終わりよければ!? 東京に戻っています。＜速報版＞

「ことでん」の3日間にわたるイベントも6日で終わり、7日からは仕事。
予想通り「到着機材遅れのため」、5分遅れで髙松空港を飛び立ったNH540便、
「羽田空域南風運用のため」、遅れは拡大、羽田には21:05着。

でも、21:30発の吉祥寺駅ゆきリムジンバスに間に合って、22時半に自宅に戻れて。
そういう意味でも“終わりよければ全てよし”だったかも知れないが...

朝7時から夕方17時まで。あっという間だった「ことでんレトロ」のイベント最終日も。


【2018年5月6日15時20分】　高松琴平電鉄琴平線・榎井－羽間

この日は、2つの意味で「午前中が勝負」だった。
でも、予想外、詰めの甘さ、運の無さ...、午前中、その“大事な場面”では
撃沈に継ぐ撃沈。「今日は、もうダメか!?」と思いながらも...

……　　……

2018年5月6日（日）曇りのち雨

「ことでん」は21世紀に入った頃まで、いまの“レトロ電車”も通常運用に使われて。
まさに「動く電車の博物館」だった。車内がニス塗りの半鋼製吊り掛け電車と、
高度成長期に製造されたカルダン駆動の冷房付き電車が連結された凸凹編成、
その最末期に、＜変態鉄＞は初めて「ことでん」を訪れている。

6日は、還暦を迎えた1070形2両と卒寿を迎えたレトロ電車2両を併結した4両編成。
朝7時出庫で琴電琴平まで1往復、その後、仏生山駅に戻ったところで1070形を解結、
残っていた2両のレトロ電車を増結し、「レトロ4連」となって琴電琴平へ向かう...
というパターン。

一昨日とは連結順序が一部異なるが、でも、レトロ4連は今期2度目。
でも、「1070形＋レトロ」、黄色い琴平線塗色の電車とレトロが連結されて運用に
入っている姿を見るのも初めて。何としても、この凸凹編成を...


【2018年5月6日7時20分】　高松琴平電鉄琴平線・太田－三条

というわけで、何としても朝の希少編成をものにするべく、最初の撮影地は太田。

でも...

早朝だと線路際の建物の影が落ちてしまって。雲が多い空模様、陽が射さないと
思って構えていたら、踏切機が鳴り出してから日射しが出てきて。う～ん。


【2018年5月6日8時32分】　高松琴平電鉄琴平線・滝宮－羽床

＜変態鉄＞が、琴平線で編成写真を撮るならココと思っている撮影地は羽床駅手前の
ストレート。大勢、集まった中で運良く、ほぼベストと思われるポジションを確保。

でも...

駅手前だから、と、安心しきってシャッター速度を1/800秒に設定していたら...
撮った画像を見直してみたら、どう見ても被写体ブレ。シャッター速度を、もう少し
早く設定しておかないとダメだった。あぁ...


【2018年5月6日10時04分】　高松琴平電鉄琴平線・円座－一宮

そして最後のチャンス。何としても失敗は許されない。
ということで、定番過ぎるけれど一宮駅近くの香東川鉄橋を選択。

昨日は川の中に下りて、真横からのカット。でも、今日は線路際に寄って。
ここで線路際によると何と言っても気になってしまうのが、円座側にある福祉施設。
ピンク色の大きな建物が、デーーーンと構えていて。それをかわすために
ローアングルという、大勢の中で自分ひとりだけのヘンな撮り方。

塗色も、車高も、そして車体長も異なる電車の凸凹4両編成。最後の最後で何とか...


【2018年5月6日15時20分】　高松琴平電鉄琴平線・榎井－羽間

そして、お昼からは「レトロ」。一昨日と同じく榎井駅周辺で撮ることにしたのだが...
天気予報では「夕方から雨」だったのが降り始めが早まって。

12時に雨が降り始めてきて。順光・逆光を気にしないで良い代わりに、傘をさして
カメラにレインカバーを掛けての撮影は憂鬱もの。さらに暗くてシャッタースピードも
稼げなくなって。こちらも、連続撃沈の後、最後の最後。
榎井駅と土器川鉄橋の中間にある歩道橋から俯瞰で。何とか“全滅”は免れて。


【2018年5月6日16時44分】　高松琴平電鉄琴平線・栗林公園駅（後追い）

最後の最後、仏生山に戻る4連を栗林公園駅で撮ったら...

ホテルに戻って荷物を受け取り、うどんを食べてから空港ゆきバスに乗り込んだ。
100%「ことでん」だけ、あっという間の、濃厚な4日間が過ぎていったのだった。

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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