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いすみキハ52単行運転リベンジ 20180113(1) [いすみ鉄道 国鉄型キハ]

今日の話題に入る前に。

東京は雪。すでにつもり始めている。

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【2012年1月24日11時07分】 都電荒川線・荒川二丁目-荒川区役所前(後追い)

とはいえ、この写真は...。そう、7000形電車、健在の頃。6年前の1月、前日の雪が
止んだ出勤前にコンデジだけ持って都電荒川線を訪れていたのだった。

予報が外れて、毎度の気象庁による「降る降る詐欺」を期待したのだが...
やはり。お昼前には白いものが舞い始めた東京、午後から雪は本降りになって。
正午前に出社したのだが、今日の仕事は全てキャンセルになって。

振替で3月の休みだったはずの期間に、出社が増えるのだが...

さっさと16時過ぎには帰宅したのだった。雪が降り出した時点で数分の遅れが出ていた
京王線、16時には普段の夕ラッシュ位の混雑で。あとでTVのニュースで見たら、
井の頭線でも渋谷駅で改札制限が行われたほどというのだから早めの帰宅は正解。

その帰り道。

……  ……

コンビニに立ち寄って自分宛のクロネコの荷物を。
その中身は、たった1つのUSBメモリーだったのだが...

01_IMG_8201.jpg

これをパソコンのUSBポートに挿せば、そう、13日の撮影データが見事“復活”して。

ようやく晴れてこのシリーズ、スタートできたのである。


でも、その前に。

何の前触れも無く(笑)。

  http://www.isumirail.co.jp/timetable/jikoku_k_2018.html

いすみ鉄道の2月改正の新ダイヤが公表されていた。数年間続いた土休日のダイヤが
大幅に変更になり、キハの急行運用も大きく変わるみたい。
大多喜-上総中野間の間合いローカルが無くなって、夕方の入庫時間が早まって、
かつ、夕方最後の撮影が大原側では無く、上総中野側に変わって。

これまで慣れてきた撮り方が...

それはつまり、新しい撮り方にいろいろと挑戦できるようになると言うことを
意味していて。今春、再び訪れるのが楽しみになってきた。


2018年1月13日(土)晴れ

6日前と同じ行程。朝5:06の渋谷ゆき井の頭線からスタート。品川に向かうのだが、
前週は品川駅の階段でコケて膝を強打したのだった。

そしてこの朝は...

それは渋谷駅のコンコース、まだ人も疎らな玉川改札前を歩いていて。
腰が...、「電気が走ったような感覚」とはこのこと。腰に激痛が走って、足の力が
一瞬、抜けてしまうような。今度は腰痛だった。
ヘンな汗をかきつつ、痛みに耐えて山手線ホーム。

シナガワグースからの京急バスは順調に走って8時前に大多喜駅前に到着。

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【2018年1月13日7時53分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅付近

キハはホーム裏の給油線側では無く、大手門ヨコの検修庫前でスタンバイしていた。
その隣にいたのは、206号車。2011年に初めて大多喜を訪れたときも、この組合せ。

でも、最近では206号車が運用に入ることはほとんど無く、この並びを撮るのも
久しぶりだった。

コンビニに立ち寄って、快速100D列車の撮影地へ。
前回が「姫宮第一」だったので、この朝は夷隅川鉄橋にしようと決めていた。

できるだけ正面がちに撮りたかったが、この朝、久々に沿線には非常に多くの
“同業者さん”が集まっていた。大原側の“顔”に光が回る貴重なチャンスの上り
とあって、定番撮影地には既に多くの三脚が。

築堤のすぐヨコから、サイドがちに川岸に立つポジションまでキャパの大きい
撮影地だけに立ち位置は確保できたが...

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【2018年1月13日8時28分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜-城見ヶ丘

気がかりだったのは空だった。この日の天気は「晴れ」、でも、空を見上げれば
意外と白い雲が目立ち。短いサイクルで日が照って翳って...繰り返していた。
キハの姿が見えてくるまで、ヒヤヒヤものだったのである。

前週は青い「快速」マークが掲出されたが、この朝の快速100Dはヘッドマーク無し。
こう見れば、80年台から90年台にかけての、ちょうど昭和が平成になり、国鉄がJRに
<変態鉄>が趣味活動を本格的にスタートした時期のローカル線の列車である。

これを撮ったら、再び大多喜駅へ。

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【2018年1月13日8時51分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅付近

キハが出庫しても206号車はそのままのポジションで昼寝の時間。
この車両もすでに“30年選手”、バスの車体部品などを利用した軽量車体、
全国の第3セクターにいた同型車もほぼ見られなくなり。

当たり前に走っていたときは撮ろうとも思わなかったのだが...

そのあたり冒頭の都電7000形と似ているような。

これを撮ったら...

腰が痛いこともあって、駅に戻って陽当たりの良い大原ゆきホームのベンチで
ボーーっとしていたのだが...。

構内踏切の警報音。

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【2018年1月13日9時23分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅

ぬぁんと...

<鉄>失格である。てっきり、何らかの構内作業があるのかと、ノンビリしていたら。
時刻は9:20、目の前のホームで上り第56D列車と下り第57D列車(大多喜止まり)が
踏切を挟んで2本のホームに並ぶのだった。

<撮り鉄>に訪れて、その路線の時刻表を確認していないという、どうしようもない
<ダメ鉄>だったのである。キハ20 1303号車の大原ゆきと302号車の大多喜止まり。
普段の<変態鉄>の“芸風”とは、ちょっと違うが2本の列車が交換する日常風景。

さて、この30分後にやってくるのが第101D列車「急行1号」。
国吉駅でキハ20 1303号車と急行列車が交換することになるわけで。
この日は第101D列車に乗るつもりだった。ということは、撮影するなら猿稲踏切。

普段とは逆サイドで撮ろうと思ったが“下見”した結果、大多喜駅のホーム端で
“駅撮り”した方が良い画が撮れそう...というのが、その場の判断。

大多喜駅に戻って。

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【2018年1月13日9時42分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅

普段、何気なく立ち寄る大多喜駅。キハ以外にはなかなか注目する機会もないのだが
軌道用バイクということになるのだろうか。保線用の作業車は何だか懐かしいデザイン。

今晩、房総も大雪に見舞われ、いすみ鉄道も運転見合わせになっているとのこと。
明日の早朝、保線担当者がこのバイクで始発前の線路を巡回するのだろうか??

そして...

いよいよ。

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【2018年1月13日9時53分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅

9:55、第101D列車「急行1号」が入ってきた。この日は珍しく上総中野側に
大型ヘッドマーク。列車名は普段通りの「急行 夷隅」、でも、この姿はなかなか
レアな姿なのである。

ちなみに、この写真の右下、妙に低い信号機は、いすみ鉄道の特徴でもある。
他ではなかなか見られないタイプの信号機。腕木式信号を色灯式信号に置き換えるとき
何かの都合で、特例的にこの背の低い信号機になったのだとか...

真相については諸説あるみたいだが。

キハの車内は各ボックスが埋まる程度の乗車率。車内限定品の幕の内弁当が気になったが
グッと堪えて、終点・上総中野駅を目指したのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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