GWは恒例の「ことでんレトロ」(12)青空と4連。 [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
明後日、日曜日は広島を訪れることにしている。
でも、心配なのは台風。まさかこの時期に...。ヒコーキのチケットを、
キャンセルできない(というか、「キャンセルに伴うコストが非常に高い」が正当)
ものを買ってしまっているので、ANAの方から「条件付き」、キャンセルを促すメールが
来たら、そのときに「中止」を決断しようとしている。
さて、今日の話題。
この記事は、7日3:00にいったんアップした記事の再掲です。7日時点で「nice!」を
押していただいている方は、そのままになっていますので、クリック不要です。
http://gohachinihachi0309.blog.so-net.ne.jp/2018-06-07-1
再掲した理由に関しては、昨日の記事に書いた通りです。
【2018年5月5日6時35分】 高松琴平電鉄長尾線・高松築港駅
趣味活動も仕事の方も、思い通りにならないことの連続で...
なかなか良いことがないのですが。
では、気を取り直して5月4日の「ことでんレトロ」。
…… ……
2018年5月4日(木)晴れ一時雨
前々記事で語ってしまった通り、せっかくの「レトロ4連」も午後の琴平線とあっては
主立った撮影地は、どこでも、列車正面だけに光が来るような...。
雨が降ってきたのを幸いに、土器川鉄橋でカメラを構えたら、通過10分ほど前になって
晴れ渡ってしまって。
卒寿を迎えた老兵たち、ノンビリと長時間停車を重ねながら...と、他のイベント列車の
ようにはいかない。90キロ近いスピード、盛大な吊り掛け音を残して疾走する。
つまり、往路・復路で撮影機会は各1回だけ。
この日の琴電琴平駅での折返し時間は約1時間。その間に...
【2018年5月4日14時56分】 高松琴平電鉄琴平線・榎井-琴電琴平
通い慣れた道を榎井駅へ。でも、鳥居をくぐってから駅の方へと曲がらずに直進。
そのあたりから、何とか撮れるだろう...と、テキトーにそんな期待をしていた。
というのも、南西方向に進んできた琴平線、榎井駅を出て琴電琴平駅までの最後の
1区間、JR土讃線の下を潜って琴平駅に回り込む...ような感じになっている。
榎井駅と琴電琴平駅の間の線路は地図で見ると、平仮名の「つ」をひっくり返した
ような形に見えるわけで。ということは、カーブしているあたり、土讃線をくぐる
少し手前付近なら、列車側面に光が回りそうだと。しかも、田畑が広がっているのを
前夜、ネットの地図サイトで航空写真の画像を確認していた。
やって来たのは、「明治おいしい牛乳」のラッピング電車。青い琴平線電車...という
いままでの常識を覆すデザインになっている。
【2018年5月4日15時17分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平-榎井(後追い)
そして...
背景がちょっとゴチャゴチャしていて、いろいろと迷ったのだが、何とか無難な
列車写真を。レトロ4連の走行シーンである。この周辺、麦畑が多く、まさに“麦秋”
黄金色に輝いているのだが、それを入れようとすれば4両編成が収まらず...
地面には土が見えている場所を選んだが、でも、4両編成の姿を記録しておきたかった。
レトロ電車は、16:36に高松築港駅に到着、そこからすぐに仏生山ゆきとして
戻ってきて入庫する。後続の普通電車とすれ違うのは、たぶん片原町か瓦町付近。
だから、仏生山から栗林公園までの駅で下車、駅チカに撮影地があれば、
もう一度だけ「レトロ4連」を撮ることができる。
【2018年5月4日16時42分】 高松琴平電鉄琴平線・太田駅
ということで後続電車でやって来たのは、太田駅だった。改札口で駅員さんに
1日フリーきっぷを見せて、駅ホームでの撮影許可をお願いして。
仏生山以北は高松市街地の区間、線路際まで住宅が建て込んでいて、あまり見晴らしの
良い撮影ポイントには恵まれない。複線用地は線路の東側にあるわけで、午前中なら
テキトーな踏切でカメラを構えれば、編成写真は撮れるのだが午後になると逆光。
ということで、「駅撮りしか無い」と、そう思って選んだのが対向式ホームのこの駅。
でも...
思った以上に駅周辺の建物の影が気になるもので。列車全体が影に入っていて
くれれば、それはそれで良いのだが、ひどい斑模様。先行電車で試し撮りしていた
時から、そのことには気づいていた。ただ、時間が無い!!
諦めの境地。ちょっと消化試合のような感じにはなるが...
【2018年5月4日16時49分】 高松琴平電鉄琴平線・太田駅
17時前、夕陽を浴びながらレトロ電車がやって来たのである。
【2018年5月4日16時49分】 高松琴平電鉄琴平線・太田駅
やはり、どう見ても建物の影が気になってしまって。晴れた日の太田駅は駅撮りには
不適だということが分かっただけでも、収穫だったと思わないと。
【2018年5月4日17時04分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山-太田
そして、仏生山へとラストスパートをかけるレトロ4連を後追いしたら...
今回、泊まっていたホテルは高松築港駅が最寄り。でも、おとなしく上り電車に
乗るような<変態鉄>では無く...
レトロ4連が16:51発、続いてやって来た59分発の滝宮ゆき電車で仏生山へ。
すでにレトロ4連は解結され、しかもホームには<鉄>の人だかりができているのは
十分、承知の上でのことではあったが、入庫作業には間に合ったようで。
【2018年5月4日17時03分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近(A)
※ 「A」は地図上の位置を示す。以下、同じ。
朝、撮影会で訪れた場所には、いつも通り「デカ」が停まっており。
静けさを取り戻した東工場前、夕陽を浴びる姿を急いで1枚。
その様子を撮ったら、工場脇の畦道を大急ぎで...
【2018年5月4日17時04分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(B)
ちょうど、120+300号車が構内北端の、いつもの場所へと向かうみたい。
これなら、普段の毎月恒例「レトロ電車特別運行」と同じようで。
そのときは、ここで撮ろうとは思わないので、初めての撮り方。
【2018年5月4日17時15分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(C)
そのためにも、いつもの踏切脇のスペースへと急ぎ、移動したのである。
クルマが通れない、というより、1人分ほどの幅しかない小さな小さな踏切である。
西側から見てみると、踏切標識が夕陽を浴びて。
【2018年5月4日17時10分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(C)
300+120号の2両になって、構内北端に停車。翌々日の運用まで“お休み”に
入るべく、あと片付け中のレトロ電車なのである。
折しも、その横を「ことちゃんひやく号」が走り去っていった。
【2018年5月4日17時13分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(D)
もう少し進んで畦道が線路に突き当たって終わる付近。
120+300、そしてその後ろは1310号車。
大正時代おわり、琴平電鉄と運輸省(国鉄)、生まれは違えど、同じ時期に
製造された車輌たちが並んで留置されているのである。
点検を済ませた運転士さんが120号車から降りて、線路上を歩いて仏生山駅へと
向かっていったら、こちらは終了。ということで自分も仏生山駅の方へ...
【2018年5月4日17時16分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(E)
500号車は単独で入換作業中。ちなみに、構造上は1両で運行可能、古い写真では
単行運転の姿も記録されている吊り掛け電車たちだが、現在は規制の関係で
このタイプの電車は、1両での営業運転はできない。レトロ電車が単行で走る姿は
試運転と、こうやって仏生山構内での入換作業に限られる。
さらにいつものルート、仏生山駅の下りホームが見える位置には...
【2018年5月4日17時24分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近(F)
奥の方にチラッと姿を現しているのが長尾線の緑色、琴平線標準の黄色、
京急ラッピングの赤と、まさに信号機状態。
そして...
【2018年5月4日17時25分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近(G)
駅舎側の「レトロ展示場」に来ていたのは23号車だった。
そんな様子を眺めてから、高松築港ゆきの電車に乗り込むのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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でも、心配なのは台風。まさかこの時期に...。ヒコーキのチケットを、
キャンセルできない(というか、「キャンセルに伴うコストが非常に高い」が正当)
ものを買ってしまっているので、ANAの方から「条件付き」、キャンセルを促すメールが
来たら、そのときに「中止」を決断しようとしている。
さて、今日の話題。
この記事は、7日3:00にいったんアップした記事の再掲です。7日時点で「nice!」を
押していただいている方は、そのままになっていますので、クリック不要です。
http://gohachinihachi0309.blog.so-net.ne.jp/2018-06-07-1
再掲した理由に関しては、昨日の記事に書いた通りです。
【2018年5月5日6時35分】 高松琴平電鉄長尾線・高松築港駅
趣味活動も仕事の方も、思い通りにならないことの連続で...
なかなか良いことがないのですが。
では、気を取り直して5月4日の「ことでんレトロ」。
…… ……
2018年5月4日(木)晴れ一時雨
前々記事で語ってしまった通り、せっかくの「レトロ4連」も午後の琴平線とあっては
主立った撮影地は、どこでも、列車正面だけに光が来るような...。
雨が降ってきたのを幸いに、土器川鉄橋でカメラを構えたら、通過10分ほど前になって
晴れ渡ってしまって。
卒寿を迎えた老兵たち、ノンビリと長時間停車を重ねながら...と、他のイベント列車の
ようにはいかない。90キロ近いスピード、盛大な吊り掛け音を残して疾走する。
つまり、往路・復路で撮影機会は各1回だけ。
この日の琴電琴平駅での折返し時間は約1時間。その間に...
【2018年5月4日14時56分】 高松琴平電鉄琴平線・榎井-琴電琴平
通い慣れた道を榎井駅へ。でも、鳥居をくぐってから駅の方へと曲がらずに直進。
そのあたりから、何とか撮れるだろう...と、テキトーにそんな期待をしていた。
というのも、南西方向に進んできた琴平線、榎井駅を出て琴電琴平駅までの最後の
1区間、JR土讃線の下を潜って琴平駅に回り込む...ような感じになっている。
榎井駅と琴電琴平駅の間の線路は地図で見ると、平仮名の「つ」をひっくり返した
ような形に見えるわけで。ということは、カーブしているあたり、土讃線をくぐる
少し手前付近なら、列車側面に光が回りそうだと。しかも、田畑が広がっているのを
前夜、ネットの地図サイトで航空写真の画像を確認していた。
やって来たのは、「明治おいしい牛乳」のラッピング電車。青い琴平線電車...という
いままでの常識を覆すデザインになっている。
【2018年5月4日15時17分】 高松琴平電鉄琴平線・琴電琴平-榎井(後追い)
そして...
背景がちょっとゴチャゴチャしていて、いろいろと迷ったのだが、何とか無難な
列車写真を。レトロ4連の走行シーンである。この周辺、麦畑が多く、まさに“麦秋”
黄金色に輝いているのだが、それを入れようとすれば4両編成が収まらず...
地面には土が見えている場所を選んだが、でも、4両編成の姿を記録しておきたかった。
レトロ電車は、16:36に高松築港駅に到着、そこからすぐに仏生山ゆきとして
戻ってきて入庫する。後続の普通電車とすれ違うのは、たぶん片原町か瓦町付近。
だから、仏生山から栗林公園までの駅で下車、駅チカに撮影地があれば、
もう一度だけ「レトロ4連」を撮ることができる。
【2018年5月4日16時42分】 高松琴平電鉄琴平線・太田駅
ということで後続電車でやって来たのは、太田駅だった。改札口で駅員さんに
1日フリーきっぷを見せて、駅ホームでの撮影許可をお願いして。
仏生山以北は高松市街地の区間、線路際まで住宅が建て込んでいて、あまり見晴らしの
良い撮影ポイントには恵まれない。複線用地は線路の東側にあるわけで、午前中なら
テキトーな踏切でカメラを構えれば、編成写真は撮れるのだが午後になると逆光。
ということで、「駅撮りしか無い」と、そう思って選んだのが対向式ホームのこの駅。
でも...
思った以上に駅周辺の建物の影が気になるもので。列車全体が影に入っていて
くれれば、それはそれで良いのだが、ひどい斑模様。先行電車で試し撮りしていた
時から、そのことには気づいていた。ただ、時間が無い!!
諦めの境地。ちょっと消化試合のような感じにはなるが...
【2018年5月4日16時49分】 高松琴平電鉄琴平線・太田駅
17時前、夕陽を浴びながらレトロ電車がやって来たのである。
【2018年5月4日16時49分】 高松琴平電鉄琴平線・太田駅
やはり、どう見ても建物の影が気になってしまって。晴れた日の太田駅は駅撮りには
不適だということが分かっただけでも、収穫だったと思わないと。
【2018年5月4日17時04分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山-太田
そして、仏生山へとラストスパートをかけるレトロ4連を後追いしたら...
今回、泊まっていたホテルは高松築港駅が最寄り。でも、おとなしく上り電車に
乗るような<変態鉄>では無く...
レトロ4連が16:51発、続いてやって来た59分発の滝宮ゆき電車で仏生山へ。
すでにレトロ4連は解結され、しかもホームには<鉄>の人だかりができているのは
十分、承知の上でのことではあったが、入庫作業には間に合ったようで。
【2018年5月4日17時03分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近(A)
※ 「A」は地図上の位置を示す。以下、同じ。
朝、撮影会で訪れた場所には、いつも通り「デカ」が停まっており。
静けさを取り戻した東工場前、夕陽を浴びる姿を急いで1枚。
その様子を撮ったら、工場脇の畦道を大急ぎで...
【2018年5月4日17時04分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(B)
ちょうど、120+300号車が構内北端の、いつもの場所へと向かうみたい。
これなら、普段の毎月恒例「レトロ電車特別運行」と同じようで。
そのときは、ここで撮ろうとは思わないので、初めての撮り方。
【2018年5月4日17時15分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(C)
そのためにも、いつもの踏切脇のスペースへと急ぎ、移動したのである。
クルマが通れない、というより、1人分ほどの幅しかない小さな小さな踏切である。
西側から見てみると、踏切標識が夕陽を浴びて。
【2018年5月4日17時10分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(C)
300+120号の2両になって、構内北端に停車。翌々日の運用まで“お休み”に
入るべく、あと片付け中のレトロ電車なのである。
折しも、その横を「ことちゃんひやく号」が走り去っていった。
【2018年5月4日17時13分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(D)
もう少し進んで畦道が線路に突き当たって終わる付近。
120+300、そしてその後ろは1310号車。
大正時代おわり、琴平電鉄と運輸省(国鉄)、生まれは違えど、同じ時期に
製造された車輌たちが並んで留置されているのである。
点検を済ませた運転士さんが120号車から降りて、線路上を歩いて仏生山駅へと
向かっていったら、こちらは終了。ということで自分も仏生山駅の方へ...
【2018年5月4日17時16分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(E)
500号車は単独で入換作業中。ちなみに、構造上は1両で運行可能、古い写真では
単行運転の姿も記録されている吊り掛け電車たちだが、現在は規制の関係で
このタイプの電車は、1両での営業運転はできない。レトロ電車が単行で走る姿は
試運転と、こうやって仏生山構内での入換作業に限られる。
さらにいつものルート、仏生山駅の下りホームが見える位置には...
【2018年5月4日17時24分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近(F)
奥の方にチラッと姿を現しているのが長尾線の緑色、琴平線標準の黄色、
京急ラッピングの赤と、まさに信号機状態。
そして...
【2018年5月4日17時25分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近(G)
駅舎側の「レトロ展示場」に来ていたのは23号車だった。
そんな様子を眺めてから、高松築港ゆきの電車に乗り込むのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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