常磐路にキハを見に行く(10=最終回)那珂湊駅を1周、歩いてみた <後編> [鉄分の濃い旅行記録]
歴史に生まれた歴史の男だ...、自分でもそんなコトバを言ってみたいと思う
<変態鉄>である。でも、それはさておき...。
この記事がアップされて間もなく。<変態鉄>は予告通り、北陸へ撮影と<乗り鉄>の
旅に出発することになっている。でも、そんなタイミングになって...
ふと見てみた「ちてつ」、富山地方鉄道の公式サイト。
【2013年11月17日8時21分】 富山地鉄・稲荷町車両基地
「26日開催ということは...あの電車か!?」とイベント告知。
何ともタイミングが悪い!! そう、地鉄で「26」に繋がりのある電車といえば、
何と言っても、モハ10026号車。地鉄で最も「顔を見ることが難しい電車」。
この電車の“顔”を撮れただけで<鉄>の間ではちょっとした自慢になるような車両
なのである。
そして、26日は<変態鉄>は仕事の公休日なのである。実は他のところに出撃すべく
計画を練っていた。でも...、今後の情報によって行き先を富山に変更すべく
検討に入っているのである。半月で2度、富山に行くというパターンになるのか!?
それとも、地鉄の担当者が勿体ぶっているだけで、実は26日のイベントの主役は、
モハ10026号車ではない...という“大どんでん返し”があるのか!?
しばらくの間、地鉄のリリースから目が離せない<変態鉄>なのである。
…… ……
2018年7月23日(月)晴れ
13時半に那珂湊駅に到着して、そこから北側の踏切を渡って、2両の保存(?)キハを
見物してきたのだった。
【2018年7月23日13時36分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅付近
ちょうど那珂湊駅を中心に時計回りに1周するような形。
最後は、駅の南東側にある踏切を渡って。ちょうど、那珂湊駅を出て阿字ヶ浦に向かう
線路は駅の南東側でほぼ直角に急カーブしている。
【2018年7月23日13時43分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅付近
カーブした線路の向こうに那珂湊駅が一望できて。阿字ヶ浦方面の下り列車が発着する
ホームが改修されて新しくなってはいるものの、機関区が併設された、ローカル線の
中心駅らしい雰囲気が何とも言えない。
「いつか!!」と思い続けて25年近くが経過、ずっと“未成線状態”が続いている
<変態鉄>の“模型鉄道”。キハの走るローカル線の“建設”を計画して久しいが
いつか実現するときには、こんな感じの駅にしてみたいと思ったのである。
というわけで、再びの那珂湊駅へ。
まずは、窓口で...
在庫のあった記念乗車券と、あと硬券入場券と硬券乗車券。沿線各駅のものが那珂湊駅
で買うことができる。“全通り”と言いたかったが、ここは控えめに。
そして、改札を通って...
【2018年7月23日13時55分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
「ひたちなか海浜鉄道」を<鉄>以外へと有名にしたのは、たぶん、この猫たち。
さすがに、この暑さで本人(?)たちはお休み。その元気な姿を見ることはできなかったが
この表示を見ただけでも...
【2018年7月23日13時56分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
そして、いったん下りホームへ。
光線状態は悪いが、でも、留置されているキハたちを眺めることができるのである。
その中での注目は...
【2018年7月23日13時56分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
キハ205号車である。偶然にも、水島臨海鉄道で最後まで残ったキハ20形も「205号車」
だったが、こちらも同番号。車籍が残って(予備車ながら)現役で活躍する、最後の
キハ20形となったのは、ひたちなかのキハ205号車である。
しかも、そのスゴいところは、この車両、国鉄から直接、湊線に移籍したものでは
ないということ。この車両、水島臨海鉄道から譲渡されているのである。
【2017年10月15日13時46分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
ということで、<変態鉄>が何度も撮りに通った、このキハの“同僚”が、
実は茨城県で現役を続けている...という。
ただ、残念ながら塗料のせいだろうか、朱色部分の色褪せが激しく、もとの塗色が
分からないくらいの色合いになってしまっているのが気になるのである。
(本当は、水島のキハ205と同じ色に塗られているのだが...)
【2018年7月23日13時36分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
やって来たのは、広告ラッピングを纏っているものの、JR東海から来たキハ11形。
昼下がりのローカルキハ...のはずが、<学生鉄>と思しきグループ以外にも
商工会だろうか、おおぜいのシルバー世代で、何だかお出かけするイベントを行って
いるみたいで。平日午後の車内が座席が埋まる程度の乗車率になるというのは、
「さすが!!」である。廃線の話もあって第3セクター化された同線、何でも、最近は
黒字路線になったのだとか。そんな賑やかな車内で、勝田駅に戻ってきたのだった。
…… ……
勝田駅 14:39発の上野ゆき、第428M列車。でも、ちょっと不思議なダイヤ。
8分後に同じ勝田駅始発の特急「ときわ78号」を、すぐ隣の水戸駅で待避。そのために
15分停まるというちょっと不思議な設定になっているのである。
水戸駅での停車時間の間に、編成中央のグリーン券発売機に。ここでPASMOを置いて...
【2018年7月23日14時49分】 常磐線・第428M列車(サロE531-19号車内)
サロE531-19号車へ。2階建てグリーン車に乗るとき、<変態鉄>は車端部の平屋建て
部分に陣取ることにしている。グリーン車では無いが、地鉄のダブルデッカーに乗る
時も、必ず、平屋の方に座るようにしている。そう、余程混んでこない限り、ここの
スペースは自分だけになることが多く。周囲に気兼ねせず、くつろげるのである。
【2018年7月23日14時49分】 常磐線・第428M列車(サロE531-19号車内)
というわけで、1,000円の追加料金で、ちょっとリッチに。
臙脂色のリクライニングシート。背もたれを思いっきり倒したら...
これで、勝田駅のコンビニで買った駅弁を心置きなく楽しむことができたのである。
石岡駅付近までは何とか覚えているものの、駅弁を食べ終えた満腹感と、早朝から
カメラを担いで歩き回った疲労感で、いつの間にか寝てしまったのだった。
気づいたら、南千住駅付近まで来ていた。
【2018年7月23日17時00分】 常磐線・上野駅
上野駅は意外にも(?)、地平ホームへの到着となった。この頭端式の、ちょっと薄暗い
感じのホームこそが、北に向かう、東北・上信越・常磐方面各線の“終着駅”としての
「上野駅」というイメージ。いくら、車両がE531系とはいえ、ここに着くと
(乗換えは不便だけど...)ちょっとだけテンションが上がるのだった。
…… ……
実はこの日の<変態鉄>、ちょっとイライラが募っていたのだった。朝、常総線キハを
撮っていたとき、気づいたのだった。背中に背負うリュックサック型のカメラバッグ
なのだが、このファスナーが壊れているのに気づいたのである。
どれだけ閉めても、歩いているときの揺れで勝手に全開になってしまって...
ファスナー全開のカメラバッグを背負って、EOSくんを手に持って...という、
実にかっこ悪い姿で歩いていたのである。山手線で新宿に行ったら、すぐにヨ※バシへ。
2万円弱でカメラバッグを買い換えるという“臨時出費”。この「使い勝手」を
確かめるためには、もう一度、どこかに“出撃”するしかない...と思いながら、
帰宅するのだった。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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<変態鉄>である。でも、それはさておき...。
この記事がアップされて間もなく。<変態鉄>は予告通り、北陸へ撮影と<乗り鉄>の
旅に出発することになっている。でも、そんなタイミングになって...
ふと見てみた「ちてつ」、富山地方鉄道の公式サイト。
【2013年11月17日8時21分】 富山地鉄・稲荷町車両基地
「26日開催ということは...あの電車か!?」とイベント告知。
何ともタイミングが悪い!! そう、地鉄で「26」に繋がりのある電車といえば、
何と言っても、モハ10026号車。地鉄で最も「顔を見ることが難しい電車」。
この電車の“顔”を撮れただけで<鉄>の間ではちょっとした自慢になるような車両
なのである。
そして、26日は<変態鉄>は仕事の公休日なのである。実は他のところに出撃すべく
計画を練っていた。でも...、今後の情報によって行き先を富山に変更すべく
検討に入っているのである。半月で2度、富山に行くというパターンになるのか!?
それとも、地鉄の担当者が勿体ぶっているだけで、実は26日のイベントの主役は、
モハ10026号車ではない...という“大どんでん返し”があるのか!?
しばらくの間、地鉄のリリースから目が離せない<変態鉄>なのである。
…… ……
2018年7月23日(月)晴れ
13時半に那珂湊駅に到着して、そこから北側の踏切を渡って、2両の保存(?)キハを
見物してきたのだった。
【2018年7月23日13時36分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅付近
ちょうど那珂湊駅を中心に時計回りに1周するような形。
最後は、駅の南東側にある踏切を渡って。ちょうど、那珂湊駅を出て阿字ヶ浦に向かう
線路は駅の南東側でほぼ直角に急カーブしている。
【2018年7月23日13時43分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅付近
カーブした線路の向こうに那珂湊駅が一望できて。阿字ヶ浦方面の下り列車が発着する
ホームが改修されて新しくなってはいるものの、機関区が併設された、ローカル線の
中心駅らしい雰囲気が何とも言えない。
「いつか!!」と思い続けて25年近くが経過、ずっと“未成線状態”が続いている
<変態鉄>の“模型鉄道”。キハの走るローカル線の“建設”を計画して久しいが
いつか実現するときには、こんな感じの駅にしてみたいと思ったのである。
というわけで、再びの那珂湊駅へ。
まずは、窓口で...
在庫のあった記念乗車券と、あと硬券入場券と硬券乗車券。沿線各駅のものが那珂湊駅
で買うことができる。“全通り”と言いたかったが、ここは控えめに。
そして、改札を通って...
【2018年7月23日13時55分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
「ひたちなか海浜鉄道」を<鉄>以外へと有名にしたのは、たぶん、この猫たち。
さすがに、この暑さで本人(?)たちはお休み。その元気な姿を見ることはできなかったが
この表示を見ただけでも...
【2018年7月23日13時56分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
そして、いったん下りホームへ。
光線状態は悪いが、でも、留置されているキハたちを眺めることができるのである。
その中での注目は...
【2018年7月23日13時56分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
キハ205号車である。偶然にも、水島臨海鉄道で最後まで残ったキハ20形も「205号車」
だったが、こちらも同番号。車籍が残って(予備車ながら)現役で活躍する、最後の
キハ20形となったのは、ひたちなかのキハ205号車である。
しかも、そのスゴいところは、この車両、国鉄から直接、湊線に移籍したものでは
ないということ。この車両、水島臨海鉄道から譲渡されているのである。
【2017年10月15日13時46分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
ということで、<変態鉄>が何度も撮りに通った、このキハの“同僚”が、
実は茨城県で現役を続けている...という。
ただ、残念ながら塗料のせいだろうか、朱色部分の色褪せが激しく、もとの塗色が
分からないくらいの色合いになってしまっているのが気になるのである。
(本当は、水島のキハ205と同じ色に塗られているのだが...)
【2018年7月23日13時36分】 ひたちなか海浜鉄道湊線・那珂湊駅
やって来たのは、広告ラッピングを纏っているものの、JR東海から来たキハ11形。
昼下がりのローカルキハ...のはずが、<学生鉄>と思しきグループ以外にも
商工会だろうか、おおぜいのシルバー世代で、何だかお出かけするイベントを行って
いるみたいで。平日午後の車内が座席が埋まる程度の乗車率になるというのは、
「さすが!!」である。廃線の話もあって第3セクター化された同線、何でも、最近は
黒字路線になったのだとか。そんな賑やかな車内で、勝田駅に戻ってきたのだった。
…… ……
勝田駅 14:39発の上野ゆき、第428M列車。でも、ちょっと不思議なダイヤ。
8分後に同じ勝田駅始発の特急「ときわ78号」を、すぐ隣の水戸駅で待避。そのために
15分停まるというちょっと不思議な設定になっているのである。
水戸駅での停車時間の間に、編成中央のグリーン券発売機に。ここでPASMOを置いて...
【2018年7月23日14時49分】 常磐線・第428M列車(サロE531-19号車内)
サロE531-19号車へ。2階建てグリーン車に乗るとき、<変態鉄>は車端部の平屋建て
部分に陣取ることにしている。グリーン車では無いが、地鉄のダブルデッカーに乗る
時も、必ず、平屋の方に座るようにしている。そう、余程混んでこない限り、ここの
スペースは自分だけになることが多く。周囲に気兼ねせず、くつろげるのである。
【2018年7月23日14時49分】 常磐線・第428M列車(サロE531-19号車内)
というわけで、1,000円の追加料金で、ちょっとリッチに。
臙脂色のリクライニングシート。背もたれを思いっきり倒したら...
これで、勝田駅のコンビニで買った駅弁を心置きなく楽しむことができたのである。
石岡駅付近までは何とか覚えているものの、駅弁を食べ終えた満腹感と、早朝から
カメラを担いで歩き回った疲労感で、いつの間にか寝てしまったのだった。
気づいたら、南千住駅付近まで来ていた。
【2018年7月23日17時00分】 常磐線・上野駅
上野駅は意外にも(?)、地平ホームへの到着となった。この頭端式の、ちょっと薄暗い
感じのホームこそが、北に向かう、東北・上信越・常磐方面各線の“終着駅”としての
「上野駅」というイメージ。いくら、車両がE531系とはいえ、ここに着くと
(乗換えは不便だけど...)ちょっとだけテンションが上がるのだった。
…… ……
実はこの日の<変態鉄>、ちょっとイライラが募っていたのだった。朝、常総線キハを
撮っていたとき、気づいたのだった。背中に背負うリュックサック型のカメラバッグ
なのだが、このファスナーが壊れているのに気づいたのである。
どれだけ閉めても、歩いているときの揺れで勝手に全開になってしまって...
ファスナー全開のカメラバッグを背負って、EOSくんを手に持って...という、
実にかっこ悪い姿で歩いていたのである。山手線で新宿に行ったら、すぐにヨ※バシへ。
2万円弱でカメラバッグを買い換えるという“臨時出費”。この「使い勝手」を
確かめるためには、もう一度、どこかに“出撃”するしかない...と思いながら、
帰宅するのだった。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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