讃岐で「けいきゅん」な1日。<速報版> [とりあえず<速報版>]
今年の「ことでん」、例年とはちょっと趣向を変えて、大型連休のレトロ電車の
イベントの間に、1070形と1080形「京急ラッピング」を使ったイベントを。
朝から動いたのは、1080形「京急ラッピング」編成。
本来は琴平線に配置されていて、長尾線に入ることは無いはずの同編成が朝方、
長尾線を1往復。
その後、琴平線に入り、ことでん最古参の冷房車「1070形」と4両編成を組成して
お昼に琴平まで1往復。その「1070形」は京急旧600形で、京急では先々代の快特専用車
だった。新製から60年、還暦を過ぎていまもラッシュ時の増結運用を中心に活躍して
いるのだが、これを日中「特別運行」として。
ということで、朝は長尾線、日中一杯、琴平線沿線を歩き回ったのだった。
…… ……
2018年5月5日(土)晴れ
これを撮りたい場所があって、そのベストポジションを確保すべく高松築港駅を
6:47発の長尾ゆきで出発。
【2018年5月5日6時35分】 高松琴平電鉄長尾線・高松築港駅
普段は、線路配置の関係上、高松築港駅での折返しは慌ただしいことが多いのだが、
早朝だけあって、ゆっくり車両を観察できる時間があった。
長尾線は緑色、琴平線は黄色と決まっている。
隣のホームに停車中の琴平線一宮ゆきは元京王5000形の、ことでん1100形。
でも、最近、検査入場時にちょっと顔を“整形”していて。何だか違和感なのである。
この“違和感”にパッと気づく人は、関東私鉄ネタに詳しい<鉄>だろうか!?
冒頭に勿体ぶって言ったのが、平木駅のすぐ先にある新川鉄橋。
【2018年5月5日8時13分】 高松琴平電鉄長尾線・平木-学園通り
大正時代に路面電車として開業した、現在の長尾線。「いつか、複線化できるように」
と、開業当初に作られた鉄橋の橋脚は階段状にレンガを積んでいた。
(結局、90年経っても単線なのだが...)
他の鉄橋が架け替えられる中、ココの橋脚だけ往時の姿を残している。
ふだん、長尾線では走らない車両であればこそ「長尾線のシンボル」とも言える場所で
撮りたかった。
ちなみに、今日のタイトルの「けいきゅん」とは京急のキャラクター。
このラッピング、広告主が京急(羽田からの都心アクセスのPR)なので、電車にも
京急のキャラクターのぬいぐるみが飾られている。普段は高松築港側の運転室に
いるのだが、今日だけは順光側になる下り方運転台に移っていた。
普段、レトロ電車の運行は琴平線なので、長尾線の撮影地を全然知らなくて。
上りの瓦町ゆき「京急ラッピング」編成をどこで撮ろうかと...
【2018年5月5日8時43分】 高松琴平電鉄長尾線・高田-西前田(後追い)
来るときの電車で車窓を見ていて、何だか西前田駅付近が良さげな気がしたので、
下車してみたものの、なかなか撮影地が見つからず。とりあえず、前景に麦畑を。
ちなみに、ことでん沿線は麦畑が非常に多いのも特徴。
…… ……
お昼には1070形を交えて、4両編成での特別運行。
京急の旧600形と旧1000形、どちらも日本の私鉄電車史上に残る名車なのだが...
【2018年5月5日13時01分】 高松琴平電鉄琴平線・円座-一宮
まさか製造から半世紀以上を経て、遠く讃岐の地で連結されて走っているとは...
そんな姿を捉えるべく、やって来たのは円座駅と一宮駅の中間にある香東川鉄橋。
ちなみに、これだけ立派な河川敷があっても“特別な時期”を除けば水は無い。
川の真ん中で石の上に腰掛けて、真横から4両編成の姿を。
いったん仏生山に戻った4両編成、今度は「京急ラッピング」が入庫して、
1070形だけの4両編成で琴平まで1往復。
【2018年5月5日14時05分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
そのまま、同じ場所で待って。
多くの“同業者さん”が円座側の線路に近い位置で“正面ドカン”を狙っていたが、
<変態鉄>としては、やはり、2扉車、京急旧600形の姿をよく残している真横から。
(琴電では他形式との連結のため他社から譲受した電車は前面貫通式に改造することが多かった)
5日は予報通り、1日中、青空が広がってくれて。
でも、そうすると困るのが午後の撮影地。大半の地点で光線状態が悪くなって。
ということで、綾川駅の近くの踏切へ。地図を見れば、ここだけ列車の側面にも
光がちょっと回りそうな気がしたのだが...
大型ショッピングセンターや郊外型の大型店舗が目立つ通りから1歩入ると
未舗装の細い農道に小さな踏切。
【2018年5月5日15時02分】 高松琴平電鉄琴平線・綾川-陶
逆光サイドではあったが、鯉のぼりが見られたので。
編成写真が撮れるような場所では無かったので、あえてシャッター速度を落として
電車を流してみたが...、肝心の鯉のぼりは、やはり遠すぎた。
今シーズンの<鯉のぼり鐵>は、結局、0勝1敗。今年も厳しい結果に終わった。
【2018年5月5日15時47分】 高松琴平電鉄琴平線・綾川-陶(後追い)
その踏切カブリツキで1070形の後ろ姿を。
線路端で、畑の草取り(?)をしていて、農家のおじいさん、列車の通過直前になって
軽トラをちょっとだけ移動して...
「ぎゃ~~~っ」と叫びだしたかった。慌てて構図を直してみたものの“撃沈”。
レトロ電車を除けば、方向板を使用する最後の形式になった1070形の“顔”を記録する
ことは叶わなかった。(でも、実は、明日の朝、リベンジのチャンスが...)
というわけで、レトロ電車は動いていなくても十分に楽しめた「ことでん」だった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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イベントの間に、1070形と1080形「京急ラッピング」を使ったイベントを。
朝から動いたのは、1080形「京急ラッピング」編成。
本来は琴平線に配置されていて、長尾線に入ることは無いはずの同編成が朝方、
長尾線を1往復。
その後、琴平線に入り、ことでん最古参の冷房車「1070形」と4両編成を組成して
お昼に琴平まで1往復。その「1070形」は京急旧600形で、京急では先々代の快特専用車
だった。新製から60年、還暦を過ぎていまもラッシュ時の増結運用を中心に活躍して
いるのだが、これを日中「特別運行」として。
ということで、朝は長尾線、日中一杯、琴平線沿線を歩き回ったのだった。
…… ……
2018年5月5日(土)晴れ
これを撮りたい場所があって、そのベストポジションを確保すべく高松築港駅を
6:47発の長尾ゆきで出発。
【2018年5月5日6時35分】 高松琴平電鉄長尾線・高松築港駅
普段は、線路配置の関係上、高松築港駅での折返しは慌ただしいことが多いのだが、
早朝だけあって、ゆっくり車両を観察できる時間があった。
長尾線は緑色、琴平線は黄色と決まっている。
隣のホームに停車中の琴平線一宮ゆきは元京王5000形の、ことでん1100形。
でも、最近、検査入場時にちょっと顔を“整形”していて。何だか違和感なのである。
この“違和感”にパッと気づく人は、関東私鉄ネタに詳しい<鉄>だろうか!?
冒頭に勿体ぶって言ったのが、平木駅のすぐ先にある新川鉄橋。
【2018年5月5日8時13分】 高松琴平電鉄長尾線・平木-学園通り
大正時代に路面電車として開業した、現在の長尾線。「いつか、複線化できるように」
と、開業当初に作られた鉄橋の橋脚は階段状にレンガを積んでいた。
(結局、90年経っても単線なのだが...)
他の鉄橋が架け替えられる中、ココの橋脚だけ往時の姿を残している。
ふだん、長尾線では走らない車両であればこそ「長尾線のシンボル」とも言える場所で
撮りたかった。
ちなみに、今日のタイトルの「けいきゅん」とは京急のキャラクター。
このラッピング、広告主が京急(羽田からの都心アクセスのPR)なので、電車にも
京急のキャラクターのぬいぐるみが飾られている。普段は高松築港側の運転室に
いるのだが、今日だけは順光側になる下り方運転台に移っていた。
普段、レトロ電車の運行は琴平線なので、長尾線の撮影地を全然知らなくて。
上りの瓦町ゆき「京急ラッピング」編成をどこで撮ろうかと...
【2018年5月5日8時43分】 高松琴平電鉄長尾線・高田-西前田(後追い)
来るときの電車で車窓を見ていて、何だか西前田駅付近が良さげな気がしたので、
下車してみたものの、なかなか撮影地が見つからず。とりあえず、前景に麦畑を。
ちなみに、ことでん沿線は麦畑が非常に多いのも特徴。
…… ……
お昼には1070形を交えて、4両編成での特別運行。
京急の旧600形と旧1000形、どちらも日本の私鉄電車史上に残る名車なのだが...
【2018年5月5日13時01分】 高松琴平電鉄琴平線・円座-一宮
まさか製造から半世紀以上を経て、遠く讃岐の地で連結されて走っているとは...
そんな姿を捉えるべく、やって来たのは円座駅と一宮駅の中間にある香東川鉄橋。
ちなみに、これだけ立派な河川敷があっても“特別な時期”を除けば水は無い。
川の真ん中で石の上に腰掛けて、真横から4両編成の姿を。
いったん仏生山に戻った4両編成、今度は「京急ラッピング」が入庫して、
1070形だけの4両編成で琴平まで1往復。
【2018年5月5日14時05分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
そのまま、同じ場所で待って。
多くの“同業者さん”が円座側の線路に近い位置で“正面ドカン”を狙っていたが、
<変態鉄>としては、やはり、2扉車、京急旧600形の姿をよく残している真横から。
(琴電では他形式との連結のため他社から譲受した電車は前面貫通式に改造することが多かった)
5日は予報通り、1日中、青空が広がってくれて。
でも、そうすると困るのが午後の撮影地。大半の地点で光線状態が悪くなって。
ということで、綾川駅の近くの踏切へ。地図を見れば、ここだけ列車の側面にも
光がちょっと回りそうな気がしたのだが...
大型ショッピングセンターや郊外型の大型店舗が目立つ通りから1歩入ると
未舗装の細い農道に小さな踏切。
【2018年5月5日15時02分】 高松琴平電鉄琴平線・綾川-陶
逆光サイドではあったが、鯉のぼりが見られたので。
編成写真が撮れるような場所では無かったので、あえてシャッター速度を落として
電車を流してみたが...、肝心の鯉のぼりは、やはり遠すぎた。
今シーズンの<鯉のぼり鐵>は、結局、0勝1敗。今年も厳しい結果に終わった。
【2018年5月5日15時47分】 高松琴平電鉄琴平線・綾川-陶(後追い)
その踏切カブリツキで1070形の後ろ姿を。
線路端で、畑の草取り(?)をしていて、農家のおじいさん、列車の通過直前になって
軽トラをちょっとだけ移動して...
「ぎゃ~~~っ」と叫びだしたかった。慌てて構図を直してみたものの“撃沈”。
レトロ電車を除けば、方向板を使用する最後の形式になった1070形の“顔”を記録する
ことは叶わなかった。(でも、実は、明日の朝、リベンジのチャンスが...)
というわけで、レトロ電車は動いていなくても十分に楽しめた「ことでん」だった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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