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お正月の大阪で(27)水間観音駅 <前編> [鉄分の濃い旅行記録]

お恥ずかしながら、昨日の夜はブログを書いていて“寝落ち”していた。
それでも、遠のく意識の中で(笑)、何とか「保存」のボタンを押したのだけは
辛うじて覚えている。このあたりがブロガー魂??

でも、タイトルも間違っているし、文章は一部、意味不明だったし(← いつも??)
本当にお恥ずかしい限り。前記事を早朝、アップの直後にお読みになった皆さんには
申し訳ありませんでした。今は修正済みです。

何か、“いつも通り”の感があるものの、仕事がバタバタしており。書こうにも
愚痴しか出てこないわけで。決して景気が良い訳では無く、悪いからこそ、
「アレをやれ!! コレをやれ!!」と、雨後の筍の如く降って沸いたように仕事が
“増殖”していくのである。やっている側は疲弊することばかり。

と、そんな話はさておき。1月5日の水間鉄道の話題。

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【2019年1月5日10時46分】 水間鉄道・水間観音駅

全長5 kmあまりのミニ路線。沿線は大半の区間が郊外の住宅地といった感じ。
田園地帯を駆け抜けるローカル線...という感じはほとんど無く。

とりあえず、10:35発の水間観音ゆきで終点まで乗ってみようと。

……  ……

2019年1月5日(土)雨のち曇り

発車数分前にホームに入ってきたのは1001-1002編成「よしちゃん」号。
沿線住民の方だろうか、子どもへのプレゼントとして顔と名前の入った
ヘッドマークを掲出...というのも。

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【2019年1月5日10時25分】 水間鉄道線・貝塚駅

ちなみに、<変態鉄>の誕生日は、タレントの木梨憲武とか、いま話題の、
カルロス・ゴーンとか、そういう方と同じ日。<変態鉄>と合わせて
3人の連名で「3月9日生まれ号」のヘッドマークでも...、そりゃ無理。

日中の電車だが、終点の水間観音への初詣客だろうか、意外と乗客は多く、
2両編成の車内、全部で20名くらいの乗客だろうか。

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【2019年1月5日10時25分】 水間鉄道線・貝塚駅

貝塚駅のホームを出たところで、すぐにほぼ90度曲がる急カーブ、針路を南東へと
変えたら、そのままほぼ一直線に水間観音まで。

最初の停車駅が貝塚市役所前、でも、その間、ちょうどカーブを曲がり終わった
貝塚郵便局裏あたりにあった駅が水間鉄道線の起点であり、いまも0キロポストは
その地点にあるのだとか。この記事を書くために調べてみるまで知らなかった。
貝塚駅で車止めは撮ったが、そういえば0キロポストは確認していない。

早くに自動化されたからか、市役所前駅近くには打鐘式の踏切機が残っていた。
2つ目の近義の里駅を出るとすぐに阪和線をアンダークロスするが交差部には
両線とも駅は無く。

中間の名越駅で上下列車の交換。先ほど、貝塚駅で乗れなかった1005-1006編成。
こちらは帯色が緑である。

もともと水間観音の参詣客輸送のためにつくられた路線。鉄道開業前から人の流れが
あったはずで、その沿道ということになるのか、線路沿いには古い家並みも残って
いるが、それでも、めぼしい撮影地は無さそうで、2両編成の全体を入れての
列車写真が撮れそうな場所もほとんど無く。三ヶ山口駅を出て国道170号・外環状線の
高架を潜れば車庫が見えてきて、まもなく終点・水間観音駅。10分ほどである。

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【2019年1月5日10時43分】 水間鉄道・水間観音駅

さて、その終点・水間観音駅がこの路線随一の見所ということになるのだろうか。
つい最近のことだが、「苔玉の駅」としてリニューアルが実施され。

駅構内に大小の苔玉1000個を配置し、その中には直径2メートル級の大苔玉も3個。

それにしても、なぜ??

昨年12月にリニューアルしたときのプレスリリースには

  経営環境が極めて厳しいなかで、ひたむきに努力を重ね、苔のように
  贅を求めず、美しさを失わず、しっかりと路線を守っていく

とある。(→ こちら

そもそも、不勉強な<変態鉄>には、その“苔玉”といのが何なのか...

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【2019年1月5日10時43分】 水間鉄道・水間観音駅

植物の根を泥団子のように土で覆って丸い球状のものをつくり、その表面を苔植物で
覆ったもの...みたいなのだが、水間と苔玉の関係性というのは、今ひとつ...

でも、駅構内各所に所狭しと苔玉が並んでいるのは、なかなか面白い光景。

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【2019年1月5日10時45分】 水間鉄道・水間観音駅

さて、改札口を出て駅の外へ。懐かしい形の改札ラッチも、中にはICカード対応
運賃箱が置かれており、そんなところに時代の変化を感じるが、でも、駅自体は、
かつて、この線が賑わっていた時代の雰囲気を残しているような...

ちょっと薄暗いものの、余裕のある構内。有人駅で硬券入場券も買うことができた。

そんな水間観音駅で撮っておくべきものといえば...

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【2019年1月5日10時47分】 水間鉄道・水間観音駅

何と言っても鉄筋コンクリート造りのこの駅舎。
1926年(大正15年)の同線開業に合わせて建てられた駅舎である。地方私鉄の駅として
この時代に、鉄筋コンクリートというのはちょっと珍しいのでは無かろうか。

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【2019年1月5日10時44分】 水間鉄道・水間観音駅

国の登録有形文化財にも指定されており。

そもそも、この駅から徒歩で10分くらいの所だそうだが、駅名にもなっている
水間観音...水間寺への参詣客輸送がこの路線が敷設された目的だった。
天台宗の古刹で、聖武天皇の勅願で行基によって開かれたものだと言われる。

この日も地元客に混ざって、初詣に訪れると思しきグループの姿も。

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【2019年1月5日10時48分】 水間鉄道・水間観音駅

その駅舎のヨコへ進むと、ホームが見渡せる一角。
苔玉と1000形電車とを絡めて撮ることができるのだが...

<変態鉄>が撮りたかったのは...

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【2019年1月5日10時48分】 水間鉄道・水間観音駅

この保存車だったのである。でも、(よくあるパターンだが)これが“くせ者”で。
保存車を撮るだけなのに、悪戦苦闘してしまったのである。(つづく)

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