5月1日は...、五井駅で撮った写真から。 [小湊鐵道キハ200と鉄道情景]
すでに日付変わって5月1日。今年も既に3分の1が経過してしまって。
相変わらず仕事のバタバタで...、思い通りにならないことばかりの日々。
実はいったん別の記事を書き終えていたのだが...
日付を見たら、こちらの記事をアップしようと。
そう、5月1日、5(ゴ)1(イ)の日では無いか...ということに気づいたのだった。
小湊キハの始発駅として何度も訪れているこの駅。千葉県市原市の中心駅にあたる。
(市役所は五井駅から路線バスで10分ほど、最寄り駅は小湊鉄道線上総村上駅)
そんな五井駅構内で撮った写真をまとめてご紹介。
でも、その前に。
【2017年7月29日13時23分】 遠州鉄道線・助信駅
行こうか行くまいか迷ったのが「あかでん」、静岡県浜松市を走る遠州鉄道。
湘南フェイスに吊り掛け駆動、これぞ昭和の私鉄電車、モハ25-クハ85編成の
お別れ運転。驚いたのは、新浜松駅から西鹿島駅まで最後の回送電車の運転時刻、
これを、ぬぁんと公式サイトで“事前予告”していること。
http://www.entetsu.co.jp/tetsudou/index.html
2面2線式の高架駅である新浜松駅、普段は1本のホームで折り返し運転。
【2017年7月29日8時28分】 遠州鉄道線・新浜松駅
向かい側のホームには“運用予備車”が1編成留置されることになっている。
時折、これの車両交換による回送運転があるのは知っていたが...
「勇退記念特別運行」で展示されていた同編成の、西鹿島の車庫への回送時刻が...。
ふだん、それほど<鉄>から注目される路線では無いが、
このあたり、<鉄>の心を掴んだ、ちょっとしたサービスに驚かされてしまった。
こう見ると、撮りに行きたかった...という気持ちが。
でも、代わりに訪れた、いすみ鉄道の「春のいすみ鉄道まつり」も十分、楽しめた。
あくまで自分の写真の腕が伴わなかったのが、一昨日の“撃沈”の原因なのである。
…… ……
では、2018年の ゴイの日 に因んで五井駅のことを。
普段は高速バスか内房線電車で五井駅に到着したら、そのまま小湊鉄道線のホームへ
行くことが多いのだが...
この駅の様子をご紹介してみたい。
【2017年8月27日7時53分】 内房線・五井駅
内房線電車で千葉駅からちょうど5つ目の駅が五井駅である。
いまでは珍しい“共同使用駅”。JR(1,2番のりば)と小湊(3,4番のりば)の
島式ホーム2面。
【2017年8月12日15時16分】 小湊鐵道線・五井駅
内房線で五井駅に到着すれば遮るもの無く、3番のりばに停まる小湊キハの姿が見える。
もちろん、DMH17Cエンジンの奏でるアイドリング音も聞こえて。
かつては貨物の連絡輸送もあったのだろうか、両者の間には空間を挟んでいる。
2つのホームが並ぶ構造で、駅舎は東口と西口を結ぶ自由通路を兼ねた典型的橋上駅。
ただ、改札口はJR東日本仕様。小湊鐵道に乗りたい場合は、JRの有人改札口で
「小湊ですっ!!」と言えば、そのまま通して貰える。
(小湊鐵道線はSuica、PASMOなどICカードに対応していない)
【2015年1月2日7時00分】 小湊鐵道線・五井駅
そして、JRのホームに降りる階段の隣にさらに奥へと伸びる跨線橋が。
その奥に小さなブースのような集札口があって。
ちょっと昭和テイストな制服を着た、元気なオバチャンがテキパキと改札してくれる。
その手前。(最近は向かって右側だが...)
【2016年1月8日8時34分】 小湊鐵道・五井駅
ちょうどスーパーの惣菜売り場を思い出していただきたい。透明プラ製のトレイに
入った惣菜類やお弁当を販売している。ヤキソバやおにぎり、炊き込みご飯などが
200~300円程度で。そのほか、唐揚げとか...、純粋なお惣菜も。
ココで500円分も買っていけば小湊撮影では昼食に困ることは無いのである。
【2015年1月2日7時02分】 小湊鐵道・五井駅
そして、その先の階段を下ると小湊鉄道線のホームである。猪の石像がこのホームの
シンボル。そして、<鉄>として気になるのは背後に見える五井機関区である。
【2017年8月12日15時21分】 小湊鐵道線・五井駅
この機関区の建屋などが、しばらく前に国の登録有形文化財になったことは
既に紹介した通り。でも、それだけでは無い。
ボロボロになっているとはいえ、倉庫代用で木製貨車がまとまった数、残されている。
【2017年10月24日14時49分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
駅裏に回って、この貨車を撮れる場所を探して見たこともあるが、なかなか撮れる
場所を見つけられずにいる。いっそ、この古典貨車の公開イベントを...と期待して
しまうのだが。ボロボロになっているとは言え、バッファ連結器の穴の痕跡が
わかるものや、車体構造からして相当古いのでは無いかと目される個体も残っており、
単なる私鉄の黒貨車としてではなく、古典貨車の生き残りとして保存する価値のある
ものも、きっと含まれていると思われる。
誰かが小湊鉄道に倉庫を寄贈して、代わりにこの貴重な黒貨車たちを引き取って
くれないだろうか。
【2017年10月24日14時51分】 小湊鉄道線・五井駅付近(後追い)
この五井機関区の南側に位置する踏切、JR内房線と隣同士だが、小湊鉄道線側の
踏切機は、何と打鐘式で残っている。あくまで<変態鉄>の予想...というか妄想だが
小湊鉄道線では早い時期に警報器が設置された踏切が打鐘式なのでは無いかと。
確か、ココの他に上総牛久駅近くにも残っていたように思う。
…… ……
再び、話を五井駅に戻して。
【2018年3月27日17時16分】 小湊鐵道線・五井駅
小湊キハ撮影の最初と最後は五井駅というのが、<変態鉄>にとって“恒例”。
いつも、朝の往路か夕方の帰り道、JRの改札を出てからの自由通路。
多くの人が行き交う自由通路のサッシ窓をちょっと開けて、機関区の様子を俯瞰撮影
するのも、“日課”のようになっている。
【2018年3月27日17時16分】 小湊鐵道線・五井駅
そして、この通路の先の階段を下りると東口のバス乗り場に出ることができる。
【2016年1月8日8時39分】 小湊鐵道線・五井駅付近
市原市役所 ~ 五井駅 ~ バスタ新宿線という高速バスは小湊鉄道バスと
小田急シティバスの共同運行。29日のように渋滞に遭うことも、もちろんあるのだが
結構な確率でダイヤよりも10分以上の早着になっていることがあって。
1時間少々でバスタ新宿に帰り着けることも少なくない。
いまのところ、もうしばらくは“DMH17Cエンジン付きキハの楽園”は続きそう。
この駅に行くことが多くなりそうな予感である。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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相変わらず仕事のバタバタで...、思い通りにならないことばかりの日々。
実はいったん別の記事を書き終えていたのだが...
日付を見たら、こちらの記事をアップしようと。
そう、5月1日、5(ゴ)1(イ)の日では無いか...ということに気づいたのだった。
小湊キハの始発駅として何度も訪れているこの駅。千葉県市原市の中心駅にあたる。
(市役所は五井駅から路線バスで10分ほど、最寄り駅は小湊鉄道線上総村上駅)
そんな五井駅構内で撮った写真をまとめてご紹介。
でも、その前に。
【2017年7月29日13時23分】 遠州鉄道線・助信駅
行こうか行くまいか迷ったのが「あかでん」、静岡県浜松市を走る遠州鉄道。
湘南フェイスに吊り掛け駆動、これぞ昭和の私鉄電車、モハ25-クハ85編成の
お別れ運転。驚いたのは、新浜松駅から西鹿島駅まで最後の回送電車の運転時刻、
これを、ぬぁんと公式サイトで“事前予告”していること。
http://www.entetsu.co.jp/tetsudou/index.html
2面2線式の高架駅である新浜松駅、普段は1本のホームで折り返し運転。
【2017年7月29日8時28分】 遠州鉄道線・新浜松駅
向かい側のホームには“運用予備車”が1編成留置されることになっている。
時折、これの車両交換による回送運転があるのは知っていたが...
「勇退記念特別運行」で展示されていた同編成の、西鹿島の車庫への回送時刻が...。
ふだん、それほど<鉄>から注目される路線では無いが、
このあたり、<鉄>の心を掴んだ、ちょっとしたサービスに驚かされてしまった。
こう見ると、撮りに行きたかった...という気持ちが。
でも、代わりに訪れた、いすみ鉄道の「春のいすみ鉄道まつり」も十分、楽しめた。
あくまで自分の写真の腕が伴わなかったのが、一昨日の“撃沈”の原因なのである。
…… ……
では、2018年の ゴイの日 に因んで五井駅のことを。
普段は高速バスか内房線電車で五井駅に到着したら、そのまま小湊鉄道線のホームへ
行くことが多いのだが...
この駅の様子をご紹介してみたい。
【2017年8月27日7時53分】 内房線・五井駅
内房線電車で千葉駅からちょうど5つ目の駅が五井駅である。
いまでは珍しい“共同使用駅”。JR(1,2番のりば)と小湊(3,4番のりば)の
島式ホーム2面。
【2017年8月12日15時16分】 小湊鐵道線・五井駅
内房線で五井駅に到着すれば遮るもの無く、3番のりばに停まる小湊キハの姿が見える。
もちろん、DMH17Cエンジンの奏でるアイドリング音も聞こえて。
かつては貨物の連絡輸送もあったのだろうか、両者の間には空間を挟んでいる。
2つのホームが並ぶ構造で、駅舎は東口と西口を結ぶ自由通路を兼ねた典型的橋上駅。
ただ、改札口はJR東日本仕様。小湊鐵道に乗りたい場合は、JRの有人改札口で
「小湊ですっ!!」と言えば、そのまま通して貰える。
(小湊鐵道線はSuica、PASMOなどICカードに対応していない)
【2015年1月2日7時00分】 小湊鐵道線・五井駅
そして、JRのホームに降りる階段の隣にさらに奥へと伸びる跨線橋が。
その奥に小さなブースのような集札口があって。
ちょっと昭和テイストな制服を着た、元気なオバチャンがテキパキと改札してくれる。
その手前。(最近は向かって右側だが...)
【2016年1月8日8時34分】 小湊鐵道・五井駅
ちょうどスーパーの惣菜売り場を思い出していただきたい。透明プラ製のトレイに
入った惣菜類やお弁当を販売している。ヤキソバやおにぎり、炊き込みご飯などが
200~300円程度で。そのほか、唐揚げとか...、純粋なお惣菜も。
ココで500円分も買っていけば小湊撮影では昼食に困ることは無いのである。
【2015年1月2日7時02分】 小湊鐵道・五井駅
そして、その先の階段を下ると小湊鉄道線のホームである。猪の石像がこのホームの
シンボル。そして、<鉄>として気になるのは背後に見える五井機関区である。
【2017年8月12日15時21分】 小湊鐵道線・五井駅
この機関区の建屋などが、しばらく前に国の登録有形文化財になったことは
既に紹介した通り。でも、それだけでは無い。
ボロボロになっているとはいえ、倉庫代用で木製貨車がまとまった数、残されている。
【2017年10月24日14時49分】 小湊鉄道線・五井機関区付近
駅裏に回って、この貨車を撮れる場所を探して見たこともあるが、なかなか撮れる
場所を見つけられずにいる。いっそ、この古典貨車の公開イベントを...と期待して
しまうのだが。ボロボロになっているとは言え、バッファ連結器の穴の痕跡が
わかるものや、車体構造からして相当古いのでは無いかと目される個体も残っており、
単なる私鉄の黒貨車としてではなく、古典貨車の生き残りとして保存する価値のある
ものも、きっと含まれていると思われる。
誰かが小湊鉄道に倉庫を寄贈して、代わりにこの貴重な黒貨車たちを引き取って
くれないだろうか。
【2017年10月24日14時51分】 小湊鉄道線・五井駅付近(後追い)
この五井機関区の南側に位置する踏切、JR内房線と隣同士だが、小湊鉄道線側の
踏切機は、何と打鐘式で残っている。あくまで<変態鉄>の予想...というか妄想だが
小湊鉄道線では早い時期に警報器が設置された踏切が打鐘式なのでは無いかと。
確か、ココの他に上総牛久駅近くにも残っていたように思う。
…… ……
再び、話を五井駅に戻して。
【2018年3月27日17時16分】 小湊鐵道線・五井駅
小湊キハ撮影の最初と最後は五井駅というのが、<変態鉄>にとって“恒例”。
いつも、朝の往路か夕方の帰り道、JRの改札を出てからの自由通路。
多くの人が行き交う自由通路のサッシ窓をちょっと開けて、機関区の様子を俯瞰撮影
するのも、“日課”のようになっている。
【2018年3月27日17時16分】 小湊鐵道線・五井駅
そして、この通路の先の階段を下りると東口のバス乗り場に出ることができる。
【2016年1月8日8時39分】 小湊鐵道線・五井駅付近
市原市役所 ~ 五井駅 ~ バスタ新宿線という高速バスは小湊鉄道バスと
小田急シティバスの共同運行。29日のように渋滞に遭うことも、もちろんあるのだが
結構な確率でダイヤよりも10分以上の早着になっていることがあって。
1時間少々でバスタ新宿に帰り着けることも少なくない。
いまのところ、もうしばらくは“DMH17Cエンジン付きキハの楽園”は続きそう。
この駅に行くことが多くなりそうな予感である。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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