「デキ12021号 貸切撮影会」に参加しました。<速報版> [とりあえず<速報版>]
※ おことわり ※
この記事には「デキ12021号 貸切撮影会」に参加して撮影した写真が含まれます。
よって、事情により、この記事では写真の撮影時刻・場所等の記載を省略します。
なお、この撮影会は、ある団体が企画したものであり、富山地方鉄道が主催した
イベントではありません。したがって、撮影会の詳細に関して地鉄に問合せなどは
絶対にしないようにお願いいたします。
また、この記事の写真には、通常では撮影による立ち入りが認められない場所で
許可を得て撮影した写真や、通常の運行ではあり得ない場面が含まれます。
後ほど(たぶん)<詳細版>を書くことにすると思うのだが...
「デキ12021号」というのは富山地鉄に1両だけ残った電気機関車。
側面の銘板に刻まれた赤い文字、「昭和33年 東芝」が示す通り、黒部川の電源開発、
映画にもなった、いわゆるクロヨン、黒部川第四発電所建設のために導入された
1形式1両の、まさに“虎の子”の電気機関車。
ご多分に漏れず、富山地鉄でも半世紀近く前に線内のローカル貨物の扱いは止めて
いるものの、年に数回のバラスト、線路下に敷く採石の輸送・散布作業のためだけに
この老兵は、大事に大事に残されている。つまり営業列車に充当される可能性はゼロ。
富山地鉄を撮る者にとっては、一度は撮っておきたい車両なのである。
でも、工臨(工事用臨時列車)の設定は公開されるはずも無く。
というわけで、貸切撮影会となったのである。
そのときの“バラスト工臨”の編成を、自分たちの撮影目的だけのために走らせて
もらったということ。
それにしても...
…… ……
「バケツをひっくり返したような雨」という表現があるが...そんなのとは桁違い。
もはや、洗濯機の中に居るような、そんな感じ。傘はアルミの骨組みが一瞬で折れ、
自分自身もまっすぐ立っていることができないほどの強い風。雨が渦を巻いて
回転しながら吹き付けてくるような感じ。目を開けているだけで精一杯。
「なんで、こんな時に水田地帯の吹きっさらしで、三脚を支えているの!?」
ちょっと身の安全を...、そう思いたくなる状況でもカメラを構え続けた<変態鉄>。
ジーンズの縫い目から一斉に雨水がしみこんでくるという貴重な体験(?)。
4月とは思えない寒さの中、手足の感覚も失われるような...
ガタガタ震えてきて。我ながらに「何やってんだ!?」という感じだったことも
あったが...
未明の集合時間から13時間半余りだっただろうか、あまりにも濃すぎて“前半戦”が
遠い過去のような気がしてしまう、そんな撮影会だった。
…… ……
2018年4月7日(日)雨一時雪、午後は時々晴れ
いやはや...
やはり、富山地鉄を撮るときはバックに立山連峰が入るかどうかが大きなポイント。
まさに“ネコの目”、めまぐるしく変わっていく何とも不可思議な天気の中で、
デキホキ編成の通過に合わせるように晴れてくれて、そして、立山連峰も
姿を現してくれたのは、この片貝川鉄橋のシーン。
土手のサクラと、橋梁サイドからの“山バック”、迷いつつこちらに賭けて正解!!
写真としては平凡だが、でも、自分としては、この日最高の1枚と思っている。
それにしても...
立山線沿線は吹雪のような雪になっていて。
すでにサクラも散って、ふだん東京の天気予報では「夏日」などというコトバが
出てくる時期になって...である。
4月の撮影会とは思えないような写真が撮れた。
ただ、その季節外れの厳しい寒さのせいで、あの千垣鉄橋が雪景色した中をゆく
デキホキ編成の姿を見ることができて。
地形の関係上、奥に見える白い雪を被った山並みが白飛びしそうで怖かったが...
手はかじかんでレリーズスイッチを握っているのが辛いくらいの状況の中、
必死にボタンを押し続けた<変態鉄>の粘り勝ち!?
下を流れる常願寺川の流れが、とても澄んでいたのでタテ位置にして。
定期営業列車の合間を縫っての設定だけに、途中駅でまとまった停車時間が
あることもあるのは臨時列車の常。有峰口駅でデキホキ編成と定期営業列車との交換。
その様子も記録することができた。そう、相手は何と14722編成。
これには<変態鉄>としては、雪が降りしきる中でも熱くならずには居られなかった。
これは偶然なのか、何かの巡り合わせなのか...
この日は朝から夕方までずっと、これまた地鉄生え抜き、最古参の14722編成が
撮影会列車の直前を走る定期営業列車になっているシーンが多かったようで。
デキホキの通過、数分前にやって来た普通電車が、これまた<変態鉄>の大好物
だったのである。定番のあの地点で。山頂に雲がかかっているとはいえ、
立山バックで14722編成とデキホキ編成を撮ることができたのである。
もちろん、こんな走行シーンも。
寒さに震えながらも、でも、あっという間に夕方、解散時刻になっていたのだった。
…… ……
月曜は仕事。朝のヒコーキで東京へと移動するだけの予定。
さぁ、とうとう会社員生活に復帰である。嗚呼。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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この記事には「デキ12021号 貸切撮影会」に参加して撮影した写真が含まれます。
よって、事情により、この記事では写真の撮影時刻・場所等の記載を省略します。
なお、この撮影会は、ある団体が企画したものであり、富山地方鉄道が主催した
イベントではありません。したがって、撮影会の詳細に関して地鉄に問合せなどは
絶対にしないようにお願いいたします。
また、この記事の写真には、通常では撮影による立ち入りが認められない場所で
許可を得て撮影した写真や、通常の運行ではあり得ない場面が含まれます。
後ほど(たぶん)<詳細版>を書くことにすると思うのだが...
「デキ12021号」というのは富山地鉄に1両だけ残った電気機関車。
側面の銘板に刻まれた赤い文字、「昭和33年 東芝」が示す通り、黒部川の電源開発、
映画にもなった、いわゆるクロヨン、黒部川第四発電所建設のために導入された
1形式1両の、まさに“虎の子”の電気機関車。
ご多分に漏れず、富山地鉄でも半世紀近く前に線内のローカル貨物の扱いは止めて
いるものの、年に数回のバラスト、線路下に敷く採石の輸送・散布作業のためだけに
この老兵は、大事に大事に残されている。つまり営業列車に充当される可能性はゼロ。
富山地鉄を撮る者にとっては、一度は撮っておきたい車両なのである。
でも、工臨(工事用臨時列車)の設定は公開されるはずも無く。
というわけで、貸切撮影会となったのである。
そのときの“バラスト工臨”の編成を、自分たちの撮影目的だけのために走らせて
もらったということ。
それにしても...
…… ……
「バケツをひっくり返したような雨」という表現があるが...そんなのとは桁違い。
もはや、洗濯機の中に居るような、そんな感じ。傘はアルミの骨組みが一瞬で折れ、
自分自身もまっすぐ立っていることができないほどの強い風。雨が渦を巻いて
回転しながら吹き付けてくるような感じ。目を開けているだけで精一杯。
「なんで、こんな時に水田地帯の吹きっさらしで、三脚を支えているの!?」
ちょっと身の安全を...、そう思いたくなる状況でもカメラを構え続けた<変態鉄>。
ジーンズの縫い目から一斉に雨水がしみこんでくるという貴重な体験(?)。
4月とは思えない寒さの中、手足の感覚も失われるような...
ガタガタ震えてきて。我ながらに「何やってんだ!?」という感じだったことも
あったが...
未明の集合時間から13時間半余りだっただろうか、あまりにも濃すぎて“前半戦”が
遠い過去のような気がしてしまう、そんな撮影会だった。
…… ……
2018年4月7日(日)雨一時雪、午後は時々晴れ
いやはや...
やはり、富山地鉄を撮るときはバックに立山連峰が入るかどうかが大きなポイント。
まさに“ネコの目”、めまぐるしく変わっていく何とも不可思議な天気の中で、
デキホキ編成の通過に合わせるように晴れてくれて、そして、立山連峰も
姿を現してくれたのは、この片貝川鉄橋のシーン。
土手のサクラと、橋梁サイドからの“山バック”、迷いつつこちらに賭けて正解!!
写真としては平凡だが、でも、自分としては、この日最高の1枚と思っている。
それにしても...
立山線沿線は吹雪のような雪になっていて。
すでにサクラも散って、ふだん東京の天気予報では「夏日」などというコトバが
出てくる時期になって...である。
4月の撮影会とは思えないような写真が撮れた。
ただ、その季節外れの厳しい寒さのせいで、あの千垣鉄橋が雪景色した中をゆく
デキホキ編成の姿を見ることができて。
地形の関係上、奥に見える白い雪を被った山並みが白飛びしそうで怖かったが...
手はかじかんでレリーズスイッチを握っているのが辛いくらいの状況の中、
必死にボタンを押し続けた<変態鉄>の粘り勝ち!?
下を流れる常願寺川の流れが、とても澄んでいたのでタテ位置にして。
定期営業列車の合間を縫っての設定だけに、途中駅でまとまった停車時間が
あることもあるのは臨時列車の常。有峰口駅でデキホキ編成と定期営業列車との交換。
その様子も記録することができた。そう、相手は何と14722編成。
これには<変態鉄>としては、雪が降りしきる中でも熱くならずには居られなかった。
これは偶然なのか、何かの巡り合わせなのか...
この日は朝から夕方までずっと、これまた地鉄生え抜き、最古参の14722編成が
撮影会列車の直前を走る定期営業列車になっているシーンが多かったようで。
デキホキの通過、数分前にやって来た普通電車が、これまた<変態鉄>の大好物
だったのである。定番のあの地点で。山頂に雲がかかっているとはいえ、
立山バックで14722編成とデキホキ編成を撮ることができたのである。
もちろん、こんな走行シーンも。
寒さに震えながらも、でも、あっという間に夕方、解散時刻になっていたのだった。
…… ……
月曜は仕事。朝のヒコーキで東京へと移動するだけの予定。
さぁ、とうとう会社員生活に復帰である。嗚呼。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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