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撮影地備忘録 No. 0014 富山地鉄本線・舌山-若栗 【宮野総合公園俯瞰】 [撮影地 備忘録]

先日の“フォトラン”イベントに参加させていただいたときの<詳細版>、
早く書いてアップしたいと思ってはいるのだが...

当日、寝不足でアタマが働いていなかったからか、自分自身でもよくわからない
そんな一瞬の“気の迷い”だろうか。
普段、写真は全て「jpeg形式」の<変態鉄>、なぜか「RAW」設定にしてみた。
全部ではない。“勝負!!”と思った撮影ポイントでのこと。
だから、「お見せしたい1枚」ほど、お見せできる準備が...

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EOS 5Dという、ちょっとハイレベルなカメラを使っているクセに(← 機材だけ!!)
正直に白状すれば「RAW」撮影は初体験だった。
そう、撮った写真をどうするべきか、いま、ちょっと困っている。
「初めてのデジカメ」的なマニュアル本を読みながら、RAW現像についてお勉強。
これが済むまでは、ちょっと...。という訳で、<詳細版>はお預け状態。

という訳で、今日は、その際にも立ち寄った撮影地の1つをご紹介したい。
……  ……

<撮影地備忘録 No. 0014 富山地鉄本線・舌山-若栗>

アクセス(舌山駅より徒歩約30分):

まずは、舌山駅から撮影地までの経路をご案内したい(徒歩約30分)。

※※ 追記 ※※ 2016/8/30

2016/8/29現在、ここに案内した「遊歩道」は整備がなされておらず、腰のあたりまでの
雑草に覆われ、ヤブ漕ぎしないと歩けない区間があった。新幹線・黒部宇奈月温泉駅から
「宮野運動公園の仏舎利塔のところまで」と告げてタクシーでアクセスするのが妥当かと。

なお、往きは時間の関係でタクシーを利用した(舌山駅から電話で配車を依頼した)。
このため、経路案内用の写真はすべて復路、撮影地点から舌山駅に歩いて戻るときに
撮影したものである(説明文は「舌山駅 → 撮影地」のルート案内とした)。
タクシーの場合は「宮野公園の仏舎利塔のところまで」と指定すれば困らない。
10分足らず、ちょっと豪勢にランチを食べたくらいの料金をみておけば十分。
(経路確認 : 2014/4/8 17:00頃)

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舌山駅舎を出て、踏切を渡る。
正面の小高い山に赤と青の「名水の里 黒部」の大きな文字が見える。
この「部」の文字の横からカメラを構える。あとは、これを目指して歩くだけ。

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しばらく進んで左折。

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道なりに進んで用水路を渡る。よく晴れた夕方にはこんな眺め。
(見通しが悪くクルマの通行量の多い所なので、歩行中の脇見には注意。
思いっきりクラクションを鳴らされたヤツがいることは内緒にしておきたい)
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田んぼの中の1本道を、「名水の里 黒部」めがけて延々と歩く(約5~10分)。
やがて、歩いてきた道はその小高い山に突き当たる。ここを右折。

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まもなく、遊歩道入口の案内板。その“遊歩道”に踏み入れる。

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でも、“遊歩道”とは名ばかり。湿り気を含んだ落ち葉のせいで足下は悪く、
ところどころ倒木が行く手を塞いでいたり...

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三脚やカメラバッグなど、重装備の場合は歩くのに結構難儀する道のり。
登るに従って、遊歩道は歩きやすい道になっていき...

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「名水の里 黒部」の文字看板の前に到着。
ここからは宮野公園に向かって、手摺りの付いた立派な階段になっている。
この付近から、周囲を見下ろして撮れば、いろいろな撮り方が可能。

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階段を上ると、遊具や芝生の広場がある「宮野総合公園」の園内。

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ちなみに、クルマで来た場合、「名水の里 黒部」へのアクセスは
この案内看板が目印。

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上の写真に写り込んでいる東屋からも同じような構図で撮影可能。
(「部」の所の方が枝に邪魔されない分、撮影可能範囲が広い)
このほか、もう少し登った所に位置する仏舎利塔の裏側からも撮影可能。

この周辺には飲料水の自販機があり、飲み物の調達には困らない。
なお、舌山駅周辺にもコンビニは見つからないので、食料品は黒部市内中心部か、
出発前に準備しておく方が安心。

10_IMG_1058.JPG

メモ:宮野総合公園はサクラの名所でもある。花見シーズンには、クルマの進入が
規制されることがある。なお、この際には露店が出るので簡単な食料なら調達可能。
この撮影地点のすぐ背後には、黒部峡谷鉄道のバッテリー機関車が保存されている。

撮影方法・光線条件:
・ 目の前には、新幹線新駅(黒部宇奈月温泉駅)と地鉄新駅がひろがる。
新幹線開業後には北陸新幹線の“お手軽俯瞰スポット”になるのは必至。
・ この地鉄新駅手前から舌山、若栗を経て栃屋に向かうカーブまで見渡せる。
右を向けば山並みを配して標準レンズで撮ることも可能。

最終訪問:2016/8/29

……  ……

では、毎度の拙い作例写真で恐縮だが、宇奈月温泉から電鉄富山方面の1本の電車で。
撮影地点は階段下付近、「部」の文字の真横。
(この列車は「神岡濃硫酸倶楽部」様の主催する撮影イベントで運転されたものです。
現在、この形式の車両はこの区間で定期運行されていません)
なお、4月に仏舎利塔裏で撮影した分はこちら

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【2014年5月11日13時42分】 富山地鉄本線・栃屋-若栗
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 190.0 mm 露出 F11.0 1/500秒 +1/3段補正 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光

栃屋-若栗間のカーブを通過し、若栗駅に向かうところ。

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【2014年5月11日13時43分】 富山地鉄本線・栃屋-若栗
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F9.0 1/800秒 +1/3段補正 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光

若栗駅に進入し...

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【2014年5月11日13時44分】 富山地鉄本線・若栗-舌山
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F10.0 1/800秒 +1/3段補正 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光

若栗駅を過ぎて、舌山駅に向かう所で再び視界に入ってくる。
水田地帯を一直線に走っているので、編成全体をバランス良く撮ることが可能。

0Y6C9104.JPG
【2014年5月11日13時45分】 富山地鉄本線・舌山駅付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F9.0 1/640秒 +1/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

風向きによっては舌山駅の踏切音が聞こえてくる位の距離。
特徴的な農協倉庫に見守られ、ホームに入ってくる列車を撮れる。
なお、舌山駅は上下列車の交換駅なので、意外な組合せが見えることも。

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【2014年5月11日13時51分】 富山地鉄本線・舌山-長屋
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 110.0 mm 露出 F11.0 1/500秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

舌山駅から至近距離にあるのが新幹線・黒部宇奈月温泉駅。
現在、地鉄の新駅(新黒部駅)もホームが完成しており、駅前ロータリーが整備中。
樹木の処理が少々気になるが、新駅を通過する姿を撮ることもできる。

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【2014年5月11日13時51分】 富山地鉄本線・舌山-長屋
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 210.0 mm 露出 F10.0 1/800秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

最後に、長屋駅に向かっていくところを。
手前に見える真新しい高架橋は、新幹線のもの。うまくタイミングが合えば...
と、期待せずには居られない。黒部宇奈月温泉駅に停車する新幹線の場合、
コンデジやスマホなど“軽装備”でも、新幹線写真が撮れるポイントになるかも。

手前の木々の処理が若干気になるところ。

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(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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