阪堺モ161形を追った1日(4)まちぼうけ?! [ちん電[阪堺電気軌道]]
引き続き、阪堺電車の古豪モ161形を追った1日を。
【2018年4月5日10時09分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停付近
住吉電停で待って“青い雲塗装”のモ164号車を撮って、その後は...と、
今日の話題に入る前に。
C※※liaなるモノの広告と思われる意味不明な文字列とリンクだけの
ヘンなコメントが一昨日頃から、拙ブログの新旧問わず、各記事にランダムに
投稿されています。見つけ次第、削除しておりますが、昼夜問わず波状攻撃のように
やってきますので、完全に“いたちごっこ”状態で。
ここ2~3年の記事では、コメント機能を「承認後掲載」に設定していますので、
皆さんからは非表示の状態になっていますが、古い記事をお読みの方におかれては、
そういう、意味不明なコメントについては無視ししていただけますよう、
お願いいたします。
なお、過去記事も含めまして、ご感想などコメントを寄せていただければ、
励みになりますので、何かありましたら遠慮無くコメント欄にご記入下さい。
余談ながら、その「C※※lia」、調べてみたところ「バイ※※ラ」と同じような
お薬だそうで。不惑を過ぎましたが、<変態鉄>においては全く必要ありません。
まだまだご心配いただかなくても大丈夫ですので、念のため。
さて、それでは阪堺電車撮影記の続きを。
…… ……
2018年4月5日(木)曇り一時晴れ
何度か撮りに来ていると、だんだん車両運用というのも分かるようになってくる訳で。
阪堺電車の大まかな運用の様子は...
アクシデントやトラブルが起きていない限り、日中、だいたい朝9時頃から夕方まで、
あびこ道車庫で休んでいる車両は、ずっとそのまま。
営業運転に入っている電車たちは、大きく2グループになっているみたい。
それは「我孫子道折返しグループ」と「浜寺直通グループ」みたいな。
(住吉-住吉公園間は2016年1月限りで廃止)
「我孫子道折返しグループ」の電車には、我孫子道発、恵美須町ゆき(毎時3本)と
天王寺駅前ゆき(毎時5本)あって、それらの電車は、恵美須町・天王寺駅前から、
必ず我孫子道ゆきとして折り返しているみたい。
そして、天王寺駅前-住吉-浜寺駅前という「浜寺直通グループ」に入った電車は、
その日一日、日中はずっと天王寺-浜寺を往復し続けて、我孫子道ゆきには入らない。
(朝ラッシュ時などには、このグループ分けが崩れるパターンがあるみたいだが...)
ということで、この日は、モ164号(青い雲)もモ166号(金太郎塗り)も
「我孫子道折返しグループ」に入っていて。ということは、我孫子道からの折返しは...
単純計算で、恵美須町ゆきの確率が37.5%、天王寺駅前ゆきが62.5%ということ。
いっそ、「浜寺直通グループ」に行ってくれたら、電車の行き先で迷わず済むが...
ということで、毎回、住吉ばかりでは変わり映えしないので、確率の(少し)高い
上町線に入って、いつもの神ノ木電停で撮ることにした。
と...
【2018年4月5日10時31分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
神ノ木電停のホーム端に着いて、ほどなく。
まず、やって来てくれたのはモ166号車、金太郎塗りだった。
架線柱の間隔が密で、なかなかスッキリ抜けない感じのある場所なのだが...
住吉で東に進路をとり阪堺線と別れた線路は、南海高野線をオーバークロスするべく、
急カーブで北へと進路を変え、と同時に、地平を走る高野線をクリアすべく急勾配で
一気に駆け上がってくる。その南海高野線を跨ぐ橋梁の手前にあるのが神ノ木電停。
路面電車の電停とは思えないほど、見晴らしのよい“高架駅”なのである。
その急カーブと急勾配を活かした撮り方ができそうだが...
【2018年4月5日10時31分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
と、パンタグラフを架線柱の間に収めて。串パン回避!! である。
この写真、当日夜の<速報版>でトップ写真にも使った通り、<変態鉄>としては
この日最大の“会心の1枚”だったわけで。
(「串パン回避」で喜んでいるあたりのレベルの低さ...う~ん)
【2018年4月5日10時32分】 阪堺電軌上町線・神ノ木-帝塚山4丁目(後追い)
もちろん、出発していく様子も後追いで。ここから再び急勾配で帝塚山4丁目からの
併用軌道に一気になだれこむことになる。
さて、もし、2両とも我孫子道から天王寺駅前ゆきとして折り返して入れば、
この12分後の天王寺駅前ゆきが、モ164号車になるはず。
というわけで待っていたら...
【2018年4月5日10時43分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
残念っ!! やって来たのは、モ701号車「パンダ電車」だった。
東京に住んでいるとパンダと言えば上野のだが、和歌山県のアドベンチャーワールドも
パンダ飼育では実績があって。その広告電車の側面には「結浜」「良浜」、2頭の写真が
使われている。
ところで...
つまり...
今度は「青い雲塗装」、モ164号車の方が恵美須町運用に行ってしまったみたい。
確率8分の5が2回続けば、25/64、つまり確率は40%、「我孫子道折返しグループ」の
2両が両方とも上町線・天王寺駅前ゆきとして折り返す確率は意外と低いのである。
(どうやら、「我孫子道折返しグループ」にも“天王寺専従”と“恵美須・天王寺交互”の2つに分かれるみたい)
そろそろ諦めて、次の撮影地に移動しようかと思っていたら...
【2018年4月5日10時52分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
天王寺駅前ゆきは、浜寺始発と我孫子道始発が各々12分間隔で、合わせて6分間隔。
でも、前の電車に続行するような形でやって来たのは、これまた
「パンダ電車」の“回送”である。
車内には運転士さんが2名、テーブルが用意され、窓にはモールの飾り付け。
完全にタイミングを逸した感があるものの、お花見電車の貸切運用だった。
これは、その天王寺駅前への送り込み回送。
…… ……
住吉、住吉鳥居前では撮った。あとは、撮影できるのは細井川か安立町の2択。
というわけで、何となく安立町電停で降りれば、住宅街の専用軌道をゆく
これまた阪堺電車らしいシーンが撮れると思って。
でも...
【2018年4月5日11時10分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停付近
着いた直後に、モ166号車はもう戻ってきてしまったのである。
もう撮影場所を探す余裕も無かった。電停横の踏切脇からちょっと強引に。
線路端のお宅のベランダには洗濯竿。こういう生活感溢れた中を走る姿もまた
阪堺電車らしくて良いのである。
【2018年4月5日11時11分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停付近
そして、安立町電停に停車、路地裏にあるようなこの電停の雰囲気も好きなのである。
“雰囲気”を伝えられるような写真が撮れれば良いのだが、これでは単なる記録写真。
【2018年4月5日11時11分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停付近
向こうには我孫子道電停の“場内信号機”(??)も見えており、路面電車というよりは
郊外電車の雰囲気だが、長い直線区間、盛大に吊り掛け音を響かせながら、我孫子道
へと向かっていったのだった。
改めて、どこで撮ろうか!?
悩んでいると...
1分もしないで踏切機が鳴り出すのである。
【2018年4月5日11時11分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停付近
続いてやって来たのは、モ164号車だった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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【2018年4月5日10時09分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停付近
住吉電停で待って“青い雲塗装”のモ164号車を撮って、その後は...と、
今日の話題に入る前に。
C※※liaなるモノの広告と思われる意味不明な文字列とリンクだけの
ヘンなコメントが一昨日頃から、拙ブログの新旧問わず、各記事にランダムに
投稿されています。見つけ次第、削除しておりますが、昼夜問わず波状攻撃のように
やってきますので、完全に“いたちごっこ”状態で。
ここ2~3年の記事では、コメント機能を「承認後掲載」に設定していますので、
皆さんからは非表示の状態になっていますが、古い記事をお読みの方におかれては、
そういう、意味不明なコメントについては無視ししていただけますよう、
お願いいたします。
なお、過去記事も含めまして、ご感想などコメントを寄せていただければ、
励みになりますので、何かありましたら遠慮無くコメント欄にご記入下さい。
余談ながら、その「C※※lia」、調べてみたところ「バイ※※ラ」と同じような
お薬だそうで。不惑を過ぎましたが、<変態鉄>においては全く必要ありません。
まだまだご心配いただかなくても大丈夫ですので、念のため。
さて、それでは阪堺電車撮影記の続きを。
…… ……
2018年4月5日(木)曇り一時晴れ
何度か撮りに来ていると、だんだん車両運用というのも分かるようになってくる訳で。
阪堺電車の大まかな運用の様子は...
アクシデントやトラブルが起きていない限り、日中、だいたい朝9時頃から夕方まで、
あびこ道車庫で休んでいる車両は、ずっとそのまま。
営業運転に入っている電車たちは、大きく2グループになっているみたい。
それは「我孫子道折返しグループ」と「浜寺直通グループ」みたいな。
(住吉-住吉公園間は2016年1月限りで廃止)
「我孫子道折返しグループ」の電車には、我孫子道発、恵美須町ゆき(毎時3本)と
天王寺駅前ゆき(毎時5本)あって、それらの電車は、恵美須町・天王寺駅前から、
必ず我孫子道ゆきとして折り返しているみたい。
そして、天王寺駅前-住吉-浜寺駅前という「浜寺直通グループ」に入った電車は、
その日一日、日中はずっと天王寺-浜寺を往復し続けて、我孫子道ゆきには入らない。
(朝ラッシュ時などには、このグループ分けが崩れるパターンがあるみたいだが...)
ということで、この日は、モ164号(青い雲)もモ166号(金太郎塗り)も
「我孫子道折返しグループ」に入っていて。ということは、我孫子道からの折返しは...
単純計算で、恵美須町ゆきの確率が37.5%、天王寺駅前ゆきが62.5%ということ。
いっそ、「浜寺直通グループ」に行ってくれたら、電車の行き先で迷わず済むが...
ということで、毎回、住吉ばかりでは変わり映えしないので、確率の(少し)高い
上町線に入って、いつもの神ノ木電停で撮ることにした。
と...
【2018年4月5日10時31分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
神ノ木電停のホーム端に着いて、ほどなく。
まず、やって来てくれたのはモ166号車、金太郎塗りだった。
架線柱の間隔が密で、なかなかスッキリ抜けない感じのある場所なのだが...
住吉で東に進路をとり阪堺線と別れた線路は、南海高野線をオーバークロスするべく、
急カーブで北へと進路を変え、と同時に、地平を走る高野線をクリアすべく急勾配で
一気に駆け上がってくる。その南海高野線を跨ぐ橋梁の手前にあるのが神ノ木電停。
路面電車の電停とは思えないほど、見晴らしのよい“高架駅”なのである。
その急カーブと急勾配を活かした撮り方ができそうだが...
【2018年4月5日10時31分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
と、パンタグラフを架線柱の間に収めて。串パン回避!! である。
この写真、当日夜の<速報版>でトップ写真にも使った通り、<変態鉄>としては
この日最大の“会心の1枚”だったわけで。
(「串パン回避」で喜んでいるあたりのレベルの低さ...う~ん)
【2018年4月5日10時32分】 阪堺電軌上町線・神ノ木-帝塚山4丁目(後追い)
もちろん、出発していく様子も後追いで。ここから再び急勾配で帝塚山4丁目からの
併用軌道に一気になだれこむことになる。
さて、もし、2両とも我孫子道から天王寺駅前ゆきとして折り返して入れば、
この12分後の天王寺駅前ゆきが、モ164号車になるはず。
というわけで待っていたら...
【2018年4月5日10時43分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
残念っ!! やって来たのは、モ701号車「パンダ電車」だった。
東京に住んでいるとパンダと言えば上野のだが、和歌山県のアドベンチャーワールドも
パンダ飼育では実績があって。その広告電車の側面には「結浜」「良浜」、2頭の写真が
使われている。
ところで...
つまり...
今度は「青い雲塗装」、モ164号車の方が恵美須町運用に行ってしまったみたい。
確率8分の5が2回続けば、25/64、つまり確率は40%、「我孫子道折返しグループ」の
2両が両方とも上町線・天王寺駅前ゆきとして折り返す確率は意外と低いのである。
(どうやら、「我孫子道折返しグループ」にも“天王寺専従”と“恵美須・天王寺交互”の2つに分かれるみたい)
そろそろ諦めて、次の撮影地に移動しようかと思っていたら...
【2018年4月5日10時52分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
天王寺駅前ゆきは、浜寺始発と我孫子道始発が各々12分間隔で、合わせて6分間隔。
でも、前の電車に続行するような形でやって来たのは、これまた
「パンダ電車」の“回送”である。
車内には運転士さんが2名、テーブルが用意され、窓にはモールの飾り付け。
完全にタイミングを逸した感があるものの、お花見電車の貸切運用だった。
これは、その天王寺駅前への送り込み回送。
…… ……
住吉、住吉鳥居前では撮った。あとは、撮影できるのは細井川か安立町の2択。
というわけで、何となく安立町電停で降りれば、住宅街の専用軌道をゆく
これまた阪堺電車らしいシーンが撮れると思って。
でも...
【2018年4月5日11時10分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停付近
着いた直後に、モ166号車はもう戻ってきてしまったのである。
もう撮影場所を探す余裕も無かった。電停横の踏切脇からちょっと強引に。
線路端のお宅のベランダには洗濯竿。こういう生活感溢れた中を走る姿もまた
阪堺電車らしくて良いのである。
【2018年4月5日11時11分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停付近
そして、安立町電停に停車、路地裏にあるようなこの電停の雰囲気も好きなのである。
“雰囲気”を伝えられるような写真が撮れれば良いのだが、これでは単なる記録写真。
【2018年4月5日11時11分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停付近
向こうには我孫子道電停の“場内信号機”(??)も見えており、路面電車というよりは
郊外電車の雰囲気だが、長い直線区間、盛大に吊り掛け音を響かせながら、我孫子道
へと向かっていったのだった。
改めて、どこで撮ろうか!?
悩んでいると...
1分もしないで踏切機が鳴り出すのである。
【2018年4月5日11時11分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停付近
続いてやって来たのは、モ164号車だった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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