2017夏、中国地方へ(6)終着駅・錦町 [鉄分の濃い旅行記録]
最近、仕事面でなかなか忙しい日が続いている。
「そんな、いつもいつも忙しいって、何の仕事しているの!?」
という疑問を抱かれる方も、きっといらっしゃるのではなかろうか!?
でも、決して景気が良いので忙しいのではない。
言いたいことは山ほどあるのだが、ただ、ダラダラと、いつまで経っても
先の見えない忙しさなのである。
そんな中でも、何とかこのブログは「毎晩更新」を維持したいと
考えているところ。
でも、ここのところ、読者登録(RSS購読)しているブログの新着記事くらいしか
拝見することができておらず。ソネブロ名物(?)の「nice!」も
“巨額の貿易黒字”状態。せっかく読みに来ていただいて、
「nice!」のボタンを押していただいているにもかかわらず、
こちらからは全然訪問できておらず、本当に申し訳なくて。
興味のあるブログ、お邪魔したいと思っているところは多いのだが、
なかなかそれが叶わない。
【2017年8月30日12時04分】 錦川清流線・錦町駅
でも、そんな中、今日も引き続き、8月30日の錦川清流線の話題。
終着駅・錦町駅に車庫と本社が“同居”しており、同線の拠点駅のようになっている。
…… ……
2017年8月30日(水)晴れ
写真が時系列に並んでいないのは気にしないことにして...
(第525D列車で到着時と、第530D列車を待つ間の2回に分けて撮影している)
【2017年8月30日11時00分】 錦川清流線・錦町駅
<変態鉄>が錦町駅に降り立ったのは11時。
【2017年8月30日12時04分】 錦川清流線・錦町駅
第525D列車として到着したNT3001「せせらぎ」号は転線して入庫となる。
錦川鉄道も30年前の発足当時は、6両のディーゼル動車でスタートしたが、
2007年からの朽置換により、現在は4両の小所帯になっている。
NT3002号を除く3両のNT3000形の姿が確認できる。
そして、奥に居るキハ40 1009号車が気になったのが、同線訪問のキッカケ。
さて、駅裏には山の斜面が迫り、ホームからは錦川の流れがチラッと見えて。
一見すると、高架駅のような雰囲気のある駅...というのが第一印象。
【2017年8月30日12時02分】 錦川清流線・錦町駅
この駅だけは駅員さんがいて、改札口もある。
改札へは長い階段を下りて。(上るときに撮ったのだが...)
【2017年8月30日11時58分】 錦川清流線・錦町駅
改札ラッチの上に吊られた発車案内が何だか懐かしい感じ。何ともアナログ。
そんな窓口で声をかけて...
今年はJR発足、つまり、国鉄の分割民営化から30年ということで<鉄>にとって
大きな節目の年でもある。
ちょうど、その時期に特定地方交通線に分類された全国のローカル線が
「廃線 → バス転換」か、「第3セクターとして存続」か、その選択を
迫られた訳で。自分がよく訪れる、いすみ鉄道も来年、30周年を迎える。
こちらは、一足早く今年7月に開業30周年を迎え、そのイベントも行われた。
記念の「途中下車の旅 硬券セット」(2,500円)を購入。全区間の隣接駅間の
硬券乗車券(B型硬券)と未成線に終わった「岩日北線」の幻の出市駅までの
模擬乗車券のセット。
ついでに、硬券入場券も。金色で「錦」の字が入っている珍しいデザイン。
こちらはお願いして入鋏して貰った。
裏面には会社沿革、中面には岩日線開業からの写真が掲載されており、
このブログ記事を書くのにも大いに役立ったのだった。
開業記念列車はキロ28を組み込んだ豪華編成で錦町駅までやって来たみたい。
小旗を振って出迎える写真もあった。
【2017年8月30日11時14分】 錦川清流線・錦町駅
さて、いったん駅の外へ。
写真左には上っていく坂が見える。ここを上ればキハ40形の居るあたりへ...
【2017年8月30日11時15分】 錦川清流線・錦町駅
そう、駅前の坂道を上れば、ほどなく道路はレール面と同じ高さになる。
でも、残念ながら建物の影になって、キハ40の姿は...
さて、ここで“回れ右”。線路は錦町駅で途切れているが、ここからあと40 km、
島根県に入って日原駅まで繋がる予定だった。その4割ほどの区間については
国鉄再建法により建設が凍結されるまでの期間に、かなりの部分で完成、
路盤も仕上がっていて、「あとは線路を敷くだけ...」に近いところまで
できていたという。その“廃線跡”を利用して、電動自動車で雙津峡温泉まで
遊覧車「とことこトレイン」が接続している。(この日は運転日では無い)
【2017年8月30日11時16分】 錦川清流線・錦町駅付近
2編成のうち1本が錦町駅の車庫内で留置されていた。
【2017年8月30日11時15分】 錦川清流線・錦町駅付近
ちゃんと駅名板もある立派なホームが用意されており、もしかしたら
キハが走っていたかも知れない、その“夢の跡”を遊覧自動車が往復している。
…… ……
この後の町歩きの話題は昨日の記事でご紹介した通り。
正午に、再び、錦町駅に戻ってきて。
【2017年8月30日11時52分】 錦川清流線・錦町駅
こんな展示を眺めた後は...
12時半の第530D列車には少々早かったが階段を上ってホームへ。
【2017年8月30日11時52分】 錦川清流線・錦町駅
ホーム上には腕木式信号機が鎮座。この不自然な低さが...
現在では自動閉塞式になっているが、転換当初は北部の一部区間でタブレットが
使用されていたという。
さて、そして、目の前に居るのがキハ40 1009号車。
今年の春まで宇都宮に居て、烏山線で活躍していたのだった。
【2017年8月30日12時04分】 錦川清流線・錦町駅
岩国市の補助もあって『レトロ調車輌』として錦川鉄道が購入、当初は9月頃から
運行開始とアナウンスされていたが、現在のところ、錦川鉄道の公式サイトには
この車輌の運転開始の話題は出てきていない。
<鉄>としては、どんな姿(外観)になるのかが一番気になるところなのだが、
いまのところ、外観に大きな変化はなかった。
ここからは<変態鉄>の“妄想”になるのだが...
“キハ40形らしい外観”を残したまま運用に入るのでは無いかと思っている。
軽微な改装や塗色変更くらいなら錦町駅に隣接する車庫でもできそうだが、
構体に手を入れるような大がかりな改装を行うなら、自社工場では無く、
宇都宮から岩国まで移動するまでに、大きな車輌工場に入場したはず。
JR西日本では、まだまだ多数のキハ40系が活躍しており、岩徳線も走っているが
こちらは“延命工事”を施工されて窓まわりなど、大幅に姿を変えている。
【2017年8月30日11時52分】 錦川清流線・錦町駅
ぜひ、“国鉄型”らしさの残る、この1009号車にはこのままのスタイルで
走って欲しいと思っているのである。
烏山線時代の七福神のステッカーは残っているが、区名札には「錦川」、
国鉄時代を彷彿とさせる「錦町 ←→ 岩国」の側サボ、期待が膨らむ。
でも、所属標記は「宮ミヤ」、つまり、「大宮支社・宇都宮運転所」のまま。
ここが、何になるのかもマニアとしては気になるところ。
では、車内は...!?
近づけないのでよく分からなかったのだが...
【2017年8月30日12時07分】 錦川清流鉄道・錦町駅
頑張って覗き込んでみたら、どうやら烏山線時代のロングシートの車内は
そのままで、それに沿ってレール方向に平行に2本、テーブルが設置され。
車内で料理が味わえるような列車になるのだろうか。
前記事にも書いた通り、岩国というのは広島からのアクセスも良く
観光客を取り込める下地はあると思うので、ぜひ、「錦川清流線のキハ」に
頑張って欲しいと願っている<変態鉄>だった。
さて、まもなく時間。
岩国から戻ってくるNT3002「ひだまり」号をホーム端で。
【2017年8月30日12時13分】 錦川清流線・錦町駅
それにしても、錦町駅の構内はかなりの部分に短尺レールが使われているみたいで。
望遠で圧縮すると、そのレールの継ぎ目が目立って。
撮りながら、そんなことが気になってしまう<変態鉄>だった。
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「そんな、いつもいつも忙しいって、何の仕事しているの!?」
という疑問を抱かれる方も、きっといらっしゃるのではなかろうか!?
でも、決して景気が良いので忙しいのではない。
言いたいことは山ほどあるのだが、ただ、ダラダラと、いつまで経っても
先の見えない忙しさなのである。
そんな中でも、何とかこのブログは「毎晩更新」を維持したいと
考えているところ。
でも、ここのところ、読者登録(RSS購読)しているブログの新着記事くらいしか
拝見することができておらず。ソネブロ名物(?)の「nice!」も
“巨額の貿易黒字”状態。せっかく読みに来ていただいて、
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こちらからは全然訪問できておらず、本当に申し訳なくて。
興味のあるブログ、お邪魔したいと思っているところは多いのだが、
なかなかそれが叶わない。
【2017年8月30日12時04分】 錦川清流線・錦町駅
でも、そんな中、今日も引き続き、8月30日の錦川清流線の話題。
終着駅・錦町駅に車庫と本社が“同居”しており、同線の拠点駅のようになっている。
…… ……
2017年8月30日(水)晴れ
写真が時系列に並んでいないのは気にしないことにして...
(第525D列車で到着時と、第530D列車を待つ間の2回に分けて撮影している)
【2017年8月30日11時00分】 錦川清流線・錦町駅
<変態鉄>が錦町駅に降り立ったのは11時。
【2017年8月30日12時04分】 錦川清流線・錦町駅
第525D列車として到着したNT3001「せせらぎ」号は転線して入庫となる。
錦川鉄道も30年前の発足当時は、6両のディーゼル動車でスタートしたが、
2007年からの朽置換により、現在は4両の小所帯になっている。
NT3002号を除く3両のNT3000形の姿が確認できる。
そして、奥に居るキハ40 1009号車が気になったのが、同線訪問のキッカケ。
さて、駅裏には山の斜面が迫り、ホームからは錦川の流れがチラッと見えて。
一見すると、高架駅のような雰囲気のある駅...というのが第一印象。
【2017年8月30日12時02分】 錦川清流線・錦町駅
この駅だけは駅員さんがいて、改札口もある。
改札へは長い階段を下りて。(上るときに撮ったのだが...)
【2017年8月30日11時58分】 錦川清流線・錦町駅
改札ラッチの上に吊られた発車案内が何だか懐かしい感じ。何ともアナログ。
そんな窓口で声をかけて...
今年はJR発足、つまり、国鉄の分割民営化から30年ということで<鉄>にとって
大きな節目の年でもある。
ちょうど、その時期に特定地方交通線に分類された全国のローカル線が
「廃線 → バス転換」か、「第3セクターとして存続」か、その選択を
迫られた訳で。自分がよく訪れる、いすみ鉄道も来年、30周年を迎える。
こちらは、一足早く今年7月に開業30周年を迎え、そのイベントも行われた。
記念の「途中下車の旅 硬券セット」(2,500円)を購入。全区間の隣接駅間の
硬券乗車券(B型硬券)と未成線に終わった「岩日北線」の幻の出市駅までの
模擬乗車券のセット。
ついでに、硬券入場券も。金色で「錦」の字が入っている珍しいデザイン。
こちらはお願いして入鋏して貰った。
裏面には会社沿革、中面には岩日線開業からの写真が掲載されており、
このブログ記事を書くのにも大いに役立ったのだった。
開業記念列車はキロ28を組み込んだ豪華編成で錦町駅までやって来たみたい。
小旗を振って出迎える写真もあった。
【2017年8月30日11時14分】 錦川清流線・錦町駅
さて、いったん駅の外へ。
写真左には上っていく坂が見える。ここを上ればキハ40形の居るあたりへ...
【2017年8月30日11時15分】 錦川清流線・錦町駅
そう、駅前の坂道を上れば、ほどなく道路はレール面と同じ高さになる。
でも、残念ながら建物の影になって、キハ40の姿は...
さて、ここで“回れ右”。線路は錦町駅で途切れているが、ここからあと40 km、
島根県に入って日原駅まで繋がる予定だった。その4割ほどの区間については
国鉄再建法により建設が凍結されるまでの期間に、かなりの部分で完成、
路盤も仕上がっていて、「あとは線路を敷くだけ...」に近いところまで
できていたという。その“廃線跡”を利用して、電動自動車で雙津峡温泉まで
遊覧車「とことこトレイン」が接続している。(この日は運転日では無い)
【2017年8月30日11時16分】 錦川清流線・錦町駅付近
2編成のうち1本が錦町駅の車庫内で留置されていた。
【2017年8月30日11時15分】 錦川清流線・錦町駅付近
ちゃんと駅名板もある立派なホームが用意されており、もしかしたら
キハが走っていたかも知れない、その“夢の跡”を遊覧自動車が往復している。
…… ……
この後の町歩きの話題は昨日の記事でご紹介した通り。
正午に、再び、錦町駅に戻ってきて。
【2017年8月30日11時52分】 錦川清流線・錦町駅
こんな展示を眺めた後は...
12時半の第530D列車には少々早かったが階段を上ってホームへ。
【2017年8月30日11時52分】 錦川清流線・錦町駅
ホーム上には腕木式信号機が鎮座。この不自然な低さが...
現在では自動閉塞式になっているが、転換当初は北部の一部区間でタブレットが
使用されていたという。
さて、そして、目の前に居るのがキハ40 1009号車。
今年の春まで宇都宮に居て、烏山線で活躍していたのだった。
【2017年8月30日12時04分】 錦川清流線・錦町駅
岩国市の補助もあって『レトロ調車輌』として錦川鉄道が購入、当初は9月頃から
運行開始とアナウンスされていたが、現在のところ、錦川鉄道の公式サイトには
この車輌の運転開始の話題は出てきていない。
<鉄>としては、どんな姿(外観)になるのかが一番気になるところなのだが、
いまのところ、外観に大きな変化はなかった。
ここからは<変態鉄>の“妄想”になるのだが...
“キハ40形らしい外観”を残したまま運用に入るのでは無いかと思っている。
軽微な改装や塗色変更くらいなら錦町駅に隣接する車庫でもできそうだが、
構体に手を入れるような大がかりな改装を行うなら、自社工場では無く、
宇都宮から岩国まで移動するまでに、大きな車輌工場に入場したはず。
JR西日本では、まだまだ多数のキハ40系が活躍しており、岩徳線も走っているが
こちらは“延命工事”を施工されて窓まわりなど、大幅に姿を変えている。
【2017年8月30日11時52分】 錦川清流線・錦町駅
ぜひ、“国鉄型”らしさの残る、この1009号車にはこのままのスタイルで
走って欲しいと思っているのである。
烏山線時代の七福神のステッカーは残っているが、区名札には「錦川」、
国鉄時代を彷彿とさせる「錦町 ←→ 岩国」の側サボ、期待が膨らむ。
でも、所属標記は「宮ミヤ」、つまり、「大宮支社・宇都宮運転所」のまま。
ここが、何になるのかもマニアとしては気になるところ。
では、車内は...!?
近づけないのでよく分からなかったのだが...
【2017年8月30日12時07分】 錦川清流鉄道・錦町駅
頑張って覗き込んでみたら、どうやら烏山線時代のロングシートの車内は
そのままで、それに沿ってレール方向に平行に2本、テーブルが設置され。
車内で料理が味わえるような列車になるのだろうか。
前記事にも書いた通り、岩国というのは広島からのアクセスも良く
観光客を取り込める下地はあると思うので、ぜひ、「錦川清流線のキハ」に
頑張って欲しいと願っている<変態鉄>だった。
さて、まもなく時間。
岩国から戻ってくるNT3002「ひだまり」号をホーム端で。
【2017年8月30日12時13分】 錦川清流線・錦町駅
それにしても、錦町駅の構内はかなりの部分に短尺レールが使われているみたいで。
望遠で圧縮すると、そのレールの継ぎ目が目立って。
撮りながら、そんなことが気になってしまう<変態鉄>だった。
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キハキハ~!七福神が、烏山線のままだわさ!
ここが岩国・・・頭がこんがらがってしまいます。
(私個人が、岩国から宇都宮へ転勤した過去)
by hanamura (2017-09-16 06:24)
hanamuraさん
コメントありがとうございます。
そうなんです。hanamuraさんとは逆になりましたが、長年、宇都宮で過ごしていたキハが「第二の人生」として岩国にやってきております。現時点では思った以上に烏山線時代そのままの姿でした。
まだ、発表はありませんが今秋以降に錦川清流線を走るかと思いますので、走り出したら、また取りあげてみたいと思います。
by あるまーき (2017-09-16 09:54)