3月「ことでん」と徳島のキハを(14)仏生山っ!! [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
<変態鉄>も“超”が付くほど微力ながら、ご協力させていただいたのが
「還暦の赤い電車」プロジェクト(→ こちら)、一時は成立が不安視された
クラウドファンディングも1,600万円(目標額は1,500万円)が集まったということで。
それが、昨年の暮れ。ことでん1080形は、もともと京急1000形。
京急カラーのバーミリオンに白帯のスタイルで走って欲しい...と、たぶん、自分だけ
ではなく、多くの<鉄>が思っていたところ(だと思う)。
まさか、それが実現するとは思わなかった。
高松琴平電鉄では、琴平線 → 黄色(金比羅さんのカラー)、長尾線 → 緑色、
志度線 → 赤色というラインカラーが決められていて、広告ラッピングなども
そのラインカラーがわかるデザインになることが原則とされており、京急から来た
車輌が居る琴平線・長尾線では京急色は、<鉄>の“妄想”に終わるだろうと、
そう半ば諦めていたのだが...
【2019年3月6日11時11分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
初期型(現在の、ことでん1080形)が製造から60周年を迎えると言うことで、
それに合わせて、このクラウドファンディングが実現することになって。
実際に、そのラッピング車(1081-1082編成)に対面した<変態鉄>、
その第一印象は「ホントに京急だぁ!!」だった。さすが京急が助言したというだけ
あって、どこからどう見ても京急バーミリオンの塗色。「ことでん」のロゴが
入っている、とか、車番標記がちょっと違うとか、マニアのツッコミはあろうが
もう、完璧な“讃岐の京急”になっていたのである。
…… ……
2019年3月6日(水)曇りのち雨
11時半に仏生山駅に到着して。お披露目のイベントは13時半から。2時間近くを
どう過ごすか...だが、でも、そんなことより前に。
【2019年3月6日11時12分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
行き止まり式の、駅舎側のホームには既に件の「還暦の赤」編成が据え付けられ、
車内ではイベントに向けての準備が行われていた。
それにしても、こうしてみると「仏生山」の駅名標がなければ、京急線のどこかの
駅のホームと言っても分からなさそうな...。
バーミリオンの色合いも、ラッピングであることを感じさせない、ピッタリの色で。
式典での挨拶でも触れられていたが、この“色”は本家・京急の助言を受けながら
作り上げていったとのことで。
そして、普段の仏生山駅と違うのは、ホーム上に大型スピーカーやらイスやら...
脚立も置かれ、飾り付け作業が進められており。下り電車で到着するお客さんが
不思議そうに眺めながら。
【2019年3月6日11時10分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
それにしても、細かい部分まで再現されており。車体裾には「KHK」の標記。
そう「京浜急行」のロゴである。残念ながらラッピングなので切り文字のような
立体感はないものの、色合いといい、雰囲気といい、十分すぎる出来映え。
その周りに、きちんと“Revival”と書かれていて。
【2019年3月6日11時13分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
車体側面にはステッカーで、この京急1000形電車が60周年を迎えることを表す
ステッカーが掲出され。「0」の真ん中が、ことでんのキャラクター
「ことちゃん」のシルエットになっている。
と、なれば、車両所側に回って、この「還暦の赤い電車」の編成での記録写真を...
と思いきや、さすがにそこまで甘くはないのである。
【2019年3月6日11時11分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そう、隣には“しあわせさん こんぴらさん”の黄色い1200形編成がピタッと
くっつくように止められていて。(夕方からこの2編成が組んで4連運行に入って
いたようだが...)
ということで。イベントまではまだ早いので。
…… ……
この仏生山駅、下りホームの南側に小さな駅舎があって、上り電車に乗るときは
本線と車庫(西工場)への引き込み線の2つの構内踏切を渡ってホームへと行く形に
なっていた。その2つの構内踏切の間のスペースはトイレがあるくらいだったが...
【2019年3月6日11時14分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そんな駅西側が整備されて駅舎の他にバス乗り場まで新設されていて。
暫くこない間に、この変貌ぶり。<変態鉄>としては聞いてはいたものの、ちょっと
驚きを禁じ得なかったのである。
でも、駅の東側、<鉄>にとって一番ディープなエリア...そう、東工場付近は
いつもと変わらぬ雰囲気で。
【2019年3月6日11時15分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
<鉄>の間で“レトロ展示場”と呼ばれるのが仏生山駅舎のすぐ東側。東工場の
構内線の最南端である。必ず(?)、毎日、4両あるレトロ電車のうちの1両が
この位置で休んでいる。この日は5000形500号車の姿があった。
クルマの通行量が多く注意が必要だが、ちょうど駅前の精肉店付近から撮れば
ちょうど良く、車体全景を捉えられるのである。
この500号車の横、細い通路のような感じだが線路に沿って道は続いている。
【2019年3月6日11時16分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そう、すぐに仏生山駅のホーム東側、留置線の向かい側にでられるのである。
「還暦の赤い電車」と、こんぴらさんの電車が並んで停車している。
黄色と赤、このコントラストも何とも言えない。残念なのはポツポツと当たってくる
雨粒なのである。これが青空の下での撮影なら...
【2019年3月6日11時30分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
この付近、足下は砂利になっていて。ことでん関係のクルマが停まっている駐車場の
ような感じの場所なのだが、道路のガードレール状の仕切りがあるだけで、
仏生山駅と車両所の様子を眺めることができるのである。
注意看板はあるものの「撮影禁止」とは書かれていないのである。
ここに来れば、レトロ電車を含め、琴平線・長尾線所属の全部の電車が見られる
機会があるわけで、<鉄>としてはココを見ないで、ことでんを撮ったとは
言えないような、そんな場所なのである。
【2019年3月6日11時16分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
「ことちゃん」がデザインされた、この、ことでんの自動車も、この日は、
その車庫の駐車場にいたのである。
そして、先の方には...
【2019年3月6日11時16分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
この日ばかりは「仏生山のヌシ」ことデカ1号も「主役」の座を1081-1082編成に
奪われて、ちょっと寂しそうな感じで佇んでいた。
そんな仏生山車両所東工場、デカの背後の建屋内では... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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「還暦の赤い電車」プロジェクト(→ こちら)、一時は成立が不安視された
クラウドファンディングも1,600万円(目標額は1,500万円)が集まったということで。
それが、昨年の暮れ。ことでん1080形は、もともと京急1000形。
京急カラーのバーミリオンに白帯のスタイルで走って欲しい...と、たぶん、自分だけ
ではなく、多くの<鉄>が思っていたところ(だと思う)。
まさか、それが実現するとは思わなかった。
高松琴平電鉄では、琴平線 → 黄色(金比羅さんのカラー)、長尾線 → 緑色、
志度線 → 赤色というラインカラーが決められていて、広告ラッピングなども
そのラインカラーがわかるデザインになることが原則とされており、京急から来た
車輌が居る琴平線・長尾線では京急色は、<鉄>の“妄想”に終わるだろうと、
そう半ば諦めていたのだが...
【2019年3月6日11時11分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
初期型(現在の、ことでん1080形)が製造から60周年を迎えると言うことで、
それに合わせて、このクラウドファンディングが実現することになって。
実際に、そのラッピング車(1081-1082編成)に対面した<変態鉄>、
その第一印象は「ホントに京急だぁ!!」だった。さすが京急が助言したというだけ
あって、どこからどう見ても京急バーミリオンの塗色。「ことでん」のロゴが
入っている、とか、車番標記がちょっと違うとか、マニアのツッコミはあろうが
もう、完璧な“讃岐の京急”になっていたのである。
…… ……
2019年3月6日(水)曇りのち雨
11時半に仏生山駅に到着して。お披露目のイベントは13時半から。2時間近くを
どう過ごすか...だが、でも、そんなことより前に。
【2019年3月6日11時12分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
行き止まり式の、駅舎側のホームには既に件の「還暦の赤」編成が据え付けられ、
車内ではイベントに向けての準備が行われていた。
それにしても、こうしてみると「仏生山」の駅名標がなければ、京急線のどこかの
駅のホームと言っても分からなさそうな...。
バーミリオンの色合いも、ラッピングであることを感じさせない、ピッタリの色で。
式典での挨拶でも触れられていたが、この“色”は本家・京急の助言を受けながら
作り上げていったとのことで。
そして、普段の仏生山駅と違うのは、ホーム上に大型スピーカーやらイスやら...
脚立も置かれ、飾り付け作業が進められており。下り電車で到着するお客さんが
不思議そうに眺めながら。
【2019年3月6日11時10分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
それにしても、細かい部分まで再現されており。車体裾には「KHK」の標記。
そう「京浜急行」のロゴである。残念ながらラッピングなので切り文字のような
立体感はないものの、色合いといい、雰囲気といい、十分すぎる出来映え。
その周りに、きちんと“Revival”と書かれていて。
【2019年3月6日11時13分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
車体側面にはステッカーで、この京急1000形電車が60周年を迎えることを表す
ステッカーが掲出され。「0」の真ん中が、ことでんのキャラクター
「ことちゃん」のシルエットになっている。
と、なれば、車両所側に回って、この「還暦の赤い電車」の編成での記録写真を...
と思いきや、さすがにそこまで甘くはないのである。
【2019年3月6日11時11分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そう、隣には“しあわせさん こんぴらさん”の黄色い1200形編成がピタッと
くっつくように止められていて。(夕方からこの2編成が組んで4連運行に入って
いたようだが...)
ということで。イベントまではまだ早いので。
…… ……
この仏生山駅、下りホームの南側に小さな駅舎があって、上り電車に乗るときは
本線と車庫(西工場)への引き込み線の2つの構内踏切を渡ってホームへと行く形に
なっていた。その2つの構内踏切の間のスペースはトイレがあるくらいだったが...
【2019年3月6日11時14分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そんな駅西側が整備されて駅舎の他にバス乗り場まで新設されていて。
暫くこない間に、この変貌ぶり。<変態鉄>としては聞いてはいたものの、ちょっと
驚きを禁じ得なかったのである。
でも、駅の東側、<鉄>にとって一番ディープなエリア...そう、東工場付近は
いつもと変わらぬ雰囲気で。
【2019年3月6日11時15分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
<鉄>の間で“レトロ展示場”と呼ばれるのが仏生山駅舎のすぐ東側。東工場の
構内線の最南端である。必ず(?)、毎日、4両あるレトロ電車のうちの1両が
この位置で休んでいる。この日は5000形500号車の姿があった。
クルマの通行量が多く注意が必要だが、ちょうど駅前の精肉店付近から撮れば
ちょうど良く、車体全景を捉えられるのである。
この500号車の横、細い通路のような感じだが線路に沿って道は続いている。
【2019年3月6日11時16分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そう、すぐに仏生山駅のホーム東側、留置線の向かい側にでられるのである。
「還暦の赤い電車」と、こんぴらさんの電車が並んで停車している。
黄色と赤、このコントラストも何とも言えない。残念なのはポツポツと当たってくる
雨粒なのである。これが青空の下での撮影なら...
【2019年3月6日11時30分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
この付近、足下は砂利になっていて。ことでん関係のクルマが停まっている駐車場の
ような感じの場所なのだが、道路のガードレール状の仕切りがあるだけで、
仏生山駅と車両所の様子を眺めることができるのである。
注意看板はあるものの「撮影禁止」とは書かれていないのである。
ここに来れば、レトロ電車を含め、琴平線・長尾線所属の全部の電車が見られる
機会があるわけで、<鉄>としてはココを見ないで、ことでんを撮ったとは
言えないような、そんな場所なのである。
【2019年3月6日11時16分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
「ことちゃん」がデザインされた、この、ことでんの自動車も、この日は、
その車庫の駐車場にいたのである。
そして、先の方には...
【2019年3月6日11時16分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
この日ばかりは「仏生山のヌシ」ことデカ1号も「主役」の座を1081-1082編成に
奪われて、ちょっと寂しそうな感じで佇んでいた。
そんな仏生山車両所東工場、デカの背後の建屋内では... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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