SSブログ

エイプリルフールの富山地鉄(3=最終回)駅前広場で振り返ったら... [雷鳥色の電車たち[富山地鉄]]

日付変わって、8日の午前中の便で羽田に戻ってきて。会社に行ったら...

予想通り、仕事がたまっていたわけで。新年度スタートのこの時期に2週連続で
出かけている自分が悪いのだが、それにしても...う~ん、大変な出だしで。

先日、間違えて下書き段階のものをアップしてしまった記事を再度、アップ。
本文に関しては基本的に書き換えておりません。
もうブログをスタートして6年半近くになるのに、未だに「予約投稿」の方法が
よく理解できていなくて。申し訳ありませんでした。

「?? 今朝、富山から羽田に戻ったんじゃ無いの??」

と、わかりにくくて申し訳ありませんが、これは先週、4月1日の富山での撮影記。
その最終回である訳です。



本当は月曜の朝までに仕上げないといけない仕事があったが...
明日の打合せをどう乗り切るのか!? ダメ社会人の鑑である。

というわけで、先日の阪堺電気軌道撮影記はもうしばらくお待ちいただきたい!!

31_DPP_00003096.JPG
【2018年4月5日11時12分】 阪堺電軌阪堺線・安立町電停

ただ、気になっているのは今月に入ってから、まだキハを一度も撮っていないこと。
今年の撮影は“電化路線”に偏っている。久々に大多喜に行きたいけれど...

今月は趣味活動ですでに破産寸前の支出が続いていて。もうメチャクチャなのである。
まぁ、楽しくてやっているのだが...少しは仕事もしないとマズい状況に!?

そんなことは気にせず、1日の富山地鉄撮影記。
……  ……

2018年4月1日(日)晴れのち曇り

お目当ての14722編成。

「そろそろ来るはずだが...」と思いつつ待つこと暫し。背後の踏切機が鳴り出す度に
緊張するのだが、やってくる列車は違っていて。

さらに、すぐ先の、あいの風線の踏切機の警報音や電車の走行音も聞こえるので、
その都度、焦ってしまうのである。こういうときに限って、遠くに419系がチラッと
見えていたり...、そちらも気になる!!

32_DPP_00003080.JPG
【2018年4月1日16時58分】 富山地鉄本線・稲荷町-電鉄富山(後追い)

洗浄線の奥、一番南側の線路から上り線に転線していくのは上滝不二越線からの
第628列車「60かぼちゃ」である。

4月になって陽が長くなってきたとはいえ、ドン曇りの午後。17時を過ぎれば周囲は
急速に暗くなっていく。駅チカとはいえ走行写真を撮るにはちょっと心配な状況に
なってきて。

そんなとき...

背後からは稲荷町駅を出発してこちらに向かってくる立山からの第338列車。
その踏切が鳴り出した直後、ぬぁんと...
接近方向を示す矢印が「→」と「←」の2つが点いてしまって。
向こうから、思ったよりもゆっくりと近づいてくるのは、あの顔!! 14722編成っ!!

「被られるっ!!」
14722編成は、下り電車として自分が立つ位置から一番近くの、手前側の線路を
やってくるはず。お目当ての列車がちょうど反対列車とすれ違ってしまって、
後ろに別の列車が見えている状況を<撮り鉄>の世界では“裏被り”といって、
これも「失敗作の代表例」とされるものの1つなのである。

でも...

33_DPP_00003081.JPG
【2018年4月1日17時14分】 富山地鉄本線・電鉄富山-稲荷町

2両編成の14760形、意外と早く抜けてくれて。
さらに、14722編成は駅のかなり手前から減速していたみたいで。

04_DPP_00003060.JPG
【2018年4月1日17時14分】 富山地鉄本線・電鉄富山-稲荷町

やはり、裏被りにはなってしまったが、それほど目立たない感じになってくれて。
ただ、これだけ短時間の滞在で、この顔を撮ることができただけでも大満足だった。

この日の14722編成、第1047列車での折返しだった。

34_DPP_00003082.JPG
【2018年4月1日17時14分】 富山地鉄本線・稲荷町駅付近(後追い)

急いで、後追いショットも。
洗車機の影から、稲荷町車両基地で休んでいる10020形の顔が半分だけ。

地鉄で2枚窓の、この顔をした電車は14722編成と10025-10026編成の2本だけ。
その2本が並んだシーンを撮るのは、これは至難の業なのである。
デキ12021も“友情出演”してくれて。昭和30年台生まれの地鉄最古参のメンバーたちが
勢揃いしたカットになったのである。

これで撮影は終了。カメラをバッグにしまって、稲荷公園前の踏切を渡り。
ショッピングセンターの脇を抜ければ稲荷町駅...だが、これで終わりでは無かった。
ちょうど、駐輪場近くまで来たとき、ぬぁんと、「アルプスエキスプレス」が
動き出したのだった。

35_DPP_00003083.JPG
【2018年4月1日17時17分】 富山地鉄本線・稲荷町駅付近

駐輪場の柵の隙間からEOSくんを...

どうやら整備が終わって留置のために転線させるみたいで。
ヘルメット姿の作業員さんが立って、手旗信号による誘導でゆっくりと動き出して。

稲荷町駅に戻ってみたら、この並びである。

36_DPP_00003084.JPG
【2018年4月1日17時20分】 富山地鉄上滝不二越線・稲荷町駅

地鉄に(事実上)3本しか無い、3両編成が全て揃って。しかも「特急」幕を表示して。
一番奥には「立山あーとれいん」の姿も。

地鉄のイベントでも実現したことが無いような、豪華ラインナップの並びである。
後ろに部品取り用の東急車を留置している関係で、手前の10020形が前寄りに
留置されており、その姿は見えないが、手前の10020形と「アルプス~」の間には
デキホキ編成が居るのである。

というわけで、その模様は...

37_DPP_00003061.JPG
【2018年4月1日17時21分】 富山地鉄上滝不二越線・稲荷町駅

上滝不二越線ホーム先端のワンマンミラーで。

う~ん、やはり、もの凄いラインナップである。
でも、これを撮っておしまい...とならないのが<変態鉄>。

乗り込んだのは17:17発の第631列車。上滝線経由岩峅寺ゆきである。

38_DPP_00003085.JPG
【2018年4月1日17時29分】 富山地鉄上滝不二越線・南富山駅

工場の方の交替時間にあたっていたのか、次の不二越駅で大勢の乗客が下車。
大泉でもまとまった数の乗降があって。ちょっと立っている人がいる程度の混雑度で
南富山駅に到着である。

ちょうどやって来たのは市内軌道線のデ7019号車。

05_DPP_00003063.JPG
【2018年4月1日17時49分】 富山地鉄市内線・電鉄富山エスタ前-富山駅(後追い)

暮れてきた富山の街、わずかな乗客を乗せた市内線の吊り掛け電車...
<変態鉄>としての“至福の時”なのである。西町から大勢のお客さんが乗り込んで、
そのまま「電鉄富山エスタ前」。かつての富山駅前電停である。

39_DPP_00003064.JPG
【2018年4月1日17時49分】 富山地鉄市内線・電鉄富山エスタ前付近

奥の方、写真の左隅にデ8000形の姿が見えるが、あの線路が「南北接続線」。
その新幹線の高架の真下にあたる位置に「富山駅」電停ができたのである。
空港バスに乗り換えるには、ちょっとだけ「電鉄富山エスタ前」の方が便利。

と、思ってカメラを提げてウロウロしていたら...

何だが聞き覚えのある声で呼び止められた...と思ったら、うちの母だったのである。
空港バスの出発は18:30、19時過ぎの新幹線で帰るという母とふたりで外食...って
記憶に無いほど久しぶり。マリエのレストラン街で早めの夕食を済ませたら、
富山駅前で別れて、自分は空港直行バスを待つ列に加わるのだった。(おわり)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 15

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。