令和の「ことでんレトロ」(6)いよいよ、イベント開始!! [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
何事もなかなか思った通りにはならないもので。写真を撮るのも、もちろんそうだが
仕事でも何でも「う~ん」ということの連続で。
そうなると、ブログを書くにも、なかなかテンションが上がらなくて。
【2019年5月3日8時55分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
明日は2週連続で出かけようかと思っていたが、おとなしく自宅で。
15時からの大相撲中継に間に合うように、ちょっと<非鉄>な用事を済ませて
くるかも知れない...という程度。
「ことでん」を撮って、あの衝撃の“廃車計画”を聞いて、早いものでちょうど
2週間になろうとしている。
でも、そんなことは知るよしも無く、仏生山車両所でひとりコーフンしていたのは
5月3日の朝だった。
…… ……
2019年5月3日(金)晴れ
仏生山駅に着いたのは8時前。まだ人も疎らな時間帯から、アレコレとカメラを
向けていたのだが、こういうときの時間というのは、あっという間に過ぎていく
ような気がするわけで。
【2019年5月3日8時17分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
8時半頃から物販コーナーの机の前には少しずつ列が伸び始めて。
その準備中、片隅に“ことちゃん”ファミリーのぬいぐるみ。
「撮っても良いですか!?」と、近くの職員に声をかけたら、わざわざ物販の商品を
準備する、その手を止めて、空いている机のところに3匹(?)のイルカたちを
並べてくれたのだった。そして、制帽を持ってきてくれて...。
カメラを向ける<鉄>に、「前の机、邪魔でしょう!?」と気を利かして
前側のテーブルをズラしてくれて...
「ことでん」の皆さん、思いのほか(← 失礼っ!!)<鉄>に対しても暖かく接して
下さるのである。“それに引き換え、某社は...”などとは言わないことにするが...
9時ちょうど、物販コーナーの列も動き出すのである。社員の方の指示に従って
1人ずつ順番に商品を選んでいくスタイル。混乱とは無縁な、どちらかというと
ノンビリムードのイベントである。
確か、3~4人目くらいで<変態鉄>の番が回ってきて。その“戦利品”、いや、
“散財の結果”が写真の通り、昭和の頃の記念乗車券類を中心に。
(それでも金額的には大したことは無くて。)
その物販のテントのすぐヨコに並んでいるのが...
【2019年5月3日8時55分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
まずは京急出身の2形式。「しあわせさん こんぴらさん」の黄色い1200形は
京急700形。その隣は「還暦の赤い電車」、1080形は京急1000形である。
「準急 平木」とは、普段、見ることのできない表示になっていて。
そもそも琴平線所属の車輌だけに「平木ゆき」として走ること自体が非常にレア。
【2019年5月3日8時56分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
そして「還暦の赤い電車」を挟んで反対側に停まっていたのは、“レトロ”23号車。
<変態鉄>が「ことでんレトロ」を追うようになったのは、この電車の塗色が
ファン投票によって、昔のファンタゴンレッドとオパールホワイトの、琴電時代の
標準色になった頃からだった。
この姿を撮れるのは、あと1年とのことで。近々、撮りに行くべく“画策”している
ところなのである。その「23号車」、ことでんのものでは無いと思しき「急行」板を
掲出した姿で。
【2019年5月3日8時54分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
こちらは、ぬぁんと1070形に連結された姿で佇んでおり。製造から100年が近づき
つつある電車に、還暦を過ぎた電車が連結された状態...、なかなか見られない
貴重なシーンなのである。だた、惜しむらくは、この写真、車止めと建屋の壁の間の、
本当に狭い通路でカメラを構えている...ということ。
広角でギリギリ、車体全景を収めることができる程度で。
ただ「二兎を追う者は一兎をも得ず」の喩えの通り...
【2019年5月3日8時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
奥の方、東工場建屋付近にも人だかりができていた。そう、琴平電鉄からの
生え抜きの3両の前面にヘッドマークや方向板を装着しての撮影会が始まって
いたのである。こうやって振り向きながら、先ほどの電車たちの姿も撮りつつ...
でも、数分から10分間隔で次々に交換されるヘッドマーク付きの姿に、どんどん
シャッターを切っていったのだった。
【2019年5月3日9時01分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
<変態鉄>が、そのレトロ電車を取り囲む人混みに加わった時は、
「近代化産業遺産」のヘッドマークを掲げた姿。並びは違えど、このマークは
かつて撮ったことがある訳で。
【2019年5月3日9時02分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
そして、間もなくヘッドマークが交換され...
【2019年5月3日9時16分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
やはり何度撮っても、このマークが最高...だと<変態鉄>は思っている。
昭和40年台、琴電が観光バスに対抗するべく導入したのは車内に売店を備えた
豪華な新製車。名称付きの急行列車として運転され...
そんな時代のマークの実物が、いまだに保管されているのである。
毎年の撮影会で撮っているが、それでも、このマークを掲げた姿は何度でも
撮りたくなるもので。
バッテリーの“スタミナ”に課題のある“RP”では無く、このときばかりは
“5D Mark Ⅲ”で。もう夢中でどんどんシャッターを切り続けるのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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仕事でも何でも「う~ん」ということの連続で。
そうなると、ブログを書くにも、なかなかテンションが上がらなくて。
【2019年5月3日8時55分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
明日は2週連続で出かけようかと思っていたが、おとなしく自宅で。
15時からの大相撲中継に間に合うように、ちょっと<非鉄>な用事を済ませて
くるかも知れない...という程度。
「ことでん」を撮って、あの衝撃の“廃車計画”を聞いて、早いものでちょうど
2週間になろうとしている。
でも、そんなことは知るよしも無く、仏生山車両所でひとりコーフンしていたのは
5月3日の朝だった。
…… ……
2019年5月3日(金)晴れ
仏生山駅に着いたのは8時前。まだ人も疎らな時間帯から、アレコレとカメラを
向けていたのだが、こういうときの時間というのは、あっという間に過ぎていく
ような気がするわけで。
【2019年5月3日8時17分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
8時半頃から物販コーナーの机の前には少しずつ列が伸び始めて。
その準備中、片隅に“ことちゃん”ファミリーのぬいぐるみ。
「撮っても良いですか!?」と、近くの職員に声をかけたら、わざわざ物販の商品を
準備する、その手を止めて、空いている机のところに3匹(?)のイルカたちを
並べてくれたのだった。そして、制帽を持ってきてくれて...。
カメラを向ける<鉄>に、「前の机、邪魔でしょう!?」と気を利かして
前側のテーブルをズラしてくれて...
「ことでん」の皆さん、思いのほか(← 失礼っ!!)<鉄>に対しても暖かく接して
下さるのである。“それに引き換え、某社は...”などとは言わないことにするが...
9時ちょうど、物販コーナーの列も動き出すのである。社員の方の指示に従って
1人ずつ順番に商品を選んでいくスタイル。混乱とは無縁な、どちらかというと
ノンビリムードのイベントである。
確か、3~4人目くらいで<変態鉄>の番が回ってきて。その“戦利品”、いや、
“散財の結果”が写真の通り、昭和の頃の記念乗車券類を中心に。
(それでも金額的には大したことは無くて。)
その物販のテントのすぐヨコに並んでいるのが...
【2019年5月3日8時55分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
まずは京急出身の2形式。「しあわせさん こんぴらさん」の黄色い1200形は
京急700形。その隣は「還暦の赤い電車」、1080形は京急1000形である。
「準急 平木」とは、普段、見ることのできない表示になっていて。
そもそも琴平線所属の車輌だけに「平木ゆき」として走ること自体が非常にレア。
【2019年5月3日8時56分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
そして「還暦の赤い電車」を挟んで反対側に停まっていたのは、“レトロ”23号車。
<変態鉄>が「ことでんレトロ」を追うようになったのは、この電車の塗色が
ファン投票によって、昔のファンタゴンレッドとオパールホワイトの、琴電時代の
標準色になった頃からだった。
この姿を撮れるのは、あと1年とのことで。近々、撮りに行くべく“画策”している
ところなのである。その「23号車」、ことでんのものでは無いと思しき「急行」板を
掲出した姿で。
【2019年5月3日8時54分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
こちらは、ぬぁんと1070形に連結された姿で佇んでおり。製造から100年が近づき
つつある電車に、還暦を過ぎた電車が連結された状態...、なかなか見られない
貴重なシーンなのである。だた、惜しむらくは、この写真、車止めと建屋の壁の間の、
本当に狭い通路でカメラを構えている...ということ。
広角でギリギリ、車体全景を収めることができる程度で。
ただ「二兎を追う者は一兎をも得ず」の喩えの通り...
【2019年5月3日8時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所
奥の方、東工場建屋付近にも人だかりができていた。そう、琴平電鉄からの
生え抜きの3両の前面にヘッドマークや方向板を装着しての撮影会が始まって
いたのである。こうやって振り向きながら、先ほどの電車たちの姿も撮りつつ...
でも、数分から10分間隔で次々に交換されるヘッドマーク付きの姿に、どんどん
シャッターを切っていったのだった。
【2019年5月3日9時01分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
<変態鉄>が、そのレトロ電車を取り囲む人混みに加わった時は、
「近代化産業遺産」のヘッドマークを掲げた姿。並びは違えど、このマークは
かつて撮ったことがある訳で。
【2019年5月3日9時02分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
そして、間もなくヘッドマークが交換され...
【2019年5月3日9時16分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
やはり何度撮っても、このマークが最高...だと<変態鉄>は思っている。
昭和40年台、琴電が観光バスに対抗するべく導入したのは車内に売店を備えた
豪華な新製車。名称付きの急行列車として運転され...
そんな時代のマークの実物が、いまだに保管されているのである。
毎年の撮影会で撮っているが、それでも、このマークを掲げた姿は何度でも
撮りたくなるもので。
バッテリーの“スタミナ”に課題のある“RP”では無く、このときばかりは
“5D Mark Ⅲ”で。もう夢中でどんどんシャッターを切り続けるのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2019-05-19 03:00
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