31. 小さな、かつての終着駅(立山線・千垣駅)<前編> [探訪!! ちてつ百景]
どうでも良い話だが、会社で、自分と隣席の同僚が言っていた。
ちなみに彼は決して<鉄>ではない。いつもヘンなことにばかり気づくのだ。
(自分は、職場では<鉄>であることを“最高機密”としている(笑))
【2012年4月29日12時30分】 東武伊勢崎線・浅草-とうきょうスカイツリー
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 35.0 mm 露出 F14.0 1/500秒 -1/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
先日、夫婦でスカイツリーを訪れたという。そこで彼が一番感心したのは...
…… ……
「押上駅ってスゴイ。メトロ、都営、京成、東武。
JR無しで4つの会社が乗り入れているんですよ。そんな駅、他にある!?」
折角、スカイツリーに行ってもそんなことばかり考えているなんて、奥さんもかわいそう。
かなりヘンなヤツ。自分とは、同い年、入社も同時だが、いまでは自分の上司(笑)。
彼が以前、言っていた。
「小田急線に一度乗ると、東京都と神奈川県を何回行き来するか知ってる!?」
ヤツはホントに地図で調べたらしい。
自分も調べて見ると、確かに、和泉多摩川と登戸の間で多摩川鉄橋を渡ってから
新百合ヶ丘を過ぎてから相模大野に着くまでに、何度も、都県境をこえている。
アルバイト時代、そちらに仕事で足をのばすことは多かったが、
そんなこと自分は一度も考えたこともなかった。
閑話休題。今日は、富山ネタのはずだった。
それに比べたら、全然たいしたことないのだが、
今日から2回にわたってご紹介する千垣駅がある、富山地鉄立山線、
富山市の電鉄富山駅を出てから、中新川郡立山町に入り、
そのまま順調に立山駅に着くのかと思いきや、この千垣駅を出て富山市に戻る。
ちょうど立山町と富山市の境目になるのが、撮影名所の「千垣の鉄橋」。
【2012年10月8日9時42分】 富山地鉄立山線・千垣-有峰口
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 70.0 mm 露出 F7.1 1/640秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光
有峰口、本宮と富山市内の駅が続き、終点の立山駅に到着する寸前、
間川鉄橋で再び中新川郡に戻ると、そこは立山駅の構内。
初めて千垣の鉄橋に撮影に出向いたとき、「富山市」の標識を見て愕然としたのだ。
(いつもながら、大袈裟すぎ。)
立山線の線路は常願寺川に沿う形で、富山平野から立山を目指す。
右岸が中新川郡、左岸は富山市。だから、常願寺川を渡ると行政区画が変わる。
【2013年6月26日10時43分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 13.8 mm 露出 F4.0 1/1000秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
岩峅寺、横江と徐々に山間部に入っていく立山線。県道と常願寺川の間に
“へばりつく”ように建っている小さな木造駅舎が、かつての終着駅・千垣である。
【2013年6月26日10時423分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 7.0 mm 露出 F4.0 1/640秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
長年の風雪に耐えてきたことが伝わってくる駅舎...
何だか、細長い。道路拡幅で削られたの?????
【2013年6月26日10時43分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 28.4 mm 露出 F5.0 1/500秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
駅前には地鉄バスの標識はあるが、確か、現在、千垣駅前に発着する路線はない。
(地域のコミュニティバスが発着)
【2012年10月8日8時59分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 28.0 mm 露出 F8.0 1/160秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
駅内に入ってみよう。
もちろん、無人駅。駅舎を抜けてホームに出る。
【2013年6月26日10時40分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 5.6 mm 露出 F5.0 1/1250秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
駅名看板は「ますの寿司」の広告入り。実は立山博物館まではかなり距離がある。
【2013年6月26日10時45分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 9.2 mm 露出 F4.0 1/800秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
県道と線路の間のスペースには棒線式のホーム。
石積みのホームが、その後、嵩上げされていることがよく分かる。
でも、単なる棒線式の小駅かと思いきや...
【2013年6月26日10時41分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 11.6 mm 露出 F4.5 1/500秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
この写真。実は川に向かった崖の方に、このこんもりした盛り上がりと謎のスペース。
そう、ここは対向式ホームを備えた交換駅だった時代があるのだ。
【2013年6月26日10時50分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 52.0 mm 露出 F5.6 1/640秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
おっと、ホームを観察していたら、千垣の鉄橋を最徐行で渡った14760形が
近づいてきた。
では、明日は駅舎内部などを。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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ちなみに彼は決して<鉄>ではない。いつもヘンなことにばかり気づくのだ。
(自分は、職場では<鉄>であることを“最高機密”としている(笑))
【2012年4月29日12時30分】 東武伊勢崎線・浅草-とうきょうスカイツリー
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 35.0 mm 露出 F14.0 1/500秒 -1/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
先日、夫婦でスカイツリーを訪れたという。そこで彼が一番感心したのは...
…… ……
「押上駅ってスゴイ。メトロ、都営、京成、東武。
JR無しで4つの会社が乗り入れているんですよ。そんな駅、他にある!?」
折角、スカイツリーに行ってもそんなことばかり考えているなんて、奥さんもかわいそう。
かなりヘンなヤツ。自分とは、同い年、入社も同時だが、いまでは自分の上司(笑)。
彼が以前、言っていた。
「小田急線に一度乗ると、東京都と神奈川県を何回行き来するか知ってる!?」
ヤツはホントに地図で調べたらしい。
自分も調べて見ると、確かに、和泉多摩川と登戸の間で多摩川鉄橋を渡ってから
新百合ヶ丘を過ぎてから相模大野に着くまでに、何度も、都県境をこえている。
アルバイト時代、そちらに仕事で足をのばすことは多かったが、
そんなこと自分は一度も考えたこともなかった。
閑話休題。今日は、富山ネタのはずだった。
それに比べたら、全然たいしたことないのだが、
今日から2回にわたってご紹介する千垣駅がある、富山地鉄立山線、
富山市の電鉄富山駅を出てから、中新川郡立山町に入り、
そのまま順調に立山駅に着くのかと思いきや、この千垣駅を出て富山市に戻る。
ちょうど立山町と富山市の境目になるのが、撮影名所の「千垣の鉄橋」。
【2012年10月8日9時42分】 富山地鉄立山線・千垣-有峰口
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 70.0 mm 露出 F7.1 1/640秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光
有峰口、本宮と富山市内の駅が続き、終点の立山駅に到着する寸前、
間川鉄橋で再び中新川郡に戻ると、そこは立山駅の構内。
初めて千垣の鉄橋に撮影に出向いたとき、「富山市」の標識を見て愕然としたのだ。
(いつもながら、大袈裟すぎ。)
立山線の線路は常願寺川に沿う形で、富山平野から立山を目指す。
右岸が中新川郡、左岸は富山市。だから、常願寺川を渡ると行政区画が変わる。
【2013年6月26日10時43分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 13.8 mm 露出 F4.0 1/1000秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
岩峅寺、横江と徐々に山間部に入っていく立山線。県道と常願寺川の間に
“へばりつく”ように建っている小さな木造駅舎が、かつての終着駅・千垣である。
【2013年6月26日10時423分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 7.0 mm 露出 F4.0 1/640秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
長年の風雪に耐えてきたことが伝わってくる駅舎...
何だか、細長い。道路拡幅で削られたの?????
【2013年6月26日10時43分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 28.4 mm 露出 F5.0 1/500秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
駅前には地鉄バスの標識はあるが、確か、現在、千垣駅前に発着する路線はない。
(地域のコミュニティバスが発着)
【2012年10月8日8時59分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 28.0 mm 露出 F8.0 1/160秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光
駅内に入ってみよう。
もちろん、無人駅。駅舎を抜けてホームに出る。
【2013年6月26日10時40分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 5.6 mm 露出 F5.0 1/1250秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
駅名看板は「ますの寿司」の広告入り。実は立山博物館まではかなり距離がある。
【2013年6月26日10時45分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 9.2 mm 露出 F4.0 1/800秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
県道と線路の間のスペースには棒線式のホーム。
石積みのホームが、その後、嵩上げされていることがよく分かる。
でも、単なる棒線式の小駅かと思いきや...
【2013年6月26日10時41分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 11.6 mm 露出 F4.5 1/500秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
この写真。実は川に向かった崖の方に、このこんもりした盛り上がりと謎のスペース。
そう、ここは対向式ホームを備えた交換駅だった時代があるのだ。
【2013年6月26日10時50分】 富山地鉄立山線・千垣駅
<撮影データ>
Canon PowerShot SX280 HS
焦点距離 52.0 mm 露出 F5.6 1/640秒 ISO400
プログラムAE CONTINUOUS AF WBオート
おっと、ホームを観察していたら、千垣の鉄橋を最徐行で渡った14760形が
近づいてきた。
では、明日は駅舎内部などを。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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バスが回転って・・・?
色んな所に行くと、色んな表現の看板がありますね。
私もそう言う看板が好きですよ。
by ミスター仙台 (2013-08-11 09:08)
ミスター仙台さん
こういう不思議な表現も、一種の「地鉄らしさ」です。
バス転回場というのが正しい表現になるのでしょうかね。
でも、本文にも書いたとおり、いま、ここに地鉄バスが定期的に来る機会はありません。かつては、新潟県境までの乗り入れ路線も含めて大路線網を誇った地鉄バスもいまは寂しくなりました。
by あるまーき (2013-08-11 16:12)