猛暑の中、夷隅の地で空中戦を挑んだ日（１） [いすみ鉄道 国鉄型キハ]
拙ブログ、大抵、前の日のうちに本文をパソコンの“メモ帳”を使って、
「.txt」形式で作っておき、アップ直前にソネブロの作成画面にコピペする方法で
書いている。（エラーで記事が飛んでしまったときのショックもないので。）
という訳で、16日の晩にこの記事を書いているわけだが...
この謎の団扇と、そこに見える2つの鋏痕、それについては後の記事で。
明日から会社だと思うと、何とも言えないほど憂鬱なのである。
まぁ、再び午後からの勤務に戻り、午前中の仕事は11月中旬までない予定なので、
朝起きなくて良いことだけはラッキーなのだが...
デスクの上に溜まっている仕事を片付けに行くと考えると...嗚呼。
そんなわけで、8月3日の「いすみ鉄道キハ撮影記」。
一昨日帰ってきたばかりだが、その前にも、3日にもいすみ鉄道を訪れていた。
＜速報版＞だけは当日にアップしていたが、それっきりになっていた。
思いっきり、愚痴っぽい撮影記、というか撃沈記、スタートである。
…… ……
＜徒歩鉄＞の自分にとって、夷隅の地はその距離以上に遠いのである。
東京からJR外房線特急「わかしお1号」では、キハの「急行1号」にしか接続しない。
そう、「乗れば撮れない」なのである。これを沿線の撮影地で迎え撃つには、
千葉を6:29に発つ上総一ノ宮ゆきに乗らねばならず、それには吉祥寺を5:03発が限界。
ということは、自宅を4:40に出ることになり...、意外と遠いのである。
【2013年12月31日9時19分】 千葉県夷隅郡大多喜町・たけゆらの里付近
それを“逆転”するための手段として使っているのが、浜松町・東京駅八重洲口からの
アクアライン経由高速バス勝浦線。浜松町BTを7:25発の便なら、大多喜に9:10、
“久我原の鉄橋”にほど近い「たけゆらの里」バス停にも9:20頃に着ける。
普段、この高速バスは順調そのもの、ほとんどは定刻で大多喜まで到着する。
しかし、行楽期になると...、今夏の大多喜街道の渋滞は、昨年までとは
ひと味も、ふた味も、違っている気がするのである。
予想外の渋滞に撮影計画は...、
2014年8月3日（日）晴れ
浜松町と東京駅を定刻で発車した高速バスは、首都高で早速、渋滞に。
普段なら快調にレインボーブリッジを経由し、羽田空港の脇を抜けて川崎浮島...
というところ、湾岸線が渋滞のため、1号羽田線を迂回。川崎市内の一般道を抜けて、
アクアラインに入っても渋滞は続いた。圏央道は順調、市原鶴舞ICは9時過ぎ。
この時点で、「急行1号」は久我原で何とか撮れそうなタイミング...と、考えていたが
ここからが...、市原鶴舞からの区間は、片側1車線の曲がりくねった道。
大多喜街道はまさにクルマが数珠繋ぎの状態。全然動かないのである。
普段なら15分程度の市原鶴舞－大多喜が、結局40分以上...
【2014年8月3日9時55分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘駅付近（バスの車内から撮影）
久我原で撮ろうと思っていた「急行1号」は、城見ヶ丘付近で。
大多喜街道の渋滞でバスが停まったとき、すぐ下の線路を走る姿が...
バスの車内から見送るしかなかったのである。
「たけゆらの里」バス停に到着したのは10時半近かった。
バスを降りると、猛烈に暑い。全身から汗が噴き出してきた。
大多喜街道を直進すれば、10分ほどで有名撮影地である「久我原の築堤」。
でも、ここは単行向き。2連のキハにはちょっと短すぎて、竹藪の影が...
このポイントを過ぎて、少し先、見落としそうな細い路地に入ると、
しばらくして、木々の間に眺望が開けてくる。
【2014年8月3日10時55分】 いすみ鉄道・総元－久我原
ちょうど「ムーミンの魚釣り」の鉄橋から総元駅までの区間を遠くに見ることが
できる大俯瞰ポイント。
夷隅川を手前に配して、緑の中をゆくキハを望むことができた。
実は、この日、＜変態鉄＞の頭の中には1つの考えがあった。
キーワードは「接近戦禁止」である。
【2014年4月7日15時24分】 富山地鉄本線・越中三郷－越中荏原
自分が撮る鉄道写真の多くは、列車の編成全体を入れて斜め前方から撮るタイプ。
いわゆる「列車写真」と呼ばれるもの。“風景を配して、季節感のある写真”とか、
そういった『雰囲気のある写真』が、なかなか撮れないのである。
でも、い鉄にはこれほど頻繁に通っているわけで、そうしたタイプの写真は
もう一通り撮り終えているのである。だから、この日は意識して。
俯瞰撮影を中心にして、“普段あまり撮らない写真”をあえて撮ろうと思っていた。
という訳で、次の撮影地まで時間がない!!
総元駅前を過ぎて、“総元俯瞰”に間に合わせるため、兎に角、急いだ。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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書いている。（エラーで記事が飛んでしまったときのショックもないので。）
という訳で、16日の晩にこの記事を書いているわけだが...
この謎の団扇と、そこに見える2つの鋏痕、それについては後の記事で。
明日から会社だと思うと、何とも言えないほど憂鬱なのである。
まぁ、再び午後からの勤務に戻り、午前中の仕事は11月中旬までない予定なので、
朝起きなくて良いことだけはラッキーなのだが...
デスクの上に溜まっている仕事を片付けに行くと考えると...嗚呼。
そんなわけで、8月3日の「いすみ鉄道キハ撮影記」。
一昨日帰ってきたばかりだが、その前にも、3日にもいすみ鉄道を訪れていた。
＜速報版＞だけは当日にアップしていたが、それっきりになっていた。
思いっきり、愚痴っぽい撮影記、というか撃沈記、スタートである。
…… ……
＜徒歩鉄＞の自分にとって、夷隅の地はその距離以上に遠いのである。
東京からJR外房線特急「わかしお1号」では、キハの「急行1号」にしか接続しない。
そう、「乗れば撮れない」なのである。これを沿線の撮影地で迎え撃つには、
千葉を6:29に発つ上総一ノ宮ゆきに乗らねばならず、それには吉祥寺を5:03発が限界。
ということは、自宅を4:40に出ることになり...、意外と遠いのである。
【2013年12月31日9時19分】 千葉県夷隅郡大多喜町・たけゆらの里付近
それを“逆転”するための手段として使っているのが、浜松町・東京駅八重洲口からの
アクアライン経由高速バス勝浦線。浜松町BTを7:25発の便なら、大多喜に9:10、
“久我原の鉄橋”にほど近い「たけゆらの里」バス停にも9:20頃に着ける。
普段、この高速バスは順調そのもの、ほとんどは定刻で大多喜まで到着する。
しかし、行楽期になると...、今夏の大多喜街道の渋滞は、昨年までとは
ひと味も、ふた味も、違っている気がするのである。
予想外の渋滞に撮影計画は...、
2014年8月3日（日）晴れ
浜松町と東京駅を定刻で発車した高速バスは、首都高で早速、渋滞に。
普段なら快調にレインボーブリッジを経由し、羽田空港の脇を抜けて川崎浮島...
というところ、湾岸線が渋滞のため、1号羽田線を迂回。川崎市内の一般道を抜けて、
アクアラインに入っても渋滞は続いた。圏央道は順調、市原鶴舞ICは9時過ぎ。
この時点で、「急行1号」は久我原で何とか撮れそうなタイミング...と、考えていたが
ここからが...、市原鶴舞からの区間は、片側1車線の曲がりくねった道。
大多喜街道はまさにクルマが数珠繋ぎの状態。全然動かないのである。
普段なら15分程度の市原鶴舞－大多喜が、結局40分以上...
【2014年8月3日9時55分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘駅付近（バスの車内から撮影）
久我原で撮ろうと思っていた「急行1号」は、城見ヶ丘付近で。
大多喜街道の渋滞でバスが停まったとき、すぐ下の線路を走る姿が...
バスの車内から見送るしかなかったのである。
「たけゆらの里」バス停に到着したのは10時半近かった。
バスを降りると、猛烈に暑い。全身から汗が噴き出してきた。
大多喜街道を直進すれば、10分ほどで有名撮影地である「久我原の築堤」。
でも、ここは単行向き。2連のキハにはちょっと短すぎて、竹藪の影が...
このポイントを過ぎて、少し先、見落としそうな細い路地に入ると、
しばらくして、木々の間に眺望が開けてくる。
【2014年8月3日10時55分】 いすみ鉄道・総元－久我原
ちょうど「ムーミンの魚釣り」の鉄橋から総元駅までの区間を遠くに見ることが
できる大俯瞰ポイント。
夷隅川を手前に配して、緑の中をゆくキハを望むことができた。
実は、この日、＜変態鉄＞の頭の中には1つの考えがあった。
キーワードは「接近戦禁止」である。
【2014年4月7日15時24分】 富山地鉄本線・越中三郷－越中荏原
自分が撮る鉄道写真の多くは、列車の編成全体を入れて斜め前方から撮るタイプ。
いわゆる「列車写真」と呼ばれるもの。“風景を配して、季節感のある写真”とか、
そういった『雰囲気のある写真』が、なかなか撮れないのである。
でも、い鉄にはこれほど頻繁に通っているわけで、そうしたタイプの写真は
もう一通り撮り終えているのである。だから、この日は意識して。
俯瞰撮影を中心にして、“普段あまり撮らない写真”をあえて撮ろうと思っていた。
という訳で、次の撮影地まで時間がない!!
総元駅前を過ぎて、“総元俯瞰”に間に合わせるため、兎に角、急いだ。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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