専用軌道の雰囲気を活かしながら
モ166号車を撮れれば...と、カメラを構えてみたものの、うまく撮れそうに無く。
結局、高野線のガードを潜って、最初の、東玉出電停のすぐ横に。
定番カットではあっても、玉出変電所を入れたカットを撮ろうと。
【2018年4月5日14時03分】 阪堺電軌阪堺線・天神ノ森-東玉出(後追い)
ちなみに、このときの立ち位置は保育園の正門のすぐ前。保育園前でカメラを構える
不審なオッサンだったのである。
ここ、意外とクルマの量が多くて被られないかと心配だったが、ちょうどいい
タイミングで来てくれて。
この玉出変電所、1911年(明治44年)の竣工、これは旧阪堺電気軌道によるもので、
ぬぁんと、“いまなお現役”。南海電車と阪堺電車へは、ここから送電されている。
【2018年4月5日14時03分】 阪堺電軌阪堺線・天神ノ森-東玉出(後追い)
お目当てのカットが撮れたところで安心して...
とはならず、走ってモ166号車を“追っかけ”である。
【2018年4月5日14時03分】 阪堺電軌阪堺線・東玉出電停
東玉出電停に停車中に追いついて、もう1枚。
道路信号のタイミングにもよるが、頑張れば塚西電停あたりまでは“追跡”できそうな。
この日の<変態鉄>は、もう疲れが溜まっていて、そうそうに断念したが...
塚西電停の近くで電車通りは「南港通」という大通りと交わる。とりあえず左折して
東に向かえば、いつかは上町線の線路にぶつかるはずで...
【2018年4月5日14時19分】 阪堺電軌上町線・姫松電停
地形の関係か、意外と曲がりくねっており。距離としては、結構、損してしまったかも
知れないが10分少々歩いて、上町線の姫松電停付近へ到着。
ちょうどやって来たのは、堺トラムの浜寺駅前ゆき。
先ほど、玉出変電所前で撮った“金太郎塗り”のモ166号車、そろそろ我孫子道で
折り返して、今度は上町線を天王寺駅前に向かうはず。
前記事でも紹介した、この日、“2連続撃沈”だった松虫での“ハルカス・バック”、
そのリベンジを...と決めていたのだった。
【2018年4月5日14時41分】 阪堺電軌上町線・東天下茶屋-松虫(後追い)
まずは、松虫電停の南側の踏切で、天王寺駅前に向かっていく姿を...
と思いきや、踏切機が邪魔で非常に撮りづらく。窮屈な、つまり電車までの距離が
とれない位置での撮影となってしまったので、無意味にカメラを振ってみたら、
左側の家並みがちょっとだけ流れてくれて。ちょっと不思議な1枚になったのだった。
さぁ、ハルカスを入れて...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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大学の教壇での雑談でも、政治と宗教のネタは、
内外を問わず昔から避けるよう言われてますが、
ブログも同じで差し障りのない世間話などから
入るのが無難かも^_^; それが難しいけど(..)
by middrinn (2018-04-20 09:47)
middrinnさん
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなりまして、申し訳ありません。
仰るとおりです。本来避けるべき話題ですね。
ただ会社と自宅を往復するだけの毎日では...、仕事中のことを
アレコレ書いても仕方ないですし、書くことに困ってしまうのです。
by あるまーき (2018-04-20 22:09)
宮ノ下電停も汐見橋線も、大阪に住んでいたときには見物に出かけていったことがありました。
宮ノ下電停跡のすぐ近くに、高野線ホームの階段跡がありますよね。
うまく活用すれば乗換えが便利になっていたんじゃないかと、素人目には思えてしまいます。
by skekhtehuacso (2018-04-20 22:23)
skekhtehuacso さん
コメントありがとうございます。
南海というのも、かなりスゴいものが見つかりそうな...
そんな予感がしているのですが、如何せん、ここに行くときは
阪堺モ161形の動きが気になって、落ち着いて観察できません。
宮ノ下を復活させて、岸里玉出駅前などとすれば便利...と思うのですが、そうすると隣の天神ノ森に近づきすぎるのでしょうか??
このあたり、ちょっと気になるところです。
by あるまーき (2018-04-21 00:22)