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GWは恒例の「ことでんレトロ」(6)そして、スタート。 [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]

いよいよ6月、といっても、出てくるのは愚痴ばかり。
仕事の方は、なかなか思い通りに進まず。趣味活動においても、
勤務日が晴れ、公休日が雨と、空模様と自分の勤務シフトが完全にシンクロして
しまっていて。最悪の展開である。イライラの募る日々が続いている。

そんな中、当日の写真を見直してみて...
何だか遠い昔のことのような。でも、引き続き、大型連休の「ことでん」、
高松琴平電鉄レトロ電車の話題。青空だが雲が多く、時折、空が灰色の雲で覆われて。
何だかイヤな展開なのだが...、天気だけはどうすることもできず。
「何とか持ちこたえて欲しい...」と願いながら。

そんな、5月4日午前、仏生山車両所東工場前で行われたレトロ電車撮影会の話題。

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【2018年5月4日7時19分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

準備段階での注目は“仏生山のヌシ”、「デカ」だった。

……  ……

2018年5月4日(木)晴れ一時雨

少しずつ列ができはじめていて。それに気づいて、<変態鉄>としても、その行列に
加わった...というのが7:20頃。列といっても10人目くらい。ほぼ間違いなく
お目当ての「フリーきっぷ」は入手できそうで。

ちょうど留置線の車止め近くが<変態鉄>が“確保”したポジション。
ここ、イベントの準備の様子をつぶさに見ることができて、何だかラッキーだった。

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【2018年5月4日7時27分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

昨日の記事にも登場していた「ことちゃん」カラーの自動車。これが“レトロ展示場”
の線路上に横付けされ。

仏生山駅舎裏の倉庫のような場所だろうか?

わずかにドアが開いて。でも、こう、写真で見るとK察からの身柄送検みたいな
感じになってしまうが、出てきたのは容疑者...ではなく、レトロ電車に
掲げられていたような方向板やヘッドマークの数々。
撮影会に先立ち、東工場前のレトロ電車の方へ運び入れる作業が行われるみたい。

撮影会の開始が待ちきれず、テンションが上がり続ける<変態鉄>だったのである。

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【2018年5月4日7時23分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

ちょうど同じ頃、右を見れば僚車「トラ」を牽いて入ってきた「デカ」。
その華奢な運転席の上に、身軽な動きで係員がよじ登って。

イベントでの展示を前に、誤って「デカ」のパンタグラフが上がってしまわないように
紐のようなもので固定するみたいで。そう、この日の「デカ」は撮影会のメンバー
ではなく、こちらの場所で...ムフフフ。それも楽しみにしてきていたのである。

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【2018年5月4日7時36分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

西側、上りホーム裏の工場棟の方から、琴電の社名が書かれたフォークリフトが
何やら怪しげな金属塊を運んできたと思ったら。
線路の上にベニヤ板で渡り板を仮設したら、その先、ちょうど「デカ」のキャブの
位置に合わせて、その“金属塊”が。そう、仮設階段なのである。

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【2018年5月4日7時49分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

ただ、位置決めには苦戦していたようで...

そんな作業を見ていたら、待ち時間はあっという間に過ぎていくのである。
そう、<変態鉄>が、この朝、わずか100枚限定の「フリーきっぷ」を狙っていたのは
ぬぁんと、その“購入特典”として「デカ」の、“仏生山のヌシ”の、荷台に上げて
もらえるという貴重な体験ができる...というのである。

検修ピットのある線に停めて、デカの床下を歩いてみるという「デカ下見学会」には
以前、大型連休のイベントで参加した。今度は「デカ」の上に上がれるのである。

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8時、ほぼ時刻通りに列が動き出した。皆さん、落ち着いて順番に。
ことでんグッズも合わせて購入して。無事に、お目当てのフリーきっぷを。

……  ……

そして、8時には東工場前でのレトロ電車撮影会も始まっており。

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【2018年5月4日8時08分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

ロープが張られたエリア内で自由に線路内に立ち入っての撮影。
特に指示が出たわけでなくても、20メートルほどの“引き”をとった位置に並ぶ...
というのが参加者の“暗黙のルール”のようになっていって。

このあたり、撮影時間が長く、参加者もそれほど膨大な数にはならないだけに
「怒号と罵声が飛びかう」などという展開にはならず。撮影スペースは満員電車並みの
混雑になっていた時間帯もあったが、でも、譲り合っての撮影だった。

いちばん“年下”の500号車が“卒寿”を迎え。でも、今なお現役の4両。

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【2018年5月4日8時09分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

ちなみに、振り返れば、デカとトラ、その隣には京急ラッピング車。
その前面こちらから見て左側、「回送」表示の下あたり、助士席窓から見えているのは
京急のキャラクター「けいきゅん」のぬいぐるみ。

こういうところの“芸の細かさ”も、ことでんを撮っていて楽しいところ。

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【2018年5月4日8時12分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

レトロ電車が4両、全部を入れようとすると、写真としてはちょっと引いた構図に
なってしまって。というわけで、2両ずつ。<変態鉄>にとって、
最も「ことでんらしい色」と思うのが、いま23号車が纏っている、オパールホワイトと
ファンタゴンレッドの旧標準色。もう1両くらい、このカラーに塗って欲しいが...

そして奥、一番、道路寄りにいるのがこの日の“主役”、このたび“卒寿”を迎えた
500号車。1927年(昭和2年)、琴平電鉄の全通に合わせて増備された。

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【2018年5月4日8時15分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

西側、仏生山駅側には120号車と300号車。どちらも、琴平電鉄の開業に合わせて製造
された“生え抜き”である。

300号車の焦げ茶色単色も良いのだが...、写真を撮るときにオートにしておくと
適正露出が出なくて。<変態鉄>にとっては悩ましい1両である。

方向板もヘッドマークも何もつかない“素”の状態を撮るところから撮影会が
始まって。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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