2017夏、中国地方へ(22)呉線の栄光!? [保存車・廃線跡]
秋も深まってきて。いよいよ暑さも一段落、<撮り鉄>には最高の季節...と
思いつつ、仕事の方がなかなか...。
忙しさと予期せぬ事態と。おかげでブログの方は事実上の放置状態。
ただとりあえず、毎晩記事をアップしているだけで...
気になっているブログもなかなか訪問させて頂くこともできず。
【2017年10月1日12時48分】 いすみ鉄道・総元-西畑
先日、無理を承知で大多喜まで撮りに行ったわけだが...
すでに稲刈りは済んでおり、沿線では柿がたわわに実っているのが見られた。
“秋らしい写真”も撮っておきたいところ。
そのためにも、休暇なんて言わないので、せめて公休日くらいは休みたい...と。
でも、そんなことばかり言っていても仕方ないので。
今日も引き続き、9月1日の広島での撮影記。
お昼からドン曇りになってきた広島、「曇りの日限定」の撮り方で
原爆ドームをバックに走る広電の路面電車を撮った後は...
…… ……
2017年9月1日(金)晴れのち曇り
多くの人とクルマの行き交う電車通りから、川沿いに200~300 mくらい進めば
右手に「こども図書館」が見えてくる。
【2017年9月1日14時12分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
そのすぐヨコに静態保存されているのがC59 161号機。
「C59」という形式自体、保存例はあまり多くないようで完全な形で残っている例は
全国でわずか3機。そのうちの1機がこの161号機。
ちなみに、他の2例とは九州鉄道記念館と梅小路(京都)。
自由に立ち入りできる場に保存されているのはこの1機だけ。
【2017年9月1日14時13分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
最近、整備されたのだろうか塗装もキレイで黒く輝いて見えた。
ただしキャブ窓のガラスなどは欠損している。
【2017年9月1日14時14分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
キャブ内の機器にはボテボテの厚塗りでペンキが塗られているものの
でも、あまり荒廃した感じは無く。見学していても、ちょっとホッとする1両。
さて、このC59 161号機。
C59形というのは戦前、国鉄の急行・特急(もちろん東海道・山陽本線)用の
旅客機関車として製造されたもの。
【2017年9月1日14時12分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
製造開始は1941年(昭和16年)、戦争による中断を挟んで1947年(昭和22年)までに
合計173両が製造されたという。事情により欠番が生じているため、この161号機は
161番目の製造...ではないのだが、後期(戦後)製造分である。
【2017年9月1日14時14分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
そんなC59 161号機。落成は1946年(昭和21年)7月、山口県の日立製作所笠戸工場。
新製配置は下関、いったん広島第二に配置換えになるが、長らく下関所属。
1964年(昭和39年)に広島県東部の糸崎機関区に転属となる。
そこから、1970年(昭和45年)暮れに廃車となるまでの6年間を糸崎で過ごす。
この当時、東京-広島間を呉線経由で結んでいた寝台急行「安芸」号の先頭に
立っていたのも、この機関車。
【2017年9月1日14時15分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
というわけで、呉線で広島に撮りに通う...という今回の旅で、何となく勝手に
縁を感じていたのであった。
車歴を見ると、新製から廃車まで一貫して山口県内か広島県内にいたことに
なるわけで、そういうのもちょっと珍しい。
【2017年9月1日14時17分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
市内中心部とは思えない、静寂の中で保存されている機関車だった。
さて、再び電車通りへ。
ちなみに、工事用フェンスでちょっと撮りにくいのだが...
電車通り(相生通)から「こども図書館」まで歩く途中、川と反対側には...
【2017年9月1日14時19分】 広島県広島市中区基町付近
ご覧頂けるだろうか、スロープ状になったところにベンチシートが残され。
そう、かつての広島市民球場である。広島駅のすぐ近くの新球場に移転して
もう、かなり経つはずだが、跡地はほぼそのまま。観客席の一部が
残されているのは、意図的に保存しているのだろうか。
さてさて。
【2017年9月1日14時20分】 広島電鉄本線・原爆ドーム前電停付近
前日同様、原爆ドーム前付近に来ると、珍しい電車に出会うのである。
この日は1900形1903号「舞妓」が「訓練車」運用に入っていた。
2日連続で「訓練車」を撮ることができた。
【2017年9月1日14時22分】 広島電鉄本線・原爆ドーム前電停
そんな原爆ドーム前電停に入ってきたのは江波ゆきの“Flower Train”、
これにも2日連続の乗車である。「何か居るかも知れない?!」、
再び<変態鉄>は江波車庫を目指すのだった。(つづく)
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【2017年10月1日12時48分】 いすみ鉄道・総元-西畑
先日、無理を承知で大多喜まで撮りに行ったわけだが...
すでに稲刈りは済んでおり、沿線では柿がたわわに実っているのが見られた。
“秋らしい写真”も撮っておきたいところ。
そのためにも、休暇なんて言わないので、せめて公休日くらいは休みたい...と。
でも、そんなことばかり言っていても仕方ないので。
今日も引き続き、9月1日の広島での撮影記。
お昼からドン曇りになってきた広島、「曇りの日限定」の撮り方で
原爆ドームをバックに走る広電の路面電車を撮った後は...
…… ……
2017年9月1日(金)晴れのち曇り
多くの人とクルマの行き交う電車通りから、川沿いに200~300 mくらい進めば
右手に「こども図書館」が見えてくる。
【2017年9月1日14時12分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
そのすぐヨコに静態保存されているのがC59 161号機。
「C59」という形式自体、保存例はあまり多くないようで完全な形で残っている例は
全国でわずか3機。そのうちの1機がこの161号機。
ちなみに、他の2例とは九州鉄道記念館と梅小路(京都)。
自由に立ち入りできる場に保存されているのはこの1機だけ。
【2017年9月1日14時13分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
最近、整備されたのだろうか塗装もキレイで黒く輝いて見えた。
ただしキャブ窓のガラスなどは欠損している。
【2017年9月1日14時14分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
キャブ内の機器にはボテボテの厚塗りでペンキが塗られているものの
でも、あまり荒廃した感じは無く。見学していても、ちょっとホッとする1両。
さて、このC59 161号機。
C59形というのは戦前、国鉄の急行・特急(もちろん東海道・山陽本線)用の
旅客機関車として製造されたもの。
【2017年9月1日14時12分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
製造開始は1941年(昭和16年)、戦争による中断を挟んで1947年(昭和22年)までに
合計173両が製造されたという。事情により欠番が生じているため、この161号機は
161番目の製造...ではないのだが、後期(戦後)製造分である。
【2017年9月1日14時14分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
そんなC59 161号機。落成は1946年(昭和21年)7月、山口県の日立製作所笠戸工場。
新製配置は下関、いったん広島第二に配置換えになるが、長らく下関所属。
1964年(昭和39年)に広島県東部の糸崎機関区に転属となる。
そこから、1970年(昭和45年)暮れに廃車となるまでの6年間を糸崎で過ごす。
この当時、東京-広島間を呉線経由で結んでいた寝台急行「安芸」号の先頭に
立っていたのも、この機関車。
【2017年9月1日14時15分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
というわけで、呉線で広島に撮りに通う...という今回の旅で、何となく勝手に
縁を感じていたのであった。
車歴を見ると、新製から廃車まで一貫して山口県内か広島県内にいたことに
なるわけで、そういうのもちょっと珍しい。
【2017年9月1日14時17分】 広島県広島市中区基町・こども文化科学館前
市内中心部とは思えない、静寂の中で保存されている機関車だった。
さて、再び電車通りへ。
ちなみに、工事用フェンスでちょっと撮りにくいのだが...
電車通り(相生通)から「こども図書館」まで歩く途中、川と反対側には...
【2017年9月1日14時19分】 広島県広島市中区基町付近
ご覧頂けるだろうか、スロープ状になったところにベンチシートが残され。
そう、かつての広島市民球場である。広島駅のすぐ近くの新球場に移転して
もう、かなり経つはずだが、跡地はほぼそのまま。観客席の一部が
残されているのは、意図的に保存しているのだろうか。
さてさて。
【2017年9月1日14時20分】 広島電鉄本線・原爆ドーム前電停付近
前日同様、原爆ドーム前付近に来ると、珍しい電車に出会うのである。
この日は1900形1903号「舞妓」が「訓練車」運用に入っていた。
2日連続で「訓練車」を撮ることができた。
【2017年9月1日14時22分】 広島電鉄本線・原爆ドーム前電停
そんな原爆ドーム前電停に入ってきたのは江波ゆきの“Flower Train”、
これにも2日連続の乗車である。「何か居るかも知れない?!」、
再び<変態鉄>は江波車庫を目指すのだった。(つづく)
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