早く起きた朝は... [その他の鉄話]
このところ、東京は快晴の日が続いている。
逆に、それだけ朝晩の冷え込みは厳しく、折角の青空でも
カメラを持って外出するのも億劫になりがち...
でも、久しぶりに早起きして、出勤前に＜撮り鉄＞。
撮影対象は、普段の自分がほとんど撮りに行かないジャンル。
これを撮りにわざわざ埼玉県まで出向いたのは...
…… ……
「583系特急型寝台電車」
まもなく引退のときを迎えるであろう、この車両の人生ならぬ“車生”を
考えたとき、何か、自分自身のいまの立場と似ているような違うような...と思うと
急に親近感が沸いてきた。（別に「自分の引退が近い」訳ではないですが...）
まぁ、そんな話は放っておいて、
2012年12月8日（土） 晴れ
7時過ぎの井の頭線で出発。新宿から埼京線、武蔵浦和経由で東浦和に着いたのは
8:10過ぎ。コンビニに立ち寄ってから、線路の南側を東川口方面に進んだ。
川なのか用水路なのか...を越えるために少しだけ迂回を強いられたが、
8時半過ぎには広い原っぱのようなところから線路をスッキリと見渡せる地点に。
【2012年12月8日8時43分】 武蔵野線・東川口－東浦和
＜撮影データ＞
Canon EOS 5D Mark III／EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 135.0 mm 露出 F6.3 1/1600秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用
まずは、頻繁にやってくる205系で試し撮り。
う～ん、この時間帯、列車の顔には光が回らないようだ。
思いっきりプラス補正で、顔を引き出すことも考えたが、今日は無難に。
さて、今日のターゲット、583系、もう相当な車齢。
特急運用はおろか、定期運用もすでに消滅しており、臨時列車などの波動輸送用に
京都と秋田に最低限の両数だけ残されている。
このうち、秋田の編成は弘前地区などから東京ディズニーリゾートへの
団体臨時列車「わくわくドリーム号」として、ほぼコンスタントに月に1～2度
上京している。早朝、京葉線・舞浜でお客さんを降ろした編成は、
都心部を迂回するように西船橋経由で東大宮まで回送されて、折返しまで
留置される。この回送列車の東浦和通過が9:04頃。
これを何としても撮りたい。ファインダーを覗き込みながら、
カメラの設定を何度もチェック。ようやく、この時間になって、晴れた朝らしい
暖かさが感じるようになってきた。
9時を回った。
長い直線区間の向こうの方から、明らかに205系とは異なる3灯のヘッドライト。
レリーズスイッチを握る手にも力が入る。
【2012年12月8日8時58分】 武蔵野線・東川口－東浦和
＜撮影データ＞
Canon EOS 5D Mark III／EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 160.0 mm 露出 F9.0 1/1000秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用
思ったより、ゆっくりゆっくり進んでくる。
でも...
武蔵野線の通勤電車は8両編成、心持ち「短めに」と考えた構図だったが、
自分は、なぜか583系秋田車は7両編成だと思い込んでいた。
この1本を撮りに来ていて...、相変わらずである。
でも、編成がスッキリおさまって、串パンしてもいないし、
前面の「わくわくドリーム」のマークも一応撮れたし...、とりあえず満足。
咄嗟に三脚からカメラを外して、このカット。でも、
【2012年12月8日8時58分】 武蔵野線・東川口－東浦和
＜撮影データ＞
Canon EOS 5D Mark III／EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 160.0 mm 露出 F9.0 1/1000秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光
車両先頭部がセンター、シャッター速度が速くて流れもなし、
“ギラリ”の角度からはわずかにズレて、三拍子揃ったダメ写真。
ただ、この撮影地、いまの時期なら、583系の“ギラリ”が狙えるのはわかった。
失敗はまだ続く。583系の後ろ姿を見ながら三脚を畳み、駅に向かって歩き出す。
何歩か歩いた時に、近くでタイフォンの音。大宮車だろうか国鉄色183系が
ゆっくりと西船橋方面に向かっていった。
（東浦和で駅撮りしていたら、国鉄色並びが撮れた??）
帰りは南浦和から京浜東北線経由（赤羽乗り換え）。
特急寝台「北斗星」もチラッと見えたし、充実の＜鉄＞タイムを過ごして、
自宅へ戻った。
と、それから病院に行き、それから会社に出勤して普段通りの生活だったが...
自分と583系が重なる...?? 何なんだろう。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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逆に、それだけ朝晩の冷え込みは厳しく、折角の青空でも
カメラを持って外出するのも億劫になりがち...
でも、久しぶりに早起きして、出勤前に＜撮り鉄＞。
撮影対象は、普段の自分がほとんど撮りに行かないジャンル。
これを撮りにわざわざ埼玉県まで出向いたのは...
…… ……
「583系特急型寝台電車」
まもなく引退のときを迎えるであろう、この車両の人生ならぬ“車生”を
考えたとき、何か、自分自身のいまの立場と似ているような違うような...と思うと
急に親近感が沸いてきた。（別に「自分の引退が近い」訳ではないですが...）
まぁ、そんな話は放っておいて、
2012年12月8日（土） 晴れ
7時過ぎの井の頭線で出発。新宿から埼京線、武蔵浦和経由で東浦和に着いたのは
8:10過ぎ。コンビニに立ち寄ってから、線路の南側を東川口方面に進んだ。
川なのか用水路なのか...を越えるために少しだけ迂回を強いられたが、
8時半過ぎには広い原っぱのようなところから線路をスッキリと見渡せる地点に。
【2012年12月8日8時43分】 武蔵野線・東川口－東浦和
＜撮影データ＞
Canon EOS 5D Mark III／EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 135.0 mm 露出 F6.3 1/1600秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用
まずは、頻繁にやってくる205系で試し撮り。
う～ん、この時間帯、列車の顔には光が回らないようだ。
思いっきりプラス補正で、顔を引き出すことも考えたが、今日は無難に。
さて、今日のターゲット、583系、もう相当な車齢。
特急運用はおろか、定期運用もすでに消滅しており、臨時列車などの波動輸送用に
京都と秋田に最低限の両数だけ残されている。
このうち、秋田の編成は弘前地区などから東京ディズニーリゾートへの
団体臨時列車「わくわくドリーム号」として、ほぼコンスタントに月に1～2度
上京している。早朝、京葉線・舞浜でお客さんを降ろした編成は、
都心部を迂回するように西船橋経由で東大宮まで回送されて、折返しまで
留置される。この回送列車の東浦和通過が9:04頃。
これを何としても撮りたい。ファインダーを覗き込みながら、
カメラの設定を何度もチェック。ようやく、この時間になって、晴れた朝らしい
暖かさが感じるようになってきた。
9時を回った。
長い直線区間の向こうの方から、明らかに205系とは異なる3灯のヘッドライト。
レリーズスイッチを握る手にも力が入る。
【2012年12月8日8時58分】 武蔵野線・東川口－東浦和
＜撮影データ＞
Canon EOS 5D Mark III／EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 160.0 mm 露出 F9.0 1/1000秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用
思ったより、ゆっくりゆっくり進んでくる。
でも...
武蔵野線の通勤電車は8両編成、心持ち「短めに」と考えた構図だったが、
自分は、なぜか583系秋田車は7両編成だと思い込んでいた。
この1本を撮りに来ていて...、相変わらずである。
でも、編成がスッキリおさまって、串パンしてもいないし、
前面の「わくわくドリーム」のマークも一応撮れたし...、とりあえず満足。
咄嗟に三脚からカメラを外して、このカット。でも、
【2012年12月8日8時58分】 武蔵野線・東川口－東浦和
＜撮影データ＞
Canon EOS 5D Mark III／EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 160.0 mm 露出 F9.0 1/1000秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光
車両先頭部がセンター、シャッター速度が速くて流れもなし、
“ギラリ”の角度からはわずかにズレて、三拍子揃ったダメ写真。
ただ、この撮影地、いまの時期なら、583系の“ギラリ”が狙えるのはわかった。
失敗はまだ続く。583系の後ろ姿を見ながら三脚を畳み、駅に向かって歩き出す。
何歩か歩いた時に、近くでタイフォンの音。大宮車だろうか国鉄色183系が
ゆっくりと西船橋方面に向かっていった。
（東浦和で駅撮りしていたら、国鉄色並びが撮れた??）
帰りは南浦和から京浜東北線経由（赤羽乗り換え）。
特急寝台「北斗星」もチラッと見えたし、充実の＜鉄＞タイムを過ごして、
自宅へ戻った。
と、それから病院に行き、それから会社に出勤して普段通りの生活だったが...
自分と583系が重なる...?? 何なんだろう。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ！」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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朝練、お疲れ様です(^o^)
583系唯一の国鉄色、秋田車、
6両の各車両の車齢が全て40年以上経ってますが
ディズニーランド団臨や最近は津軽リバイバル
運転と稼働率が高いので、まだまだ活躍して
ほしいものですね(*^^*)
御写真の583系の運用が終了してしまいますと
またひとつ昭和が消えることを意味すると
思いますよね(T_T)
by たじまーる (2012-12-09 23:55)
たじまーるさん
コメントありがとうございます。
583系は、自分にとって、学生時代、東北方面への＜撮り鉄＞＜乗り鉄＞旅行で、何度もお世話になった車両で寝台でも座席でも乗車したことがあります。あまり、気をつけて見ていないうちに最低限の数だけしか残らない希少車となってしまいました。京都車も含めてそう長くはないのかも知れませんが、少しでも記録しておきたいと思います。
昼夜兼用という独自の役割を求められた583系も、国鉄全盛期の「時代の寵児」かも知れません。１日も長く残って欲しいものです。
by あるまーき (2012-12-10 00:00)