四半世紀ぶりに。(東武博物館見学記)<速報版> [とりあえず<速報版>]
いや、<速報版>で書くような話題か!?
高校生の頃、訪れて以来、たぶん25年ぶりに東向島の東武博物館へ。
やはり、四半世紀も経つと...。保存車の数も増えており、25年前には撮れなかった
車両の姿を記録することもできた。その一方で、「全く記憶に無かった」というか
文書など資料・史料の展示は、<ガキ鉄>だった頃はほぼスルーだった。
こういう博物館に行っても実物車両の写真を撮ったら、それで満足...だった。
【2018年10月18日12時49分】 墨田区東向島・東武博物館
不惑の<変態鉄>、展示車両を見るときの“視線”も25年間で変化しており。
資料も1点ずつ、ケースのガラスに張り付くように覗き込んでいたら、いつしか
2時間くらい経っていたのだった。
最後はミュージアムショップで図録も購入して。<鉄>として少しは“成長”
したかなぁ...と感じた<変態鉄>だった。
…… ……
2018年10月18日(木)晴れのち曇り
11時過ぎの渋谷駅。普段とは違うのは井の頭線を降りて、コンコースの階段を
上の階に上がったこと。
【2018年10月18日11時47分】 東京メトロ銀座線・田原町駅
久々に銀座線で出発。終点まで乗っても良かったのだが、ちょっと寄り道したくて
1つ手前の田原町駅で下車。
【2018年10月18日12時23分】 台東区浅草1丁目付近
こんなところを歩きながら、ちょっと立ち寄って買い物してしまったり...
【2018年10月18日12時25分】 東武鉄道・浅草駅付近
そして、伝法院通りを抜けた先が東武浅草駅。
12:42発の北千住ゆき各駅停車で3つ目の駅が東向島。
ここで下車したら、高架線路の下にあるのが東武博物館。
【2018年10月18日12時49分】 墨田区東向島・東武博物館
まずは屋外展示の車両たち。1720系“DRC”(← 化粧品じゃない!!)は、
残念ながら敷地の都合か、前頭部だけのカットボディ。この、カッコ良いんだか
ブサイクなのか、よく分からない顔つき。実車と対面するのはこれが初めて。
幼稚園の頃、図鑑の中で見て以来である。
【2018年10月18日12時51分】 墨田区東向島・東武博物館
そして、四半世紀ぶりの“再会”を果たしたのは日光軌道線203号車。
この、ライトグリーンに鮮やかなオレンジ色の、路面電車としてはハデな塗装、
車内外とも良好な状態を保っていたのは嬉しいところ。この塗色で残っているのは
岡山電軌の1両とこの連接車だけ。
【2018年10月18日13時20分】 墨田区東向島・東武博物館
その車内に入るのは館内から。21世紀になってから展示車両のリニューアルが
行われたことを示す銘板が付いていたが、でも、車内に入れば25年前に訪れた
ときの記憶が甦り。とはいえ、そのときには全く気にすることもなく
スルーしていた部分が気になるようになったのは時間の経過だろうか。
保存車の車内を観察するときも、<鉄>として、いや、<変態鉄>として、
高校生の<ガキ鉄>だった時代とは確実に違っていた。
【2018年10月18日13時23分】 墨田区東向島・東武博物館
でも、25年ぶりの“定点比較”の写真も。
SLの汽笛吹鳴と動輪の回転実演など、チビッコ向けのイベントも眺めつつ、
といいつつ、冒頭にも書いた通り史料類も1点ずつ見ていきたくて...
【2018年10月18日13時27分】 墨田区東向島・東武博物館
「明治150周年」ということで、東武鉄道開業当初までの経緯などの資料が展示
されているコーナー、さすがに家族連れは入ってくること無く、時間をかけて
1つずつ見ることができて。(貴重な資料だったが、それらは「撮影禁止」)
【2018年10月18日13時43分】 墨田区東向島・東武博物館
中庭には25年前にはなかった車両の展示も加わっており。
気づいたら2時間余りを館内で過ごしていた。
…… ……
15時過ぎの浅草ゆき、1つ先の曳舟駅で急行・中央林間ゆきに接続。
東武50000系の運用だったが、思えば、<変態鉄>の知る“半蔵門線”は水天宮前
までだった。押上-水天宮前は、ぬぁんと、これが“ロストバージン”。
ウトウトしている間に、いつの間にか終わって居た...という説もあるが。
仕事の都合で毎週、通っている渋谷の街だが、地下に潜ると訳が分からず。
半蔵門線や東横線で渋谷に来ると絶対に道に迷ってしまう<変態鉄>。
人の流れに身を任せ、あちこち、彷徨きながら何とか井の頭線ホームへ。
駄菓子菓子...
だが、しかし...
いつもの井の頭線とはちょっと雰囲気が違っていたのである。夕ラッシュには
少し早くて...
「永福町駅付近で信号設備の緊急点検を行っているため...」
【2018年10月18日15時42分】 京王井の頭線・渋谷駅
ぬぁんと、明大前以降の区間が運転見合わせになっているという。
定期列車では設定のない、下りの「各停 明大前」。
(深夜帯に1本だけ「吉祥寺発明大前ゆき」という上り電車があるはず)
PASMOを見せてJR線に振り替えても良かったのだが、ここは<変態鉄>として。
ちょうど、この写真を撮っているときに「ただいまより運転再開となりました」。
16時前、このピンク色の第24編成は「急行 吉祥寺ゆき」として発車とアナウンス。
<変態鉄>は早々と空いている席を見つけて座っていたのである。
でも、発車ベルが鳴り終わってから、「運転状況の確認中です」になって、発車を
見合わせ。数分後に「各停・吉祥寺ゆき(明大前から急行)」という不思議な種別
で発車したのだが...
明大前駅に着いたところで「終点まで各停として...」
朝ラッシュ並みの超満員の電車で自宅に戻ったのだった。
それにしても、「緊急設備点検」って。なぜ素直に「故障」と言えないのか...
(そもそも「設備点検」なら予め日程を決めて予告してから行うはず。「緊急」に
「点検」しないといけなくなったのは、“予期せぬ問題”が生じたから...だろうが)
自宅に向かう道、ダイヤ乱れで電車が“慢性便秘状態”。踏切待ちのクルマの列は
隣の交差点を越えて、ずーーーーっと続いており。そんな光景を眺めながら、
17時前に帰宅したのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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高校生の頃、訪れて以来、たぶん25年ぶりに東向島の東武博物館へ。
やはり、四半世紀も経つと...。保存車の数も増えており、25年前には撮れなかった
車両の姿を記録することもできた。その一方で、「全く記憶に無かった」というか
文書など資料・史料の展示は、<ガキ鉄>だった頃はほぼスルーだった。
こういう博物館に行っても実物車両の写真を撮ったら、それで満足...だった。
【2018年10月18日12時49分】 墨田区東向島・東武博物館
不惑の<変態鉄>、展示車両を見るときの“視線”も25年間で変化しており。
資料も1点ずつ、ケースのガラスに張り付くように覗き込んでいたら、いつしか
2時間くらい経っていたのだった。
最後はミュージアムショップで図録も購入して。<鉄>として少しは“成長”
したかなぁ...と感じた<変態鉄>だった。
…… ……
2018年10月18日(木)晴れのち曇り
11時過ぎの渋谷駅。普段とは違うのは井の頭線を降りて、コンコースの階段を
上の階に上がったこと。
【2018年10月18日11時47分】 東京メトロ銀座線・田原町駅
久々に銀座線で出発。終点まで乗っても良かったのだが、ちょっと寄り道したくて
1つ手前の田原町駅で下車。
【2018年10月18日12時23分】 台東区浅草1丁目付近
こんなところを歩きながら、ちょっと立ち寄って買い物してしまったり...
【2018年10月18日12時25分】 東武鉄道・浅草駅付近
そして、伝法院通りを抜けた先が東武浅草駅。
12:42発の北千住ゆき各駅停車で3つ目の駅が東向島。
ここで下車したら、高架線路の下にあるのが東武博物館。
【2018年10月18日12時49分】 墨田区東向島・東武博物館
まずは屋外展示の車両たち。1720系“DRC”(← 化粧品じゃない!!)は、
残念ながら敷地の都合か、前頭部だけのカットボディ。この、カッコ良いんだか
ブサイクなのか、よく分からない顔つき。実車と対面するのはこれが初めて。
幼稚園の頃、図鑑の中で見て以来である。
【2018年10月18日12時51分】 墨田区東向島・東武博物館
そして、四半世紀ぶりの“再会”を果たしたのは日光軌道線203号車。
この、ライトグリーンに鮮やかなオレンジ色の、路面電車としてはハデな塗装、
車内外とも良好な状態を保っていたのは嬉しいところ。この塗色で残っているのは
岡山電軌の1両とこの連接車だけ。
【2018年10月18日13時20分】 墨田区東向島・東武博物館
その車内に入るのは館内から。21世紀になってから展示車両のリニューアルが
行われたことを示す銘板が付いていたが、でも、車内に入れば25年前に訪れた
ときの記憶が甦り。とはいえ、そのときには全く気にすることもなく
スルーしていた部分が気になるようになったのは時間の経過だろうか。
保存車の車内を観察するときも、<鉄>として、いや、<変態鉄>として、
高校生の<ガキ鉄>だった時代とは確実に違っていた。
【2018年10月18日13時23分】 墨田区東向島・東武博物館
でも、25年ぶりの“定点比較”の写真も。
SLの汽笛吹鳴と動輪の回転実演など、チビッコ向けのイベントも眺めつつ、
といいつつ、冒頭にも書いた通り史料類も1点ずつ見ていきたくて...
【2018年10月18日13時27分】 墨田区東向島・東武博物館
「明治150周年」ということで、東武鉄道開業当初までの経緯などの資料が展示
されているコーナー、さすがに家族連れは入ってくること無く、時間をかけて
1つずつ見ることができて。(貴重な資料だったが、それらは「撮影禁止」)
【2018年10月18日13時43分】 墨田区東向島・東武博物館
中庭には25年前にはなかった車両の展示も加わっており。
気づいたら2時間余りを館内で過ごしていた。
…… ……
15時過ぎの浅草ゆき、1つ先の曳舟駅で急行・中央林間ゆきに接続。
東武50000系の運用だったが、思えば、<変態鉄>の知る“半蔵門線”は水天宮前
までだった。押上-水天宮前は、ぬぁんと、これが“ロストバージン”。
ウトウトしている間に、いつの間にか終わって居た...という説もあるが。
仕事の都合で毎週、通っている渋谷の街だが、地下に潜ると訳が分からず。
半蔵門線や東横線で渋谷に来ると絶対に道に迷ってしまう<変態鉄>。
人の流れに身を任せ、あちこち、彷徨きながら何とか井の頭線ホームへ。
駄菓子菓子...
だが、しかし...
いつもの井の頭線とはちょっと雰囲気が違っていたのである。夕ラッシュには
少し早くて...
「永福町駅付近で信号設備の緊急点検を行っているため...」
【2018年10月18日15時42分】 京王井の頭線・渋谷駅
ぬぁんと、明大前以降の区間が運転見合わせになっているという。
定期列車では設定のない、下りの「各停 明大前」。
(深夜帯に1本だけ「吉祥寺発明大前ゆき」という上り電車があるはず)
PASMOを見せてJR線に振り替えても良かったのだが、ここは<変態鉄>として。
ちょうど、この写真を撮っているときに「ただいまより運転再開となりました」。
16時前、このピンク色の第24編成は「急行 吉祥寺ゆき」として発車とアナウンス。
<変態鉄>は早々と空いている席を見つけて座っていたのである。
でも、発車ベルが鳴り終わってから、「運転状況の確認中です」になって、発車を
見合わせ。数分後に「各停・吉祥寺ゆき(明大前から急行)」という不思議な種別
で発車したのだが...
明大前駅に着いたところで「終点まで各停として...」
朝ラッシュ並みの超満員の電車で自宅に戻ったのだった。
それにしても、「緊急設備点検」って。なぜ素直に「故障」と言えないのか...
(そもそも「設備点検」なら予め日程を決めて予告してから行うはず。「緊急」に
「点検」しないといけなくなったのは、“予期せぬ問題”が生じたから...だろうが)
自宅に向かう道、ダイヤ乱れで電車が“慢性便秘状態”。踏切待ちのクルマの列は
隣の交差点を越えて、ずーーーーっと続いており。そんな光景を眺めながら、
17時前に帰宅したのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2018-10-19 03:00
nice!(17)
コメント(2)
都内でロストヴァージン、実は私もまだあります。
by Cedar (2018-10-19 08:32)
Cedarさん
コメントありがとうございます。
「いつでも行ける」ところに、実は自分はたくさんあるのです。
でも、ステンレスの箱に乗って...というのも、何か気が進まず、
なかなか訪れられておりません。せめて、都内だけでも何とか
「完乗」できるように頑張ろうかと思っている次第です。
by ferrum_queserasera (2018-10-19 23:11)