CD付き乗車券、はたまた、乗車券付きCD(1994年の「SLもおか」) [その他の鉄話]
拙ブログで、唯一の自慢できることと言えば、
「写真の美しさ」でも「文章力の高さ」でも「<鉄>としての知識の豊富さ」でも、
何でも無い。ただ1つだけ挙げられることは「毎晩更新」。その1点だけである。
でも、「毎晩更新」を保つ上で最大の敵は“ネタ切れ”、いまの時期は仕事が忙しく
そして、寒くて外出する気にもならず、さらには...
ご紹介できる写真もなく、ネタ集めに出かけてみたら、ちょっとした“誤算”もあり。
“ネタ切れ”、もう待ったなし。とうとう、連続記録も潰えるのか...と思って。
アレコレ、考えてみて、「あぁ、そういえば先日...」と思ったら...、
【2016年12月11日15時28分】 真岡鐵道・真岡-寺内
真岡線のSL列車を撮りに訪れたのは2016年の冬休みのことだった。
年齢を重ねていくごとに、時の流れは加速度的に速まっていくように感じられるのか!?
あと25日ほどで、そう、来月の9日をもって、40歳の大台に乗ってしまう<変態鉄>。
もう1年以上も前のことだったのに、嗚呼。
でも、このときの訪問は実は2回目だったのである。初訪問は...
…… ……
さらに遡ること22年、1994年の秋のことだった。
高校生になった<変態鉄>。なけなしのおカネ、鉄道雑誌の撮影地ガイドを、
必死に読みあさり、西田井駅近くのポイントへ。
でも、思いっきり撃沈。
情報とは違って、その日の「SLもおか」は絶気で通過していった。
【1994年9月頃】 真岡鐵道・下館駅
でも、その“証拠写真”といえるのは下館駅のホームで撮っていたこの1枚。
最後尾の補機がDD13型であることが、いまの「SLもおか」との
最大の違いかも知れない。
当時、“復活”から、まだ日が浅かった真岡鐵道のSL列車。
今日は、その記念乗車券をご紹介したい。
「真岡鐵道 C12 66 乗車記念切符」「SLウォッチング」と題された乗車券。
タテ18 cmほど、ヨコ9 cmほどの長方形のちょっと大きめサイズなのである。
中を開けば(写真は載せていないが)C12型蒸気機関車の図面、さらには撮影地紹介、
真岡線の路線図などが台紙には書かれ、その下部に「下館 ←→ 茂木 980円」。
おトク...ではなくて、もちろん、四半世紀の間に運賃も変わっており。
裏面はC12 66号機が牽く「SLもおか」号の迫力の走行シーンの写真が。
こういうのを撮りたかったが、絶気運転では...う~ん。
【2016年12月11日10時55分】 真岡鐵道・寺内-真岡
結局、<鉄>ではあっても路面電車とディーゼル動車を追いかけ回すのが“本業”の
ようになってしまった<変態鉄>、「SLもおか」は、その気になればいつでも
訪問可能な距離にあったにも関わらず、高校生時代の“リベンジ”を果たしたのは
2016年暮れのこと。
でも、この「切符」には、もっとスゴい仕掛けが...
それが、こちら。
自分より若い世代の方だと、全くご存じない方もいらっしゃるかも...
最初の写真にも写っているが、この記念乗車券の最大の特徴は「C12 SL音CD付き」。
C12型のキャブ添乗音や沿線での通過音などを6曲ほど収めたCDが1枚
付属しているのだった。
コレは結構、珍しい商品のような気がするのである。
いまの若い方だと「CDで音楽を聴く」ということ自体、経験されていないのかも...
しかも、である。
CDと言えばもっと大きな円板で、透明なプラスチックのケースに入って...
と思われるかも知れない。
でも、<変態鉄>が高校生くらいの時はシングル盤というのは「8 cm CD」で
発売されるのが普通だったのである。当時のCDプレーヤーであっても
「専用アダプター」を付けないと再生できないものもあった。
でも、シングル盤は紙のケースに、この小さなディスク、12 cmの、
いまのBDとかDVDと同じサイズのディスクというのはアルバム盤だった。
たま~に、何を思ったのか、12 cm盤のシングルを発売する歌手がいて...
CDショップなどでは、「フルサイズ・シングル」とコトバで、
わざわざ区別していたような気がする。箱に入れて整理しようとしても
アルバムとシングルが混ざってしまって、自分にとっては
ちょっと困りものだった。
はやりの邦楽だけではあったが、高校生から大学に入る頃までは
結構、小遣いの使い道に「音楽CD」というのもあった
<変態鉄>だったのである。
(中学生になって、生まれて初めて買ったCDが、いまの江口洋介の奥様の...というのは内緒にしておく)
おっと話が大幅に逸れている。
<鉄>ブログとして。
【2017年2月25日16時30分】 真岡鐵道線・真岡駅
「SLもおか」号運転開始の頃は、“SLが牽く客車が50系なんて、あり得ない!!”と
批判的な意見の<鉄>も少なくなかった。でも、ローカル客レが次々に廃止され、
いまや、本来の姿を残すオハ50系客車も、真岡線の3両だけとなってしまい...
<変態鉄>としては、先頭に立つSLよりも“客車列車”が懐かしく感じられて。
【2017年2月25日15時50分】 真岡鐵道線・オハフ50 33車内
何やら、今冬、50系客車が検査入場しているそうで。もうしばらくの間、その活躍が
期待できそうで。ということで、春になったら「客車列車」を楽しみに出かけようかと
企んでいるのである。
さぁ、明日は何を書こうか...嗚呼、ネタ切れ。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
「写真の美しさ」でも「文章力の高さ」でも「<鉄>としての知識の豊富さ」でも、
何でも無い。ただ1つだけ挙げられることは「毎晩更新」。その1点だけである。
でも、「毎晩更新」を保つ上で最大の敵は“ネタ切れ”、いまの時期は仕事が忙しく
そして、寒くて外出する気にもならず、さらには...
ご紹介できる写真もなく、ネタ集めに出かけてみたら、ちょっとした“誤算”もあり。
“ネタ切れ”、もう待ったなし。とうとう、連続記録も潰えるのか...と思って。
アレコレ、考えてみて、「あぁ、そういえば先日...」と思ったら...、
【2016年12月11日15時28分】 真岡鐵道・真岡-寺内
真岡線のSL列車を撮りに訪れたのは2016年の冬休みのことだった。
年齢を重ねていくごとに、時の流れは加速度的に速まっていくように感じられるのか!?
あと25日ほどで、そう、来月の9日をもって、40歳の大台に乗ってしまう<変態鉄>。
もう1年以上も前のことだったのに、嗚呼。
でも、このときの訪問は実は2回目だったのである。初訪問は...
…… ……
さらに遡ること22年、1994年の秋のことだった。
高校生になった<変態鉄>。なけなしのおカネ、鉄道雑誌の撮影地ガイドを、
必死に読みあさり、西田井駅近くのポイントへ。
でも、思いっきり撃沈。
情報とは違って、その日の「SLもおか」は絶気で通過していった。
【1994年9月頃】 真岡鐵道・下館駅
でも、その“証拠写真”といえるのは下館駅のホームで撮っていたこの1枚。
最後尾の補機がDD13型であることが、いまの「SLもおか」との
最大の違いかも知れない。
当時、“復活”から、まだ日が浅かった真岡鐵道のSL列車。
今日は、その記念乗車券をご紹介したい。
「真岡鐵道 C12 66 乗車記念切符」「SLウォッチング」と題された乗車券。
タテ18 cmほど、ヨコ9 cmほどの長方形のちょっと大きめサイズなのである。
中を開けば(写真は載せていないが)C12型蒸気機関車の図面、さらには撮影地紹介、
真岡線の路線図などが台紙には書かれ、その下部に「下館 ←→ 茂木 980円」。
おトク...ではなくて、もちろん、四半世紀の間に運賃も変わっており。
裏面はC12 66号機が牽く「SLもおか」号の迫力の走行シーンの写真が。
こういうのを撮りたかったが、絶気運転では...う~ん。
【2016年12月11日10時55分】 真岡鐵道・寺内-真岡
結局、<鉄>ではあっても路面電車とディーゼル動車を追いかけ回すのが“本業”の
ようになってしまった<変態鉄>、「SLもおか」は、その気になればいつでも
訪問可能な距離にあったにも関わらず、高校生時代の“リベンジ”を果たしたのは
2016年暮れのこと。
でも、この「切符」には、もっとスゴい仕掛けが...
それが、こちら。
自分より若い世代の方だと、全くご存じない方もいらっしゃるかも...
最初の写真にも写っているが、この記念乗車券の最大の特徴は「C12 SL音CD付き」。
C12型のキャブ添乗音や沿線での通過音などを6曲ほど収めたCDが1枚
付属しているのだった。
コレは結構、珍しい商品のような気がするのである。
いまの若い方だと「CDで音楽を聴く」ということ自体、経験されていないのかも...
しかも、である。
CDと言えばもっと大きな円板で、透明なプラスチックのケースに入って...
と思われるかも知れない。
でも、<変態鉄>が高校生くらいの時はシングル盤というのは「8 cm CD」で
発売されるのが普通だったのである。当時のCDプレーヤーであっても
「専用アダプター」を付けないと再生できないものもあった。
でも、シングル盤は紙のケースに、この小さなディスク、12 cmの、
いまのBDとかDVDと同じサイズのディスクというのはアルバム盤だった。
たま~に、何を思ったのか、12 cm盤のシングルを発売する歌手がいて...
CDショップなどでは、「フルサイズ・シングル」とコトバで、
わざわざ区別していたような気がする。箱に入れて整理しようとしても
アルバムとシングルが混ざってしまって、自分にとっては
ちょっと困りものだった。
はやりの邦楽だけではあったが、高校生から大学に入る頃までは
結構、小遣いの使い道に「音楽CD」というのもあった
<変態鉄>だったのである。
(中学生になって、生まれて初めて買ったCDが、いまの江口洋介の奥様の...というのは内緒にしておく)
おっと話が大幅に逸れている。
<鉄>ブログとして。
【2017年2月25日16時30分】 真岡鐵道線・真岡駅
「SLもおか」号運転開始の頃は、“SLが牽く客車が50系なんて、あり得ない!!”と
批判的な意見の<鉄>も少なくなかった。でも、ローカル客レが次々に廃止され、
いまや、本来の姿を残すオハ50系客車も、真岡線の3両だけとなってしまい...
<変態鉄>としては、先頭に立つSLよりも“客車列車”が懐かしく感じられて。
【2017年2月25日15時50分】 真岡鐵道線・オハフ50 33車内
何やら、今冬、50系客車が検査入場しているそうで。もうしばらくの間、その活躍が
期待できそうで。ということで、春になったら「客車列車」を楽しみに出かけようかと
企んでいるのである。
さぁ、明日は何を書こうか...嗚呼、ネタ切れ。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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8cmCDあります!ウチにもあります。
娘が買った「残酷な天使のテーゼ」
その娘はMD派でした。
by hanamura (2018-02-14 06:42)
hanamuraさん
コメントありがとうございます。
CDはあるのですが、CDラジカセが壊れたままで。
パソコンで聴くくらいしか方法がないので...
何だか「CDを聴く」というのも久しくしていないような。
ちなみに、自分もMD派でした。
by あるまーき (2018-02-14 09:40)
ウチにもあります。
MAXの恋するヴェルファーレダンス
久しぶりに聞いてみようかな。
by skekhtehuacso (2018-02-14 22:12)
skekhtehuacso さん
コメントあり雅号ございます。
自宅で、「CDで音楽を聴く」というのは、久しくしていないと
思います。何だか自分も、この記事を書いているうちに聴いて
みたくなったのですが、片付けているオーディオを出してきて、
CDを取り出して...というのが、このネット時代、何とも億劫で。
by あるまーき (2018-02-15 00:38)