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関鉄常総線「さらば、100」(3)まずは物販コーナー。 [常総線のキハとその仲間たち[関東鉄道]]

昨日の記事の冒頭にも書いたが、全国の鉄道事業者でいっせいにダイヤ改正が
行われるのが、今年は3月4日(土)。JRグループのダイヤ改正に合わせて、
直通運転がない事業者であっても、ターミナル駅での乗換の便などを考えれば
同じときにダイヤ改正をしないと...、といった構図だろうか。

<鉄>の方も、そうでない方も一斉にカメラを向けて、TVの中継も出るような
そんな大騒ぎになるのが毎年恒例だったはずの特急寝台列車の“勇退”も一段落、
一般的な<鉄>の皆さんにとって、今年の“目玉”は何なのだろうか??
趣味活動の方向性が著しく偏っている<変態鉄>にはよくわからないのである。

でも、そんな<変態鉄>として気になっている新ダイヤは...

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【2016年7月31日10時37分】 富山地鉄立山線・釜ヶ淵-沢中山

いすみ鉄道の「花金列車」も注目だが、何と言っても<変態鉄>が注目しているのは
富山地方鉄道、“ちてつ”の新ダイヤである。立山線の土休日上りダイヤに
特急“TY2”“TY4”列車というのが設定されているのを見つけてしまった。
長らく休止されていた上り特急「立山」が復活するみたい。14760形運用なら、
「特急 立山号」の大きなヘッドマークが掲出されるはずなのだが...
陽の長い時期、うまく行けば立山連峰の山々をバックに本線を快走する姿を...

でも、昨秋のイベントのオークションで、その「立山」のヘッドマークを
売り払ってしまった...という噂もあり、そのあたり果たして如何に...??
とはいえ、これで来春、富山を訪れる楽しみが1つ加わったのである。

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【2017年1月8日11時25分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地

ということで、今日も引き続き、1月8日、関東鉄道常総線の水海道車両基地で
開催された「キハ100形撮影会 ~ さらば100 ~」の話題。

……  ……

2017年1月8日(日)曇りのち雨

10時ちょうどに守谷駅を発車したキハ310形3両編成の撮影会臨時列車。
いったん水海道駅まで行って折返し、10:18に南水海道までやって来た。

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【2017年1月8日10時14分】 関東鉄道常総線・キハ313車内(南水海道付近走行中)

上り本線から分かれて車輌基地内に入るところで、車窓にはキハ100形の姿。
自分も含めて窓越しにカメラを構えていて、すでに車内は撮影会状態。

ちょうど、3年の休車期間を経ての引退。やはり車体はちょっと色あせた感じ。
でも、これで最後の撮影となれば贅沢なことは言えないわけで。

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【2017年1月8日10時25分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地

基地内でスイッチバックして10時半頃に仮設階段から降車。
最初に“撮影エリア”に入れるのは、1号車のメンバーから。

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【2017年1月8日10時24分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地

自分のいる2号車は、続いて10:55~11:20が撮影タイムとされた。25分間待ち。
でも、それで諦めるのでは<変態野郎>失格である。いや、もちろん、規制線から
内側に入って撮るのは規則違反。でも、キハから降車するときの仮設階段の
後ろまで行くとキハ100形の“後ろ姿”が見えるのである。

ちなみに、奥の方、よ~~く目を凝らすと編成をバラされたキハ318号車の
姿が写り込んでいる、ちょっと貴重な1枚。

……  ……

さて、自分も乗車していた2号車。

まずは、臨時列車の到着した地点の向かい側にある事務棟1階の職員食堂が
「物販コーナー」となっており、そこでグッズを選びながら待機するように...
とのことだった。

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でも、食堂の机を整理してできたスペース、そのテーブル上に所狭しと
並べられたオリジナルグッズの数々...

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【2016年1月8日10時26分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地

何と職員の関鉄皆さんによる手作りと言うことだったが、それにも増して
熱かったのは...

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【2017年1月8日10時37分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地

その物販コーナーのテーブルの周り。何かのバーゲンセールでも行われている
のかというくらいの...、まさに、押すな押すなの大盛況だった。
こういうのは苦手な自分。すでに限定グッズの中には完売となったものも
出ているようで...

それが気にならないと言えばウソになるのだが...
その輪から少し離れたテーブルには模型の展示。

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【2017年1月8日10時26分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地

水海道車両基地と言うよりは車庫の様子は龍ケ崎にちょっとだけ似た感じ。
でも、駅は水海道の感じだろうか、あるいは<変態鉄>の知らない、かつての
水海道機関区はこのような感じだったのだろうか。

小ぶりながら非電化ローカル線がちょっと歴史のある街を走っているような...、
そんな好感の持てるジオラマである。

建物類は既製品だろうか、でも、トイっぽい感じが全然しないで、非常によく
まとまっている。スペースもそれほど。テーブルに収まるのだから、
定尺ベニヤ板(1.8 m×0.9 m)よりも一回り、二回り小さそうなサイズ。
自分も、時間が出来たらこういうジオラマが造りたい。

ちなみに、その上を走っているのは関東鉄道の新旧車輌たちである。

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【2017年1月8日10時27分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地

周りには、一回り大きいHOスケールの車輌たち。
無蓋貨車を牽く編成のスタイルで置かれていたのは、DD502号機。
セミセンターキャブのディーゼル機関車だが、キャブのところの丸みを帯びた
スタイルが特徴的。あまり見ることのない、上からの構図で。

このDD502号機自体、最近、外観だけ再整備され、この日も撮影スペース手前に
さりげなく留置されていた。

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【2017年1月8日10時27分】 関東鉄道常総線・水海道車両基地

そして、この日のメインでもあるキハ100形101号車。
旧国鉄キハ30形、分割民営化のときに九州で廃車となって関鉄入り。
キハ300形となって活躍した。その後、水海道-下館間のワンマン運転用に
改造されて、形式が変わってキハ100形となった。

屋根上にも冷房装置が付けられて、近代的なスタイルになっているものの、
ちょうど<変態鉄>が関鉄を初めて訪れる直前の時期に、国鉄時代末期の
タラコ色、通称・首都圏色に塗り替えられた。
<変態鉄>も、この、101号車を目当てに何度も通ったのである。

……  ……

待っていても、物販コーナーの混雑ぶりは変わらず。
意を決して「突入!!」である

もちろん、いつになっても混雑ぶりは変わらなかった。
でも、こうなったら、開き直って図々しさを発揮である。他人の腕と腕の間から
ねじ込むように...、欲しかったのに売り切れていたものもあったけれど...

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受付時にいただいたものも含めて、この日の“戦利品”たち。
当日の乗務行路表とダイヤグラム(イベント当日のもの)は関東鉄道のイベントの
“定番”商品。毎回、買っている。

と、何だかこの物販コーナーだけでエネルギーを使い果たしたような...
ちょうどそんな頃、まもなく撮影時間帯になるというスタッフの方からの
集合の指示が聞こえてくるのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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