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信濃路へ「ゆたんぽ」を見に(2)ニューノーマルな高速バス

昨夕、最後まで残った4両の「ことでんレトロ」のうち、23号と500号の2両が
90年以上の現役生活に別れを告げて。

その最後の「特別運行」は、ぬぁんと“夜の部”。羨ましい限りだったが、
<変態鉄>は祝日も休めない仕事、普段通り、職場で過ごしたのだった。
でも、Twitter で回ってくる情報によれば、ぬぁんとその最後の運転区間が...

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【2019年7月14日14時34分】 高松琴平電鉄琴平線・片原町-高松築港

昨夏の運転をもって入線が中止された高松築港駅入線だったというのだから
これまた驚き。中止前の運転のとき、雨の高松でこのカットを撮った。
いま琴平線は複線化工事が進んでいて、一応はそれが仏生山以北への入線中止の
理由と言われていたはず。レトロ4連の最初で最後の伏石駅通過、「ことでん」の
英断もスゴいけれど...

でも、ちょっと考えて冷静になった<変態鉄>。
たぶん、もし、この日、休みをとって高松に居たとしても、香東川鉄橋の
円座側か、もっと奥の方で待ちぼうけ。

“そんな...築港乗り入れなんてデマに決まっているし...”
と、タカをくくった挙げ句、ネットでその情報を知って泣くというパターン
になるのは必至だったはずで。そう思えば新宿の片隅で「嗚呼、行けなくて...」
と思っていた方が心中穏やか...だったのかも知れない。

ただ、ことでんの前身、琴平電鉄開業に合わせて導入された2両はもうしばらく
生き残る。4連がなくなっても、ことでんレトロの魅力は変わらない。
1080形“還暦の赤”や1200形“情熱の赤”、琴平線だけでも撮りたい被写体は
まだまだある訳で。

さて、9月16日の長野県への“出撃”の話題。最初は上田交通別所線の初訪問。

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