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富山地鉄 デキ12021号 貸切撮影会(5)三役そろい踏み!? [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

残念ながら、横綱 稀勢の里の休場が発表されて。ということで、13日は“出撃”か...。
でも、久しぶり...というか、いまの社名になって初めての訪問となるので。

どこでどう撮れば良いのか全く分からず。これから準備だが...。
天気予報を見る限り、再びカメラの防水カバーが必要になりそうで。嗚呼。
どうするか!?

さて、今日も富山地鉄“デキ”の話題だが、その前に。

こんな拙いブログであっても多くの方にご覧いただいており、深く感謝しております。
そして、書いていて励みになるのは皆さんから寄せていただくコメントであるわけで。
広告目的のコメントなどを省けるように「承認後公開」の扱いにしておりますが、
基本的に、皆さんから寄せられるご感想やご意見などは、極力、公開しております。

ただし、広告目的のもの、特定の個人や団体を中傷する内容のもの、真偽不明な情報、
そのほか、不適切な内容を含むものなどは、当方の判断により非公開とさせて
いただく場合があります。予め、ご承知おき下さいますようお願いいたします。
(とはいえ、そんなケースはほとんど無いのですが...)

管理画面の「コメント一覧」は毎晩チェックしておりますので、古い記事に関しての
コメントも大歓迎です。ご感想や、内容不備のご指摘等、コメント欄にお願いします。

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さて、4月某日の「富山地鉄 デキ12021号貸切撮影会」の話題。この駅での写真を...

……  ……

※ おことわり ※

この記事には「デキ12021号 貸切撮影会」に参加して撮影した写真が含まれます。
よって、事情により、この記事では写真の撮影時刻・場所等の記載を省略します。
なお、この撮影会は、ある団体が企画したものであり、富山地方鉄道が主催した
イベントではありません。したがって、撮影会の詳細に関して地鉄に問合せなどは
絶対にしないようにお願いいたします。
また、この記事の写真には、通常では撮影による立ち入りが認められない場所で
許可を得て撮影した写真や、通常の運行ではあり得ない場面が含まれます。


最近、鉄道会社によっては<撮り鉄>のために「撮影用臨時列車」を走らせてくれる
ところがあり。富山地鉄もその1つ。
さまざまな団体が、さまざまな路線で催した、こういうイベントに参加してみると、
いろいろあって、これがまた楽しく。

でも、“楽屋ネタ”というか、その舞台裏を聞いてみると、やはり、ダイヤ設定には
どこも、いろいろな苦労があるみたいで。「ああでもない、こうでもない」と、
何度も交渉してダイヤを見直してもらって...、そんな話をよく聞く。

そんな厳しい制約の中で、これだけ万全のダイヤを設定していただいた主催者や
鉄道会社の関係者には毎回、感謝しかないのだが。

富山地鉄も電鉄富山側の市街地区間では列車頻度もあって、ほとんどの駅が交換可能、
でも、そこを離れると90年台頃までに合理化の流れで、必要最低限のものを除いて
駅の交換設備は撤去され。定期の営業列車を避けながら、撮影臨を運転するのは...

今回も、小見駅(笑)で「3列車交換」が行われた。
ホームは1面2線、上下線各1本の駅で、上下の普通電車と撮影臨のデキホキ編成の3本の
列車がすれ違うという、まるで、パズルのような光景が繰り広げられた。

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参加者一同が、歩いて駅に到着したときは、すでにデキホキ編成は到着済み。
まずはこの駅舎とデキ。背後の山々も白い雪を被っており。

「まさか!!」、雨の予報は出ていたのがこの直前から雪になった。
“小雪が舞う”ならキレイだが、まさに季節は冬に逆戻り、ダウンジャケットを
着ていても、ガタガタ震えながらの辛い撮影となった。

尤も、それを補って余りあるほどのシーンが展開されたのだが。

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駅舎側、下りホームに停車していたデキホキ編成、まもなく、乗務員さんが下りて、
雪の中、手旗信号の誘導で入換作業が始まって。上下の営業列車がやってくるまでに
“機回し”を済ませておかないと...。

下り線にホキを待たせて、デキが上り線を通過していって...

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上り方、駅構内外れで一旦停止。再び、折り返して下りホームへと転線。
再び手旗信号に誘導されて、ゆっくりゆっくり近づいてきて。上り方に機関車。
連結完了、それを待っていたかのように...

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レッドアロー編成、16010形の電鉄富山ゆきがホームに進入してきて...。

でも、この並びを撮っている余裕は。線路が空くのを待っていたかのように大急ぎで、
デキホキ編成は、デキの推進運転で立山方の構外へ。

そう、この時点で電鉄富山側の線路には...

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振り返れば、目の前に迫ってきていたのは14722編成の立山ゆき普通電車。
デキホキ編成が駅の外に“待避”した隙につくように、下りホームに入ってきた。

それに合わせて雪も激しくなってきて。本降りというか、まさに冬場の撮影を彷彿と。
普段、雪の富山に<撮り鉄>に来るときは、もっと厚手のダウンジャケットに
ヒートテックの肌着。あくまで“予備”で持ってきていた薄いダウンでは...
手指の感覚がなくなっていくような...。でも、ここを離れる気などさらさら無く。

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これが通常の、上下列車の交換風景。
でも、これでは終わらない。そう、下り方の線路をデキが塞いでいるわけで。
14722編成の到着を待ちかねたかのように、停まるか停まらないか...
そんなタイミングで、すかさず、レッドアロー編成が発車。

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レッドアロー、16010形が発車して空いた上りホームには、すかさずデキホキ編成が
据え付けられて...

14722編成とデキ12021号の並びシーンである。富山地鉄を撮る者として、涙が出そうに
なるくらいのスゴいシーンが目前で展開されて。寒いことには違いなかったが、
この雪の中で、というのが、また印象的で。

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駅のすぐ下は常願寺川、晴れていれば駅のすぐ近くから、はるか立山、室堂まで
見渡せる場所。常願寺川の川縁で雪を被っているのはサクラの木だろうか。
今年は、富山もサクラの開花が早く3月末から4月アタマくらいには満開になって。

偶然にも4月1日に富山に行った際に満開のソメイヨシノを撮っていた。
だから、「サクラ × デキ」はすっかり諦めていたのだが、でも、それ以上の...

駅撮りながら忘れられない写真になったのである。

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雪の中をゆくデキホキ編成...

「まさか!!」だった。撮っているときは、ガタガタブルブル震えながら。
寒さに耐え続ける辛い時間だったが、それも終わってみれば良い思い出なのである。

……  ……

とはいえ...

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写真を撮るなら、晴れた日の方が良い...というのは当たり前なわけで。

いつか、スカッと晴れた青空の下でデキホキ編成の走行シーンを、思いっきり
撮ってみたいと、そう思っているのである。<変態鉄>が参加する「撮影会」、
なかなか晴れてくれないような...。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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