北関東に“乗り得”列車を(3)黒磯駅にて [鉄分の濃い旅行記録]
富山地鉄のウェブサイトに26日のイベント内容の告知が出た。地鉄のイベントに参加
できるのは久しぶり。しかも、<変態鉄>の“お気に入り”、10020形10025-10026編成
を主役にしたイベントと言うだけあって...ムフフフ。
【2018年8月11日14時36分】 富山地鉄・稲荷町駅
あとは気になっているのは天気のことだけ。昨日、今日と東京の猛暑はちょっとだけ
落ち着きを見せているところだが、何と言っても次の台風が近づいて来ているとか...
他にもちょっと懸念していることがあって...さぁ、果たして!?
ということで、引き続き、7月30日の福島県まで足をのばした話題。
黒磯駅に到着して...
…… ……
2018年7月30日(月)晴れ時々曇り
黒磯駅1番ホームに着いたのは10:25頃。10:26発の第4133D列車は、跨線橋の先、
4番ホームで、<変態鉄>の乗る普通電車の到着を待っていたのだった。
【2018年7月30日10時21分】 東北本線・黒磯駅
電車のドアが開くなり、猛然と駆け出す人たち。さすが「青春18きっぷ」シーズンで
ある。<変態鉄>としては、そのダッシュする人たちの中に加わってしまうと
黒磯駅をゆっくり観察できないわけで...
ということで、後続の11:31発、第4135D列車まで1時間待つことにしたのである。
これまで黒磯駅というのは、乗換えで何度か降り立ったことがあるのだが、構内の
様子というのは、あまりハッキリとは覚えていない。
【2018年7月30日10時21分】 東北本線・黒磯駅
でも、3面5線、しかも一番奥の4・5版ホームは長さが他のホームの半分程度しかなくて
短編成のローカル列車しか停車でき無さそうな感じ。かつては10~15両編成の列車が
雁行していたはずで、その拠点駅としては何とも寂しい感じなのである。
跨線橋からホームを覗けば、ちょうど、その4番ホームから10:26発の第4133D列車が
発車して行くところ。
【2018年7月30日10時24分】 東北本線・黒磯駅
列車番号の末尾「D」が示す通り、ディーゼル動車の運用であることは分かっていた。
郡山に居て、磐越東線などで使われているキハ110系2両が電源切り替え区間をはさんで
黒磯-新白河間の約20 kmを往復する運用を受け持っている。
以外だったのは「ワンマン」ということ。車内運賃表示器には東北本線の各駅名が。
実際、途中の無人駅の乗降は整理券式ワンマンの扱いになっていた。
尤も、交流電化時代から701系ワンマン仕様の車両が使われていたのだから、驚きでは
ないのだが、それにしても東北本線の、しかも、関東地方の区間で...
「東北本線」というのも名ばかりなのである。
新幹線の開業で東北本線がローカル線になってから、すでに30年以上が経過しており。
でも、やはり、それでも「東北本線」が幹線だと感じさせるのは...
【2018年7月30日10時24分】 東北本線・黒磯駅
奥の線路で発車を待っていたコンテナ列車である。
旅客では、特急寝台をはじめとした長距離列車は消滅しており、現在、宇都宮方面も
郡山方面も、黒磯駅をはさんで南北に乗り入れる列車の設定は無い。
EH500型電気機関車は、JR貨物の交直流機。現在、東北本線のコンテナ列車は、この
機関車が牽引しており東北各地と関東を結んでいる。
以前は、この駅構内でいったん停車して、パンタグラフを下げて...と、交直切り替えの
“儀式”が行われていたというが、車上式になって以来、貨物列車に関しては、黒磯も
単なる1つの途中駅になってしまっており。交直流の切り替えをして乗り入れているのは
いまや貨物列車だけなのである。
【2018年7月30日10時27分】 東北本線・黒磯駅
宇都宮駅から乗ってきた電車が、こんどは折返し宇都宮ゆきとして、キハに乗って
黒磯駅に到着した乗客たちを待ち構えていた。
もちろん、列車の到着・発車の際は駅構内には多くの乗客の姿が見られるが、ひとたび
新白河ゆきと宇都宮ゆきが、ほぼ同時に発車してしまうと駅構内に人の姿は疎らになる。
そんなホームを歩いていて、足下にふと見つけてしまったのが...
【2018年7月30日10時27分】 東北本線・黒磯駅
東北本線の昼行特急で最後まで上野発着で残っていたのが「あいづ」系統だろうか。
郡山から磐越西線経由で会津若松・喜多方ゆき...
すでに磐越西線から特急の設定はなくなって久しく。でも、足下にだけ特急列車が
残っていたのである。
そして、改札横にあったオブジェが...
【2018年7月30日10時27分】 東北本線・黒磯駅
まだ<変態ガキ鉄>だった頃、115系の宇都宮線電車にはサボを掲出して走るものも
少なくなかったような...。“湘南新宿ライン”ができる前の時代であっても
「池袋 - 宇都宮」というサボも残っているのがわかる。山手貨物線経由で池袋まで
乗り入れてくる列車というのは、少数ながら当時からあった。
【2018年7月30日10時57分】 東北本線・黒磯駅
改札を出たところには“トリックアート”。そして、牛のオブジェが...
ちょっと“何でもアリ”な感じが漂う、駅構内だった。
…… ……
それにしても暑かった。ちょっとでも“涼”を求めて、駅近くの総合スーパーへ。
1階が食料品と100均、2階が衣料品...、昔ながらのスーパーだが、そんな黒磯駅前の
ヨ※ク※ニマルも、今秋限りで閉店するそうで...。
那須の方までいけば、かわりの店舗はあるそうなのだが、鉄道の駅を中心に街が
形成されていく...時代は既に終わっていると言うことだろうか。
【2018年7月30日11時18分】 東北本線・黒磯駅
11時半のキハで、確実に好位置に座席を確保しようと。暑いのを我慢して11時過ぎには
4番ホームに向かったのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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できるのは久しぶり。しかも、<変態鉄>の“お気に入り”、10020形10025-10026編成
を主役にしたイベントと言うだけあって...ムフフフ。
【2018年8月11日14時36分】 富山地鉄・稲荷町駅
あとは気になっているのは天気のことだけ。昨日、今日と東京の猛暑はちょっとだけ
落ち着きを見せているところだが、何と言っても次の台風が近づいて来ているとか...
他にもちょっと懸念していることがあって...さぁ、果たして!?
ということで、引き続き、7月30日の福島県まで足をのばした話題。
黒磯駅に到着して...
…… ……
2018年7月30日(月)晴れ時々曇り
黒磯駅1番ホームに着いたのは10:25頃。10:26発の第4133D列車は、跨線橋の先、
4番ホームで、<変態鉄>の乗る普通電車の到着を待っていたのだった。
【2018年7月30日10時21分】 東北本線・黒磯駅
電車のドアが開くなり、猛然と駆け出す人たち。さすが「青春18きっぷ」シーズンで
ある。<変態鉄>としては、そのダッシュする人たちの中に加わってしまうと
黒磯駅をゆっくり観察できないわけで...
ということで、後続の11:31発、第4135D列車まで1時間待つことにしたのである。
これまで黒磯駅というのは、乗換えで何度か降り立ったことがあるのだが、構内の
様子というのは、あまりハッキリとは覚えていない。
【2018年7月30日10時21分】 東北本線・黒磯駅
でも、3面5線、しかも一番奥の4・5版ホームは長さが他のホームの半分程度しかなくて
短編成のローカル列車しか停車でき無さそうな感じ。かつては10~15両編成の列車が
雁行していたはずで、その拠点駅としては何とも寂しい感じなのである。
跨線橋からホームを覗けば、ちょうど、その4番ホームから10:26発の第4133D列車が
発車して行くところ。
【2018年7月30日10時24分】 東北本線・黒磯駅
列車番号の末尾「D」が示す通り、ディーゼル動車の運用であることは分かっていた。
郡山に居て、磐越東線などで使われているキハ110系2両が電源切り替え区間をはさんで
黒磯-新白河間の約20 kmを往復する運用を受け持っている。
以外だったのは「ワンマン」ということ。車内運賃表示器には東北本線の各駅名が。
実際、途中の無人駅の乗降は整理券式ワンマンの扱いになっていた。
尤も、交流電化時代から701系ワンマン仕様の車両が使われていたのだから、驚きでは
ないのだが、それにしても東北本線の、しかも、関東地方の区間で...
「東北本線」というのも名ばかりなのである。
新幹線の開業で東北本線がローカル線になってから、すでに30年以上が経過しており。
でも、やはり、それでも「東北本線」が幹線だと感じさせるのは...
【2018年7月30日10時24分】 東北本線・黒磯駅
奥の線路で発車を待っていたコンテナ列車である。
旅客では、特急寝台をはじめとした長距離列車は消滅しており、現在、宇都宮方面も
郡山方面も、黒磯駅をはさんで南北に乗り入れる列車の設定は無い。
EH500型電気機関車は、JR貨物の交直流機。現在、東北本線のコンテナ列車は、この
機関車が牽引しており東北各地と関東を結んでいる。
以前は、この駅構内でいったん停車して、パンタグラフを下げて...と、交直切り替えの
“儀式”が行われていたというが、車上式になって以来、貨物列車に関しては、黒磯も
単なる1つの途中駅になってしまっており。交直流の切り替えをして乗り入れているのは
いまや貨物列車だけなのである。
【2018年7月30日10時27分】 東北本線・黒磯駅
宇都宮駅から乗ってきた電車が、こんどは折返し宇都宮ゆきとして、キハに乗って
黒磯駅に到着した乗客たちを待ち構えていた。
もちろん、列車の到着・発車の際は駅構内には多くの乗客の姿が見られるが、ひとたび
新白河ゆきと宇都宮ゆきが、ほぼ同時に発車してしまうと駅構内に人の姿は疎らになる。
そんなホームを歩いていて、足下にふと見つけてしまったのが...
【2018年7月30日10時27分】 東北本線・黒磯駅
東北本線の昼行特急で最後まで上野発着で残っていたのが「あいづ」系統だろうか。
郡山から磐越西線経由で会津若松・喜多方ゆき...
すでに磐越西線から特急の設定はなくなって久しく。でも、足下にだけ特急列車が
残っていたのである。
そして、改札横にあったオブジェが...
【2018年7月30日10時27分】 東北本線・黒磯駅
まだ<変態ガキ鉄>だった頃、115系の宇都宮線電車にはサボを掲出して走るものも
少なくなかったような...。“湘南新宿ライン”ができる前の時代であっても
「池袋 - 宇都宮」というサボも残っているのがわかる。山手貨物線経由で池袋まで
乗り入れてくる列車というのは、少数ながら当時からあった。
【2018年7月30日10時57分】 東北本線・黒磯駅
改札を出たところには“トリックアート”。そして、牛のオブジェが...
ちょっと“何でもアリ”な感じが漂う、駅構内だった。
…… ……
それにしても暑かった。ちょっとでも“涼”を求めて、駅近くの総合スーパーへ。
1階が食料品と100均、2階が衣料品...、昔ながらのスーパーだが、そんな黒磯駅前の
ヨ※ク※ニマルも、今秋限りで閉店するそうで...。
那須の方までいけば、かわりの店舗はあるそうなのだが、鉄道の駅を中心に街が
形成されていく...時代は既に終わっていると言うことだろうか。
【2018年7月30日11時18分】 東北本線・黒磯駅
11時半のキハで、確実に好位置に座席を確保しようと。暑いのを我慢して11時過ぎには
4番ホームに向かったのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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