お正月の大阪で(26)水間鉄道・貝塚駅にて [鉄分の濃い旅行記録]
最近、自炊することが増えている。冷蔵庫の中身を見ながら何をつくるか考えて
それを作って食べて...。ネットで参考としたレシピ通りのつもりでも、似ても
似つかぬような「謎の物体」ができてしまったり...
楽しいのだが、準備から食器を洗って仕舞う段階まで...
意外と大変なのである。
さて、引き続きお正月の大阪の話題。
…… ……
2019年1月5日(土)雨のち曇り
貝塚駅でウロウロしながら写真を撮っていたら、10:15発の水間観音ゆきが発車して
しまったので...
【2019年1月5日10時07分】 水間鉄道線・貝塚駅
このノッペリした顔の電車は、もと東急7000系の水間鉄道1000形。長編成で活躍
していた東急7000系も地方譲渡に伴い2~3両に短編成化。このときに中間車への
運転台取り付け改造が行われ...、でも、ステンレス車体というのは鋼製車と違って
車体改造が難しく。“いかにも改造車”といった感じの簡素なつくりの“顔”に
なっている。これはほかの地方私鉄でも見られていた。
貝塚はベッドタウンとして賑わっており。写真の背後には高層マンション。
ちょうどこの写真の右手が南海線の貝塚駅。南海の駅にくっつくように東側にある
短いホームが水間鉄道線のりば。
【2019年1月5日10時11分】 水間鉄道線・貝塚駅
次の電車は20分後。
ということでいったん駅の外へ。貝塚駅は南海の駅に隣接する形になっており、
「水鉄 貝塚駅」と書かれた建物は、南海線貝塚駅の東口を兼ねた形になっている。
ということで、すぐに駅舎に戻って。
次の10:35発の電車に乗るとして、改札窓口にて1日フリーきっぷを購入。
600円という料金設定、貝塚-水間観音の単純往復より、ホンの少しだけ高め。
名刺大の厚紙に電車のカラー写真が入った手作り感溢れる1枚だった。
白無地の硬券入場券とともに購入して。
【2019年1月5日10時12分】 水間鉄道線・貝塚駅
水間鉄道ホームは1面2線の島式。ホームの先はちょこんと小さな車止めがあって。
2番線という表示があるが、こちら側のホームは使われていない。
【2019年1月5日10時12分】 水間鉄道線・貝塚駅
ホーム中央には水間鉄道の歴史を簡潔にまとめた案内板が立っていた。
1925年(大正14年)に名越まで、翌年に水間まで全通している。
ちなみに、この路線、大阪と和歌山を結ぶ鉄道ルートが水間を通らないことから
そのアクセス用路線として、地元の人たちに支えられて開業しており、
南海の系列会社ということはないのだとか。地域密着の会社だったようだが
ご多分に漏れず、バブル期の不動産投資が経営の足を引っ張ることになり、
民事再生により経営の立て直しを図った。その際は外食チェーン大手が関わって
いたとのこと。東急から7000系を譲受するまでは南海からの譲受車を使っており
ちょっと意外だった。
【2019年1月5日10時14分】 水間鉄道線・貝塚駅
さて、まもなく電車が到着するはず。ホームの先端でカメラを構えて。
真ん中に立っているのはワンマンミラー。列車はワンマン運転である。
右に見えているのは南海の貝塚駅ホーム。
先端に行くほど細くなるのも私鉄駅のホームの特徴だろうか。そういえば、昔の
井の頭線渋谷駅も細かった。まだ、あの高層ビルが建つ前である。地下鉄銀座線の
留置線を見ながら電車を待っていた記憶がある。
それは兎も角...
貝塚駅の南側が急カーブ、ここで針路を変えてあとは東へと進んで水間観音駅に
至る路線である。全長5 km少々というのは、かなりのミニ路線。
ホーム端にて待つこと暫し。
【2019年1月5日10時25分】 水間鉄道線・貝塚駅
カーブの向こうから1000系電車が見えてきた。
「よしひろ よしちゃん」のヘッドマーク付きである。この「よしちゃん」という
のは、決して有名人というわけでは無い。
【2019年1月5日10時25分】 水間鉄道線・貝塚駅
2両編成の反対側、水間側先頭のヘッドマークは、こんな感じ。
増収策の一環だろうか、有料で一定期間、自分がデザインしたヘッドマークを
付けて運行するというサービスなのだとか。
何だろう、「よしひろ」くんの誕生日だろうか、
その記念ヘッドマークだったのである。(つづく)
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それを作って食べて...。ネットで参考としたレシピ通りのつもりでも、似ても
似つかぬような「謎の物体」ができてしまったり...
楽しいのだが、準備から食器を洗って仕舞う段階まで...
意外と大変なのである。
さて、引き続きお正月の大阪の話題。
…… ……
2019年1月5日(土)雨のち曇り
貝塚駅でウロウロしながら写真を撮っていたら、10:15発の水間観音ゆきが発車して
しまったので...
【2019年1月5日10時07分】 水間鉄道線・貝塚駅
このノッペリした顔の電車は、もと東急7000系の水間鉄道1000形。長編成で活躍
していた東急7000系も地方譲渡に伴い2~3両に短編成化。このときに中間車への
運転台取り付け改造が行われ...、でも、ステンレス車体というのは鋼製車と違って
車体改造が難しく。“いかにも改造車”といった感じの簡素なつくりの“顔”に
なっている。これはほかの地方私鉄でも見られていた。
貝塚はベッドタウンとして賑わっており。写真の背後には高層マンション。
ちょうどこの写真の右手が南海線の貝塚駅。南海の駅にくっつくように東側にある
短いホームが水間鉄道線のりば。
【2019年1月5日10時11分】 水間鉄道線・貝塚駅
次の電車は20分後。
ということでいったん駅の外へ。貝塚駅は南海の駅に隣接する形になっており、
「水鉄 貝塚駅」と書かれた建物は、南海線貝塚駅の東口を兼ねた形になっている。
ということで、すぐに駅舎に戻って。
次の10:35発の電車に乗るとして、改札窓口にて1日フリーきっぷを購入。
600円という料金設定、貝塚-水間観音の単純往復より、ホンの少しだけ高め。
名刺大の厚紙に電車のカラー写真が入った手作り感溢れる1枚だった。
白無地の硬券入場券とともに購入して。
【2019年1月5日10時12分】 水間鉄道線・貝塚駅
水間鉄道ホームは1面2線の島式。ホームの先はちょこんと小さな車止めがあって。
2番線という表示があるが、こちら側のホームは使われていない。
【2019年1月5日10時12分】 水間鉄道線・貝塚駅
ホーム中央には水間鉄道の歴史を簡潔にまとめた案内板が立っていた。
1925年(大正14年)に名越まで、翌年に水間まで全通している。
ちなみに、この路線、大阪と和歌山を結ぶ鉄道ルートが水間を通らないことから
そのアクセス用路線として、地元の人たちに支えられて開業しており、
南海の系列会社ということはないのだとか。地域密着の会社だったようだが
ご多分に漏れず、バブル期の不動産投資が経営の足を引っ張ることになり、
民事再生により経営の立て直しを図った。その際は外食チェーン大手が関わって
いたとのこと。東急から7000系を譲受するまでは南海からの譲受車を使っており
ちょっと意外だった。
【2019年1月5日10時14分】 水間鉄道線・貝塚駅
さて、まもなく電車が到着するはず。ホームの先端でカメラを構えて。
真ん中に立っているのはワンマンミラー。列車はワンマン運転である。
右に見えているのは南海の貝塚駅ホーム。
先端に行くほど細くなるのも私鉄駅のホームの特徴だろうか。そういえば、昔の
井の頭線渋谷駅も細かった。まだ、あの高層ビルが建つ前である。地下鉄銀座線の
留置線を見ながら電車を待っていた記憶がある。
それは兎も角...
貝塚駅の南側が急カーブ、ここで針路を変えてあとは東へと進んで水間観音駅に
至る路線である。全長5 km少々というのは、かなりのミニ路線。
ホーム端にて待つこと暫し。
【2019年1月5日10時25分】 水間鉄道線・貝塚駅
カーブの向こうから1000系電車が見えてきた。
「よしひろ よしちゃん」のヘッドマーク付きである。この「よしちゃん」という
のは、決して有名人というわけでは無い。
【2019年1月5日10時25分】 水間鉄道線・貝塚駅
2両編成の反対側、水間側先頭のヘッドマークは、こんな感じ。
増収策の一環だろうか、有料で一定期間、自分がデザインしたヘッドマークを
付けて運行するというサービスなのだとか。
何だろう、「よしひろ」くんの誕生日だろうか、
その記念ヘッドマークだったのである。(つづく)
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