「キハの夜行列車」を堪能しました。（速報版）

失敗を繰り返してきた、いすみ鉄道キハのバルブ撮影、最後の最後に
思う存分撮影する機会を得ることができました。

大原を朝5時半に出る外房線の普通電車から総武線に乗り継いで、
新宿にある勤務先には朝8時着。以前、書いた通り、今日は自分の1年間の仕事の中でも、
1, 2を競うくらい重要な日だったのですが...

幸いなことに(?)、自分の仕事、今年はお客様のお申込み状況が非常に低調で...。
普段は大混乱となるこの日もほぼ出番無し。自分のデスクでウトウトしつつ、
同僚と馬鹿話を楽しんで、ゲラゲラ笑いながら過ごしたのでした。
定時に退社して、帰宅してからも眠くて眠くて...

皆さんのブログへの訪問が滞ったままとなっております。
申し訳ありません。明晩あたりから、再開したいと思っています。



さて、昨日の拙ブログは、拙ブログの2年4ヶ月の歴史の中で初めて。
史上初の“車内更新”でした。その直後、1時30分頃、大多喜駅停車中に消灯。

……　　……



常夜灯の“豆電球”だけの車内で、自分もしばしの眠り。
3時台の上総中野、4時過ぎの大多喜でバルブ撮影のリベンジに挑みましたが...

5時、国吉（運転停車）を、大原に向けて出発すると、常夜灯から普段通りの室内灯に
戻された車内には「アルプスの牧場」のオルゴール。
「おはようございます。本日は2月16日、日曜日、只今の時刻は5時03分です。
あと15分で大原です...」
飛越ゴハチの唯一の生き残り、キハ28 2346の車内で“おはよう放送”を聞くとは...
早朝から一人グッと来ている＜変態鉄＞だったのです。

ちなみに、ケータイのニュースで、レジェンド葛西の銀メダルを確認して
ひとりグッと来ていたのも、この朝の＜変態鉄＞でした。



殆どの方は、6時の大多喜まででしたが、自分は仕事の都合で5時18分着の大原まで。
外房線に乗り換えて、新宿の職場に向かったのです。

……　　……



深夜帯にもかかわらず、“いすみ鉄道応援団”の皆さんによる車内販売、
大多喜駅でのラーメンの屋台などのサービスも楽しかったのでした。

聞いた話では、ふだん、深夜帯に列車の設定がない路線だけに
この運転に際しては沿線住民への広報など、いろいろな大変なことがあったらしい。
だから、4VK（キハ28の冷房用発電エンジン）を使用する季節には、
夜行運転は絶対にムリだということで、この時期の設定になったとか...。

当日は、午前中まで大雨の影響で運転を見合わせていた同線、
このイベント列車を運転して下さった、そして、＜変態鉄＞にバルブ・リベンジの
機会を与えて下さった(!?)、いすみ鉄道の皆さんにも改めて感謝している
＜変態鉄＞なのでした。

でも、タラコ色のキハ52もバルブしたいなぁ...
来シーズンあたり、やってくれないかなぁ、もう一度。