あのツートンカラーを撮りたくて（２２）長すぎるエピローグ ＜前編＞

もう20年ほど前、学生時代のバイト先の社員。
何かあると（大した仕事もしていないクセに）「あぁ、忙しい、忙しい!!」
ことあるごとに大きな声で。そして、その会社の大きな行事の前日になると
「あぁ、風邪引いたかも...、熱あるかも...」とくり返していた。

もう、毎度のこと。正直言って、みんな、その人を鬱陶しく思っていて。
「あぁ、忙しい、忙しい!!」と、そんなことばかり言うオトナにはなりたくない...
と思っていた20代の頃の＜変態鉄＞。

その人くらいの年齢になって。
気づけば、自分も「忙しい、忙しい」と連呼しているのである。

なぜ、そうなったものか...

そんなことを考えてしまう、今日この頃。

結局、3月になってから、まだ一度も“出撃”できておらず。
趣味関係では一度もカメラを持ち歩いていない状況。キハはおろか、何も撮らずに
1ヶ月が終わってしまいそうで。

1月の撮影記を引っ張りに引っ張り続けてきたのは、お気づきかも知れないが
そう、ネタ切れ。1月、この神戸と高松の旅から帰宅して、そして、ブログの
“全面移転”を行ったわけで。

前のブログのときは、頻繁に出てきた＜速報版＞を、こちらのブログになってからは
まだ1回しか書いていないのである。

＜撮り鉄＞は“濃厚接触”することの少ない趣味だと思うので、近々、どこかに
撮りに行きたいと思っているが、仕事の方が...う～ん。


【2020年1月11日11時54分】　山陽電鉄本線・播磨町－西二見

ということで、1月12日の高松琴平電鉄撮影記。

山陽電車“復刻色”と「ことでんレトロ」。3泊4日というのは慌ただしい旅では
あったが、その中での“ベストショット”と思えるのは、西二見駅進入を撮った
この1枚だっただろうか。山陽3000系にとっても、今年が最後の1年になるとのこと。
また、撮りに行きたいと思っている。

15時過ぎ、仏生山でカメラをしまって片原町へと向かったのだった。

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