初雪の富山へ(2)まさかの電鉄富山駅。 [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]
いやはや...、1話だけで終わらせるつもりだった日曜日の富山の話題。
ホントに短時間だったのだが、アレコレ、撮っていたら...
ということで、もうちょっと引っ張ろうかと。
地鉄の営業用の電車は(鉄道線で)約50両が活躍している。その中で、<変態鉄>が
狙って撮りたいと思う電車は、14720形と10020形。各1編成ずつが残るのみ。
いずれも“東京オリンピック世代”ということで、もう何年かで“還暦”を迎える
地鉄電車の中でも最古参の形式である。
あの“湘南顔”の電車たちを撮るのは、やはり難しいのである。
特に14720形は他形式と共通運用で全線を走り回る。そんな14722編成を撮れるか...
となれば、完全に“時の運”なのである。
でも...
【2018年12月9日9時44分】 富山地鉄・電鉄富山駅
法事に遅れるわけには行かない。とりあえず、電鉄富山駅から電車で稲荷町へ...
休んでいるはずの10020形を撮って...と、それだけ考えていたのだが、
バスで富山駅前に着いてみたら...
…… ……
2018年12月9日(日)雪のち曇り
9:05発の直行・富山駅前ゆきは神岡・白湯線などに使われる車両。41号線も混む
ことはなく、順調に走って9:30に富山駅。富山駅前の降車バス停は電車通りの南側、
CiCの前にあるはずだが、今年から空港バスだけは駅前のロータリーまで
乗り入れるようになった。雪の日には便利である。
ということで、降りてそのまま振り返れば...
【2018年12月9日9時39分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅-新富町(後追い)
市内線の富山駅電停に入るヒゲ線...というか、南北接続線の第1期部分である。
折しも、信号待ちしているのは環状線の代走運用に入る「サントラム」の赤。
そして、<変態鉄>は丸い屋根伝いに電鉄富山駅へと向かったのだった。
まずは乗車券センターへ。市内電車と路線バス280円までの区間をカバーする
フリーきっぷを。嬉しいのは、まるで<変態鉄>の使い方に合わせたかのように
電鉄富山 - 稲荷町 - 南富山に限って鉄道線も乗れるというのだから...
620円なので、あとで家に向かうのにバスに乗る分を考えると2回乗っておけば
モトがとれるわけで。
ということで、きっぷを買ったら改札口へ。
【2018年12月9日9時42分】 富山地鉄・電鉄富山駅
すぐ目の前に行き止まり式のホームが3面4線。その4番ホームで待っているのは
10:04発、第615列車「南富山経由岩峅寺ゆき」ということは、フリーきっぷで
乗車できる区間である。すぐにでも、ホームに入って写真を撮りたいところだが...
電鉄富山駅は列車別改札制が徹底されており。先に発車する第125列車の改札が
始まるのに合わせてホームへ。
【2018年12月9日9時44分】 富山地鉄・電鉄富山駅
やはり、このシーンは。「20形電車」の特徴的な“顔”を入れて広角で。
方向板と特急列車用のヘッドマークが集められており。凍結防止のためかと
思われるが、降雪期には特急電車でも“前看板”の掲出が中止になる。
そんなわけで、「うなづき」の各バージョンも、冬ダイヤでは使われることのない
「立山号」も、みんなここに集められているのである。
【2018年12月9日9時45分】 富山地鉄・電鉄富山駅
珍しいのは真っ赤な四角い「うなづき号」。これはアルプスエキスプレス車が
特急UN列車の運用に入るときに限って使われるマークである。
そして、「開運 初詣」号。こちらは年に一度だけ。大晦日の晩から元日の早朝に
かけて何本か運転される、雄山神社(大川寺駅か岩峅寺駅から徒歩)の初詣臨時
列車に掲出される。一度、撮りに来たいと思っているのだが、なかなかその機会に
恵まれないのである。
【2018年12月9日9時45分】 富山地鉄・電鉄富山駅
これまで数え切れないほど撮っているのだが、でも、やはり、この編成は。
<変態鉄>にとっては、これぞ、まさに地鉄電車なのである。
聞くところでは、東京の某大手私鉄で置換えられた車両を購入する予定がある
のだとか、無いのだとか。そうなれば、最古参の「20形」2編成が淘汰の対象に
なるのは必然の流れであって...
そう、まさに“いつまでも、あると思うな...”なのである。
【2018年12月9日9時46分】 富山地鉄・電鉄富山駅
ホームの先端側へ。上市側はクハ172号車。設計途中での仕様変更、さらには
後天的な先頭車化改造もあって、車体長が短い、“寸詰まり”感の強い車体が
この車両の特徴である。最前部の乗務員扉から客ドアまでの窓配置が違うのが、
1枚上の写真と比べるとわかりやすいのである。
<変態鉄>としては、クハ172号車の乗務員室直後の細長い窓が好きなのだが...
と、14722編成への思い入れをこれだけ語っておきながら...
【2018年12月9日9時45分】 富山地鉄・電鉄富山駅
<変態鉄>は、隣のホームに停まってる“60かぼちゃ”の宇奈月温泉ゆきで
電鉄富山駅を後にするのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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ホントに短時間だったのだが、アレコレ、撮っていたら...
ということで、もうちょっと引っ張ろうかと。
地鉄の営業用の電車は(鉄道線で)約50両が活躍している。その中で、<変態鉄>が
狙って撮りたいと思う電車は、14720形と10020形。各1編成ずつが残るのみ。
いずれも“東京オリンピック世代”ということで、もう何年かで“還暦”を迎える
地鉄電車の中でも最古参の形式である。
あの“湘南顔”の電車たちを撮るのは、やはり難しいのである。
特に14720形は他形式と共通運用で全線を走り回る。そんな14722編成を撮れるか...
となれば、完全に“時の運”なのである。
でも...
【2018年12月9日9時44分】 富山地鉄・電鉄富山駅
法事に遅れるわけには行かない。とりあえず、電鉄富山駅から電車で稲荷町へ...
休んでいるはずの10020形を撮って...と、それだけ考えていたのだが、
バスで富山駅前に着いてみたら...
…… ……
2018年12月9日(日)雪のち曇り
9:05発の直行・富山駅前ゆきは神岡・白湯線などに使われる車両。41号線も混む
ことはなく、順調に走って9:30に富山駅。富山駅前の降車バス停は電車通りの南側、
CiCの前にあるはずだが、今年から空港バスだけは駅前のロータリーまで
乗り入れるようになった。雪の日には便利である。
ということで、降りてそのまま振り返れば...
【2018年12月9日9時39分】 富山地鉄市内軌道線・富山駅-新富町(後追い)
市内線の富山駅電停に入るヒゲ線...というか、南北接続線の第1期部分である。
折しも、信号待ちしているのは環状線の代走運用に入る「サントラム」の赤。
そして、<変態鉄>は丸い屋根伝いに電鉄富山駅へと向かったのだった。
まずは乗車券センターへ。市内電車と路線バス280円までの区間をカバーする
フリーきっぷを。嬉しいのは、まるで<変態鉄>の使い方に合わせたかのように
電鉄富山 - 稲荷町 - 南富山に限って鉄道線も乗れるというのだから...
620円なので、あとで家に向かうのにバスに乗る分を考えると2回乗っておけば
モトがとれるわけで。
ということで、きっぷを買ったら改札口へ。
【2018年12月9日9時42分】 富山地鉄・電鉄富山駅
すぐ目の前に行き止まり式のホームが3面4線。その4番ホームで待っているのは
10:04発、第615列車「南富山経由岩峅寺ゆき」ということは、フリーきっぷで
乗車できる区間である。すぐにでも、ホームに入って写真を撮りたいところだが...
電鉄富山駅は列車別改札制が徹底されており。先に発車する第125列車の改札が
始まるのに合わせてホームへ。
【2018年12月9日9時44分】 富山地鉄・電鉄富山駅
やはり、このシーンは。「20形電車」の特徴的な“顔”を入れて広角で。
方向板と特急列車用のヘッドマークが集められており。凍結防止のためかと
思われるが、降雪期には特急電車でも“前看板”の掲出が中止になる。
そんなわけで、「うなづき」の各バージョンも、冬ダイヤでは使われることのない
「立山号」も、みんなここに集められているのである。
【2018年12月9日9時45分】 富山地鉄・電鉄富山駅
珍しいのは真っ赤な四角い「うなづき号」。これはアルプスエキスプレス車が
特急UN列車の運用に入るときに限って使われるマークである。
そして、「開運 初詣」号。こちらは年に一度だけ。大晦日の晩から元日の早朝に
かけて何本か運転される、雄山神社(大川寺駅か岩峅寺駅から徒歩)の初詣臨時
列車に掲出される。一度、撮りに来たいと思っているのだが、なかなかその機会に
恵まれないのである。
【2018年12月9日9時45分】 富山地鉄・電鉄富山駅
これまで数え切れないほど撮っているのだが、でも、やはり、この編成は。
<変態鉄>にとっては、これぞ、まさに地鉄電車なのである。
聞くところでは、東京の某大手私鉄で置換えられた車両を購入する予定がある
のだとか、無いのだとか。そうなれば、最古参の「20形」2編成が淘汰の対象に
なるのは必然の流れであって...
そう、まさに“いつまでも、あると思うな...”なのである。
【2018年12月9日9時46分】 富山地鉄・電鉄富山駅
ホームの先端側へ。上市側はクハ172号車。設計途中での仕様変更、さらには
後天的な先頭車化改造もあって、車体長が短い、“寸詰まり”感の強い車体が
この車両の特徴である。最前部の乗務員扉から客ドアまでの窓配置が違うのが、
1枚上の写真と比べるとわかりやすいのである。
<変態鉄>としては、クハ172号車の乗務員室直後の細長い窓が好きなのだが...
と、14722編成への思い入れをこれだけ語っておきながら...
【2018年12月9日9時45分】 富山地鉄・電鉄富山駅
<変態鉄>は、隣のホームに停まってる“60かぼちゃ”の宇奈月温泉ゆきで
電鉄富山駅を後にするのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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