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令和の「ことでんレトロ」(7)撮影会っ!! <前編> [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]

大相撲はまさかの展開で...、一気に勝ちっぱなしが居なくなり、混戦模様。
貴景勝も復帰したものの、これぞ“まさか”、碧山が立ち会いで横に変わって...。
でも、普段なら全く問題にしない、そんな変化にも着いていけないところに
いまの新大関の膝の状態の悪さが出ているのかも知れない。久々の富山出身関取
朝乃山関にももしかしたら、チャンスがあるかも知れない...明日も仕事は休み。

仕事は遅れに遅れており、ちょっと...かなりマズい状況になっているのだが、
周囲の視線も気にせずに“強行突破”で公休をとっている<変態鉄>なのである。
今場所、千秋楽はドナルド・トランプ氏が正面枡席を“占拠”するという異例の
国技館内の様子になりそう。ということで、落ち着いて見られる9日目に
期待しつつ...

さて、引き続き、5月3日の、ことでん仏生山車両所での撮影会の話題。

701_DPP_00005501.JPG
【2019年5月3日10時17分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

琴平線の前身・琴平電鉄の開業時に導入・増備された“生え抜き”のレトロ電車3両。
その姿を撮ることに専念した<変態鉄>だったのである。

撮影会は9時から11時までの2時間。こういう車庫での撮影会としては長めの設定
だが、10分くらいの間隔でヘッドマークや方向板を交換してくれるので、車輌の
並びが変わらなくても飽きることのない、あっという間に過ぎていく2時間である。

その間に膨大な枚数を撮っている<変態鉄>。3両並びを撮って、1両ずつ撮って...
右前から撮って、左側に回って撮って...、せわしなく動き回りながら撮り続ける
2時間だったのである。

あまりにも撮った枚数が多いので、その中から“3両並び”のカットだけを羅列して
ご紹介したい。バッグの荷物を整理したり...などで、ちょっと、その場を離れた
ことがあったので、コンプリートとは行かないまでも、ほぼ全てのシーンを。

……  ……

2019年5月3日(金)晴れ

こういう車庫での撮影会。自分の場合はヘッドマークや方向板が変わったら、
それを全て撮って記録しておかないと気が済まない、そんなタイプである。

ということで...

607_DPP_00005471.JPG
【2019年5月3日9時01分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

南側に置かれた、23号車と“還暦の赤い電車”の並びにコーフンして...
でも、大急ぎで「レトロ電車」の前に駆けつけて。まずは、撮影会での“定番”、
駅舎などとともに指定されている“近代化産業遺産”のマーク。

そして、のっけから“大物”登場である。

s23_DPP_00005387.JPG
【2019年5月3日9時10分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

何度も撮っているのだが、やはり、このマークは“別格”だと思う<変態鉄>
なのである。

702_DPP_00005475.JPG
【2019年5月3日9時16分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

そして、コチラ。周囲でカメラを構えていた、ことでんファンからも驚きの声。
このマークは自分は初めて見た。「近代化産業遺産」と紛らわしいが、こちらは
2007年に指定されている。産業考古学会が独自に選ぶのが「学会推薦産業遺産」。
1985年から指定が始まり、これまでに90件近くが指定されている。
鉄道施設や車輌も少なくなく...。この記事を書くのにあたって調べてみるまで
「学会推薦産業遺産」と「近代化産業遺産」を混同していた<変態鉄>である。

703_DPP_00005476.JPG
【2019年5月3日9時20分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

よく見ると、右端の500号車だけ「推薦産業遺産」のマークは、立てかけてある
だけで、掲出されていない。このあたり、方向板も同じなのだが
・ 上部中央にフックにかける穴が1個付いているもの
・ 上部の左右にフックにかける穴が2個付いているもの
・ 差し込み式のもの
と、時代ごとにいろいろなタイプがあるみたいで。ちなみに、いまでは方向幕に
なっているものの、1080形も琴電入りした当初は方向板使用車だったというのだから
使われていた時期が長かった分、しかも車輌がバラエティに富んでいた分、
さまざまな仕様のマークがあるみたい。もちろん車輌側もフックの数、位置が
それぞれ違っており。

704_DPP_00005478.JPG
【2019年5月3日9時25分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

続いては「慶祝」のマークは残したまま、方向板を付けて普段の列車のように...
10年くらい前、2000年台に入ってもしばらくの間、この“レトロ電車”も
通常運用を受け持つ「フツーの電車」だった。だから、文字がゴシック体(?)の、
真新しい方向板も全然違和感がないのである。最初は地色が違っても、
「2文字駅名繋がり」だろうか、瓦町ゆきと長尾ゆき。

705_DPP_00005479.JPG
【2019年5月3日9時32分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

そして、方向板を交換して、もう1パターン。
岡本ゆきは現在では設定が無いが、駅の構造からして、たぶん折返し運転は
可能であるはずで...

でも、撮影会でしか見られない貴重な表示である。

706_DPP_00005480.JPG
【2019年5月3日9時41分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

今度は「慶祝」マークを外して。こうなると、普段の姿と変わらなくなってくる
訳でもあって。旧自体の「佛生山」、「長尾」と「陶」である。
ちなみに「陶」は「すえ」である。難読駅名が多いのも、ことでんの特徴。

707_DPP_00005481.JPG
【2019年5月3日9時41分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

こちらは、いまでもある行き先ばかりの組合せ。大型連休の4連運行のときに、
「滝宮ゆき」は年に1度だけ、レトロ電車でも運転されるのだが、5年間通って、
いつもサイドがちに撮ってしまって...。

「滝宮ゆき」を掲出して走る姿、一度、撮らないといけないと思っていたが...

708_DPP_00005495.JPG
【2019年5月3日9時41分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

そして、ことでんのICカード乗車券“IruCa”関連のヘッドマーク、図柄は違っても
「ことちゃん」がデザインされている。

そのまま...

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【2019年5月3日9時54分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

なぜか「回送」と「試運転」の方向板を...

撮影会も後半に入るとヘンなパターンが増えてくるのは、どこの社でも同じ
なのだろうか。

710_DPP_00005497.JPG
【2019年5月3日9時56分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

そして、「六万寺」「大町」と志度線の区間列車の方向板を...

……  ……

こうして、10分くらいの間隔で変わっていく表示を、どんどん撮り続けていた
<変態鉄>である。9時にスタートした撮影会、すでに時計は10時を回っており。
ホントにあっという間なのである。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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