2017夏、中国地方へ(33)吉ヶ原、寸景 [保存車・廃線跡]
この記事がアップされる頃、自分は寝台列車の車内で...
【2016年4月3日6時16分】 山陽本線・岡山駅
ちょうど倉敷に向かっているはず。どうやら天気は絶望的ではあるものの、
久々のキハ205との再会。雨に備えて、カメラの防水シートも入れてきた。
1枚でも多く...、水島のキハたちを楽しんできたい。
何だか、岡山の<鉄>の話題ばかりになっていて、「一体、どこの人??」状態だが
でも、来週には関東地方の<地元鉄>の話題も、取りあげられそう...。
さてさて、引き続き9月3日の吉ヶ原の話題である。
…… ……
2017年9月3日(日)曇りのち晴れ
吉ヶ原周辺には同和鉱業片上鉄道線...というか、古き良き昭和の鉄道情景が
随所に残っていたのである。
【2017年9月3日10時02分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(黄福柵原駅)
いや、もちろん昭和初期に製造された国鉄のガソリン動車に由来するキハたちは
もちろんのこと。さらには、2014年に新築の黄福柵原駅舎内だって、
前回の訪問記でご紹介したとおり(→ こちら)、さらに写真パネルや...
【2017年9月3日12時09分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(黄福柵原駅)
タブレットの展示もあるのである。
ちなみに、鉄道の閉塞方式として使われる“タブレット”とは、本来、この
真鍮製の“タマ”を指す。意外と革製の「カバンキャリア」をタブレットだと
思っている人が多いみたいで。
【2017年9月3日15時25分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(吉ヶ原駅)
そのタブレットも“現役”。発車を前にキハの運転士さんに、そのカバンキャリアに
入れられたタブレットが駅員さんから渡される。
さてさて...
吉ヶ原、黄福柵原、両駅とも窓口でお願いすると同線現役時を模した各種の硬券を
販売してくれる。ダッチングマシン(← ヘンな響きだが、日付印字機)に通す
“ガチャン”という音が響き渡るのである。
【2017年9月3日12時28分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(吉ヶ原駅)
吉ヶ原駅から黄福柵原駅に向かって、線路沿いに歩いてみると...
駅構内外れ、駐車場の先にある踏切は同線現役時代のままのように思われる。
【2017年9月3日11時50分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
木造の警手小屋、“ガーガー”激しいノイズに続いて列車を発車させる旨の連絡が
無線機を通じて聞こえてくる。そうすると、保存会の人が、警手小屋の壁面にある
ハンドルをグルグルと。この写真ではわかりにくいが遮断竿には細いワイヤが
付いていて、それがハンドルの所に繋がっている。
もちろん、踏切機の警報音は“打鐘式”である。カンカンという電子音では無く
むしろ、カチンカチンに近い、本当に鐘をつく音が鳴る。
【2017年9月3日12時24分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
その先、桜並木のあたり。この展示運転線、映画やTVドラマのロケに使われる
ことも少なくないようで、ここにも映画のタイトルを記した看板が立てられている。
でも、そのヨコには...
かつては第四種踏切か、はたまた、地元の方向けの“非正規”な踏切か...
ここにもあったのだろうか。列車の通過予定時刻を示す表示板が残っていた。
午前・午後とも各1本、「貨物」という記載もあり。いつ頃のものなのかは書かれて
いなかったが、廃線まで3年の1988年(昭和63年)には貨物輸送が全廃されており、
つまり、これが設置されたのは昭和の頃だったと推測される。
…… ……
【2017年9月3日14時59分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(吉ヶ原駅)
午後、この日最後の展示運転は吉ヶ原駅 15時ちょうど発。
(この後に、15:30発の“臨時便”が運転され、それが本当の最終)
それを吉ヶ原駅で見送ることにしたのは、コレをゲットするため。
16:00発の「レトロリレーバス」である。
乗車整理券式で津山まで無料!!
公共交通を利用して、地域の活性化のための社会実験的運転なのだが、
半年間の運転期間、その最終日にあたっていたのだった。
【2017年9月3日15時13分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
岡山県内のバス事業者の希少車を順番に充当してきた、このリレーバス。
この日も、中鉄北部バスの「レインボー」による運転。
15時過ぎ、津山まなびの鉄道館からの乗客を乗せたリレーバスが到着、
バスの周囲にはカメラの砲列ができたのだった。(つづく)
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【2016年4月3日6時16分】 山陽本線・岡山駅
ちょうど倉敷に向かっているはず。どうやら天気は絶望的ではあるものの、
久々のキハ205との再会。雨に備えて、カメラの防水シートも入れてきた。
1枚でも多く...、水島のキハたちを楽しんできたい。
何だか、岡山の<鉄>の話題ばかりになっていて、「一体、どこの人??」状態だが
でも、来週には関東地方の<地元鉄>の話題も、取りあげられそう...。
さてさて、引き続き9月3日の吉ヶ原の話題である。
…… ……
2017年9月3日(日)曇りのち晴れ
吉ヶ原周辺には同和鉱業片上鉄道線...というか、古き良き昭和の鉄道情景が
随所に残っていたのである。
【2017年9月3日10時02分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(黄福柵原駅)
いや、もちろん昭和初期に製造された国鉄のガソリン動車に由来するキハたちは
もちろんのこと。さらには、2014年に新築の黄福柵原駅舎内だって、
前回の訪問記でご紹介したとおり(→ こちら)、さらに写真パネルや...
【2017年9月3日12時09分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(黄福柵原駅)
タブレットの展示もあるのである。
ちなみに、鉄道の閉塞方式として使われる“タブレット”とは、本来、この
真鍮製の“タマ”を指す。意外と革製の「カバンキャリア」をタブレットだと
思っている人が多いみたいで。
【2017年9月3日15時25分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(吉ヶ原駅)
そのタブレットも“現役”。発車を前にキハの運転士さんに、そのカバンキャリアに
入れられたタブレットが駅員さんから渡される。
さてさて...
吉ヶ原、黄福柵原、両駅とも窓口でお願いすると同線現役時を模した各種の硬券を
販売してくれる。ダッチングマシン(← ヘンな響きだが、日付印字機)に通す
“ガチャン”という音が響き渡るのである。
【2017年9月3日12時28分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(吉ヶ原駅)
吉ヶ原駅から黄福柵原駅に向かって、線路沿いに歩いてみると...
駅構内外れ、駐車場の先にある踏切は同線現役時代のままのように思われる。
【2017年9月3日11時50分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
木造の警手小屋、“ガーガー”激しいノイズに続いて列車を発車させる旨の連絡が
無線機を通じて聞こえてくる。そうすると、保存会の人が、警手小屋の壁面にある
ハンドルをグルグルと。この写真ではわかりにくいが遮断竿には細いワイヤが
付いていて、それがハンドルの所に繋がっている。
もちろん、踏切機の警報音は“打鐘式”である。カンカンという電子音では無く
むしろ、カチンカチンに近い、本当に鐘をつく音が鳴る。
【2017年9月3日12時24分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
その先、桜並木のあたり。この展示運転線、映画やTVドラマのロケに使われる
ことも少なくないようで、ここにも映画のタイトルを記した看板が立てられている。
でも、そのヨコには...
かつては第四種踏切か、はたまた、地元の方向けの“非正規”な踏切か...
ここにもあったのだろうか。列車の通過予定時刻を示す表示板が残っていた。
午前・午後とも各1本、「貨物」という記載もあり。いつ頃のものなのかは書かれて
いなかったが、廃線まで3年の1988年(昭和63年)には貨物輸送が全廃されており、
つまり、これが設置されたのは昭和の頃だったと推測される。
…… ……
【2017年9月3日14時59分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園(吉ヶ原駅)
午後、この日最後の展示運転は吉ヶ原駅 15時ちょうど発。
(この後に、15:30発の“臨時便”が運転され、それが本当の最終)
それを吉ヶ原駅で見送ることにしたのは、コレをゲットするため。
16:00発の「レトロリレーバス」である。
乗車整理券式で津山まで無料!!
公共交通を利用して、地域の活性化のための社会実験的運転なのだが、
半年間の運転期間、その最終日にあたっていたのだった。
【2017年9月3日15時13分】 岡山県美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
岡山県内のバス事業者の希少車を順番に充当してきた、このリレーバス。
この日も、中鉄北部バスの「レインボー」による運転。
15時過ぎ、津山まなびの鉄道館からの乗客を乗せたリレーバスが到着、
バスの周囲にはカメラの砲列ができたのだった。(つづく)
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