2017夏、中国地方へ(23)久々の「横川線」は?? [イマドキのTRAMたち(路面電車)]
「まだ、続くのか!?」と、批判の声が寄せられそうなところだが、そこは<変態鉄>。
PV数が最近無かったくらいの水準まで低下しても、「nice!」を押して
いただけなくなったり...、でも、そんなことにも負けない。
「書きたい記事を書く」というのが拙ブログの方針なのである。
というわけで、9月2日の広電の路面電車撮影記。
【2017年9月1日14時58分】 広島電鉄江波線・江波電停
すぐ近くを通りかかることはあったのに、なかなか訪れる機会が無かったのが
横川駅周辺。路面電車好きの<変態鉄>でも、高校生の時に一度乗って以来、
ずっとご無沙汰していた区間だった。
四半世紀の間に、JRの駅前広場と一体になった立派な電停に姿を変えており...
…… ……
2017年9月1日(金)晴れのち曇り
保存されたC59蒸機を眺めてから、再び広電に乗って向かったのは江波終点。
【2017年9月1日14時22分】 広島電鉄本線・原爆ドーム前電停
「広電」と言えば、最新の超低床連接車を大量に投入し、
LRTへの“脱皮”を果たした事業者という印象を持っていたのだが、
とはいえ、労働集約的というか、多くの鉄道マンの手に支えられている昔ながらの
鉄道情景も多く残っている...と気づかされて、それで、「もう一度、撮りたい」
という、そんなことを思っている今日この頃なのである。
江波での折返しはいったん江波車庫の中に引き上げられて。
【2017年9月1日14時47分】 広島電鉄・江波車庫
ここで運用途上の車両交換や運用変更が行われたりすることもあるのだろうか、
“単車”を中心に多くの電車が待機しており、時折、ポイントが切り替えられて。
1002号“Flower Train”は、横川駅ゆきとして折り返すみたい。
江波車庫で暫しの休憩、折返し出庫は手旗をもった職員の誘導で。
車庫の入出庫時に、こういうシーンが展開される所も少なくなったような。
千田車庫もそうだったが、アナログな仕組みが残っているのも撮っていて楽しく。
【2017年9月1日14時56分】 広島電鉄・江波車庫
この日の“江波車庫待機組”は、やはり、800形が目立つのだが...
でも、西鉄から来た1形式1両のレア車両になった602号車の姿も。
ただ、残念ながら旧神戸市電の姿は無く。
さて、2日間、広電を撮って、少しずつ車両の動きも分かってきたわけで。
<変態鉄>が撮りたいと思う、西日本各地の路線から転入してきた車両たちは、
7号線 広電本社前 - 横川駅
8号線 横川駅 - 江波
この2系統を交互に往復するという運用に入っているみたい。
(もちろん、そこに800形や1000形グリーンムーバーLEXも混ざるのだが...)
市内中心部、西側をアルファベット小文字の「h」のような形で行ったり来たり。
そんな“三角運用”が組まれているみたいで。
【2017年9月1日14時58分】 広島電鉄江波線・江波電停
日中時間帯でも頻繁に電車が発着する江波終点、1914号車「平安」がやって来た。
「何か珍しい車両が見えたら、許可を取って車庫内での撮影を...」と思っていたが
前日に撮った車両が中心で...
今度は一気に横川駅へ。
【2017年9月1日15時33分】 広島電鉄横川線・横川駅電停付近
素通りしたことはあったのだが、広電の路面電車で横川駅に来るのは高校生の時に
撮りに来て以来。その当時の様子は、全く記憶していないのだが、でも、
25年ぶりの訪問。駅前の電停付近は大きく変わったような気がする。
多くの都市の路面電車で、JR線の主要駅に接続した電停があるが、
JR駅の改札を出て、横断歩道も歩道橋も地下通路も無く、平面的な移動で
路面電車の乗り場へ直接アクセス可能な所は意外と少ない。
横川駅も、JRの改札口から大きな屋根で覆われた通路...というか駅前広場。
その正面に電停ホームがあり、雨の日でも傘をささずに乗り換えられる構造、
広島駅と同じで、そのあたり、路面電車が都市交通の“主役”として定着している
1つの現れだろうか。
ただ、屋根があると言うことは、その分、写真を撮るのは難しいわけで。
【2017年9月1日15時46分】 広島電鉄横川線・別院前電停
8号線 横川駅 - 江波 という運転系統は、ほぼ南北へ。
路線名は北半分が横川線、本線を300 mほど挟んで南半分が江波線。
その走る道も、寺町通りから舟入通りに名を変えるが、でも、ほぼ一直線。
十日市町から北側の、その寺町通りは道幅が広い割にはクルマはそれほど
多くは無く。「大通りの中央をゆったり走る電車」を撮ろうと歩いて戻って
来たのは2つ目の別院前電停。
まずは1912号「大文字」、16時近くになって西に傾いた太陽に照らされる瞬間。
【2017年9月1日15時57分】 広島電鉄横川線・別院前電停
とはいえ、基本的にこの午後の天気はドン曇りだった。
1000形グリーンムーバーLEX、これの登場で“単車”で運行されていた系統が
超低床連接車で置き換えられることになったわけで、ちょっと憎い存在だが、
でも、乗ってみれば、さすがに乗り心地も良く。
別院前電停を選んだのは、この電停のすぐ北側で電車が太田川を渡るから。
橋の前後に勾配があって、そんな雰囲気が出せるかと思って。
【2017年9月1日16時00分】 広島電鉄横川線・別院前電停
続いて同じ1000形だが、トップナンバー1001号車は愛称が「ピッコロ」。
“LEX”は1003以降の呼び名である。このあたりは、帰宅してから調べた
広電の公式サイトの情報のほぼ受け売り。焦げ茶色の塗装は、
「電車開業100周年記念車両」。焦げ茶色に見えるが色名は
「アニバーサリーレッド」なのだそうだ。1002号車も同色で「ピッコラ」だが、
いまは“Flower Train”仕様になっている。ただ、花のイラストはラッピングで
表現されているようで、フロント部分をよく見ると「PICCOLA」の文字が
浮き出ているのがわかる。
この日は旧大阪市電の900形が運用に入っているのを確認していたので、
それを撮って終わりにしようと。
【2017年9月1日16時11分】 広島電鉄横川線・別院前電停
16時過ぎ、太田川に架かる橋を渡る姿を撮って、カメラを仕舞うのだった。
2日間、天気にも恵まれて、撮りたかった電車も一通り撮ることができて、
充実の広電撮影だった。
【2017年9月1日16時18分】 広島電鉄横川線・別院前電停
さぁ、夕ラッシュが始まる前に呉に帰らないと...
やって来た1900形に乗り込むのだった。
…… ……
その広島駅。
【2017年9月1日16時57分】 広島電鉄本線・広島駅電停付近
電車を降りると目の前には謎のキャラクター。
「ゆるキャラ???」
でも、ゆるそうな雰囲気は全然無く。せめて名前くらい覚えてくれば良かった。
写真を撮っただけで通り過ぎてしまった自分。ブロガー失格である。
115系の普通電車で、18時前、呉に戻ったのだった。(つづく)
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
PV数が最近無かったくらいの水準まで低下しても、「nice!」を押して
いただけなくなったり...、でも、そんなことにも負けない。
「書きたい記事を書く」というのが拙ブログの方針なのである。
というわけで、9月2日の広電の路面電車撮影記。
【2017年9月1日14時58分】 広島電鉄江波線・江波電停
すぐ近くを通りかかることはあったのに、なかなか訪れる機会が無かったのが
横川駅周辺。路面電車好きの<変態鉄>でも、高校生の時に一度乗って以来、
ずっとご無沙汰していた区間だった。
四半世紀の間に、JRの駅前広場と一体になった立派な電停に姿を変えており...
…… ……
2017年9月1日(金)晴れのち曇り
保存されたC59蒸機を眺めてから、再び広電に乗って向かったのは江波終点。
【2017年9月1日14時22分】 広島電鉄本線・原爆ドーム前電停
「広電」と言えば、最新の超低床連接車を大量に投入し、
LRTへの“脱皮”を果たした事業者という印象を持っていたのだが、
とはいえ、労働集約的というか、多くの鉄道マンの手に支えられている昔ながらの
鉄道情景も多く残っている...と気づかされて、それで、「もう一度、撮りたい」
という、そんなことを思っている今日この頃なのである。
江波での折返しはいったん江波車庫の中に引き上げられて。
【2017年9月1日14時47分】 広島電鉄・江波車庫
ここで運用途上の車両交換や運用変更が行われたりすることもあるのだろうか、
“単車”を中心に多くの電車が待機しており、時折、ポイントが切り替えられて。
1002号“Flower Train”は、横川駅ゆきとして折り返すみたい。
江波車庫で暫しの休憩、折返し出庫は手旗をもった職員の誘導で。
車庫の入出庫時に、こういうシーンが展開される所も少なくなったような。
千田車庫もそうだったが、アナログな仕組みが残っているのも撮っていて楽しく。
【2017年9月1日14時56分】 広島電鉄・江波車庫
この日の“江波車庫待機組”は、やはり、800形が目立つのだが...
でも、西鉄から来た1形式1両のレア車両になった602号車の姿も。
ただ、残念ながら旧神戸市電の姿は無く。
さて、2日間、広電を撮って、少しずつ車両の動きも分かってきたわけで。
<変態鉄>が撮りたいと思う、西日本各地の路線から転入してきた車両たちは、
7号線 広電本社前 - 横川駅
8号線 横川駅 - 江波
この2系統を交互に往復するという運用に入っているみたい。
(もちろん、そこに800形や1000形グリーンムーバーLEXも混ざるのだが...)
市内中心部、西側をアルファベット小文字の「h」のような形で行ったり来たり。
そんな“三角運用”が組まれているみたいで。
【2017年9月1日14時58分】 広島電鉄江波線・江波電停
日中時間帯でも頻繁に電車が発着する江波終点、1914号車「平安」がやって来た。
「何か珍しい車両が見えたら、許可を取って車庫内での撮影を...」と思っていたが
前日に撮った車両が中心で...
今度は一気に横川駅へ。
【2017年9月1日15時33分】 広島電鉄横川線・横川駅電停付近
素通りしたことはあったのだが、広電の路面電車で横川駅に来るのは高校生の時に
撮りに来て以来。その当時の様子は、全く記憶していないのだが、でも、
25年ぶりの訪問。駅前の電停付近は大きく変わったような気がする。
多くの都市の路面電車で、JR線の主要駅に接続した電停があるが、
JR駅の改札を出て、横断歩道も歩道橋も地下通路も無く、平面的な移動で
路面電車の乗り場へ直接アクセス可能な所は意外と少ない。
横川駅も、JRの改札口から大きな屋根で覆われた通路...というか駅前広場。
その正面に電停ホームがあり、雨の日でも傘をささずに乗り換えられる構造、
広島駅と同じで、そのあたり、路面電車が都市交通の“主役”として定着している
1つの現れだろうか。
ただ、屋根があると言うことは、その分、写真を撮るのは難しいわけで。
【2017年9月1日15時46分】 広島電鉄横川線・別院前電停
8号線 横川駅 - 江波 という運転系統は、ほぼ南北へ。
路線名は北半分が横川線、本線を300 mほど挟んで南半分が江波線。
その走る道も、寺町通りから舟入通りに名を変えるが、でも、ほぼ一直線。
十日市町から北側の、その寺町通りは道幅が広い割にはクルマはそれほど
多くは無く。「大通りの中央をゆったり走る電車」を撮ろうと歩いて戻って
来たのは2つ目の別院前電停。
まずは1912号「大文字」、16時近くになって西に傾いた太陽に照らされる瞬間。
【2017年9月1日15時57分】 広島電鉄横川線・別院前電停
とはいえ、基本的にこの午後の天気はドン曇りだった。
1000形グリーンムーバーLEX、これの登場で“単車”で運行されていた系統が
超低床連接車で置き換えられることになったわけで、ちょっと憎い存在だが、
でも、乗ってみれば、さすがに乗り心地も良く。
別院前電停を選んだのは、この電停のすぐ北側で電車が太田川を渡るから。
橋の前後に勾配があって、そんな雰囲気が出せるかと思って。
【2017年9月1日16時00分】 広島電鉄横川線・別院前電停
続いて同じ1000形だが、トップナンバー1001号車は愛称が「ピッコロ」。
“LEX”は1003以降の呼び名である。このあたりは、帰宅してから調べた
広電の公式サイトの情報のほぼ受け売り。焦げ茶色の塗装は、
「電車開業100周年記念車両」。焦げ茶色に見えるが色名は
「アニバーサリーレッド」なのだそうだ。1002号車も同色で「ピッコラ」だが、
いまは“Flower Train”仕様になっている。ただ、花のイラストはラッピングで
表現されているようで、フロント部分をよく見ると「PICCOLA」の文字が
浮き出ているのがわかる。
この日は旧大阪市電の900形が運用に入っているのを確認していたので、
それを撮って終わりにしようと。
【2017年9月1日16時11分】 広島電鉄横川線・別院前電停
16時過ぎ、太田川に架かる橋を渡る姿を撮って、カメラを仕舞うのだった。
2日間、天気にも恵まれて、撮りたかった電車も一通り撮ることができて、
充実の広電撮影だった。
【2017年9月1日16時18分】 広島電鉄横川線・別院前電停
さぁ、夕ラッシュが始まる前に呉に帰らないと...
やって来た1900形に乗り込むのだった。
…… ……
その広島駅。
【2017年9月1日16時57分】 広島電鉄本線・広島駅電停付近
電車を降りると目の前には謎のキャラクター。
「ゆるキャラ???」
でも、ゆるそうな雰囲気は全然無く。せめて名前くらい覚えてくれば良かった。
写真を撮っただけで通り過ぎてしまった自分。ブロガー失格である。
115系の普通電車で、18時前、呉に戻ったのだった。(つづく)
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0