関鉄常総線「さらば、100」(6)最後の勇姿 [常総線のキハとその仲間たち[関東鉄道]]
水曜日はとりあえず仕事は休みであるはずなのだが...
夕方から、残った仕事を片付けるために職場へ。
なかなか休みがとれなくて。行きたいところ撮りたいものはたくさんあるのに
何も出来ずに。ちょっとフラストレーションが...。
でも昨晩、天気予報を見れば「晴れ」ということで朝のうちだけ少しだけ
出かけてきた。この話題はまた機会を見て記事にしたい。
【2017年1月8日11時48分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
今日も引き続き、1月8日に関東鉄道常総線・水海道車両基地で催された
「キハ100形撮影会 ~さらば、100~」の話題。
…… ……
2017年1月8日(日)曇りのち雨
200名の参加者を臨時列車の号車ごとに3班に分けての撮影タイム、最後の
3号車の撮影タイムが終わったのが11:45頃。帰りの臨時列車の集合時刻が
12時、この時間配分の中途半端さが「???」な感じだったのが、
水海道車両基地での過去のイベントでも、イベントの最後に“サプライズ”が
あるのは、毎回“恒例”。この日も早くから「サプライズを用意しています」
とのことだった。<変態鉄>としては、既存車輌の特別塗装車デビューなどの
告知があるのか、と予想していたのだが...
【2017年1月8日11時47分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
再び全参加者、構内通路を通ってキハ100形2両を取り囲むように。
ただ、タラコ色のキハ101号車のいる線路にだけは入らないように指示され、
両隣の線路のところにロープが張られ...
全員が集合したことを確認すると、運転士さんがキハ101の台車にセットされていた
手歯止め、ハンドスコッチを取り外した。
長らく休車状態、3年近く走る機会も無かった車輌だけに「まさか」だったが、
キハ101号車、今回の撮影会に備えて足回りを中心に整備されたとのことで、
結構、苦労もあったようだが、最後の勇姿を披露する...、サプライズである。
【2017年1月8日11時48分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
ただ、ちょっと残念だったのは、隣の線路まで入れるようになっていたこと。
高さ3メートルほど、長さ20メートルほどの大きさの車輌、スッキリと撮るには
「引き」が必要なのである。一眼からスマホまで、皆さん、カメラを線路の方に
突き出すように撮るので、いわゆる鉄道写真らしい走行写真を撮るのは
もう到底無理なのだった。
でも、歩いているくらいのゆっくりとした速度ではあったが、
これが最後の最後の走行シーン。
この貴重なシーンをどう撮るか!?
【2017年1月8日11時48分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
幸いなことに<変態鉄>は、これまで、このキハ101号車の現役時代の写真は
たくさん撮っていた。だから、「最後のイベント」らしい撮り方をしようと。
<撮り鉄>にとって、他の撮影者が写り込むような撮影は最もダメな写真の1つ
と考えるのが一般的。撮影地で起こる趣味者どうしのトラブルも大半は
コレが原因。このときも、「キハ全景をスッキリ撮ろう」などと考えていたら
イライラが募っていたと思う。
【2017年1月8日11時49分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
あえて、そんな他の参加者の姿をできるだけ写し込むようにして、
キハ101の最後の勇姿を撮ろうと必死でカメラを構える参加者たちの姿を
入れた写真を撮ろうと、咄嗟に“方針変更”したのだった。
【2017年1月8日11時50分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
数十メートル前進したところで方向転換。
ようやく、ヘッドライトを点けて走る姿を撮れるわけで...
今度は車両基地の北端、キハ301号車が置かれている付近までキハは前進。
【2017年1月8日11時53分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
...と、できるだけ当日のイベントの様子が伝わる写真を、などと
エラそーなことを書いていても、でも、やはり、こういう鉄道写真らしい
1枚も撮りたかったというのが正直な気持ち。
1往復めが終わったところで、折返しの前に、自分たちの立ち位置を変える
ように指示が出された。線路を挟んで左右を入れ替えることになったのである。
キハ102号車のテールライトにぶつかりそうな位置で1往復めを撮った自分、
今度は本線側から、である。
【2017年1月8日11時55分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
もちろん、やはり、少しでも前から、隣の人のカメラをかわして撮りたい
と思うのは誰もが変わらないわけで。皆さん必死にカメラを構え続ける
2往復めだったのである。
【2017年1月8日11時58分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
やはり、構内通路の付近まで前進、折り返して...のルートである。
200名の参加者のカメラが向けられる中、ゆっくりと近づいてくるキハの姿。
あっという間のことだったような...
この“サプライズ”の2往復ですでに時刻は正午を回り、帰りの列車の時刻が...
速やかに戻るように促されて...
【2017年1月8日12時01分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
でも、このシーン。キハ101号車が移動したために、この日初めてキハ102号車の
全景を見ることができたのだった。
関東鉄道になる前の「常総筑波鉄道」の車体塗色を模したとされる塗色。
キハ30形の転入は関東鉄道になってから。この塗色のキハ35系は居るはず無く。
ただ意外と似合っているのだが。
…… ……
関鉄職員の声に促されて、キハの前を後に。
これで本当に最後の最後。思う存分、キハ100の最後の姿を撮ることができて。
【2017年1月8日12時05分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
あとは臨時列車で守谷駅に戻って解散である。
仮設階段のある位置まで3両混色編成のキハが前進してきた。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
夕方から、残った仕事を片付けるために職場へ。
なかなか休みがとれなくて。行きたいところ撮りたいものはたくさんあるのに
何も出来ずに。ちょっとフラストレーションが...。
でも昨晩、天気予報を見れば「晴れ」ということで朝のうちだけ少しだけ
出かけてきた。この話題はまた機会を見て記事にしたい。
【2017年1月8日11時48分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
今日も引き続き、1月8日に関東鉄道常総線・水海道車両基地で催された
「キハ100形撮影会 ~さらば、100~」の話題。
…… ……
2017年1月8日(日)曇りのち雨
200名の参加者を臨時列車の号車ごとに3班に分けての撮影タイム、最後の
3号車の撮影タイムが終わったのが11:45頃。帰りの臨時列車の集合時刻が
12時、この時間配分の中途半端さが「???」な感じだったのが、
水海道車両基地での過去のイベントでも、イベントの最後に“サプライズ”が
あるのは、毎回“恒例”。この日も早くから「サプライズを用意しています」
とのことだった。<変態鉄>としては、既存車輌の特別塗装車デビューなどの
告知があるのか、と予想していたのだが...
【2017年1月8日11時47分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
再び全参加者、構内通路を通ってキハ100形2両を取り囲むように。
ただ、タラコ色のキハ101号車のいる線路にだけは入らないように指示され、
両隣の線路のところにロープが張られ...
全員が集合したことを確認すると、運転士さんがキハ101の台車にセットされていた
手歯止め、ハンドスコッチを取り外した。
長らく休車状態、3年近く走る機会も無かった車輌だけに「まさか」だったが、
キハ101号車、今回の撮影会に備えて足回りを中心に整備されたとのことで、
結構、苦労もあったようだが、最後の勇姿を披露する...、サプライズである。
【2017年1月8日11時48分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
ただ、ちょっと残念だったのは、隣の線路まで入れるようになっていたこと。
高さ3メートルほど、長さ20メートルほどの大きさの車輌、スッキリと撮るには
「引き」が必要なのである。一眼からスマホまで、皆さん、カメラを線路の方に
突き出すように撮るので、いわゆる鉄道写真らしい走行写真を撮るのは
もう到底無理なのだった。
でも、歩いているくらいのゆっくりとした速度ではあったが、
これが最後の最後の走行シーン。
この貴重なシーンをどう撮るか!?
【2017年1月8日11時48分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
幸いなことに<変態鉄>は、これまで、このキハ101号車の現役時代の写真は
たくさん撮っていた。だから、「最後のイベント」らしい撮り方をしようと。
<撮り鉄>にとって、他の撮影者が写り込むような撮影は最もダメな写真の1つ
と考えるのが一般的。撮影地で起こる趣味者どうしのトラブルも大半は
コレが原因。このときも、「キハ全景をスッキリ撮ろう」などと考えていたら
イライラが募っていたと思う。
【2017年1月8日11時49分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
あえて、そんな他の参加者の姿をできるだけ写し込むようにして、
キハ101の最後の勇姿を撮ろうと必死でカメラを構える参加者たちの姿を
入れた写真を撮ろうと、咄嗟に“方針変更”したのだった。
【2017年1月8日11時50分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
数十メートル前進したところで方向転換。
ようやく、ヘッドライトを点けて走る姿を撮れるわけで...
今度は車両基地の北端、キハ301号車が置かれている付近までキハは前進。
【2017年1月8日11時53分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
...と、できるだけ当日のイベントの様子が伝わる写真を、などと
エラそーなことを書いていても、でも、やはり、こういう鉄道写真らしい
1枚も撮りたかったというのが正直な気持ち。
1往復めが終わったところで、折返しの前に、自分たちの立ち位置を変える
ように指示が出された。線路を挟んで左右を入れ替えることになったのである。
キハ102号車のテールライトにぶつかりそうな位置で1往復めを撮った自分、
今度は本線側から、である。
【2017年1月8日11時55分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
もちろん、やはり、少しでも前から、隣の人のカメラをかわして撮りたい
と思うのは誰もが変わらないわけで。皆さん必死にカメラを構え続ける
2往復めだったのである。
【2017年1月8日11時58分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
やはり、構内通路の付近まで前進、折り返して...のルートである。
200名の参加者のカメラが向けられる中、ゆっくりと近づいてくるキハの姿。
あっという間のことだったような...
この“サプライズ”の2往復ですでに時刻は正午を回り、帰りの列車の時刻が...
速やかに戻るように促されて...
【2017年1月8日12時01分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
でも、このシーン。キハ101号車が移動したために、この日初めてキハ102号車の
全景を見ることができたのだった。
関東鉄道になる前の「常総筑波鉄道」の車体塗色を模したとされる塗色。
キハ30形の転入は関東鉄道になってから。この塗色のキハ35系は居るはず無く。
ただ意外と似合っているのだが。
…… ……
関鉄職員の声に促されて、キハの前を後に。
これで本当に最後の最後。思う存分、キハ100の最後の姿を撮ることができて。
【2017年1月8日12時05分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地
あとは臨時列車で守谷駅に戻って解散である。
仮設階段のある位置まで3両混色編成のキハが前進してきた。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0